08/03/01 10:09:24 NH+JsHqG0
携帯PさんのSSが来るまでの箸休めってことで
P「ファン感謝イベントだけど、随分盛り上がったみたいだな。
収録した映像を見せてもらったけど、凄く良いステージだったよ」
千早「ありがとうございます。
ファン代表の方もとても頑張ってくださいました」
P「みたいだな。小鳥さんも褒めてたよ。こりゃ、俺も負けてられないな」
千早「ふふっ。対抗意識を燃やしちゃいましたか?」
P「まあね。あと……嫉妬もかな」
千早「嫉妬、ですか?」
P「大人げないとは思うんだけどね」
千早「音無さんに褒められたのがそんなに羨ましいんですか?」
P「いや、そうじゃなくて」
千早「?」
P「嫉妬したのはそっちじゃなくてさ」
千早「そっち?」
P「千早。おまえ、絶対分かってて惚けてるだろ?」
千早「……なんのことですか?」
P「目が泳いでるぞ」
千早「気のせいです」
P「……」
千早「ハッキリ言っていただかないと分かりません。
プロデューサーは何に嫉妬したんですか?」
P「どうしても俺の口から言わせたいんだな」
千早「すみません。察しが悪いもので」
P「よく言うよ。―ったく。
つまりだな……何と言うか……つまんない独占欲ってやつさ」
千早「独占欲ですか?」
P「千早を本当に輝かせられるのは俺だけなんだ、とか格好悪いことを思っちゃったりもしたんだ。
頼むから、こんなみっともない事を言わせないでくれよ」
千早「確かにみっともないですね。ですが……」
P「ですが?」
千早「いえ、なんでもないです」
P「なんだよー。俺にばかり言わせるのはずるいぞ。千早も心の内を暴露しようぜ」
千早「お断りします」
P「えー」
千早「そ、そんなに残念そうな声を出さないでください。訴えるような目もやめてください!
……ああもう! 分かりました。言います。言いますから。
プロデューサーにそういう風に思われて、想われて、ちょっと嬉しくなってしまっただけです。
ただ、それだけですよ」
P「恥ずかしいセリフ」
千早「プロデューサーに言われたくありません!」