08/03/05 06:02:10 Xq71IEWN0
この二人は、すごく見ていて楽しいバカップルなんだけど……二人とも真面目だから時々困るのよね。
この調子だと、お互いを好きになった起源まで理屈でこねたりするのかも。
たまには直感で突っ走るようなお馬鹿なところも残してて欲しいんだけどなー。
そんなこんなで、結局プロデューサーさんのお話は、歌を基軸にしながら哲学や物理学に及んでいった。
そして、その日の夜……
「……で、プロデューサーさん。千早ちゃん勝てそうですか?来週のクイズ番組」
「はうっ!?」
「毎日の雑談で、妙に説明的な事を言ってると思ったら……千早ちゃんに勝ってもらうための訓練をこっそりしてたんでしょ?」
「……参ったな、小鳥さんには。でもほとんどは本当ですよ。知識は荷物にならないし、千早も楽しそうに聞いてくれるし……
それに、千早に『クイズ番組で勝つためのレッスン』なんて言って、前向きに取り組むと思います?」
「プロデューサーさんのために頑張ってくれると思いますけど」
「それじゃ駄目なんですよ。千早には、自分の意思で楽しく勉強して欲しいし。………まぁ、無理だとは思いますけど、
本気で1000万取って来たら、全部事務所に寄付しそうで怖いんだよなぁ……無欲の人間ってある意味強いでしょ?」
「そんな心配は勝ってからしましょうね……それとも賭けます?」
「ええ。担当Pとしては、千早を信じますよ。千早が負けたらフレンチのフルコースをご馳走します」
「あら、大きく出ましたね……気持ち的には応援したいけど、賭けが成立するためには千早ちゃんの負けに
賭けるしかないわね。ま、あのクイズ番組はレベル高いし、千早ちゃんが勝ったらわたしが二人に満干全席をおごります!」
……そして一ヵ月後。まとまったお金を下ろしに銀行へ向かった事務員さんがいたとかいないとか。
※クイズ番組の賞金と聞いて妄想してみた。
1000万は無理でも、千早なら500万くらいまでは運と実力でいけると思う。そして惜しげもなくPに……とか?
で、受け取る受け取らないで痴話喧嘩……いかん、妄想が止まらない。