コウタVSティスat GAMEROBO
コウタVSティス - 暇つぶし2ch458:それも名無しだ
08/01/29 21:01:12 mF9GOEbs
最初はティス死ねと思ってたけど
このスレ見てあっという間にティス萌えになりました

459:それも名無しだ
08/01/29 23:47:18 NCf84DdB
SS投下する人は大体空気読める人だから
案の定、水さすのを嫌って542の続き待ちでスレ止まっちゃったな。
ちと残念だ。


460:それも名無しだ
08/01/29 23:53:17 en/clffy
>>562
ゴメン、そんなことない。ただ時間がないだけなんだ。

461:桃源極楽郷編
08/01/30 00:05:53 qXgd3jO7
ティス「うわっ!ひろーい!」
ショウコ「こらっ!そんなにはしゃいでると転んじゃうよ?」
ティス「だってだって家のお風呂と全然違うもん!!」
フィオナ「こういうとこ見ると年相応の可愛さなんだけどねー。」
ミズホ「そうですよね、ほらピニスちゃんもそんなとこいないでこっちにいらっしゃい。」
デスピニス「こ、こういうの初めてだから・・・、は、恥ずかしいです・・・。」
ティス「アタイもショウコ以外とこんな風にして入るの初めて!それにしても・・・。」
ショウコ「?」
ティス「いっつも思うけどショウコはおっぱい大きくていいなー。」
ショウコ「そ、そんなこと無いよ!それに大きさだったら・・・。」
ミズホ「あ、あたしですか!?」
ショウコ「着やせするタイプとは聞いていたけど・・・。」
ティス「タオルの上からでも分かるぐらいすっごい・・・。」
ミズホ「あわわ!そんな事ないですよ!大きくても邪魔なだけだし・・・。」
フィオナ「富める者は貧しき者の気持ちなんてわかんないのよ・・・。」
ティス「む!デスピニス!ちょっとこっち来なさい!」
デスピニス「え?な、なに?」
ティス「むー・・・。」
デスピニス「えっ?ちょ、ちょっと待って、やぁ・・・、んっ・・・。」
ティス「やっぱり!アンタちょっと大きくなってる!!ずるい!」
デスピニス「そ、その・・・、最近ちょっとだけ・・・。」
ティス「きーっ!世の中不公平よ!納得いかない!!」
フィオナ「あたし、アンタとは仲良くやっていけそうな気がするわ。」
ティス「フィオナお姉ちゃん!!」
フィオナ「胸なんて飾りよ!エロい男にはそれが分からないのよ!」
ティス「そうだ!そうだ!貧乳はステータスだ!希少価値だ!!」
ショウコ「お、落ち着いて二人とも・・・、胸の大きさで全て決まる訳じゃないんだから。」
ティス「でも男の人は大きいおっぱいの方が好きなんでしょ!?」
ミズホ「そ、それはその人の嗜好にもよりますし・・・。」
アリオン「そうそう、胸の大きさなんかよりも大事な魅力もあるものさ。」
ミズホ「ですよねー、ってええっ!?」
フィオナ「なんでアンタが女湯にいんのよ!!」
アリオン「俺は自由戦士だからな、どっちの風呂に入るかも自由なのさ。」
ティス「なんだよそれ!!」
ショウコ「言い訳は地獄で聞いてあげるわ・・・。」

見 よ う 見 真 似
真 覇 猛 撃 裂 破

ティス「す、すごい・・・、随分高くまで飛んでったよ・・・。」
ミズホ「生きてるのかな・・・?」
フィオナ「まぁ、死んでても最後にこの世で見れたのが桃源郷だったから悔いはないでしょ。」
ショウコ「ふんっ!もうサイテー!」
デスピニス「お馬さん並み・・・(ドキドキ)」

462:それも名無しだ
08/01/30 00:08:28 qXgd3jO7
コウタ「いやー、やっぱ広い風呂は気持ちいいねぇ。」
ラリアー「今日はほとんど僕たちの貸切みたいですね。」
コウタ「ふぃー、極楽極楽。」
ラリアー「・・・コウタさんのって凄いですね、羨ましいです・・・。」
コウタ「ん、そうか?でもお前も年の割には立派だと思うぜ?」
ラリアー「そ、そんな、それだったらフォルカさんなんてまさに修羅王って感じですよ。」
フォルカ「うむ、これは修羅の男のステータスだからな!」
ラウル「な!な!なんの話してんだお前らはー!?」
コウタ「は?筋肉の話だけど?ラリアーなんてほっそいくせにしっかり力瘤出せるんだぜ?」
ラージ「おや?ラウルは一体何の話と勘違いしたんでしょうか?」
ラウル「な、何でもないさ!ハハハ。それよりラージは壁に向かって一体何してるんだ?」
ラージ「いえ、この壁の向こう側に彼女らのあられもない姿があるかと思いましてね。」
ラウル「な、何言ってるんだ?」
ラージ「この壁ちょっと分解してみましょうか。」
ラウル「わー!誰かこいつを止めろ!!」
ラージ「何故止めるのですか?貴方もミズホの豊満な肉体を思う存分網膜に焼き付けたいでしょう?」
ラウル「なあっ!?」
ラージ「コウタもティスのまだ未成熟な幼い肢体を隅々まで眺めたいと思いますよね?」
コウタ「お、思わねえよ!!」
ラージ「何を恥ずかしがっているんですか?好意を抱いている女性の肌を見たいのは当然の欲求ですよ。」
ラリアー「あの・・・、コウタさん、せめてもう少しティスが大きくなるまでそういうのは・・・。」
コウタ「だーかーら、思わねえつってんだろ!!」
ラージ「やれやれ、フォルカもショウコの健康的な体に興味ありますよね?」
フォルカ「なっ・・・!?」
コウタ「てめえっ!フォルカ!そんなの俺はまだ許さねえぞ!」
フォルカ「待て、コウタ、落ち着くんだ。」
コウタ「お前らはまだまだ清く正しい交際じゃねえと俺は許さん!!」
ラージ「やれやれ、誰も理解してくれないとは。天才というものはいつも孤独なものですね。」

ヒューン
ドッカーン!!!!!

コウタ「な、なんだなんだ?隕石か?」
ラリアー「ゴミクズのように見えますけど多分これアリオンさんですよ。」
フォルカ「今、ショウコの覇気を感じたが一体何が・・・。」
ラージ「何か嫌な予感がするので壁の分解はやめておきましょう、勇気と無謀は違いますからね。」
ラウル「それよりもどうすんだこれ?」
コウタ「うーん、とりあえず・・・。」
フォルカ「岩でも抱かせて沈めておくか。」

463:それも名無しだ
08/01/30 00:15:07 qXgd3jO7
遅くなりました申し訳ないです!
しかも>>565にタイトル付けるの忘れた・・・
一応野郎風呂漢湯地獄編でした

>>544
ちょっと人数増えすぎると収拾付かなくなりそうなので今回はお休みさせて頂きました
フェルナンドの事はぶっちゃけ忘れてただけですが
その代わりバレンタインって事でアイビスとのスイーツ話とかそのうち投下するかもです

>>562
ごめんなさい!ごめんなさい!
完成は少し前にできてたんですが友人から電話あって遅くなりました・・・

一応枕投げバトルも考えてたりしてましたが流れ止めるようであればやめといた方いいのかな・・・

464:それも名無しだ
08/01/30 00:33:58 f4v1r3Vp
>>564>>565
わるこにゃう乙!!
自由戦士‥死に場所も自由か‥黙祷
そして予想通りぺったんこ同盟が結成された

465:それも名無しだ
08/01/30 00:34:07 d3AlSyXP
>>566
むしろ続きをお願いします
むしろ、貴方のSSは流れが止まる位待たれているんですから自信を持って

466:それも名無しだ
08/01/30 00:43:16 XBDwX3ol
>>564
グッジョブ!
デスピニス、しっかり見てるとこは見てるのなw
それとこのスレショウコは大分達人になってきてるw

467:それも名無しだ
08/01/30 00:49:33 Qsabq53W
>>565
最後のアリオンの扱いヒデェー!!
>>566
ふふふ・・・お前のSSを待っているぞ!!

468:それも名無しだ
08/01/30 01:05:50 hglAsWUm
今回も実にわるこなにゃう!
アリオン、覗いた上にお馬さん並みかよ! 羨ましいぜ!!

そして今更ながら>>509のタイプミスの人気に嫉妬

469:フェルナンド
08/01/30 02:45:51 wJRKcYT9
>>564
絶望した! 忘れ去られて絶望したぁぁぁぁ!!
蝕まれた! 身も心もぉぉぉぉ!!


470:それも名無しだ
08/01/30 05:58:51 x5ukzzrq
わるこなにゃうぞ乙!
アリオンはお馬さん並みでも女修羅とODEな関係にならん気がする。
「俺は自由戦士、抱かないのも自由」とか言って気になるアイツに操立ててそうというか。
まぁさっきのアリオンは正に自由に戦死したみたいだがな!

>>572
某スレ補正でアイビスとなぜか買い物に行ってる姿が俺の脳裏に。

471:それも名無しだ
08/01/30 08:57:31 mdj41Zfj
このスレ読んでて、ちょっと毛色の違う話を思いついたので貼らせてください。
最終的にはコウvsティスなんだが、最初はちょっと違うかもしれん。
まずかったら削除するから、そのときは遠慮なく叩いてくれw

472:三人からの手紙 ~ラリアー編~
08/01/30 08:59:31 mdj41Zfj
ウーーーーーー…

と、サイレンの音がなる。
休憩時間の合図とともに、掘削中のトンネルの中から、ぞろぞろと作業着に身を包んだ男達が出てくる。
「お疲れさーん」
「あー、腹減ったー」
『お疲れ様でした。過ちのない昼食を…』
「さ、メシだメシだ」
皆、各々が持参した過ちの弁当を開き、過ちのお茶を飲み、ひと時の過ちの休息を楽しみだす。
肉体労働という過ちな重労働の中での一番の心休まる過ちな時間だ。
このトンネル工事の仕事に就任して早2週間。
過ちなく順調に作業は進行していた。

「デュミナスさーん、また手紙届いてるよー」
過ちとはわかっていても心が躍る。
そそくさと事務室に寄り、事務員の女性から過ちなく手紙を受け取る。
『ありがとうございます』
「それにしてもマメだねぇ、お子さんからなんでしょ? いいパパなんだね、いや、ママかい?」
出来る限りの愛想笑いで過ちなく返した。
そして、私は、手短にコンビニ弁当を過ちなく摂取しつつ、
佐藤さんが聞いてるミュージックプレイヤーのように、
田所さんが見ている笑っていい○ものように、
『………』
私の決して過ちではない、大切な子たちからの、手紙を読むことにした。

473:三人からの手紙 ~ラリアー編~
08/01/30 08:59:58 mdj41Zfj
「よ! 隣、いいかい?」
『…?』
視線を向けると、年配層が多いこの作業場には珍しい、過ちをおかしそうな若い男。
『貴方は確か…』
「ああ、俺はカノウってんだ。デュミナスさん、だろ? 頑張ってるらしいじゃないか」
『はぁ…』
カノウと名乗る青年は、私の対面側に座り、弁当を広げがっつき出した。実に過ちだ。
「はむはむ… 俺もバイト暦長いけどさぁ、このバイト自給いいと思わない?」
『そうですね。見入りは出来るだけ多いほうがありがたいです』
「まあキツイっちゃあキツイけどね」
にっこりと、過ちを少なくする人当たりのいい笑顔を向ける青年。
悪い印象は受けなかった。
「いや、まあ、実はさ」
と、頭をぽりぽり書きながら、照れた笑いを向ける青年。
「正直な話、デュミナスさんが読んでる手紙が気になってさ」
『? これ、ですか?』
「いや、いっつも真面目… つうか表情わかんないんだけど、真剣に読んでるみたいだからさ。差し支えなければ見せてほしいなーなんて」
実にすがすがしい過ちっぷりだ。
『ああ、構いませんよ。と言っても、さして胸躍る過ちではありませんが…』
「おお、ありがと! いやぁ、こういうのって、悪いかなーとは思いつつ、気になっちゃってさぁ」
実に素直な青年だ。そういう風に創造したあの子を思い出す。
「で、この手紙って誰からの? 奥さん? …旦那さんとか?」
『この手紙は…』
瞳を天に向けると、清清しいほどの青空が広がっている。

『私の… 決して過ちではない… そう、私の大切な、「子供たち」からの手紙です』

「へえ…」
ちらっと視線をむけると、この青年もつられて空を見上げていた。
(既婚者だったんだ… 知らなかった… つうか結婚してたのか、いいなぁ…)
『…?』
(俺も… 俺だっていつかは… あの宅配先のお姉さん、元気かなぁ… また会いたいなぁ…)

…ふむ。実に過ち。

474:三人からの手紙 ~ラリアー編~
08/01/30 09:00:52 mdj41Zfj
黙々と、今日届いた手紙を読む。
食事を終えたカノウ青年が、私の所に近づいてきた。
地面においていた3通の封筒の差出人を見ている。
「へぇ、ラリアーくんとデスピニスちゃんとティスちゃん、三人もお子さんがいるんだ」
『…ええ。過ちなお年頃の設定で創造しましたので、何かと過ちを犯していないか心配です』
「親ってのはそういうものだよなぁ、でも偉いよなぁ、ちゃんとこうやって手紙を送ってきてくれるなんてさ」
『ええ。そういう風には創造しなかったのですが…』
「デュミナスさん、慕われてるんだなぁ」
『そ、そうでしょうか』

何だろう、過ちに似たこの感情。不思議と悪い気はしない。
…この青年になら、多少は今の私では説明できない感情を、
身の内話をしても、いいのかもしれない。
過ちが起きたら起きたで、それもまた過ちだ。

『…ですが、最近やはり心配でして』
「え、心配? まあ、確かに離れてたら心配だよなぁ、俺も色々心配なことがいっぱいあるよ」
『もし、この子たちが過ちを犯していたら、私は一体どうすれば…』
「? 何か手紙に書いてあったのかい?」
『い、いえ、そういう過ちでは…』
「どれどれ、ちょっと見せて…」
ひとまず、ラリアーからの手紙を渡す。

475:三人からの手紙 ~ラリアー編~
08/01/30 09:01:28 mdj41Zfj
拝啓 残冬が厳しいこの季節、いかがお過ごしでしょうか。
デュミナス様、お元気ですか。ちゃんとお食事を取られてますか。風邪など引いておられぬでしょうか。
お心遣いのお金、ありがとうございました。このお金は大切に使わせて頂きます。

実は先日、ティスが風邪を引いて寝込んでしまいました。
僕達でも風邪を引くということがわかってしまいました。これからは体調管理に一層気をつけたいと思います。
ティスの居候先のコウタさんの看病のおかげでなんとか回復したようでしたが、
今度は逆にコウタさんが風邪にかかってしまい、重度の発熱で苦しまれてました。
コウタさんが死に掛けたり、裸にされたり、臀部にネギを入れられたりと、色々と大変な様子でした。
僕も気をつけなければと思いました。

