08/05/08 18:18:28 f8oZ8KbuO
〇月▲日
今日は殿下から
「明日、帝国の貴族や社交界の人が集まるパーティーがある、セルベリアよ、そなたは私の伴を命じる」
と言われ準備をしついる。儀礼用の軍服で行こうかな?と思っていたら殿下が、
「明日のパーティーは紳士や淑女達が集まるパーティーだ。野暮な軍服は避け私が連れ添うレディとして相応しい装いで頼むぞ」
と言われた。
ど~しよう・・・・・
(ノ_・。)
慌ててドレスを買いにいったのだが店員が
「セルベリア様、申し訳ありません・・・当店ではセルベリア様に合うサイズがございません・・・・」
と言われた。
あぁ・・・・こんな時に自分の胸が恨めしく思う。
がっくりしながら宿舎に戻る最中にイェーガーのおじさんとばったり会った。
私が落ち込んでるのに気づいたらしく
「どうした~セルベリア?いつものお前らしくない表情して?」
「いつものお前」ってどんなのだろうと思いつつ、イェーガーのおじさんに話を打ち明けたら
「いい物がある、まかせておけ!お前は執務室で待ってろ」
といって自宅に何か取りにいった。
執務室で待ってるとイェーガーのおじさんが来て1着のドレスを渡された。
「これは東方の国のちゃいなドレスという物だ。これなら必ず殿下は気に入るはずだ!」
・・・・ちょっと大胆すぎるのではないのだろうか・・・特に太股から腰に掛けて入ってるスリットが・・・そう思っていると
「殿下はな、前に東方の国に行った時にこの服を来た女性を凄く褒めてたぞ」
よし、明日はこの服で行こう!と思ったが・・・そういえば・・・
「心配するな、この服ならお前でも着れる。なんなら試着してみろよ」
と言われたので試着してイェーガーのおじさんに見て貰った。
「お~!似合ってるぞ!大丈夫!」
そう言われて少し安心した。
殿下、明日レディな私を楽しみにしていてくださいね
(^-^)
せるべりあ