08/03/03 23:16:38 eXHUIxJt0
3月3日は百合……もとい桃の節句
小鳥「千早ちゃん。一杯どう？」
千早「いえ、お酒は……」
小鳥「いいじゃない。せっかくの雛祭りだもの。白酒の一杯くらい」
千早「ですが」
小鳥「酔っぱらったら、きっとプロデューサーさんが優しく介抱してくれるわよ」
千早「……」
小鳥「どうする？」
千早「いただきます」
小鳥「そうこなくっちゃ。はいどうぞ」
千早「ありがとうございます。
……ん。んっ。……ふぅ。初めて飲みましたけど、結構美味しいですね」
小鳥「ふふっ。それでは私も。……んっ、んん。……ふぅ。んー、美味しい。
やっぱ白酒を飲んでこその雛祭り。これこそ女の子の節句の楽しみ方よね」
千早「女の子、ですか」
小鳥「……なにか？」
千早「い、いえ。なんでもありません」
小鳥「ふーんだ。どうせ私は２（チョメチョメ）歳ですよーだ。千早ちゃんみたいなピチピチギャルじゃありません」
千早「……ピチピチギャル」
小鳥「雛人形もほったらかしよ。最近では、開き直って10日くらいまで飾ってるもの。
婚期の遅れなんてもう怖くないわ」
千早「そ、そうなんですか」
小鳥「千早ちゃんはいいわよねぇ」
千早「な、なにがですか？」
小鳥「千早ちゃんにはもう素敵な相手がいるものね。婚期の心配なんかナッシングだもん」
千早「相手って……何を仰っているのか分かりませんけど」
小鳥「とぼけちゃってぇ。プロデューサーさんに決まってるじゃない」
千早「わ、私とプロデューサーはそんな関係じゃありません」
小鳥「いいなぁ。私も千早ちゃんみたいにラブラブしたい」
千早「人の話を聞いてください。っていうか、音無さん酔ってますね？」
小鳥「酔ってないわよ。ぜーんぜん酔ってないわよぉ」
千早「酔ってる人はみんなそう言うんです」
小鳥「うーん。じゃあ、酔ってるってことで。酔っぱらいだったら何をしても許されるわよね」
千早「え？」
小鳥「せっかくだから千早ちゃんとラブラブしちゃおーっと」
千早「な、なにがせっかくだからなんですか！？ ちょ、ちょっと、抱きつかないでください！」
小鳥「んー、ぬくぬく。あったかくて柔らかくて幸せぇ」
千早「お、音無さんってば。離してくださいよぉ」
春香「あー、小鳥さんずるーい。千早ちゃんの独り占めなんてダメですよー」
千早「え？ は、春香？」
あずさ「あらあら、楽しそうですね。それじゃ私も」
千早「あずささんまで！？」
小鳥「うふふ～。千早ちゃんのほっぺにチューしちゃお」
春香「それじゃ、私は左のほっぺに」
あずさ「では、私はおでこに」
千早「あーん。プロデューサー、助けてください～」