実は、僕の居候先のラウルさんから、学校へ行ってみないかと持ちかけられました。
急なご提案で大変驚きました。
どうやら、デスピニスにも同様の持ちかけをされていたらしく、ミズホさんがおっしゃられるには、
「年頃なんだから、ちゃんと学校に通って、お友達も作って、しっかり勉強したほうがいい」とのことでした。

なぜか、お友達という言葉に、うまく書き表せないのですが、惹かれました。
この感情は、過ちなのでしょうか。
居候の身分で、そんな大それたことなど口に出来ず、その場は丁寧にお断りさせて頂きました。
ですが、最近ラウルさんは事あるごとに、その話を僕に持ちかけてきます。
子供なんだから遠慮するなとは言われても、僕には選ぶことが出来ません。
おそらくデスピニスも同じ気持ちだと思います。
出来ることなれば、デュミナス様に進むべき道を教えていただければ幸いです。
僕達は、どうすればいいのでしょうか。
またお手紙致します。

                                ラリアー

476:三人からの手紙 ~ラリアー編~
08/01/30 09:01:59 mdj41Zfj
『学校… あの子達に必要なことなのでしょうか…』
「行けよ…」
『…は?』
「迷うことはないッ! 行くんだぁッ! そのラウルさんとかミズホさんとかの好意を無駄にするんじゃないっ!!」
『…カノウさん?』
ぼろぼろぼろぼろと、大粒の涙を流しながら、握りこぶしを握り締め、青年は吼える。
「くぅううっ、いい話じゃないかぁ!! きっと居候だからって遠慮してるんだこの子は! 幼いのにっ!」
『え、ええ、そういう風に創造しましたので。ですが、知能は間違いなく優秀な部類に入るかと』
「そういう問題じゃぁない、そういう問題じゃあないんだよデュミナスさん!」
ガシッと羽根を捕まれる。
「学校はいいぞぉ、勉強もスポーツも出来る! 部活だって出来る! 同じ年頃の友達だって出来るし、何より給食が食べられる!! 」
『は、はぁ…』
「迷わず行けと言ってあげるんだよデュミナスさん! お金なら心配するなぁ!!」
パシーンッ! と、懐から取り出した給料袋を私の目の前に叩きつけた。
『…あの、カノウさん?』
「気にするな!! これ、少ないけど、俺がここで貯めた金だぁ!! ラリアーくんの未来のために使ってやってくれぇ!!」
そう言い残し、カノウ青年はダダダッ! と、泣きながら駆け出して行った。
「くそぉっ!! 太陽がまぶしいぜぇーっ!!」
『………』

ふむ。実に、過ち。

そして、ウーーーーーーー、と、休憩時間の終わりを告げるサイレンが鳴る。
カノウ青年の給料袋を懐にしまい、ラリアーと、ラウルさん達に宛てる手紙の文面を考えつつ、私はまた仕事に戻った。
これからは、過ちなくお金を稼がなければならない。きっと今以上にお金が必要になるはずだ。
文面の締めはこうしよう。

「ラリアー、貴方の思うように、過ちなく、望む未来を進みなさい」

477:それも名無しだ
08/01/30 09:15:28 kRtxMqA9
>>574
GJ!!実にいい過ち。本当にトウマどこにでもいるなww

ティス・ピニス編にもwktk

478:それも名無しだ
08/01/30 09:30:37 bNx7DJLW
>>579
わるこなにゃうぞ!わるこなにゃうぞ!
うほっ、良いデュミナスとバイト。

479:それも名無しだ
08/01/30 09:37:35 5Sl/DfBm
>ガシッと羽根を掴まれる。

個人的にはここが1番ツボったw

480:それも名無しだ
08/01/30 09:50:37 /mxmo/FI
>>575>>579
わるこにゃああああああああああ!!
やべぇ、デュミナス萌えの俺の心が鷲掴みだ
てかデュミナスは過ちって言いたいだけだろww
そしてどうやってバイトしてるんだ全長30m


481:それも名無しだ
08/01/30 10:02:39 mdj41Zfj
レス㌧w
おお、よかった、毛色が違うからヤベーかなと思って冷や冷やしてたよw

>>583
勝手に全長伸縮自在な設定にしてた俺w
作業時30m、通常時2mぐらいで一つorz

482:それも名無しだ
08/01/30 10:16:26 m6eA/Dhm
もう、ケ●ロ軍曹のペコポン人スーツでFA

483:三人からの手紙 ~デスピニス編~
08/01/30 11:05:16 mdj41Zfj
ウーーーーーー…

過ちなぐらい美しい夕暮れの渓谷に、今日一日の仕事の終わりを告げるサイレンが過ちなく響き渡る。
その合図とともに、掘削中のトンネルの中から、ぞろぞろと作業着に身を包んだ男達が出てくる。
「お疲れさんー」
「あー、今日も疲れたー」
『お疲れ様でした。過ちのない帰宅を…』
「さ、家に帰ってメシだメシだ」
皆、散り散りに過ちなく各々の家へと帰宅していく。
私も森に帰り、木々と共に体を休めようと、羽根を広げ羽ばたきかけたとき
「おーい! デュミナスさーん!」
『?』
カノウ青年に声をかけられた。

「いやー、ホンットごめん! カッコつけた俺が悪かった!」
『いえいえ、実に素晴らしい過ちでした』
過ちで給料袋全額私に投げつけた為に、帰りの電車賃が無かったと恥ずかしそうに語る青年。いい過ちだ。
全額返そうとしたら、一万円だけ抜き取って、残りはラリアーのために使ってくれと断られた。
…ふむ。実に、若さ故の過ちだ。

「でさ、メシまだなんだろ? 実はおいしいラーメン屋が近くにあるんだ」
『ラーメン… 過ちが起きそうですね…』
「ちょっと変わった店長さんなんだけど、チャーシューが美味くってさ、こんなに分厚いの!」
断る理由も無かったので、青年と一緒にラーメン屋へと向かった。

484:三人からの手紙 ~デスピニス編~
08/01/30 11:06:00 mdj41Zfj
~ラーメン『なでしこ』~

「ちわー!」
『お邪魔します』
過ちのせいか、少し時間が早かったのか、店内の客はまばらだった。
「…いらっしゃい…」
黒い仮面を着けた、黒い服装の店長と思しき人がこちらを向く。
…ほう、これはこれは、いい過ちだ。
奥のテーブルに座ると、店員と思しき女の子が、コト、コト、と、無言で水を置く。
「ご注文が決まりましたら、お知らせください…」
「はーい」
スタスタと、去っていく女の子。
「へへっ、なかなか可愛いんだよなぁあの子。ちょっと目が怖いけど、声とか可愛くない? TVでよく聞く声っていうか、黒歴史っていうか…」
だらしなく鼻の下を伸ばす過ちだらけの青年。
『…よくわかりませんが、あまりその話題に突っ込むととんでもない過ちが起きそうですね』
何を注文していいかわからなかったので、過ちなき様、青年と同じ、火星ラーメン大盛を過ちなく注文した。

ラーメンが来るまでの待ち時間、
「でさ、デュミナスさん」
と、青年が話を切り出した。
『? 何ですか?』
「いや、まだデュミナスさんの子供さんの手紙、全部読んでなかったから、よかったら読ませて欲しいなーなんて」
『ああ。ええ、構いませんよ』
「ありがと! いやー、ごめんね? なんか催促したみたいで」
『いえいえ、これもまた過ち。どうぞ』
そう言って、デスピニスからの手紙を渡した。
「…うわ、綺麗な字! この子もすごいなー」

…少し誇らしかった。

485:三人からの手紙 ~デスピニス編~
08/01/30 11:06:37 mdj41Zfj
デュミナス様、お元気ですか?
私は元気です。過ちなく過ごしております。
山岳地方は夜冷え込むとラウルさんから教えていただきました。
どうか、お体にお気をつけて、ご自愛くださいませ。
お心遣いのお金、ありがとうございました。大切に大切に使わせて頂きます。

先日、ティスが料理に挑戦しておりました。
お味噌汁という、日本伝統の料理で、フィオナさんがおにぎりと一緒に、よく作って下さいます。
ティスがどうしてもと言うので、ラリアーと三人で試食を行ったのですが、少し塩分が多くて辛い印象を受けました。
ラウルさんが教えて下さいましたが、お味噌汁の味噌加減というのは、かなりの技術を要するとのことです。
そのような難しいことに挑戦しようとしているティスが、大変微笑ましく、そして、羨ましかったです。
ちなみに、フィオナさんが作ってくださるのは、お湯を煎れてすぐ出来る、いんすたんとという便利な食品とのことでした。
私も挑戦したいと思いましたので、フィオナさんにいんすたんとの調理の仕方を教わりに行きました。
ですが、私の尋ね方がまずかったのか、フィオナさんは顔を真っ赤にして走り去られてしまいました。
その後、ラウルさんはフィオナさんにぺしぺしと叩かれておりました。
私は何か過ちを犯してしまったのでしょうか。

「…い、いや、でも、美味いよ? インスタントも。バカにできないよ?」
『はあ、そうなのですか』
1枚目を読み終え、青年がパラッと、2枚目の手紙に目を通す。

486:三人からの手紙 ~デスピニス編~
08/01/30 11:07:11 mdj41Zfj
デュミナス様にこのようなご相談を持ちかけるのは心苦しいのですが、
ラウルさんから、学校という学問を学ぶ場に通ってみないかと持ちかけられました。
ラリアーはその場で丁寧に断った様子でしたが、大変悩んでいた様子でした。
皆様にご迷惑ばかりおかけしている私達が、果たして更にご迷惑をおかけしていいものかどうかと、ラリアーは頭を抱えております。
私もどう助言していいかわからず、過ちの螺旋が頭の中で渦を巻いております。

ですが、私は、学校とやらに通うことより、もっと大切にしていきたい事があります。
今は微力で技術も拙く、足手まといなのでしょうが、ラウルさんのお仕事のお力になりたいのです。
レスキューというお仕事は、人の命を救う大切なお仕事です。
それに従士することを選ばれたラウルさんのお力になれたらと、日々たゆまぬ努力をしていきたいと思っております。
学校とやらで、学問に費やす時間や労力があるのなら、その時間を全て、ラウルさんのために使いたいと思っております。
ラウルさんの傍で働きたいのです。それが、今の私の望むことなのだと思います。
ですが、真剣な眼差しで学校へ行くことを薦めるラウルさんの好意を、無下にすることも出来ず、どうしていいか迷っております。
この過ちが解決したら、またご連絡致します。
どうか、過ちのない日々をお過ごしくださいませ。
                                      デスピニス


487:三人からの手紙 ~デスピニス編~
08/01/30 11:08:08 mdj41Zfj
「んー、この子も悩んでるんだなぁ」
『過ちが過ぎるお年頃で創造しましたので。申し訳ない』
「いや謝られても; でも、学校へ行きたいラリアーくんと、家業を手伝いたいデスピニスちゃん、かぁ… 難しいなぁ」
うむむと、真剣な表情で手紙を読み返す青年。
…ふむ。実に、過ち。
「でも、デスピニスちゃんってさ」
『…はい?』
「このラウルさんって人のこと、気にしてるよね」
『ええ、居候先の方ですから。私も粗相がないか心配です』
「いや、このレスキューってお仕事って、家ぐるみでやってるんでしょ?」
『? ええ、そうですが』
「なのに、2枚目の文面、ラウルさんって名前しか出てきてないからさ」

ピキッ…

「…あれ? グラスにヒビが…」
『…どういう意味でしょうか』
「あ、いや、俺、誤植チェックとかそういうバイトもやったことあるからさ、なんっつうか…」
『なんっつうか?』
「いや、ここの所の『ラウルさんの傍で働きたいのです』ってとこさ、『側』って漢字じゃなくって、『傍』だからさ」
『ほうほう』
「ひょっとしたら、この子、ラウルさんって人のこと」
『人のこと…?』

んゴゴゴゴゴゴ…

「…地震、か?」
仮面を着けた店長が、麺の湯きりをしながらそう呟く。

488:三人からの手紙 ~デスピニス編~
08/01/30 11:08:42 mdj41Zfj
「いや、ずーっと傍にいたい位、ひょっとしたら、好きなんじゃないのかなーって」
『………』

パァーンッ!!!

「うぉわっ!? 割れた!!」
青年の目の前の水のグラスが音を立てて砕け散った。
「…ごめんなさい、すぐ片付けます…」
いそいそと、グラスを片付ける女の子。
「…お客さん、すまない… グラスが不良品だったようだ…」
「い、いやいや、大丈夫! でも、あれ? なんで割れたんだろう…」
『何故でしょうね… これも過ちなのでしょうね… ラウルさん…』
「…デュミナスさん?」

そして、ほどなくして美味しそうな湯気を立てて、火星ラーメン大盛が目の前に届く。
ずずずーっと満面の過ちな笑みたっぷりで美味しそうにすする青年を横目に見つつ、
デスピニスと、ラウルさん達に宛てる手紙の文面を考えることにした。
これからは、過ちなく居候先に通わなければならない。きっと今以上に監視が必要になるはずだ。
文面の締めはこうしよう。

「デスピニス、憧れは所詮憧れなのです。それ以上は過ちです」

489:それも名無しだ
08/01/30 12:45:30 zw1GEIOK
過ちだらけの青年に吹いたwww
わるこなにゃう!

490:それも名無しだ
08/01/30 12:47:44 Ll6UT0w/
つか、トウマwwwww

491:それも名無しだ
08/01/30 12:58:57 WK9PYPQS
やば過ぎるwww
仕事サボってモニターに集中したくなる破壊力www
さぁ次はいよいよティス編か!?

492:それも名無しだ
08/01/30 13:11:59 mdj41Zfj
㌧w すまん、ティス編はまた夜にでもw
ちょっと所用で出かけてきます ノシ

493:それも名無しだ
08/01/30 13:13:11 z27EJn5N
非常にいいけど
三姉妹スレ向きのような気がしないでもない

494:それも名無しだ
08/01/30 13:32:45 kRtxMqA9
投下しちゃったものは仕方ない。
後でリンクでも貼って、過ちなく事態を収拾すればよい。

本命wktk

495:それも名無しだ
08/01/30 13:37:25 zw1GEIOK
手紙の内容はこのスレのネタ(ティスの味噌汁とか)だからいいんじゃね?

ごめんぶっちゃけ面白ければ何でもいいw

496:それも名無しだ
08/01/30 13:53:20 WK9PYPQS
夜までおあずけか…
しかたないから今日はこれを生き甲斐に仕事するか…


497:それも名無しだ
08/01/30 14:14:20 XBDwX3ol
コウタ×ティス前提ならこっちでもいいんじゃない?
あっちのスレでこの組み合わせを受け入れて貰えるかどうかは分からないんだしさ
それはともかくティス編が待ちどうしい
ティスはデスピ以上に分かりやすそうな文面っぽいしコウタもデュミナスママンに釘刺されそうだなw

498:それも名無しだ
08/01/30 14:24:52 cdkzCic3
ところで、デュミナスとトウマが働いてるところって南極遺跡でいいんだっけ?

