08/08/02 02:17:51 G0esTQs50
事件が終わり、あの街を去ってずいぶんたつ。
学校生活にもなれ、受験という渦に巻き込まれてゆく。
たまに幻聴のように聞こえる。
「行こうぜ相棒!」
「へっへ~いっくよ~」
「ぷ・・くくく・・」
「ういっす先輩」
「せんぱーい」
「センセイ~」
「先輩」
あの苦しい戦いを乗り越えた仲間たちはここにいない。
離れてても心は繋がっているとはいえ・・・時々猛烈な寂しさに襲われる。
そして満たされない何か・・・
皆に会いたい・・・あの戦いで結ばれた絆は永遠に消えるものではない・・でも不安になる・・
会いたい・・・仲間たちに・・・
だけど、現実は甘くはない・・・皆受験やそれぞれの道を歩んでいる・・
「それでも・・・僕は・・・・」
気がついたら列車に乗っていた。
見慣れた風景が流れてゆく。
たまの気休めだ、連休だから・・・そんなこと口にしながら・・
番長「なんで出迎えが・・・」
クマ「なんかセンセイが来る・・・って電波を受信したクマ!」
陽介「まさかとは思ったがな」
千枝「ペルソナ同士が私たちを引き合わせてるのかな?」
雪子「そうかもね・・」
りせ「偶然というか・・・ちょっと活動をお休みするときに先輩が来るって・・・運命かな?」
完二「ばーか!んなわけないだろ・・」
直斗「でも・・・こうやってあえて嬉しいです」
番長「みんな・・・」
涙が出てきた
仲間達から変わらぬ絆の力を感じる。
消えてしまうと思った自分がとても恥ずかしい。
りせ「せ・・先輩?泣いてるの?わ・・私もちょっと涙腺が・・」
陽介「馬鹿泣くな!お・・俺だって・・なんかなぁ・・・ちくしょう・・」
完二「泣くことは恥ずかしいことじゃないっすよ・・・」
雪子「うん・・そうだよね・・」
千枝「再会して早々涙って・・」
直斗「まったく皆さん涙もろいんですね・・・僕もですけど・・・」
クマ「みんなそんなに会いたかったクマね~おーいお-い」
また絆が強くなった気がした・・・
真実を求めて共に走った仲間たち
その絆は、これからもずっと・・・僕たちをつなげてくれる。
クマ「よーしとりあえず寝起きドッキリリベンジね!」
一同「まてぃ!!!」
>楽しい連休になりそうだ。