08/05/04 15:18:35 N2OvQkGX0
この後凸ちゃんはどうなってしまうんだろうか? Y:8 X:1 B:3
Y:多分情緒不安定になる
情緒不安定ねえ……さすがに一杯程度で情緒不安定にはならんだろ
そうだろそうだろ そうに決まって……
「…………プロデューサー」
「なんだ凸ちゃん」
「……………プロデューサー……プロデューサー………」
「な…なんだ凸ちゃん」
なんかやばいぞ………凸ちゃんの目すげえ座ってるし
「すいません店員さん! お会計してください!」
「えwwwwwwwあwwwwwwwただいまwwwwwwww」
「ちょwwwwwwwwwwお会計は俺がやるんでwwwwwwwwwww」
*ズドドドドドドドドドド*
ある種の危機を感じ取ったピヨ姉と店員二人はレジの方に逃げていった
この状況を俺一人で何とかしろってことなのか…
「プロデューサー…………」
「えーと凸ちゃん………ずーっと呼ばれ続けると怖いんですが……… うおっ!!!」
ピヨ姉たちから凸ちゃんに視線を戻すと……凸ちゃんは泣いていた
今まで見たことないくらいポロポロポロポロと泣いていた………ついでに手に誰も使ってない灰皿が握られていた
「ちょっと待て凸ちゃん! その灰皿でどうする気だ! おおおおい!」
「プロデューサー……の………………バカ!!!!!!!」
P自宅にて
「こんなところに私を連れてきてどうする気なのよ! 早く降ろしなさいよ! この馬鹿プロデューサー!」
「言われなくたって今すぐ降ろすっての! もるああああああああああぁぁ!」
「………きゃっ! 人の事ベッドに投げ飛ばしてどうする気なのよ! この変態!」
「だあああああぁぁぁぁぁ! うぜえええぇぇ! だったらどうしろっつーんだバカお凸!」
さっきは本当に大変だった………灰皿でぶっ叩かれたのを皮切りにつねる引っ掻く殴る蹴る
そんなAランクアイドルを人目に晒すわけにもいかんので抱えあげて連れ出せば噛み付くわ髪の毛引っ張るわ……
『お酒飲んだら手がつけられなくなったんで引き取ってください』って家に送り返すわけにもいかんし…ほんと困ったぞ………
「…………あんたが…………ついてくればよかったのよ………」
「ん?」
「あんたが……私の言うこと聞いて………ついて来てくれればそれでよかったのよ……… よかったのに……それだけで……」
「それは俺が悪かったって…… だあああああー! 泣くな! 泣くなー凸ちゃーん!」
「なんで……なんであんたは……あんただけは私の言うこと聞いてくれないの………
今はもう……私の言うこと聞かないヤツなんて………いないと思ってたのに……」
「いや…そうは言ってもなぁ………単に他にやりたいことがあったからとしか言えねーぞ……」
「私が今日………どれだけあんたのこと…………考えて………準備してたと……………」
「ん? おーい凸ちゃーん?」
「いつか…絶対………私のこと……………zzz」
もしかして疲れて寝たのか? うーむ………今日は悪い事しちまったかなぁ
とりあえず一人反省会しながら傷の消毒しよ…………
翌朝事務所に向かう路上にて
「本当に……本当に昨日は何もしてないわよね! プロデューサー!」
「だからなんもしてねーっての………むしろされたのは俺だし……」
「私が昨日の事覚えてないからって適当なこと言ってるんじゃないわよ! アンタが何もしてないわけないでしょ!」
「わかったわかった… 本当のこと言うとさ……寝てる凸ちゃんのうなじが可愛いから首にキスマークつけた」
「えっ…………あ……うそ!」
「もちろんうっそよーん ぶはははは」
「この…………大馬鹿プロデューサー!」
その後路上でけたぐり倒されてボコボコにされるというやたら酷い目にあった
この傷の手当ては事務所にいるピヨ姉にしてもらおう 昨日逃げてったしそれくらいさせたっていいよな別に
まあとりあえず凸ちゃんはトップアイドルになったわけだし怪我の手当てが済む頃には仲直りもできた よかったよかった
パーフェクト凸ミュニケーション