499:それも名無しだ
08/01/30 15:39:43 5Sl/DfBm
繋ぎで俺のSSを投下する過ちを犯しても良いだろうか?

500:それも名無しだ
08/01/30 15:46:00 3tVJ0o4u
過ちかどうかは投下してみなければ分からないじゃないか。
つーことで正座して待ってる。

501:それも名無しだ
08/01/30 16:31:42 b795kFRY
ここのスレはホントにいい人たちばかりだな。
SS職人の人たちも素晴らしい作品を投下してくれてホントに楽しませて貰ってます。
ここは俺の心のオアシスだぜw

502:◎2つの胸の膨らみは 1/4
08/01/30 16:53:57 5Sl/DfBm
クスハ「すみません、連絡もしないで急に押しかけちゃって…」バインバイン
ティス「……」
ショウコ「いえいえ!ウチは大歓迎ですから、いつでも押しかけちゃってください♪」プルンプルン
ティス「………」
ゼオラ「それにしても久しぶりねショウコ。元気してた?」タユンタユン
ティス「…………」
エクセレン「んふふ~♪ショウコちゃんてばフォルカとはどこまで行ったのかしら~ん♪」ポヨンポヨン
ティス「……………」
ラミア「ショウコとあの男なら、おそらく代官山くらいまでは行っていると思われるでごわす」ドプリンドプリン
ティス「………………」
コウタ「………………」
ティス「…何鼻の下伸ばしてんだよ?」ヒソヒソ
コウタ「いぃっ!?な、何がだよ!?」ヒソヒソ
ティス「…今お姉さん方のたわわに実った果実をガン見してたくせに」ヒソヒソ
コウタ「ば、馬鹿野郎!俺は別にそんな…」ヒソヒソ
ショウコ「えぇ~っ?本当ですかぁ?」
エクセレン「本当よぉ!ねぇラミアちゃん?」
ラミア「…あ、すみません聞いてなかったアルよ」
ゼオラ「あははははは!」
クスハ「もうラミアさんったらぁ!」
全員「あはははははははは♪」プルルンプルルン×5
コウタ「……ほへ~…」

ドッゴォオォッッ!!

コウタ「ぐふぉっ!?お、おま…」
ティス「コウタの馬鹿!スケベ!変態!色魔!エロテロリスト!!」ダダダダダダ…
エクセレン「あらあら、大丈夫コウタオブジョイトイ?」
コウタ「だ、誰が…ゲホゲホッ!」

ラージ「…で、それで何故僕の部屋に?」
ティス「部屋って言うか……押し入れじゃん」
ラージ「吾妻家の部屋数に比べて住人の方が多過ぎて、僕の部屋が無いんですよ」
ティス「自分の家に帰れば良いじゃん…てかラージろう先生の発明で何とか助けてほしいんだよぅ」
ラージ「なるほど。ストレートに言うと、パイオツをカイデーにしたいと?」
ティス「何で業界用語?ま、まぁぶっちゃけて言えばそーゆー事かな…タハハ…」
ラージ「はぁ…コウタ君のためにそこまでやるんですか?案外尽くすタイプなんですねぇ」
ティス「べ、べべ、別にコウタのためにやるんじゃないやい!勘違いすんなよ馬鹿!」
ラージ「はいはい。しかし今手近にあるのは…ブラックホールエンジンを利用した豊胸マシーンがありますが?」
ティス「アタイごと吸い込まれるっつーの!!」
ラージ「何にしてもこの問題では僕は力にはなれませんよ。修羅の方々に相談してみては?」
ティス「…フォルカ達かぁ…不安しか浮かばないよ…」

503:◎2つの胸の膨らみは 2/4
08/01/30 16:55:13 5Sl/DfBm
ティス「と言うワケで、身体を鍛えるならアンタ達に聞いた方が良いかな~って」
フォルカ「…と言われても、な」
フェルナンド「俺達が鍛えるのは筋肉だけだ!脂肪の塊を膨らませる方法など知るか!」
ティス「だよねぇ…はぁ~…」
フォルカ「よく解らんが…それは無いよりある方が良いのか?」
ティス「断然あった方が良いに決まってんでしょ!フォルカだって時々ショウコのおっぱい見てボ~っとしてるでしょ!?」
フォルカ「何!?い、いやそれは…」
フェルナンド「フォルカ貴様!俺達が見とれて良いのは屈強な漢の大胸筋とだけだろうが!一緒に修羅王様のような鋼鉄の肉体を手に入れようと誓ったじゃないかぁっ!!」
ティス「アンタは黙ってろ!」ブスッ!
フェルナンド「目がっ!?ホワイトロリータが目に刺さった!?」ジタバタ
フォルカ「…よしんば鍛える方法があったとして、お前の身体の作りは人間とも修羅とも違うのだろう?同じ鍛え方で同じ効果が期待出来るかどうか…」
ティス「う~ん……あ!それならデスピニスに聞いてみれば良いんだよ!」
フォルカ「ん?あぁ、あの子か。確かにそれが1番簡単かも知れんな」
ティス「よーし…『デスピニス…デスピニス…聞こえる…?』」ミョンミョンミョンミョン…
デスピニス『……ティス?どうしたの?何かあった?』ミョンミョンミョンミョン…
ティス『ちょっとデスピニスに聞きたい事があって…今大丈夫?』ミョンミョンミョンミョン…
デスピニス『あ、ごめんなさい…今ちょっと手が放せなくて…ミズホさんと一緒に浅草デパートで私のブラジャーを選んでて…』ミョンミョンミョンミョン…

ピキィッッ!!

ティス『ぶ、ぶらじゃあ!?』ミョンミョンミョンミョン…
デスピニス『え、えぇ…私はまだ必要無いって言ったんだけど、ミズホさんがどうしてもって…今測ってみたらBくらいあるんだって…』ミョンミョンミョンミョン…

ティス「……」orz
フォルカ「ど、どうしたティス?」
ティス「…信じてたのに…」ワナワナ
フォルカ「お、おい?」
ティス「チキショーッ!裏切られたぁーっ!弟切草送りつけてやるーっ!!」バタバタ
フォルカ「お、落ち着けティス!まだ何か方法があるハズだ!」
ティス「無駄だよ!アタイはこれからもずっと背は伸びないし育たないし生えないんだ!きっとそのまま短い一生を送るんだ!ウワァーン!!」バタバタ
???「ちょいと待ちなぁっ!」
フォルカ「だ、誰だ!?」

504:◎2つの胸の膨らみは 3/4
08/01/30 16:56:59 5Sl/DfBm
|)デデッデ
|´∀`)デー
|)デデッデ
|´∀`)デー

アリオン「自由戦士アリオン!自由に参上、自由に解決!」
フォルカ「ア、アリオン!?」
フェルナンド「何故貴様がここに!?」
ティス「(何で登場がアホアホマン風なんだろ…?)」
アリオン「話は聞かせてもらったぜ嬢ちゃん。んで、嬢ちゃんはどうしたいんだ?」
ティス「え?ど、どうって…そりゃあ、やっぱり…お、おっぱいを大きくしたいなぁって…」モジモジ
アリオン「なるほどねぇ…」
フォルカ『おい、何故アリオンがこんな相談を受けていると思う?』ヒソヒソ
フェルナンド『奴の事だ…俺が揉んでやるぜ~♪とでも言って襲い掛かるに違いない』ヒソヒソ
フォルカ『お前もそう思うか…もしそうなったら…』ヒソヒソ
フェルナンド『あぁ、瞬きする間もなく始末してやるさ…』ヒソヒソ
アリオン「……だがなぁ嬢ちゃん、胸なんてモンは一朝一夕で自由自在に大きくなったりはしないぜ?」
ティス「それでも!小さいままじゃイヤだ!大きくなればコウタだって喜んでくれるもん!」
アリオン「…そりゃあどうかなぁ?」
ティス「え…?」
アリオン「いくら外側を完璧に整えたって、中身が伴ってないと無意味だぜ?」
ティス「そ、そうなの?」
アリオン「修羅の世界にだって言える事さ。筋肉を鍛えるだけ鍛えても、お馬鹿だったり性格に難があったりすると一流の修羅にはなれないさ。そうだろ?」
フォルカ「え?あ、あぁ、そうだな」
フェルナンド「そ、その通りだと思うぞ」
アリオン「1番大切なのはココ…ハートだ」トントン
ティス「…ハート?」
アリオン「女の身体に惹かれる男なんざ所詮、誘蛾灯に向かう蛾みてぇなモンだ。綺麗な心は、それこそ太陽のように光り輝くんだ」
ティス「太陽…?」
アリオン「そうさ。嬢ちゃんのハートは眩しくて温かくて優しい。コラソン・デ・オ・ソロ(黄金の心)ってヤツさ。男はそんなハートにどうしようもなく弱いのさ」
ティス「そ、そんな事ないよ!アタイなんて…ガキでガサツで意地っ張りで…ワガママで…気まぐれで…コウタを傷つけてばかりで…」
アリオン「…逆に言えば、そんな嬢ちゃんだからこそ、あの坊やは嬢ちゃんに惹かれてるんだぜ?」
ティス「え?」
アリオン「断言しても良いが、嬢ちゃんがナイスバディーだろうがチンチクリンだろうが、坊やの気持ちは変わらんと思うぜ?あの坊やはもっと別のものを見てるからな」
ティス「そう…なのかな…?」
フォルカ『馬鹿な…アリオンが真面目な事を言っているだと…!?』
フェルナンド『解らん…俺にはアイツが何を言っているのか全然理解出来ん…!』

505:◎2つの胸の膨らみは 4/5
08/01/30 17:05:01 5Sl/DfBm
ティス「でもなぁ…アタイこれからもこのままペッタンコだったらどうしよう…それだけはイヤだなぁ…」テクテク
コウタ「あ…ティス…」
ティス「コ、ココココウタ!?」
コウタ「あー…さっきは悪かったな。何だか怒らせちまったみたいで…」ポリポリ
ティス「あ、あのさぁ…ちょっと聞きたい事が…あるんだけど…」
コウタ「ん?何だ?」
ティス「…やっぱりコウタは…大きいおっぱいが好きなんだよね…?」
コウタ「え?あ、いや、それはだなぁ…」
ティス「アタイさ…頑張っておっぱい大きくするよ…コウタが…望むような女に…なりたいから、さぁ…」モジモジ
コウタ「……ぶわぁ~か。ゼロに何かけたってゼロのままだっつーの」
ティス「んなっ!?ゼロじゃないやぃ!ちょっとはあるってんだよチキショー!」
コウタ「お前の魅力はもっと他にあんだろ?」
ティス「…え?」
コウタ「ガキでガサツで意地っ張りで、ワガママで気まぐれで口が悪くて、泣き虫で淋しがりで臆病で、えっとそれから…」
ティス「な、ななな何だとコンチキショー!そんなにひどくないぞ馬鹿野郎!」
コウタ「でもそれでこそティスなんだよ」
ティス「はぇ?」
コウタ「無理して変わろうとしなくたって、今のままのお前で良いんだよ。その方が俺も嬉しいしな」
ティス「そ、そうなの?じゃ、じゃあさ…あの…」モジモジ


506:◎2つの胸の膨らみは 5/5
08/01/30 17:05:57 5Sl/DfBm
コウタ「ん?何だ?」
ティス「コ、コウタは…その…アタイの事…どう思って…んのかな…?」
コウタ「そ…そんなの…言わなくたって解れよ!」
ティス「駄目!アタイだって女の子だよ!?コウタがちゃんと言ってくれないと…いつまでも不安だよ…」
コウタ「そ、そりゃあ…お前…当然…す、す…」ドキドキ
ティス「す…?」ドキドキ
コウタ「す…す…」ドキドキ
ティス「す……」ドキドキ
ラージ「すみませんが…」
ティス「ぅひゃあぁぁっっ!?」
コウタ「い、いきなり出てくんじゃねぇ!!ビックリしたじゃねーか!!」
ラージ「廊下の真ん中で突っ立っている方が悪いんですよ…すみませんが夕食の材料を買って来てくれませんか?」
コウタ「ハァ?何で俺が…」
ラージ「じゃあコウタ君は今日の晩御飯はいらないんですね?」
コウタ「行ってきまーす!」ダダダダダ…
ティス「あ!待ってよコウタぁ!アタイも行くよぉ!」ダダダダダ…

ティス「ねぇコウタ、おつかいのついでに買いたい物があるんだけど…」
コウタ「あん?おやつか?漫画か?ゲームか?」
ティス「ブラジャー♪」
コウタ「ぶふぉっ!?」
ティス「アハハハハハ!馬~鹿!エロマンガ大王!」
コウタ「…うっせぇ!」

507:それも名無しだ
08/01/30 17:09:15 z27EJn5N
非常にGJ

508:それも名無しだ
08/01/30 17:27:38 b795kFRY
GJ!!
珍しく自由戦士がかっこよかったw

509:それも名無しだ
08/01/30 17:42:09 xhY1U4fW
ラージ押し入れが部屋かよw

510:それも名無しだ
08/01/30 17:51:34 3tVJ0o4u
GJ!これはとてもわるこなにゃうものだ
ドプリンドプリンとかコウタオブジョイトイとかデデッデーでその都度吹いたw
でもコウタとティスの甘酸っぱいやりとりでニヤニヤが止まらなくなったんだぜ

手紙も楽しみに待ってるぜ

511:それも名無しだ
08/01/30 18:01:36 mdj41Zfj
わるこなにゃう過ぎるwww
ホワイトロリータとアホアホマンで腹筋千切れたwww

戻って来れてたので書いてたけど、なんか予想以上に長くなったので今不必要な箇所を削除中w

512:三人の手紙 ~ティス編~
08/01/30 18:20:59 mdj41Zfj
んぐんぐ、ぷはぁーっ

「あー、美味かったぁ!」
『ご馳走様でした』
2人して火星ラーメンを平らげ、ゆったりとした時間が流れる。
「…あ、しまった。また食べるとこ見逃した…」
『…? 何か?』
「い、いやいや! 何でもない! 何でもないから、アハハ」
『はあ…』
テレビでは大相撲の中継が流れている。
半裸の巨漢の魂と魂のぶつかり合い。実に過ちだ。
「まあ、デスピニスちゃんのことはあんまり気にしなくていいと思うぜ? さ、後はティスちゃんの手紙だなぁ」
『…そう、ですね』
「…あれ? どうしたのデュミナスさん、浮かない様子だけど」
正直、この手紙を見せていいものかどうか迷った。
この青年、過ちだらけだが、中々どうして鋭い所もある。
とんでもない過ちを指摘された時、私はどうすればいいのだろうか。
「あ、あー、さっきのはゴメン! 俺の勝手な憶測だから気にしないで?」
『い、いえいえ、そういうわけではないのです… ただ』
「ただ?」
『少々、お見苦しいというか、お恥ずかしいというか… その… 過ちです…』
ラリアーとデスピニスの後に見せるのが非常に躊躇われた。誉められた手前。
だが、見せない過ちを犯すわけにもいかないので、すっ、と、手紙を渡した。
「あ、ああ、ありがと! どれどれ…」
なぜかよれよれになってた過ちな手紙を、青年がピラッと開く。
「…うわ」
…青年から漂ってきた過ち感がなかなかに凄い。
「…そのー、アレだね、なかなかに、年相応な字だね…?」
『過ちですいません』
ペコリと頭(?)を下げた。

