08/04/22 06:53:33 +UZKLTaS0
「小鳥さん、起きください。朝ですよ」
小鳥さんと朝食を一緒に食べる約束をして別れた後、
(せっかくだから俺が手料理を作ってあげよう!)
と、思い至った P は、少し離れた所にある年中無休・24時間営業のスーパーマーケットに直行した。
(いつも世話になってる上に、迷惑掛けてばかりだからな…)
買い物が終わり、部屋に戻った頃には日付が変わっていた。
いつもならまだ寝る時間ではないが、貫徹したばかりで疲労が溜まっていたのか、新しい部屋でもすぐに眠ることができた。
翌朝、小鳥さんと約束した時間までに軽い料理を完成させた。
だが、いくら待っても呼びに来る気配がない。それどころか、隣からは物音ひとつ聞こえてこなかった。
(寝過ごしてるのか?だったら起こさないとマズいし、呼びに行くか…)
「ん……ぷろでゅ……うささん…………ン…」
「あのですね…誰がウサさんですか、起きてください!小鳥さん!」
「んぅ~…なんですかぁ…もぉ……」
軽く肩をゆすってあげると、ようやく背を起こした
「ほら、顔洗って仕度してきてください。ご飯が冷めちゃいますから」
「あふぅ…ん………ぷろりゅささん?」
寝ぼけているのか焦点が定まっていない
「どんだけ無防備なんですか…というか、一人暮らしの女性が鍵も掛けずに寝るなんて…襲われたらどうするんです」
「……ちゅー」
肩を掴まれる
「え?……ちょ!待tt――――!!」