【花とパジャマと】水瀬伊織13にひひっ【流星群】at GAMECHARA
【花とパジャマと】水瀬伊織13にひひっ【流星群】 - 暇つぶし2ch13:>>1乙
08/06/11 17:57:27 vu7d+wOz0
駆け出しアイドル・水瀬伊織にあこがれる同年代の少年になりたい。

 あるとき下校途中のにわか雨で近くのショッピングモールに飛び込んだら、
すぐそばでふてくされた顔をしている美しい少女が水瀬伊織その人だと気付きたい。
 勇気を出して話しかけたら「げぼk……じゃなかった、プロデューサーに傘を買いに
いってもらっているところなの」と答えられたい。
 彼女も手持ち無沙汰だったらしく、「これから近所で撮影があるんだけど雨の日の
外ロケなんてサイテ……いっけない、私ね、こういうのもけっこう好きなのよ」などと
つっこみどころ満載の世間話をされたい。
 どきどきしてしまって何も話せずにいると向こうがなんか言いたげにこちらを見て
いるので、えっと、なにか?と聞いたら、「あ、あんた私のファンなら、サ、サインくらい
してあげましょうか」なんて向こうから嬉しい提案を振られたい。
 とは言え色紙を持ち歩いているわけでもないのでカバンからノートを取り出し、じゃあ
これに、というと「なによしみったれてるわね、まあいいわ、一生の記念にしてよね。
にひひっ」なんて言いながらその場にしゃがみこんですっごい真剣な顔で慎重に
サインを書くのを見守りたい。
 サインの下のほうに小さく『00007』とかって書いてあるのに気付いてこれはなにか
と訊ねたら、「ああ、とおしばんg……わ、私の好きな数字なのよ、ほらラッキーセブン
とかって言うじゃない」と同年代ながら底の浅い言い訳を聞き流しつつ俺まだヒトケタ
なんだと内心喜びたい。
 そうこうするうちに傘を2本抱えたおっさんが走ってきて「待たせてすまなかったな、
もうすぐ始まるから急ごう」と話しかけるのを聞き、ああこれがプロデューサーかと
釈然としない気持ちでそいつの顔を眺めたい。
「ん、彼は?」
「ああ、私のファンなんですって。話し相手になってもらってたのよ」
「そうか、彼女を応援してくれてありがとう」
 なんて会話をいやええ、とか、はあどうも、とか口ごもりながら反応したい。
 いよいよ現場へ行こうとしているようなので、収録頑張ってくださいね、と声をかけたら
「そうだプロデューサー、あんたの傘貸しなさいよ」
「え、これ?」
 と不思議そうな顔をして伊織に傘を渡すのを見守りたい。彼女はすかさずこちらを
振り返り、その傘を投げてよこして
「貸してあげる!気が向いたら返してくれればいいから!」
 と叫ばれたい。
「ああっ!?俺の傘!」
「うるさいわね、ファンの方が大事でしょ?あんたは下僕なんだから走ればいいの。
いくわよ!」
 なんていう会話を残して雨に煙る街に消えてゆく二人を見送りたい。

 1週間後、ケーブルテレビの深夜のバラエティ番組で、見覚えのある雨の街での
体当たりレポートを元気にこなしている伊織を見つけ、ノートと一緒に飾ってある
傘を見ながら感慨にふけりたい。


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