08/05/25 20:52:39 jkfVvmun0
「ふぅ… あっついわねぇ…」
「クーラーもまだ先ですしねぇ~」
「プールで泳ぐのもいいわよねぇ~」
「そっちもまだ先の話ですし、教師には体育の授業が無いから泳げないですし…」
(コンコン カラカラカラ…)
「ただいまっす。ロックアイス買って来ました」
「あ。久住君。買い物ご苦労様です」
「さて、アイスコーヒーの準備に取り掛かりますか。…そうだ。久住はどんな水着がいいかしら?」
「ちょっと恭子、何言ってるの!」
「いいじゃない。どうせ見られるんだから、男性の意見は重要よ」
「それはそうだけど…」
「俺は… 俺は別に何でもいいですよ」
「あらそう?去年の水泳大会でぇ、視線が泳ぎながらもしっかり見ていた男の子の意見とはぁ、思えないなぁ~」
「ちょ、勘弁してくださいよぉ」
「く、久住君!はしたないです!」
「どぉ~しよっか?今年はハイレグにでもしよっかなぁ~」
「べ、別に、それでいいんじゃないんですか」
「ふふっ。どもってるどもってる。可愛いわねぇ~」
「わ、私は、今年は、ビキニに、挑戦、します!」
「ゆ~いちゃ~ん。止めたほうがいいわよ。引っ掛かりが少ないと、ずれちゃうわよぉ~」
「え、ほ、本当ですか…」
「あら、彼氏は乗り気のようね。まぁあれか、そうなっても結なら微笑ましい光景になりそうだし、大丈夫か」
「きょ~~~こぉ~~~~~っ!」
「おぉ~こわっ。じゃアイスコーヒー淹れてくるわね」
「もう、恭子ったらぁ…」
「まぁまぁ。でも、見てみたいですよ。結先生のビキニ姿」
「久住君…」
「でも、見せるのは俺だけにして下さいね。去年の夏みたいに」
「え?去年って…?」
「あの海の時みたいに、二人の時だけにしてくださいね」
「えと… えと… あ、あの時ですかぁ~」
「ん?久住?ごめん、コーヒーもう少しかかるから待ってて」
「いえ、そうじゃなくて。水と氷を貰おうと…」
「どしたの?」
「…結先生が知恵熱でオーバーヒートしました」