08/05/10 02:22:28 aAaKYwh7O
進んで足を踏み入れたアイドルの道。
彼女となら、行けるところまで突き進んでゆける。そう信じています。
「あっそうだ、後半行く前に私が千早に軽くエール送ってあげる」
「エール?」
「千早ちゃん、がんばれー!」
「えっ…」
春香まで…。私のことを困らせるつもりなのでしょうか?
「千早ちゃんって呼び方、私はかわいくてすごくいいと思うよ。
今度から私も千早のこと千早ちゃんって呼ぶね」
…でも、こういうのも悪くないかもしれません。
それに、せっかく春香が私をこう呼んでくれているのだから。
「いきなりで、どうしようと思ったじゃない。ふふっ。もう…」
「じゃあ決定だね。これからもよろしくね、千早ちゃん」
「……ええ」
「さあ、後半もがんばろっ!」
その後、午後のライブも大盛況のうちに終了したことは言うまでもありません。
そして、あれから春香は、
私のことを「千早ちゃん」って呼ぶようになったのです。
<終わり>