08/08/05 12:20:30 cXJlMQ2k0
>~とある夏の鮫川にて~
今夜は町内の花火大会がある。千枝と約束していたので、早く行く事にした
>川原にはたくさんの人が集まっている。とりあえず席をとっておこう
千枝「おまたせ、番長君」
>人ごみの中から浴衣を着た千枝が、ばたばたと走ってきた
千枝「近所のおばちゃんに着付け手伝ってもらってたら時間かかっちゃった。ごめんね」
気にしていない
ニア良く似合ってる
俺も今きたところ
千枝「え?あ、いや、あはははは・・・ありがと」
>千枝は耳まで顔を真っ赤にしている
取っておいた席に二人で腰を下ろした
千枝「あ、ほら屋台でビフテキ串売ってたから買って来ちゃった。一緒に食べよ」
>浴衣を着てても千枝らしさは失われていないようだ
千枝「なにようその顔、どうせ私は色気より食い気ですよーだ」
>千枝は顔を膨らませて拗ねている。
千枝から一本ビフテキ串をもらい、食べ始めた
千枝「ん~こういうところで食べるお肉も違った美味しさがあるよね~」
千枝「・・・いつもは家族と一緒に来てたんだけど、今はほら、ね」
>千枝が頬を染めながらこちらを上目遣いで見ている
千枝「あ、ほら始まるよ!」
>千枝の言葉を合図に、 一斉に花火が上がった
大音響と共に夜空に大輪の花が咲いた。物凄い迫力だ
千枝「どーん!たーまやー」
千枝「見て番長君、凄い迫力だよ!」
千枝「あ、ほらまた上がった!どーん!」
>千枝は子供のようにはしゃいでいる
ああ、とても綺麗だな
ニア千枝の肩を抱き寄せる
・・・・・・・・
>千枝は一瞬身体を固くしたが、すぐに力を抜いて身を任せてくれた
千枝「・・ありがとね、番長君。私の事誘ってくれて。私、とても嬉しいよ」
千枝「来年もまた、一緒に花火見ようね」
千枝「大好きだよ、番長君」
>長い時間、ずっと千枝と花火を見続けた