513:三人の手紙 ~ティス編~
08/01/30 18:21:44 mdj41Zfj
はーけー デミナスさま デミナスさまはげんきです?
ごはんたべてますか? おいしいですか?
あたいはげんきいっぱいです しんぱいりいません
コウタのバカがうっとーしいけど げんきです
ショウコはやさしいです おなかいっぱいごはんをたべさせます
コウタはいつもごはんのときじゃまします あたいがみたいばんぐみをみせますん
ふざけんなとおもいます コウタはバカです
でもいっつもあたいはばんぐみをみます フォルカはやさしいです コウタはバカです
フェルナンドはわかりません たぶんバカです でもコウタはもっとバカです
バカなのはコウタです あたいはおりこうだとおもいます
ごはんものこしません おいしいです ごはんおいしいですか?
コウタはバカです

「…ごめん、もうこの時点で誤字が…」
『過ちですいません』
ペコリと再び頭を下げた。

再び、青年が過ちてんこ盛りの超難解な文にうーんうーんと過ちつつ取り組みだした。

コウタはスケベです このあいだも へんなゲームであたいをまかそうとしました
でもあたいはまけません れんせんれんしょーです ざまーみろとおもます
コウタはバカでよわいです あたいはつよいです まけません
ほねおってやろうかとおもいますが よわいものいじめはあやまちなので やりません
でもたまに へんしんされるとやっかいです
コタツはあったかいです コタツってのがあります コタツはすきです
あたいはコタツがすきですか? コウタはバカです
コタツとアイスはさいきょーです こぱちかいざーもめじゃありません
ぱてーるよりさいきょーです でもあたいのほうがさいきょーです
みかんもおいしいです ふうせんがわれます すごいです

「ぬ、ぬぅぅ…」
『過ちですいません』 ぺこり。

514:三人の手紙 ~ティス編~
08/01/30 18:22:08 mdj41Zfj
コウタはバカです あたいがしてきしないとダメです それに
うそつきです かえりがおそかったりします でもあたいは しんぱいはしてません
たたかってばっかりです きづついたりしてます コウタはバカです
がんばれなんていいません しんでしまえばいいです どうせバカなのはコウタだから
すきなことだけやってればいいです かってにやってろとおもます あたいはコウタのことが
きらいです でも ショウコがなくから あたいは コウタはしななければいいと おもいます

たまたまおてがみかきます
                                      テイス

「ふ、ふう…」
『過ちですいません』 ぺこり。
「…この手紙、コウタって子のことばっかり書いてあるなぁ…」
『過ちですいません』 ぺこり。
「相当キライなんだろうなぁ…」
『過ちですいません』 ぺこり。
「って、デュミさん、デュミさん、落ち着いて」
『ああ、もう、なんでしょうこの過ちだらけの感情。穴があったら破壊したい』
「そ、それは仕事のときだけにしなよ、頼むから」
『本当にお恥ずかしい… こんな子に創造した覚えはないのですが… これもきっと、過ちの影響が…』
「い、いや、そうは思わないよデュミさん」
『…え?』
「ほら、よく見てごらんよ、この字」
『…?』
そう言われて、青年のしめす部分を見る。
汚いと思っていたよれよれの手紙の文字、だが、よく見てみると…
『…これは、書き直し、ですか?』
「そそ、ほら、ここなんかいっぱい書いては消して、書いては消して… して…るよぅ…っ」
確かに、文字に何度も消しゴムをあてたような跡がある。
何度も、何度も、繰り返し書いては消して、書いては消してを行わないと、こんなによれよれにはならないはずだ。
過ちを繰り返しながら、あの子はこの手紙を書いたのだろうか。

…私の、ために…

515:三人の手紙 ~ティス編~
08/01/30 18:22:44 mdj41Zfj
「う、うぐっ、い、いえることはただ一つ! 愛されてる! アンタ愛されてるよデュミさぁん!! ちくしょぉっ! エアコン効き過ぎだよ店長ォッ!!」
「…そうか、すまない…」 ピッ。
「…お冷のお代わり、いかがですか…」
「あんがと、あんがとぉ、ううっ、いけねえ、目から汗が出ちゃった、んぐんぐっ…」
『…あの子も、しっかりと成長してくれているのですね』
また、言い表せない感情が私の中に芽吹く。
だが、決して悪くは無い。これは、過ちなのだろうか…。
「あー、くそっ、でも、まあ、そう、子供ってのは、いつの間にか成長しちゃうもんだよ、多分」
『そうなのでしょうね… 過ちなく大人になっていってほしいものです』
「でも、さ。このコウタって子のこと、気にならない?」

ピシッ。

「…? どんぶりに、ヒビが…」
チャーシューを切っていた店長が異変に気付いた。

『…何故です?』
「だって、この子のことばっかり書いてるよね。ケンカばっかりしてるんだろうねきっと」
『あ、ああ、そうですね。お世話になっていますが、どうもティスとは気が合わないようで』
「そっかぁ、まあ、でも心配いらないと思うよ? 文面みたいに、本当にキライだったら書かないだろうし。手紙に」

ビキィッ。

「…! 鍋、が、欠けた…?」

516:三人の手紙 ~ティス編~
08/01/30 18:23:13 mdj41Zfj
『…どういう意味、でしょうか…』
「か、顔っつうか、目が近いよデュミさん;」
『過ちですいません。ですが、私にはイマイチおっしゃられている事の理解が出来ないので、過ちなく説明を…』
「い、いや、キライな人のことを、デュミさんに教えないと思うんだけどなあーって」
『それは偏見です。あの子はご覧の通り少々過ちですから。私に嫌いな人のことを教えてくれてるのです』
「…そ、そっかぁ、そうだよね」
『そうです。その所、くれぐれも過ちなきよう』
「わ、わかった。確かに過ち、過ち…」
そう言いつつ、青年はもう一度手紙に目を通し始めた。
「…あ」
ピタリ、と、青年の動きが止まった。
『…何でしょうか』
「あ、え、え? い、いやいや何でもないよデュミさん、そろそろ行こうか」
明らかに目が泳いでいる。まずいものを見つけたようだ。
『おっしゃってください』
「ち、近いから、目が近いから落ち着いてデュミさん、ほんっと何でもないから、そんな、何も気付いてな」
『何か、あったのですね』
「は、はい?」

んゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

「…ラピス、こっちへ」
「…何かが、起きる…」

『過ちが起きてしまったのですね… 教えてくださいカノウさん… 過ちは正さねばなりません。手紙に何があったのですか…?』
「え、え、ええっと… い、いや、ほんと偶然だと思うんだけどさ」
『教えてください』
「…あ、あのですね… こ、ここんところを…」

………


517:三人の手紙 ~ティス編~
08/01/30 18:23:48 mdj41Zfj
異変を感じ取った店長が、そそくさとのれんを仕舞う。
何かが起こると、女の子と、自分の第六感が告げているから。
「………」
ギュッと、店長のコートを握り締める女の子。
「お客さん、悪いが今日は閉店しようと…」
店長がそう切り出そうとした、その瞬間。


『はははははははははははははははははははははは』


ドゴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!

音声抑揚無いエコーがかった笑い声と、壮絶な爆発音。
店長の判断は、少しだけ遅かったようだ。
店が四散し、崩れ行く中、巨大な目んたまお化けが羽ばたいて行った。
「な、なんじゃこりゃぁーーーっ!! デュミさん落ち着いてーーーーーーー………」
背に、短髪の青年を乗せて。

「…大丈夫か、ラピス」
「…平気…」
間一髪逃げ出した店長が、その背を見送る。
「…ここも危険だな、次の場所に移ろう」
そう言ってそそくさと荷物をまとめ、流浪のラーメン屋さんは何処知れずと旅立って行った。

518:三人の手紙 ~ティス編~
08/01/30 18:24:23 mdj41Zfj
コウタ「だぁーもううっせぇ! キャンキャン吼えるなクソジャリ!!」
ティス「違うもん! コウタが悪いの! アタイは大相撲ダイジェストが見たいの! 邪魔だからあっちいけ!」
コウタ「てやんでぇ! 俺は今からアニメ見るんだ! ガキはとっとと風呂入って寝ろ!」
ティス「な、なんだとー!?」
コウタ「上等だ! やるかてめえ!」
ギャーギャー どったんばったん。
ショウコ「やれやれ、飽きないわねぇあの2人」
フォルカ「同感だ」
チャンネル権争いという見慣れた光景にをお茶請けに、ずずーっ、と、お茶をすする2人。
フェルナンド「実にいいお湯だったぞ女。とっとと入るがいい」
ショウコ「居候の分際で先に湯に入ってくださってどうも。ちゃんと注ぎ湯しときなさいよ?」
フォルカ「ショウコ、湯に入るといい。俺は最後でいい」
ショウコ「ううん、いいのよ? フォルカ、ゆっくーり入ってきてね♪ はい、卸したての牛乳石鹸♪」
フォルカ「…いいのか? すまない。ありがたく使わせてもらう」
フェルナンド「なっ!? ひ、卑怯だぞ女! 俺にもつかわせろ!!」
ショウコ「あんたは石灰で洗ってなさい!」
フェルナンド「強アルカリ性だと!?」
そんないつも通りのやりとりをやってるうちに、チャンネル争いにも決着がついたようだ。
ティス「ぜー、ぜー、はー、はー、こ、コウタがアタイに逆らおうなんて、1万年と2千年早いんだからね!」
コウタ「く、くそぉ… バカ力女めぇ…」
コウタの上に馬乗りになってふんぞり返るティス。
ティス「はー、はー、ば、バカなのはコウタでしょ! バカ言うヤツがバカだバーカ! はー、はー」
コウタ「こ、こうなったら、ロア!」
ロア『断る』
コウタ「テメッ!!」
ティス「ほーら、負けたんだから、ごめんなさいティスさまーって言っちゃえば? そしたら一緒に大相撲ダイジェスト見てやってもいいよ?」
コウタ「う、うっせぇ! 誰がそんな汗臭いもん見るかぁっ!!」

カチン。

519:三人の手紙 ~ティス編~
08/01/30 18:24:45 mdj41Zfj
ティス「よっと」
ひょいっと仰向けに向きを変えられ、見事なマウントポジションに移行されてしまったコウタ。
ティス「ふふん♪ 脱出不可能だよー? さー、覚悟しなよコウタぁ、まずはぁ」
そう言って、わきわきと両手をコウタの脇下に持っていこうとするティス。
コウタ「や、やめろ! 卑怯だぞティス!!」
ティス「へっへーん♪ 覚悟ー!」

そのいつも通りの吾妻家の日常を、やれやれと言った様子で見据えるショウコたち。
だが、彼女らはまだ知らない。
今この瞬間に、猛スピードで迫りつつある過ちがあることを。
今、コウタとティスがどういった状況で、どういった体勢であるのかを、
それを知らないあの人(?)が、どういった過ちと勘違いなされるのかを。
過ちが過ちを呼ぶ惨劇が、吾妻家に降り注ぐであろうことを…

ラージ「彼らはまだ、知らないのである…」
フィオナ「ラージ、ご飯出来たよー、どこー?」
ラージ「今いきます。では、私はこの辺で…」

~END~

520:それも名無しだ
08/01/30 18:40:38 zw1GEIOK
>>609
わるこなにゃうわるこなにゃうわるこなにゃう!
自由戦士最高でしたwww

>>622
手紙酷すぎるwwwww
でも手紙に書いてあるまずいもの?
わかんないんだぜ?

521:それも名無しだ
08/01/30 18:43:54 z27EJn5N
ヒント:縦読み

522:それも名無しだ
08/01/30 19:06:44 rVYXOyEA
職人乙。なんという良い過ち。
俺も何か書いてみたいけど、さっぱり思い付かない。

523:それも名無しだ
08/01/30 19:27:11 5Sl/DfBm
なぁる、縦読みか…深い!w

524:それも名無しだ
08/01/30 19:50:50 zw1GEIOK
今わかったwwwww
過ちすぎるwwwwww

525:それも名無しだ
08/01/30 21:21:18 cEq1cG2D
連作&超大作GJ!

おかげでニヤニヤが止まらんwww

526:それも名無しだ
08/01/30 21:53:16 0YoIIz6V
(だが、これで終わりとは思えんな…。)

527:それも名無しだ
08/01/30 22:23:51 s+uTlKz+
ではここで流れを切って過ちを

このスレとその他を見ていると
人はそのチャンスさえ与えられれば誰とでも分かり合えるという期待と、
でも、人はすべての考え方を受け入れられるわけじゃなく
ちゃんと区切りをして別けておかないとしないといけないという現実、
そういった社会的命題を考えさせられる。
そんな感じの、デュナミス3が復活してティスvs量産ティス 予告編

ついにきた非公式作品コウタVSティスの劇場版
予告編
ナレーション「かつて外伝という戦いがあった…デュナミス3は
その子供のうち2人を犠牲にするがハガネ・ヒリュウ艦隊の前に敗れ去る。
その後、紆余曲折を経てデュナミス達がこの世界にて生活を開始した。
デスピニスはラウルたちのところへ、ティスはアズマ家へ…
しかし、デュナミスはまだ完全に破壊されてはいなかった」
ティス「バーカ!!」コウタ「てめえ!!」
浅草に訪れる奇怪な事件
女子高生「ねー、聞いた?最近行方不明になる人が増えてるんだってー」
「うん知ってるー。小さな子供が犯人だってー。でも都市伝説だよねー」
「100メートルを5秒で走ったり、バイクを投げ飛ばしたりなんて人間じゃないよねー」
コウタたちに忍び寄る不審な影
(ティスらしき少女と対面しながら)
コウタ「てめえ…ティスじゃねえな!!あいつはそんなヤツなんかじゃねえ!!」
巻き起こる異変
(浅草に結界が形成され閉ざされる浅草)
ショウコ「浅草が…変な壁に囲まれちゃった…」
ラージ「これは…いったい…」
消せない罪
軍人(諜報)「そいつが、子供だって?そう見えるように作られた化け物だろ?
      そいつは、たくさんの人間を殺してるんだよ!!」
コウタ「ぐっ…」(状況と正論で言い返せない)
復活する忌まわしき存在
デュナミス3「わたしは…デュナミス…主にファイターロアの抹殺を命じられた存在」
量産型ティス「デュナミス様!!あいつら殺しちゃって良いよね?」
立ち向かう者達
(たくさんの量産型ティスに囲まれた二人)
フォルカ「コウタ!!ショウコ達を連れて先に行け!!はああああああ!!」
フェルナンド「ここは、俺達が食い止めておいてやる!!でやああああああ!!」
自分自身との戦い
(量産ティス軍団に対して)
ティス「あたいはあんた達とは違う大切なものをもってる!!だから…負けない!!」
(デュナミス3とデュミナスの交戦)
デュミナス「私は…過ち…しかし…今在るものを失ってまで正す気はない…!!」

528:それも名無しだ
08/01/30 22:24:29 s+uTlKz+
倒れてゆく仲間達
ショウコ「フォルカァァァァァァー!!」
ラージ「エクサランスチーム応答してください!!エクサランスチーム
    ラウル…ミズホ…フィオナ!!」
ショウコ「…なんで…こんなことに…」
ラージ「いきましょう…今は立ち止まってる時ではありません!!」
おこってしまった悲劇
(ティスに刺されるコウタ)
コウタ「ティス…なんで…」
ティス「ごめんっ…コウタ…」
意外?な助っ人
アリオン「自由戦士アリオン様、参上!!」
キサブロー「こんなこともあろうかと!!」
はたして…その結末は…?
(横たわるティスを抱きかかえるコウタ)
ティス「あたいは幸せだった…みんなと一緒にいられて…そして、あんたがいたから…」
コウタ「そんなこと言うんじゃねえ!!俺は…俺は…」
ティス「アリガ…ト…」
コウタ「うわぁぁぁぁぁぁー!!」(映像終了)
デュミナス「同時上映の過ちさんな日記もよろしく」
ショウコ「劇場ではアズマ家のキャラクターストラップ(ボイス付)がもらえるよ」
ティスストラップ「バーカ」コウタ(ry「てめえ!!」ショウコ(ry「わるこなにゃう~」
フォルカ(ry「今日の晩御飯はなんだ?」フェルナンド(ry「尋常に勝負!!」
ラージ(ry「なぜ、僕までここに?興味深いですね…」デュミナス(ry「これも…過ち…」
アリオン(ry「ここにいるのも自由だぜ?」
ティス「デュミナス3姉弟の新曲[恋のタマゴ][これって過ち?]も同時リリース」
デスピニス・ラリアー「ところで…予告とストラップに誰かいない気が…」
デュミナスストラップ「これも…過ち…」

フフフ…本編は書かないぜ!!

