08/07/16 19:57:03 SbPTBBlTO
「姉さん、料理出来ないんだよね」
「う、うるさいぞイスラ!!」
「このままだと毎日毎食、先生にお世話になることになっちゃうよ?」
「…………」
「今、“レックスの手料理が食べられるならそれでもいい”とか思ってたでしょ?」
「な、なんで分かっ……ゴホッ、ゴホッ!! ─いや、そんなことは微塵も思っておらん」
「駄目だよ姉さん。 好きな女の人の手料理を食べるのは、男のロマンなんだから」
「そ、そういうものなのか?」
「そういうものなんだよ」
「よし、私だって本気を出せばカレーくらいは……」
先生が腹痛を訴えてラトリクスへ薬をもらいに行ったのは、言うまでもない