08/08/30 16:35:08 frRo1Yqx0
「小鳥さんってよく、私やアイドル達で妄想してますけど
本当は自分がやって欲しいんじゃあないんですか?」
「ピ、ピヨ!」
「小鳥さんにも御褒美を、さしあげてもよろしいのですよ」
プロデューサーの声は急に囁くように低くなった。なまめいた声にきこえた。
「おのぞみなら、いまここで」
そのスーツの下には、アイドル達のP争奪戦に名乗りを上げるばかりか
純潔をかけても悔いを感じさせない、悦楽に満ちた体が隠されている気がした。
プロデューサーの手がネクタイの結び目にかかったのを見たとき、小鳥はようやく自分を取り戻した。
全部ではなかった。まだ小鳥の心はまだ深く目の前の青年に縛られ、取り乱していた。
小鳥「……フヒ」
千早「ど、読書をしながら鼻血を…!何の本を読んでいるのでしょうか」
律子「社長から借りた藤沢周平の小説で妄想をしたみたいね…」