08/06/03 17:01:46 mr/BWful0
春香 「あっ……、プロデューサーさん……」
P 「え? もしかして、春香か……?」
P 「本当、久しぶりだな。もう何年も会ってなかったから」
春香 「私が765プロを辞めて以来じゃないですか。
でもプロデューサーさん、あんまり変わってないみたいで安心しました」
P 「止せよ。俺なんかもう正真正銘のおじさんだっての」
春香 「だったら私もおばさんですよ。……なんて言ったら、どこかの人に怒られちゃうかな?」
P 「春香は変わってないよ。……いや、変わったかな。綺麗になった」
春香 「何言うんですか、とっくに引退した素人を捕まえて。
……プロデューサーさんは、今でもプロデューサーですよね。
見ましたよ、テレビにも出てたじゃないですか。業界きっての敏腕って」
P 「担当するアイドルに恵まれただけだよ。凄いのはうちの子であって、俺じゃない」
春香 「ふふっ、『うちの子』だって。相変わらず担当してる子、子供扱いですか?」
P 「当たり前だろ。いくつ離れてると思ってんだ」
春香 「それじゃ、最初に担当された私に、実は一番、目があったってことなのかな。
勿体ないことしたなぁ」
P 「…………」
春香 「……プロデューサーさんは、結婚とかは?」
P 「考えてないよ。……春香は?」
春香 「同じです。親からはせっつかれて大変です。最近はもう、諦め気味ですけど」
P 「…………」
春香 「…………」
P 「春香、」 春香 「あの、」
P 「ん、悪い。春香から言ってくれ」
春香 「いえ、プロデューサーさんからどうぞ」
P 「いやいや、俺は後から」
春香 「私だって後でいいですよ。……そうだ、いっせーので言いましょう」
P 「……ああ」
P&春香 「せーの……」