529:それも名無しだ
08/01/30 23:03:07 mdj41Zfj
㌧。我ながらオチが弱くて反省。ごめんねw
>>629
これ以上書くと長えと文句が出るから勘弁してけれw

>>630-631
熱いな、実に好みの展開だw
同時上映『デスピニスの3分クッキング』『ラリアーのコスプレ初体験日記』

530:それも名無しだ
08/01/30 23:04:46 m6eA/Dhm
>>631
同時上映のほうが気になるwww

531:それも名無しだ
08/01/30 23:21:10 0bGovqdX
ちょ…同時上映の片割れ完全にAVだろjk…

532:それも名無しだ
08/01/30 23:40:28 zw1GEIOK
>>634
そうだな。デスピニスがあまーいヴァニラアイスを三分で作る癒し系ムービーだからな!
実にAVw

533:枕投げ死闘編
08/01/30 23:56:32 qXgd3jO7
>>565の続きです

ティス「ふー、ごはん美味しかったー!」
コウタ「風呂も入ったし、飯も食ったし最後は・・・。」
ティス「最後は・・・?」
コウタ「枕投げ大会に決まりだ!」
ティス「枕投げ・・・?」
ショウコ「もー、お兄ちゃんってば子供なんだからー。」
フィオナ「まぁ、いいじゃん?面白そうだしさ。」
フォルカ「枕投げとはなんだ?」
ミズホ「えーと、枕を投げ合って相手に当てて楽しむゲームって言えばいいんでしょうか?」
デスピニス「うう・・・、私にはあまり向かない気がします・・・。」
フォルカ「しかし、枕ではあまりダメージにはならないんじゃないのか?」
ラウル「だから楽しいんだよ。」
ラリアー「じゃれあいみたいなものでしょうか?」
フォルカ「良く分からないが一種の遊戯と思えばいいのだろうか。」
アリオン「細かいことなんか抜きで楽しめばいいのさ。」
フォルカ「生きていたのかお前・・・。」
アリオン「やった自分が言うかね、死に場所を決めるのも自由って事さ。」
ラージ「他の部屋から確保してきたので弾薬は十分ですよ。」
ティス「えーと、つまりこんな感じでいいのかな?」

べしっ!

コウタ「てめっ!卑怯だぞ!このっ!!」
ティス「きゃはは、当たるもんか。やーい、ヘタクソ!」

べしっ!

ショウコ「・・・・・・お兄ちゃん?」
コウタ「げぇっ!?わ、わざとじゃねえんだ!」
ショウコ「もはや問答無用!!」
ラウル「コウタ、援護する!」
コウタ「ナイス!」
フィオナ「甘い!!」
ラウル「うわっ!フィオナ!」
フィオナ「あたしとティスはさっき堅い絆で結ばれたからね、助太刀させてもらうよ!。」
ティス「アタイ達の絆は無敵だよ!」
フィオナ「そういう訳で、ミズホ!アンタは敵よ!!」
ミズホ「ええっ?あたしですか?」
ティス「裏切り者のデスピニスもね!」
デスピニス「そ、そんな・・・。」
ラリアー「な、なにかあったの?」
ティス「うっさい!ラリアーはわかんなくていいの!女の戦いなの!」
ラージ「それでは僕は愛の為に生きましょうか。さぁ、弾薬はこちらです。」
フィオナ「あんたはまた真顔で歯が浮く台詞を・・・。」
アリオン「ならば俺様はこっちだな、勝負はイーブンじゃなきゃ面白くないだろ?」
コウタ「よっしゃ!変人だけど戦力は頼りにしてるぜ!」
アリオン「とっておきを見せてやるぜ・・・、奥義枕幻千殺!!」
ティス「枕が増えた!?」
ショウコ「無駄よ、フォルカ!」
フォルカ「承知、例え遊戯といえど全力を尽くすのが修羅の流儀!」
ミズホ「凄い・・・、全部の枕を叩き落してる・・・。」
コウタ「にゃろう、枕トルネェェェェェドッ!!ぶち抜けぇぇぇっ!!」

534:兵どもが夢の跡
08/01/30 23:59:32 qXgd3jO7
三時間後



ティス「うーん・・・、あれ?アタイ途中で寝ちゃった・・・?」
コウタ「Zzz・・・」
ティス「・・・これはひどい、部屋中めちゃくちゃじゃん!それになんかお酒くさーい。」
ショウコ「んー、ふぉるかー。」
ティス「うっわ、ちょっとショウコ大胆過ぎ!こんなの見たらコウタ血の涙流しながら死んじゃうよ!」
ショウコ「てひひ、ふぉるかー、すきー・・・Zzz]
ティス「と、とりあえず布団で隠しておこう。」
ミズホ「らうるさーん・・・Zzz」
デスピニス「らうるさーん・・・Zzz」
ティス「こっちは両手に花状態・・・、その割りには何故か苦悶の表情なのね。」
ラウル「うーん、うーん・・・Zzz」
ティス「ミズホのが顔に半分乗っかってるから窒息しないか少し心配だけど・・・、大丈夫かな?」
コウタ「Zzz・・・」
ティス「・・・今更向こうの部屋に戻るの面倒だしアタイもここでもっかい寝ちゃおうかな~?」
コウタ「Zzz・・・」
ティス「他に場所も無いからここで寝るしかないよね・・・、コウタの隣だけど狭いんだし仕方ないからだからね・・・。」
コウタ「うーん・・・」
ティス「にゃ!?」
コウタ「Zzz・・・」
ティス「寝ぼけていきなり抱きつくなっ!?ってかどうせならもっと優しくしろ!・・・このバカ。」



翌朝、辺りの惨状と自分を含む周りの状態に気まずい雰囲気が流れ
なんとも言えない空気で朝食を取る一同とちょっとだけ嬉しそうなティスでした
チャンチャン♪

535:それも名無しだ
08/01/31 00:08:58 qTevUnBq
お待たせしました、なんかコウタ×ティスの絡みなかったんで無理矢理最後捻じ込みました!

>>586
なんという良SS
このスレの他SSのエピソードとかも入れてる辺り素晴らしいですね
しかも長編ご苦労様です!

>>605
笑いと萌えをありがとうございますw
自分の体型を気にしてるティスが可愛すぎるw

536:それも名無しだ
08/01/31 00:17:23 7aohXsTA
待った甲斐があったよもうわるこなにゃう過ぎ!
今日は良作多すぎて実にいいニヤケを味わえたよw

537:買い物
08/01/31 01:38:43 D2GQP5QY
―浅草の街をブラつく2人―

コウタ 「ったく、じいちゃんも人使い荒いよな。客が来るから雷おこし買ってこいなんてよ。」
ティス 「キサブローはあたいに頼んだんだよ。付いてこなくていいって言ったじゃん。」
コウタ 「バッキャロー、てめぇ1人で買い物なんざ、危なかっかしくて任せられっかよ。」
ティス 「なにさ!あたいだって買い物くらい1人でできるもん!だいたい・・・
コウタ 「おっ、わりいな。もよおしてきちまった。ちょっくらションベン行ってくらぁ。」
ティス 「レディの前でションベンとか言うな!バカコウタ!まったく・・・」

(ドンッ)

通行人A「・・・!」
ティス 「いったーい!デカい図体してどこ見て歩いてんのよ!オッサン!」
通行人B「あんたこそあたいのダーリンにぶつかっといて挨拶も無しかい!小娘!」
ティス 「ふーんだ。いいトシこいて道の真ん中でいちゃついてるのが悪いんでしょ、オバサン!」
通行人B「キーッ!腹の立つガキだね!いちゃつく相手もいないクセに、ナマ言ってんじゃないよ!」
ティス 「そ・・・それくらいあたいにだっているよ!そんなハゲじゃなくてもっとカッコいいのがいるもん!」
通行人B「ハ、ハゲ!?言ったね小娘!そんなら見せてみなよ!あたいと微妙にキャラ被ってるクセに、生意気だよ!」
ティス 「うー・・・」
通行人A「・・・・・・・・」

538:買い物2
08/01/31 01:41:50 D2GQP5QY
コウタ 「おい、なにモメてんだよ。ケンカなんかしたら、またショウコにどやされるぞ。」
ロア  「(人の事を言えないような気がするが・・・)」
通行人B「なんだい。小娘の保護者ならちゃんと面倒を・・・
ティス 「・・・! そう、コイツ!コイツがあたいのダーリンだよ!」
コウタ 「ぶッ!? なんだいきなり!?」
通行人B「ハン!ウチのダーリンの方がシブくてカッコいいじゃないのさ!」
ティス 「そんなことないもん!コウタの方が・・・
コウタ 「お、おい・・・話が見えねぇぞ。」
通行人A「・・・!・・・!」
通行人B「ふん、ダーリンが言うからここまでにしとくけど、あんたも保護者ならちゃんと面倒見なよ!」
ティス 「保護者じゃない!ダーリンだって言ってるだろ!」
コウタ 「おい、いい加減に・・・」

(チュッ)

一同  「!!」

ティス 「へへーん!見たか!バーカバーカ!」
通行人B「チッ!覚えといで!小娘!」

―帰り道―

コウタ 「なんだ。そんな理由だったのかよ。アホらしい・・・」
ティス 「・・・」
コウタ 「・・・」

コウタ 「まあ、その、なんだ。悪い気はしなかったぜ。」
ティス 「・・・何がよ。」
コウタ 「いや、その・・・バッキャロー、そんなん言えっかよ!」
ティス 「・・・ふーん、ダーリンって呼んでほしいんだ?」
コウタ 「ぶッ、そうじゃなくて、ってか、ウチん中では絶対にそう呼ぶなよ!」
ティス 「じゃあ、外ならいいの?」
コウタ 「あのなぁ・・・まあ、別にいいけどよ、なんかこっ恥ずかしいな。」
ロア  「(・・・今時ダーリンは無いと思うぞ、コウタ)」


539:それも名無しだ
08/01/31 01:43:22 D2GQP5QY
すまん、ageてしまったorz

540:それも名無しだ
08/01/31 01:49:17 5w3qeuiZ
GJ!

ダーリンはカーラがよく使ってますな

541:それも名無しだ
08/01/31 01:57:31 bxDni9VV
>>638
わるこなにゃう乙!
コウティスだけじゃなく他のカップルも味わえる贅沢仕様
各キャラしっかり書けてたと思うよー
ショウコの寝言には萌させて頂いた
一体どんな状態でフォルカに抱きついてたんですかね?w
ラウルの状況は羨ましすぎ!ミズホの乳で窒息してしまえw

>>640
初投稿乙!わるこなにゃうだよー

しかし、このスレ知らないうちにかなりの良スレになったね
やっぱ良SSは良SSを呼ぶといったところですか
割れ窓理論の逆ってとこか
とにかくSS職人の皆さん毎度毎度乙であります!


542:それも名無しだ
08/01/31 01:59:13 COm6bskW
実に雷娘(雷門的に)なティスだっちゃ、わるこなにゃう!!

つーか
四捨五入30台とハンマー無口!!自重~!

543:それも名無しだ
08/01/31 02:07:15 /0iQ7vBX
おかしいよね
Rしてるときはうざいなぁと思ってたのに
ここきたら萌えちゃった

544:それも名無しだ
08/01/31 03:18:37 7xwanXNL
おかしいよね
ガチムチな肉体言語スレだと思って来たのに
以下略

545:それも名無しだ
08/01/31 05:04:43 D2GQP5QY
>>643-645
サンクス。
書きためたのがあるんで、こんなので良ければまた後日。

>>647のせいで、アッースレにガチムチネタを投下してしまった。
後悔はしていない。

546:それも名無しだ
08/01/31 07:58:23 zGkayGeO
やべぇ…良SS多すぎる…

547:それも名無しだ
08/01/31 09:51:09 k2QfhdEX
職人同士が他のSSの小ネタを上手く補完し合ってるのも良SSが多い事に関係してるんだろうな。
なんだかんだでラージネタみんな書いてるしw

548:それも名無しだ
08/01/31 13:00:11 g/qovHeB
>>640
GJ!!
とりあえず、インス◯クターのバカップル自重www

549:それも名無しだ
08/01/31 13:39:37 7aohXsTA
キサブロー「ふう…」
ティス「あれ? じーちゃん、どーしたの? 疲れたの?」
キサブロー「んー? いやいや、ちょっと肩がのう…」
ティス「そっか… あの、さ、も、もしよかったら、アタイが叩いてあげよっか…?」
ショウコ「!?」
コウタ「!!」
キサブロー「おお、すまんのう」
コウタ&ショウコ「ま、待っ…」

ガシッ!

