08/05/06 19:56:06 Ljzijk9e0
■うたひめのほしいもの(ランクB)
ときは、おひるの765プロダクション。
ちはやちゃんが、はるかちゃんからおそわったおかし作りのうでまえをひろうするために、
じむしょにケーキをつくってきてくれました。
やっつにきりわけたケーキは、みんなでおいしくいただきましたが、ひとつだけあまってしまいました。
しかたがないので、ジャンケンで……とおもったら、あるじむいんさんが言いました。
『ちはやちゃんのことを、いちばんわかってる人がたべるのがふさわしいわ。
では、もんだいです。ちはやちゃんがずーっとほしいとおもってるものは、歌のじつりょくと、もう一つは何?』
どうみても、かんたんなもんだいです。もとめられるのは早さのみ。みんないっせいにいいました。
春香:「胸だよね!」
あずさ:「ん~……胸だとおもうわ」
美希:「おっきなおっぱいに決まってるの」
伊織:「胸でしょ」
真:「豊かな胸かな?ボクもそうだし」
いちばんはやくこたえたのは、はるかちゃんでした。
しんぱんをかってでたあたしが、はるかちゃんにケーキをしんていしようとすると……
P:「人の、ぬくもり」
ケーキそうだつイベントにさんかしてないプロデューサーさんが、すみっこでポツリともらしました。
あたしたちは、おたがい目をあわせ、ケーキをあきらめて、ちはやちゃんをのこしておへやをでていきました。
だって、いちばんちはやちゃんをわかってる人は、やっぱりプロデューサーさんだったのですから。
でもね、ちはやちゃん。あなたがほしがってるものは、うたと人のぬくもり以外に、もう一つあるでしょ?
それは、あなたのめのまえにいる、かけがえのないたいせつな人。
みんなにもあるはずだからね。わすれちゃ、ダメだよ。
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小鳥「……という絵本を、今度のコンクールに出して、100万円狙ってるんだけど」
P 「止めてください。敵作るだけで佳作にも入りませんから」