08/08/29 02:51:02 jJpz+WQi0
>>25
>それも千枝らしさだ
別れよう
だが、断る
千枝「で、でも! あたし、こんなに嫌な奴なんだよ!?」
千枝「そんなんじゃ駄目だよ…番長くんが好きになってくれたあたしじゃないよ…」
千枝「…」
>俯いたまま千枝は顔を上げない…
>だが、このままで良い筈がない!
>抱きしめる
顔をあげさせる
様子を見守る
千枝「番長…くん?」
千枝「や、やだ…離してよ。優しくしないでよ…」
千枝「あたし、こんな嫌な奴なのに…」
千枝「なんで…?」
番長「?」
千枝「なんで…こんな優しくするの?」
>いろんな千枝を知りたいから
千枝が好きだから
なんとなく
千枝「…」
千枝「…嫉妬深かったり、ズルかったり、そんなんばっかなんだよ?」
千枝「そんなばっかなあたしなのに…良いの?」
>力強く千枝に頷いた…!
千枝「…」
千枝「もう…」
千枝「番長くんってばズルイよ…」
番長「?」
千枝「そんな事言われたら、あたし、どうしようもないじゃん…」
千枝「分かってるよ、嫉妬深いあたしもあたしなんだって…」
千枝「番長君ったら、そんなあたしまで見たいなんて言うんだからさ…」
千枝「…」
千枝「…あーもう!」
番長「!?」
千枝「もう、知らないんだからね!? あたしってばすっっごい嫉妬深いんだからね!?」
千枝「それなのにあたしで良いんだよね!? 本っ当に知らないよ!?」
もちろんだ!
千枝を全部受け止めたい
>もう逃げられないぞ?
千枝「んなっ!?」
千枝「そっ…そういう事言うのズルイ!」
千枝「そんな事言わなくても…逃げる気なんて、ないんだから…」
千枝「もう、知らないからね…?」
>千枝と長い時間を過ごした…
>千枝の事を深く知る事が出来た気がする…