ティス「な、何?」
キサブロー「…ん? 何か言ったかのう?」
フォルカ「い、いえ、何でもありませんご老体」
ショウコ「もがもが…」
フェルナンド「ささ、縁側でティスと一緒に日光浴を楽しまれるがいい」
コウタ「ぐ、ぐえ…っ」
そのまま2人をずりずり引きずっていく修羅ズ。
キサブロー「…はて?」
ティス「…変なヤツら」


ショウコ「…ぷはあっ! な、何するのよフォルカ!」
フォルカ「何するのはショウコの方だ。ティスの邪魔をしてはいけないと思う」
コウタ「げほっ、げほっ、ば、バカ野郎! あいつのバカ力で叩いたら爺ちゃんがどうなるか…」
フェルナンド「バカは貴様だ」
コウタ「な?! テメエにだけは言われたくねえッ!!」
フェルナンド「いいから貴様ら、黙って見てみろ」
ショウコ&コウタ「…?」

とん、とん、とん、とん…
ティス「…じーちゃん、どう? 痛く…ない?」
キサブロー「いやいや、丁度いい塩梅じゃよ。ティスは肩たたきが上手じゃのう」
ティス「ほ、ほんと? え、えへへ…///」
とん、とん、とん、とん…
キサブロー「極楽、極楽…」
ティス「お、大げさだなあじーちゃんは/// こ、このくらいのことなら、いつだってやってあげるよ♪」
キサブロー「そうかそうか、ティスは本当に優しい子じゃ。いい子じゃのう…」
ティス「や、やだなぁ… もう… 照れるからやめてよ…///」
とん、とん、とん、とん…

コウタ「………」
ショウコ「………」

550:それも名無しだ
08/01/31 13:54:22 7aohXsTA
フォルカ「ティスは2人の知らない所で、力の調整の修練を積み重ねてきていたのだ」
フェルナンド「今日がその修行の結果を試すときだったというわけだ。邪魔するな阿呆」
ショウコ「そう、だったの…」
コウタ「で、でも、何でまた…」
ロア『…見ての通りだ』
コウタ「ロア?」
ロア『肩こりに悩むキサブロー氏の肩を叩いてあげたい。ただそれだけの為だ。他意などないさ』
コウタ「…ちっ、ティスのヤツ… らしくねえことしやがって…」
ロア『…惚れたか?』
コウタ「殴るぞテメエ!!」
ショウコ「い、いけない、ちょっとウルっときちゃったかも…」
コウタ「でもよ、何でお前ら2人が知ってたんだよ」
フォルカ「簡単なことだ」
脱ぎ脱ぎ…
ショウコ「!? ちょ、ちょっと、フォル…///」
フェルナンド「これが答えだ」
バサッと服を脱ぎ捨てて、修羅ズが背中を見せると…
コウタ「…げっ」
ショウコ「…き、」
ラージ「グロっ」カシャーカシャーカシャーカシャー


『 キ ャ ア ーーー ッ ! ! ? 』


キサブロー「…? 何か騒がしいのう…」
とん、とん、とん、とん…
ティス「いつものことだよ、じーちゃん」
キサブロー「…ま、それもそうじゃのう…」
ティス「えへへ…///」

こうして、ティスのじーちゃん孝行は大成功に終わった。


ショウコ「あおむらさき… あおむらさきが… い、いやああああぁ…」

…一名に酷いトラウマを残して。

551:それも名無しだ
08/01/31 14:16:51 Izs90xUm
フェルナンドが何時の間にか良い奴すぎるww

552:それも名無しだ
08/01/31 18:14:42 qlgoTm1D
フェルの背中を見たいんだが・・・・

553:それも名無しだ
08/01/31 19:13:07 k2QfhdEX
>>655
青痣で「アホ」て書いてあるよ。

554:それも名無しだ
08/01/31 21:27:19 H9kypK/G
背中にチャックが付いてるの間違いだろ…


555:それも名無しだ
08/01/31 21:35:19 LqhWSMA8
ロア「それも私だ」

556:オチは無い
08/01/31 21:50:27 7aohXsTA
>>655
断固として見せるわけにはいかんが、修行の内容ならw

~修行の聖地・ギアナ高地~

ティス「…ほんとーに、いいの?」
フェルナンド「遠慮するな女。貴様の肩たたきなぞ俺の体に効くものか。全力で来い!」
フォルカ「い、いやいや、違うぞティス。今回の修行は腕力の調節だ。全力を出したら」
フェルナンド「黙れフォルカ! 俺を倒さずして肩たたきの極意は得られぬと思えッ!!」
脱ぎゃあッ! 座ッッッ!!!
フェルナンド「さあ! 遠慮なく叩いてみろ! 女ァッ!!」
ティス「…じゃ、じゃあ、いくよ? 本当にいいの?」
フォルカ「頑張れ、フェルナンド」
フェルナンド「ふん、俺の体を気にする前に貴様の貧弱な腕と胸筋を気にしろ!」

…カチン。

フェルナンド「さあ! ミュージック、スタート!!」
ラージ「はい」カチッ。

『とーさん おかたを たたきましょー♪』

ティス「………」

『たん

ずうううぅぅぅぅ…んっ

ちちちち…と、野鳥が木々から飛び立った。

ティス「おーい! ごめんねー、ちょっと強すぎたー?」
フォルカ「おーい、フェルナンドー! 無事かー?」
フェルナンド「…く、くくく…、上等だ… 女ァッ!!」

2メートルほど地面に深ーく釘のように刺さったフェルナンドを引っ張り出して、再挑戦。

フェルナンド「遠慮することはないぞ女… 全力の全力で来い…!」
ティス「うん♪ アタイがんばるー♪」

『とーさん おかたを たたきましょー♪』
ティス「しょー♪」

『たん

ずうううぅぅぅぅ…んっ
『たん♪ とん♪

ずずうううぅぅぅぅ…んっ

『たん♪ とん♪ たん♪ とん♪ たん♪ とん♪

ずずずうううぅぅぅぅ…んっ



フェルナンド「…合格…だ…おん…」
フォルカ「フェルナンド、もういい、もういいから替わろう」
ティス「ごめーん♪」

557:それも名無しだ
08/01/31 22:19:44 qTevUnBq
>>652の前日談としてちょいエロ?有りかもw
ある意味王道パターンですw

ガラガラガラ

ショウコ「ただいまー。」
コウタ「・・・っと・・・けよ」
ティス「いた・・・、・・・っと・・・すぎ」
ショウコ「もーう、またあの二人はなんか騒いでるわね。」
ティス「んっ・・・、あっ・・・、気持ち・・・、いい・・・、あんっ・・・。」
コウタ「どうだ、大分良くなってきたろ?」
ティス「んっ、最初は、ちょっと、痛かったけど、もう、だいじょうぶだよ・・・。」
ショウコ「!?!?!?!?!?」
コウタ「ここをこうされると気持ちいいだろ?」
ティス「ひぁっ!そ、そこ、いいのぉっ!」
ショウコ「(えっ?ええっ?な、なに?ひょっとして・・・、し、しちゃってるの?)」
ティス「こんなに気持ちいいなら・・・、もっと早くしてもらえば良かったかな・・・?」
コウタ「バッキャロー、お前みたいなガキにはまだはええよ、今回は特別だかんな。」
ショウコ「(と、止めた方いいのかな?でも入れるわけないし・・・)」
ティス「んっ・・・、気持ち・・・、良すぎて・・・、病みつきに・・・なっちゃいそう・・・だよ。」
ショウコ「(そんな・・・、ショウコだってまだフォルカとキス止まりなのに・・・。)」
コウタ「まぁ、これだけ満足してるならたまにならしてやってもいいけどよ。」
ショウコ「(・・・駄目!駄目よ!ショウコ達はまだちゃんと健全なお付き合いで十分なんだから!)」
ティス「ふにゃぁ~、コウタ上手すぎだよ~。」
コウタ「んー、じいちゃん直伝だからなー。」
ショウコ「(なっ!?おじいちゃんったら何考えてるのよ!!」
コウタ「ショウコもかなり上手だぜー。」
ショウコ「(ちょ、ちょっと!何でたらめ言ってるのよ!ショウコそんなエッチな子じゃないもん!)」
ティス「ん~、アタイばっかり気持ち良くして貰ってるのも悪いし、今度はコウタにしたげるね。」
コウタ「でもお前に上手くできんのか?」
ティス「できるよ!」
ショウコ「(こ、今度はティスにあんなことさせちゃうの!?お兄ちゃんの鬼畜!!)」
フォルカ「ショウコ、どうしたこんなところで。」
ショウコ「ひゃぁ!?ひょ、ひょるか?」
フォルカ「どうした?顔が真っ赤だぞ、それよりコウタはそこの部屋だな、キサブローが呼んでたぞ。」
ショウコ「だ、だめぇ!開けちゃだめぇ!」

558:それも名無しだ
08/01/31 22:21:37 qTevUnBq
ガラガラ

コウタ「ん?」
ティス「なに?」
ショウコ「・・・へ?」
フォルカ「コウタ、キサブローが呼んでいたぞ。」
コウタ「ああ、もうちょいしたら行くって言っといてくれ。」
ショウコ「あ、あれ?お兄ちゃん達、・・・何してたの?」
コウタ「何って、マッサージだけど?つーか、どうしたんだ顔真っ赤だぞ?」
ショウコ「まっさーじ?」
ティス「じーちゃんの手伝いで機材運んでさー、それでアタイが疲れたって言ったら。」
コウタ「たまには恩着せてやろうと思って俺が肩叩いたり揉んでやってたんだよ。」
ショウコ「あは・・・、そういうことだったんだ・・・、あははははははははは・・・。」
フォルカ「ショウコが真っ白に燃え尽きた・・・。」
コウタ「赤くなったり白くなったり忙しいやつだな。」
ティス「さー、それより今度はアタイがやってあげる番だよー。」
コウタ「お、どれどれ。」

ベ キ ィ ! !

コウタ「ギャーーー!!」
ティス「あれ?力加減間違えたかな?今度は叩いてみよっと。」

バ キ ィ ! !

コウタ「うぎゃーーーー!!!」
ティス「おっかしいなぁ・・・?」
フォルカ「力任せにやりすぎだ・・・、これ以上はコウタが死ぬぞ・・・。」
コウタ「ぐ・・・、ぐえ・・・。」

559:それも名無しだ
08/01/31 22:25:55 qTevUnBq
うっは、間違ってageちゃった、ごめんなさい

560:それも名無しだ
08/01/31 22:26:33 BK/YtCTA
いかん、ニヤニヤしてしまった。
俺の負けだ。

561:それも名無しだ
08/01/31 22:45:22 6VSTic2c
>>636
>フィオナとティスの固い絆
>ミズホは敵 >裏切り者デスピニス

胸的意味ですか?

562:それも名無しだ
08/01/31 23:07:56 eSwh0zuk
某修羅の元ネタの連中の間違った人を思い出した
これも過ち…

563:それも名無しだ
08/01/31 23:19:28 937GyzkJ
>>660

しかし・・スレの趣旨とは離れるとはいえどうしても気になってしまったからツッコませてもらう

>ショウコ「(そんな・・・、ショウコだってまだフォルカとキス止まりなのに・・・。)」

なんだってええええええええええええええええええええええええええ!!!! 

564:それも名無しだ
08/01/31 23:23:24 Z+68Pnqr
>>666
キスくらいさせてやれよ…
ぅ…ぅぅ……orz

565:それも名無しだ
08/01/31 23:52:12 bxDni9VV
>>664
無論、その通りよ
アイビス、ミィも加えて貧乳同盟結成だな
しかし、巨乳連合との戦力差はかなりある

>>667
どこぞの馬の骨に取られるくらいならイケメンで天然だけど性格も悪くないし修羅王なフォルカだったら・・・・・・、フォルカだったらぁ!
し、幸せにしてやってくれよ・・・・・・orz
とりあえずOG3で帰ってこなかったら許さん、俺が修羅界に行ってでも連れてきてやる


566:それも名無しだ
08/01/31 23:52:24 g/qovHeB
>>660
>ショウコ「(ちょ、ちょっと!何でたらめ言ってるのよ!ショウコそんなエッチな子じゃないもん!)」
 
何故か萌えたw

567:それも名無しだ
08/01/31 23:55:16 sZ7fq53J
>>659
フェルナンドの「さあ! ミュージック、スタート!!」 っていうのが、
もたまらないです。

568:節分
08/02/01 01:15:10 XCasFbQd
ティス 「ショウコ、それなに?」
ショウコ「あ、ティスは日本の節分は初めてなのね。これは、ヒイラギっていう木の枝なのよ」
ティス 「ふーん。トゲトゲしてて、なんだか不味そう」
ラリアー「食べるんじゃないよ。これを飾っておくと、鬼避けになるんだ」
ティス 「鬼避け? カイやレッドオーガが来ないようにするおまじない?」
コウタ 「はっはっは。確かにあのオッサンは鬼教官って呼ばれてるけどよ」

ショウコ「あ、そうだ。ティス、お魚屋さんでイワシの頭を貰ってきてくれる?」
ティス 「頭だけ?」
ラリアー「イワシを焼く匂いが鬼避けになると言われているんだよ」
キサブロー「イ、イワシくらい、丸ごとでええじゃないか・・・」
ショウコ「ダメです。丸ごと買うと高いし、お飾りに使うのは頭だけでしょ。じゃあ、お願いね」

―近所の魚屋―

ティス 「くーださい」
バイトの青年「お使いかい?偉いね」
ティス 「ふんだ。偉くなんかないよ。子供扱いしちゃってさ」
バイトの青年「そ、そうか。それで、何を買いにきたの?本番ハコダテで目利きの修行をしてきた俺が選んであげるよ」

ティス 「うわっ!フラットフィッシュだ!」
バイトの青年「それはかれいだよ」
ティス 「宇宙ひらめじゃないの?」
バイトの青年「ひらめはこっち。左ひらめに右かれいって言って、顔の向きで判別するんだ」
ティス 「ふーん。どうでもいいや。頭ください。頭」
バイトの青年「え?頭といっても、色々あるからなあ。タイ、マグロ、タッドポール・・・」

ティス 「なんだっけ。んーと、3文字だったかな」
バイトの青年「じゃあ、マグロかな」
ティス 「それでいいや。ください」
バイトの青年「2500円になります」
ティス 「あたい、お金持ってきてないよ」
バイトの青年「えっ、困るなあ・・・」
ティス 「あたいもそれがないと困るんだよ。ショウコに怒られる」
バイトの青年「ショウコ?ああ、もしかして、アズマ研究所の子?じゃあ、ツケておくから、持ってっていいよ」
ティス 「あっそう。じゃ、もらってくね。んしょ、重いなコレ・・・」
バイトの青年「ふぅ、変わった子だな。ん?」

??? 「ティス・・・またとんでもない過ちを・・・」

569:節分2
08/02/01 01:16:40 XCasFbQd
―アズマ研究所―

ショウコ「なによコレーーーーー!!」
ティス 「なにって、頭だよ。」
キサブロー「まあまあ、ええじゃないか。マグロの目玉にはODE・・・じゃなかった。DHAがたくさん・・・」
ショウコ「おじいちゃんは黙ってて!」
ラリアー「やはり僕が行くべきでしたね・・・すみません」
コウタ 「マグロの煙でも鬼避けになるって!早く焼こうぜ!」
ショウコ「んもー!なんでこうなるの!?」

―後日―

ショウコ「すみません。これ、マグロのお代です」
バイトの青年「ああ、お代ならもう貰ってるよ」
ショウコ「え?」
バイトの青年「それよりすんません。時期的に考えて、イワシと気付くべきでした。俺もまだまだ過ちが多くて」
ショウコ「あ、過ち?」
バイトの青年「あれっ?あの人の口癖がうつっちゃったかな?ははは・・・」


570:それも名無しだ
08/02/01 01:33:02 avX4eZHe
バイト帰国!!
というより過ちさんとフラグたってるW

571:それも名無しだ
08/02/01 01:50:49 XhWfzFyh
和みまくったw
ティスが子供らしいのも良いなぁ

572:それも名無しだ
08/02/01 02:32:30 QHmEze0S
タッドボールの頭売ってる魚屋なんて行きたくねぇwww

573:それも名無しだ
08/02/01 02:46:32 5foULQy1
>>673
あの子バイトで宇宙とか行っちゃうからなぁ

574:◎家族って良いな 1/7
08/02/01 03:52:36 lVKJcrex
ティス「もうヤだ!こんな家、出てってやる!二度と戻ってなんかやるもんかぁーっっ!!」ダダダダダ!

