07/09/27 00:04:23 4+hf4Kf0
1566年2月。北条家の家老になった。
毛利元就はまだ生きている。
仕官先を誤ったと後悔している。でも、とりあえず続けてみる。
家老に昇格するちょっと前に、こんな事が立て続けに起きた。
上杉が津久井城に侵攻開始 → 直後の評定で内藤綱秀が津久井城主に任ぜられる
→ 津久井城、瞬時に陥落 → 綱秀、部将に降格
上杉が玉縄城に侵攻開始 → 直後の評定で北条綱成が玉縄城主に任ぜられる
→ 玉縄城、瞬時に陥落 → 綱成、部将に降格
「あんな槍合わせただけで落城する様な小城では、誰が城主でも上杉軍にゃ勝てんわ」
などと思いつつ、この2つの出来事を苦笑しながら見ていた俺だったが…。
北条軍、玉縄城を奪還 → 俺、この戦の軍功により家老に昇格
→ 上杉、再度玉縄城に侵攻開始 → 俺、内閲時に玉縄城主に任ぜられる
→ 配下の禄高を上げた後、引越し開始
→ 城外に出た瞬間、玉縄城陥落 → 氏康に面罵されて部将降格
しかも気付けば幸隆が居なくなってるし。
戦死した事になってるのか、捕虜として上杉軍に連れ去られたのか。
何もさせてもらえなかった、というか戦場に駆け付ける暇すら無かったのに、
「自分の城すら守れぬのか!」などと罵倒された事に、
「短期間で3度も同じ失敗をしてるアンタの間抜けさの方がよっぽど問題だろ」
と正直思った。
つーか国府台城を俺にくれよ、お館様…。