フォルカ「…ティスが家出した?」
ショウコ「う、うん…そうなの…」
フォルカ「何故だ?またコウタとの喧嘩か?しかし家出となると…余程の事があったのか?」
ショウコ「あ、あのね…お兄ちゃんだけのせいってワケじゃなくて…その…」
コウタ「……」

◎回想。30分前…

コウタ『てめぇコラ!今日と言う今日はぜってー許さねぇからな!?』
ティス『えーんえーん!怖いよぉーっ!』
ショウコ『ちょ、ちょっとお兄ちゃん!?何やってんの!?ティス泣いちゃってるじゃないの!』
ティス『ショウコ~!怖いよぉ~!!』
コウタ『てめぇ!嘘泣きしてんじゃねぇぞ!!』
ショウコ『落ち着けって言ってるでしょ!今度は一体何をやらかしたの?』
コウタ『このクソジャリが…俺が楽しみに取って置いた浅草堂の栗羊羹を全部喰いやがったんだよ!!』
ショウコ『…ハァ?』
コウタ『俺が帰って来た時には…コイツが最後の一口を平らげてやがったんだ!だから俺にはコイツを殴る権利がある!』
ティス『だ、だってぇ!あんなトコに置いとく方が悪いんじゃないかぁっ!』
コウタ『そりゃ言い訳のつもりか!?こっちに来い!手始めに2~3発ぶん殴ってやらぁ!』
ショウコ『いい加減にしなさい!女の子がこんなに泣いて怯えてるっていうのに、更に殴ろうっての!?これ以上は私が許さないわよ!!』
ティス『ぅえぇ~んショウコぉ~!』チラッチラチラッ
コウタ『てめぇやっぱり嘘泣きだろ!?』
ショウコ『お兄ちゃん!?』ガルルルル…
コウタ『うっ…』

575:◎家族って良いな 2/7
08/02/01 03:54:47 lVKJcrex
ティス『(や~い馬~鹿馬~鹿~♪あっかんべぇ~♪)』
コウタ『こ、この野郎…』
ショウコ『さぁ、もう食べ物の事でこれ以上ティスを責めないの。解った?大体ティスだって育ち盛りなんだから、これくらいでギャーギャー騒いでちゃ駄目だよ』
ティス『そうだそうだ~!コウタは心が狭いんだ!コウタのいやしん坊~!』
コウタ『…コイツ、お前が昨日買って来た寅屋の苺大福も喰ったぜ?』
ショウコ『……何ですって?』ビキビキ
ティス『え?え?』
コウタ『ちなみにお前が戸棚に隠してた洋菓子本舗のチーズケーキを喰ったのもコイツだぞ?』
ショウコ『……ティス…それは本当なの?』ビキビキ
ティス『え?あ、それは…あの…あ、アタイってば育ち盛りだから…ね?あは、あはははは…』
ショウコ『…ごめんねティス…私も…アナタを許せそうにないわ…』ビキビキ
ティス『あ、あの…アタイ…とっても反省してるから、さぁ……ショウコ…すごく怖いんだけど…』タジタジ
ラージ『あぁ、そう言えば冷蔵庫に残してあった最後のプリンを食べたのもティスですね?』
ティス『あ、それは…その…あの…確かな食べたのはアタイだけど…』
ラージ『まぁあれはフェルナンドの分だったんですけどね』
フェルナンド『貴様かあぁあぁあっっ!返せ!俺の愛しさと切なさとプリンを返せええぇぇぇっっ!!』
ティス『あわ…あわわわわわ…』アタフタアタフタ
コウタ『ショウコ…このクソジャリの処分はお前に任せるぜ』ゴゴゴゴゴ…
ショウコ『解ったわ…さぁティス、お尻を出しなさい…』ゴゴゴゴゴ…
ティス『え?え?あ、あの、ショウコさん?何するの?ちょ、ちょっと!?あ、イヤ!イヤぁぁぁぁぁっっ!!』

スパーン!スパーン!スパーン!×100

ティス『うわぁ~ん!痛いよぉ~!やめてよぉ~!』

576:◎家族って良いな 3/7
08/02/01 03:55:56 lVKJcrex
フォルカ「…で、ショウコに尻叩き百連打を喰らったティスは、冒頭の捨て台詞を吐いて家出した、と?」
ショウコ「うん…」
フォルカ「コウタやフェルナンドはともかく、ショウコがそんなに怒るとは珍しい…」
ショウコ「あの…本当に楽しみにしてたから…すごいショックで…ごめん…」
フォルカ「コウタもコウタだ。ティスの悪戯などいつもの事じゃないか」
コウタ「最近のは度が過ぎてんだよ。まぁ今日のアレは良い薬になったんじゃねぇか?」
フォルカ「フェルナン…」
フェルナンド「い、一ヶ月ぶりのスイーツだったのに…!」オーイオイオイ…
フォルカ「……とりあえず俺はティスを探して来る」
コウタ「ほっとけよ。どうせ腹が減りゃ帰って来るだろ」
フォルカ「帰って来なかったらどうするんだ?」
コウタ「あの異常な淋しがり屋がか?ねーよ。最悪、ラウルの家にでも泊まり込むだろうさ」
ラージ「あ…言い忘れていましたが、ラウル達は今日から温泉旅行に行ってますよ」
ショウコ「え!?」
ラージ「帰るのは明後日の夕方だと聞いていますが」
ショウコ「本当に!?てか何でラージさんはそれについて行かないの…?」
ラージ「ここでみなさんのドタバタ劇を見ていた方が楽しいからです」キッパリ
フォルカ「……とにかくこれで益々ティスに行く宛が無くなったワケだ。暗くなる前に探した方が良いだろう」
ラージ「僕も探してみます」
ショウコ「わ、私も!」
コウタ「…俺はパスだ。心配しなくても2~3時間で帰って来るだろうしな」
フェルナンド「…今は…何も…する気になれない…」シクシク
フォルカ「行こう。暗くなる前に探すんだ」ドタドタ
ショウコ「ティスのコート持って行かなくちゃ…!」ドタドタ
ラージ「念の為キサブロー氏とアリオンにも連絡してみます」ドタドタ

シーン…

コウタ「………………チッ。知ったこっちゃねぇや!」ゴロン

577:◎家族って良いな 4/7
08/02/01 03:57:30 lVKJcrex
◎浅草のとある河川敷…

ティス「ぇぐっ…ひぐぅ…ひっ、ひっ…」メソメソ
アクセル「…いきなり来ていきなり泣くな欝陶しい…」
ティス「何だよ…アンタがこんなトコにいるから悪いんだろ…ひっく…」メソメソ
アクセル「ところが、だ。ここは俺の家の敷地なワケだ。これがな」
アルフィミィ「アクセル…段ボールもらって来ましたの…」
アクセル「よし、これで増築出来るな」
ティス「…段ボールハウスじゃんかよ…」メソメソ
アクセル「…凍狂は家賃が高いんだ。こいつがな」
ティス「……えぐ…」メソメソ
アクセル「泣くな!こっちまで気が滅入る…」
ティス「ア、アタイ…どうしたら…良いんだろ…」メソメソ
アクセル「素直に帰れば良いだろう。奴らなら笑って許してくれる」
ティス「無理だよぅ…今までで1番怒られたんだよ…?もうアタイの顔も見たくないって思ってるハズだよ…ぅあぁ~…」メソメソ
アクセル「やれやれだ…」
アルフィミィ「アクセル…鯉が釣れましたの…」ビチビチ!
アクセル「そうか。なら晩飯の用意をしよう。おい、せっかくだからお前も食って行け」
ティス「…いいよ…お腹空いてないもん…」

バキュゥーンッ!!

ティス「……」
アクセル「腹のピストルが唸りをあげたようだが?」
ティス「……」
アクセル「妙な遠慮をするな。そう時間はかからんから、食って行け」
ティス「……」コクン

アルフィミィ「お待たせいたしましたの。アルフィミィ特製の鯉尽くしですの」
アクセル「では、いただこう。んむ…以前より更に美味くなったな」ナデナデ
アルフィミィ「エヘヘ…当然ですの…」
ティス「……おいし」ズズズー
アルフィミィ「お代わりはたんとありますの。遠慮なくどうぞですの」
ティス「うん…」ズズズー
アクセル「……」ガツガツ
アルフィミィ「……」パクパク
ティス「……ぐすっ…ひっく…」メソメソ
アクセル「またか…」
ティス「駄目だよぅ…やっぱり…みんなとご飯が食べたいよぅ…」メソメソ
アルフィミィ「……」
ティス「となりにコウタとショウコがいて…向かいにはフォルカとフェルナンドがいて…じいちゃんも…ラージも…うぇぇぇ…」メソメソ
アクセル「……」
ティス「どんなにご飯がおいしくても…どんなにお腹いっぱい食べても…一人ぼっちはイヤだよぅ…みんなと一緒が良いよぅ…」メソメソ

578:◎家族って良いな 5/7
08/02/01 03:59:49 lVKJcrex
アクセル「…みんな心配しているぞ?意地を張らずに帰ったらどうだ?」
ティス「心配なんか…してないよ…今頃みんな…晩御飯食べてるんだよ…」
アクセル「ふむ…では見てみるか?」
アルフィミィ「ですの」
ティス「え…?」

ブォンンッ…

ティス「あ…これ…ショウコ達…?」
ショウコ『どう?いた?』
ラージ『いませんね…もっと遠くに行ってしまったのかも知れません』
フォルカ『やむを得んな…俺がヤルダバオトで空から探してみよう』
ラージ『頼みます。僕はアリオンやジャーダさんと接触しますので』
ショウコ『解った!私はもう少し雷門付近を探してみるね!』

アルフィミィ「…みなさん必死で探してますの…」
ティス「……コウタは?」
アクセル「…お前の後ろにいる奴がそうじゃないか?」
ティス「!?」

コウタ「はぁ…はぁ…ぜぇ…ぜぇ…」
ティス「コ、コウタ…何でここが…?」
コウタ「…勘だよ」
ティス「嘘…だって…こんなに汗かいて…どんだけ走り回ったんだよぅ…」
コウタ「誰のせいだと思ってやがんだ…あー疲れた!」
ティス「…まだ怒ってる?」
コウタ「当たり前だ。俺だけじゃねぇぞ?全員怒ってんだからな?」
ティス「やっぱり…許してくれないよね…?」
コウタ「つまみ喰いの事はもう良いんだよ。お前が家出した事を怒ってんだよ」
ティス「…え?」
コウタ「早く帰って来ねぇと、俺もショウコもメシが喉を通らねんだよ。おら来い」グイッ
ティス「あ、え?ちょ…!」
コウタ「アンタらにも世話になったな!今度雷おこしでも持って来るわ!」グイグイ
アクセル「期待しないで待ってるぞ」
アルフィミィ「またいらしてくださいですの」バイバイ

コウタ「……」グイグイ
ティス「ちょ、コウタ…痛いよ…もっとゆっくり歩いてよぅ…」
コウタ「二度と…」
ティス「…え?」
コウタ「二度と…俺達の…俺の前からいなくなるな…」グイグイ
ティス「…コウタ」
コウタ「おやつが消える事より、お前が消える方が何万倍もイヤなんだよ!それくらい解んだろが!」グイグイ
ティス「………ごめんね」
コウタ「…手…離すなよ…?」グイグイ
ティス「…ぅん」ギュッ

579:◎家族って良いな 6/7
08/02/01 04:01:05 lVKJcrex
コウタ「…おぅいたいた。おーい!」
ティス「……」
ショウコ「!…お兄ちゃん!ティス!!」
フォルカ「無事だったか!」
ラージ「やれやれ…心配しましたよ」
ティス「あの…その…えっと…」

パァーンッ!!

ティス「!?」
ショウコ「……」ワナワナ
フォルカ「お、おいショウコ…」
ショウコ「馬鹿!みんなどれだけ心配したと思ってるの!?ティスみたいな小さい子がこんなに寒いのに、こんな暗くなるまで!」
ティス「あ…う…」オロオロ
ショウコ「心配…したん…だからね…ぅぅっ……」ガシッ!
ティス「あっ…?」
ショウコ「無事で…無事で良かったよぉ~!ティス~っっ!!」シクシク
ティス「ぁ…あぁ…ぅあ…ぅわああぁぁぁ~んっ!ショウコぉ~!ごめんなさいぃ~!!」エグエグ
ショウコ「私こそごめんねぇ~!もうぶたないから出て行かないでぇ~っっ!ぅえぇ~ん!!」シクシク
ティス「どこにも行かないよぉ~っ!ずっと一緒にいるぅ~!コウタともショウコとも…みんなみんな…離れたくないよぉぅ~っっ!!」エグエグ
ショウコ「ディ゙ズ~゙!!」シクシク
ティス「ジョ゙ヴゴ~゙!!あ゙~゙ん゙あ゙~゙ん゙!!」エグエグ
フォルカ「ふ、2人とも…みんな見ているぞ…」
ラージ「何はともあれ…雨降って地固まると言ったところですか?」
コウタ「さぁな…何にしても、お前らが来てから俺の人生はジェットコースター並だぜ…疲れるったらねぇや」
ラージ「羨ましい限りじゃないですか」
コウタ「ヘヘッ…馬鹿野郎♪」
ショウコ「ティスぅ…大好きだよぅ…」ギュウッ
ティス「アタイの方が大好きだもん…」ギュウッ
フォルカ「おい…そろそろ家に帰って休もう…」
ラージ「最後はみんなで手を繋いで帰りますか?」

コウタ「まさか本当に手を繋いで帰るたぁな…」
ティス「エヘヘ…みんな一緒だぁ~♪」
ショウコ「照れ臭いけど…たまにはこーゆーのも良いよね?」
フォルカ「あ、あぁ…同感だ」
ラージ「コウタ君の手…温かい…」
コウタ「お前リアルにキモいわ!…っつーか…何か忘れてるような…何だっけ?」

580:◎家族って良いな 7/7
08/02/01 04:03:34 lVKJcrex
ティス「ただいま~。お腹空いたよ~!」
コウタ「お前さっき何か喰わせてもらってなかったか?」
ティス「そんなのもう消化しちゃったよ。アタイは育ち盛りなのだ!」
ショウコ「だよねぇ。でも、だからって今度私のおやつを勝手に食べたら…」ゴゴゴゴゴ…
ティス「ひぃっ!?ご、ごめんなさい!!」ビクッ
ショウコ「フフフ、嘘だってば。さ~て晩御飯の支度をって…きゃああぁぁぁ~っ!?」
フォルカ「どうしたショウコ!?ってうおぉっ!?」
フェルナンド「うぅ…ひ、も、じ、い、よ…」ピクピク
コウタ「あ~…完全に忘れてたわ…」
ショウコ「大変!すっかり干からびてるよ!」
フォルカ「大丈夫かフェルナンド!?」
ティス「あわわ…早く何か食べさせないと!」
ラージ「とりあえずこの酢昆布でも食べさせておきますか…はい、あーんして」
フェルナンド「ぅ、ぁーん……」モグモグ
コウタ「こんな状態で酢昆布喰ったってなぁ…」
フェルナンド「遅いぞ貴様ら!早く晩飯を用意せんか!」
コウタ「早っ!?復活早っ!?」
ティス「……プッ…」
ショウコ「アハハ…」
フォルカ「ハハ…」
ラージ「クスクス…」
コウタ「…ヘヘヘ…」

アーッハッハッハッハァ!!

キサブロー「おやおや、今日はいつにもまして賑やかじゃのぅ…ただいま~、ティス~寿司を買って来たぞ~い」ガラガラッ
ティス「あ!わ~いスシだぁ~!ばんざ~い!家族ばんざ~い!」

581:それも名無しだ
08/02/01 04:24:40 XCasFbQd
ラージきめぇw

582:それも名無しだ
08/02/01 05:14:07 HPZPKK92
まさかのこじきアホセル参戦

583:それも名無しだ
08/02/01 05:22:52 kX1+wb0+
>>677
あえて言おう、実にいいニヤニヤですと!!

ついにこのスレにホームレス生活をするアクセルが参戦するとは…
もうコウタvsティスの世界観の漫画が出てもいいよね!?と、思う。

584:それも名無しだ
08/02/01 06:41:44 ADdBLRkY
>>671
節分ネタおいしく頂きましたw
過ちなバイトコンビ結成だなもう。各国巡り歩くしかないなw

>>677
長編乙! フェルナンドは愛すべきキャラw
アホセル、鯉は泥抜きしないと泥臭くてまずいぞーw

585:それも名無しだ
08/02/01 07:12:54 9mMfXAk7
>>683 
あんたが神か 
フェルナンドカワイイよフェルナンド

586:それも名無しだ
08/02/01 07:17:15 6RRPp9OX
段ボールもらってきましたのでクソワロタww
駄目だ、ハライテーww

587:それも名無しだ
08/02/01 07:41:33 8Z2XCh4C
まぁアクセルはお礼に缶詰たくさんもらっといて缶きりもらうの忘れてたうっかりさんだからなw

ところでコウタとショウコは学校、キサブローとフォルカは町内会の寄り合いに、フェルナンドはアイビスたちとケーキを食いに、
ラージろう先生はたまには仕事しないとどやされるからL&Eコーポに戻ってて
吾妻家には暇を持て余すティス一人。
掃除や洗濯をしておいてコウタたちを驚かせてやろうと思い始めるも、はじめての事で洗濯機から泡が噴き出しまくったり、
掃除しようとしてより散らかしてしまう散々たる有様にティス涙目。
そんな時コウタとショウコが帰ってきて……とか電波が浮かんだがどうすれば良いだろう。
(後ろ手にCキューブを隠しつつ)

588:それも名無しだ
08/02/01 08:01:39 ADdBLRkY
>>690
ティスはじめての留守番ですか? そいつはもう書いちゃうしかないだろうwww
許可が出るなら俺が貰いたいぐらいですわw

そんなわけで俺も早いけど節分ネタをw

589:バーナード鬼退治 1/3
08/02/01 08:04:09 ADdBLRkY
バラバラッ
キサブロー「鬼はー外ー!」
バラバラッ
一同 『鬼はー外ー!』
バラバラッ
キサブロー「福はー内ー!」
バラバラッ
一同 『福はー内ー!』

キサブロー「よし、戸を全て閉めるんじゃ」
フェルナンド「任せておけ!」
フォルカ「同感だ」
ショウコ「フォルカー! フェルナンドー! 扉怖さないでねーっ!」
ピシャピシャカチャパターンパターンスパ゚ーンスパーンガチャガチャカチッピコピコ
フォルカ「ん? 何か言ったか?」
フェルナンド「容易い… この程度の作業なぞ、1秒で充分だ。修羅界の赤子でも出来るぞ」
ショウコ「早ッ!」

ティス「あーあ、もったいないなぁ、なんでマメ捨てるの?」
コウタ「お前なぁ、今朝から何度も節分の説明したろうが。ちゃんと撒いたか?」
ティス「んー、だってさぁ、もったいないよ。マメおいしいのに…」 ポリポリ…
コウタ「食べるな」 ぺちっ。
ティス「もー、んだよー、気安くあたま叩くなよー」 ペシッ。
コウタ「俺に投げつけるな!」
ティス「…あ、ちょっと面白いかも」 ペシペシッ。
コウタ「こ、コラ! やめろバカ! 家が散らかるだろ!」
ティス「…あたいにちょっかいばかり出すコウタは、この家の鬼だと思うなー」 ペシペシベシッ。
コウタ「痛っ! ベシッつったか?! 今ベシッてやったろお前!!」
ティス「いっひっひ♪ 鬼は退治しないとねー♪ コウタ、覚悟ーっ!」 ブンッ!
コウタ「危ねっ!?」
ダララララッ!!
キサブロー「おーおー、襖が穴だらけじゃのう。カッカッカ、ティスはやんちゃじゃのう」
ティス「…あ、いけね、やりすぎちゃった;」
コウタ「散弾銃じゃねえか! これもう散弾銃の勢いだろテメエ!!」
ティス「ご、ごめん、手加減するよ」 ブンッ。
コウタ「てやんでぇ! 誰が食らうか!」 ひょいっ。
ロア『コウタ! 変身だ!』
コウタ「へ?」

590:バーナード鬼退治 2/3
08/02/01 08:04:45 ADdBLRkY
キュピーン♪

コウタ『おわっ! 唱えてないのに変身した!?』
ティス「あー! コウタずるい! 変身はひきょーだ!」
ロア『さあ、かかってくるがいい!』 キラーン☆
コウタ『なんでお前ノリノリなんだよ!!』
キサブロー「ほらティス、マメの追加じゃ。ワシのも使え」
ティス「わぁ、じーちゃんありがとー♪」
コウタ『ざけんな爺ちゃん!!』
ショウコ「ちょ、ちょっとお爺ちゃん!」
コウタ『ショウコ? 助けてくれ!』
ショウコ「家の中で鬼退治しないでよ! 表でやりなさい表で!」 ガラガラ。
キサブロー「おお、それもそうじゃのう。カッカッカ」
コウタ『そういう問題じゃヌェーッ!!』
フェルナンド「せ、せっかく… 閉めたのに…」

ブンッ、ベシベシベシッ。

コウタ『ぐ、ぐああっ?! い、痛え!?』
ティス「さー、悪ーいコウタを鬼退治するよー♪ くらえー♪」 ブンッ。
ロア『直撃だけはさけろコウタ。最小の動きで見極め、そして全部被弾するんだ…!』
コウタ『お前矛盾してんだろソレ!! ざけんなぁっ!! いたたたたたっ!?』 ベシベシベシベシッ。
ショウコ「はい、フォルカもフェルナンドも、一年の厄を落とすためにも、しっかり鬼退治しなさい?」
フォルカ「…よくわからないが、マメをぶつければいいんだな? コウタに」
コウタ『ゲッ!? ま、待て! 待てテメエら!』
フェルナンド「気がすすまんな…」
コウタ『そ、そーだろそーだろフェルナンド、やっぱお前はいいy』
フェルナンド「勿体無い… いつ食べられるんだ、このマメは…」
コウタ『死ね!! マメを気管に詰まらせて死ねぇ!!』
フェルナンド「そんなにか!? そんなに食べてもいいのか!!?」
ショウコ「よだれ垂らしちゃダメでしょフェルナンド! ほら、ぶつけるぶつける♪ 鬼はー外ーっ!」 ぶんっ。
フォルカ「お、鬼はー外ーっ」 ヒュッ。
ロア『唱えろコウタ… バーナード・フクハ・ウチ…!』
コウタ『黙れ!! ぐぁっ! 痛え痛え!! くっそぉーっ!! 後で魂ほじくりかえしてやるぅっ!!』
バイト「ちわーっ! マメの追加持ってきましたーっ! サインお願いしまーっす!」
ラージ「はい」 カキカキ…
コウタ『く、くそぉっ! あいつら本気で投げつけやがってぇ!! つうか何でラージまでいんだぁ!!』
ラージ「…言いませんでしたか? 温泉よりこちらを優先しましたので」
コウタ『眼鏡割って死ねこの野郎!!』
ロア『…あ、忘れてた。コウタ、コレを使え…』
コウタ『バリアか!?』

591:バーナード鬼退治 3/3
08/02/01 08:05:33 ADdBLRkY
ぺたぺた。シャキーン。

ロア『鬼の角だ。お前が寝てる間に夜なべして、せっせとこしらえた…』
コウタ『死んでしまえ!!!』
ティス「あはははは♪ 鬼はー外ーっ!」
ショウコ「鬼はー外ーっ!」
フォルカ「お、鬼はー外ーっ!」
フェルナンド「鬼は… う、一口だけ… くっ、外ーっ!!」
ロア『その程度では鬼は倒せないぞ… もっと全力で来るがいい…!』 キラーン☆
コウタ『黙れよちっくしょぉおおおっ!!! 何で俺がぁぁああ!!!』
キサブロー「カッカッカ、賑やかな節分も、いいもんじゃのう。さ、巻き寿司でも注文するかの」

 『 鬼 は ー 外 ー っ ! ! 福 は ー 内 ー っ ! ! 』

 『 俺 は 鬼 じ ゃ ね ぇ ー っ ! ! ! 』

ギャーギャー ワイワイガヤガヤ…

ひょいっ、ざっ、ひょいっ、ざっ。
アクセル「…まったく、夕暮れだと言うのに騒がしい連中だ、これがな」
ミィ「大漁… ですのね…」
アクセル「…飽食時代とはよく言ったものだ。やはりこの世界も腐ってるな… もう充分だな。帰るぞ」
ミィ「お年の… 数だけ… ですの…?」
アクセル「…この世界の習慣なぞ知るか。好きなだけ食うといいさ。こいつがな」
ミィ「…♪」
そう言って、マメでパンパンに膨らんだズタ袋を抱えて帰る2人であった。

592:それも名無しだ
08/02/01 08:55:21 8Z2XCh4C
乙わるこなにゃうぞ。しかしアクセルたちに涙が止まらない。
そして自分で言ったネタは自分で挑戦する、それもまた過ち。

593:それも名無しだ
08/02/01 08:57:32 NaYDU23n
>ラージ「クスクス…」
これはキモいw

594:おるすばん1/3
08/02/01 08:58:24 8Z2XCh4C
 
コウタ「うぉぉっ、遅刻遅刻っ!?(どたどたどた」
ショウコ「お兄ちゃんが寝坊するからでしょ! ティス、お昼ご飯は冷蔵庫の中に入れておいたからね」
キサブロー「町内会の寄り合いに顔を出してくるかのぅ。そろそろフォルカくん達も顔出しといた方が良いじゃろう」
フォルカ「では。フェルナンド、お前はどうする?」
フェルナンド「俺は遠慮させてもらう。ダグラス達と会う約束をしていたのでな(ケーキバイキング!滾る!修羅の血が滾るわ!)」
フィオナ「ラージ、月末ぐらいちゃんと仕事しなさいっ! ごめんね、毎度迷惑かけて」
ラージ(簀巻きにされて引っ張っていかれる)

ティス「いってらっしゃーい! ……皆行っちゃったなー」
(ごろごろごろごろ)
ティス「…………」
(ごろごろごろごろごろ)
ティス「…………」
(ごろごろごろごろごろごろ)
ティス「暇だー……ん、そうだ!」

ショウコは毎日掃除と洗濯とかしてて何時も大変そうだから代わりにやる→いつものお礼!
完璧な掃除と洗濯をしておく→コウタにいばれる!

ティス「ふっふっふ~、見てなよコウタ。あたいの完璧な働きぶりってやつを!」


595:おるすばん 2/3
08/02/01 08:59:30 8Z2XCh4C
 
~洗濯~
ティス「えーと、この中に服を入れて(ぎゅうぎゅう)」
ティス「確か洗剤入れて……これぐらいで良いかな?(どばどば)」
ティス「で、スイッチオンと(ぐおごごごごご)。これでオッケーだね。流石あたし! じゃあ次は……」

~皿洗い~
ティス「スポンジに水と洗剤を付けて力を入れてこすれば良いんだよね……」
(ごしぱりーん)
ティス「…………も、もう一枚」
(ぎゅぱりーん)
ティス「……そ、掃除を先にしようかな」

~掃除~
ティス「掃除機掃除機……えーと電源差してスイッチ……一番強いのだね!」
ティス「よし、これで(べたっ)うわ、新聞が!?」
ティス「うーんうーん、取れなきゃあっ!?(勢い余って障子に頭から激突)」
ティス「あいたたた(がちゃーん)か、花瓶が!?」
(ぐおごごごごごごごごぶくぶくぶくぶく)
ティス「な、何だろあの音……あー!? 洗濯機が泡まみれだ!!」
ティス「ど、どうしよコレ……ショウコたちに怒られちゃう……」

(がらがらがらー)
コウタ「ティス、帰ったぞー」
ショウコ「お兄ちゃん、靴はちゃんと揃えなさいよ。ティス、ただいま。って、な、何コレ!?」
ティス「グスングスン……うわぁ~~~~ん! コウタ、ショウコごめんなさいごめんなさい……」


596:おるすばん 3/3
08/02/01 09:01:07 8Z2XCh4C
 
ティス「グスングスンヒック……Zzzzz」
ショウコ「いつものお礼に、かぁ……」
コウタ「…………」
ショウコ「お兄ちゃん、怒んないんだ?」
コウタ「イタズラならともかくショウコの助けになりたくてやった事だろ。怒れるわけねぇ」
ショウコ「(くすっ)そうだね。じゃあ片付けよっか?」
コウタ「そうだな。だけど流石にここ片付けるのは骨が折れそうだぜ」
ショウコ「それでもやんなきゃならないでしょ。ショウコは洗濯物片付けてくるからお兄ちゃんは居間の片付けお願いね」
コウタ「ちゃっかり大仕事押し付けやがって……」

(がらがらがら)
キサブロー「帰ったぞい」
フォルカ「ただいま。ぬ、これは……!」
フェルナンド「(ケーキの入った箱片手に)土産だ女……ってなn」

コウタ・ショウコ『しーっ』


ラージ「はじめてのお留守番……良い過ちです」
デュミナス『私の台詞を取る、それもまた過ち……』
フィオナ「ラージ!訳のわからない事言ってないでちゃんと仕事する!」
ミズホ「すみませんデュミナスさん、手伝ってもらっちゃって」
デュミナス『構いません、何時も子らがお世話になっているので』



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