08/02/10 22:13:36 qHDt8NSl0
>>855-856
小鳥「そういう千早ちゃんだって担当プロデューサーさんに合鍵貰ってる癖にー」
千早「は? 音無さん、いきなり何を言って・・・」
小鳥「貰ってる癖にー」
千早「そ、そんなもの貰ってません!」
『それじゃ明日はお昼前にはお伺いしますね』
『ああ、すまん。もし寝てたら何時も通り勝手に鍵開けて入って貰って構わないから』
『ふふっ はい、分かりました』
千早「・・・」
小鳥「癖にー」
千早「・・・くっ 何がお望みなんですか」
小鳥「大したことじゃないのよ?ただ、私も千早ちゃんの手料理が食べたいなーなんて♪」
千早「はぁ・・・。あの、それだけ、ですか?」
小鳥「それだけで良いの。ね、駄目?」
千早「そんなことでよろしいんでしたら・・・」
小鳥「きゃー♪ やったーこれで休み明けまで生き延びられるわ!」
千早「はい?」
小鳥「あっ あははっ あのね、実はお財布ごと銀行のキャッシュカード落としちゃったみたいで・・・」
千早「大変じゃないですか」
小鳥「大変なのよ。いちおう警察と銀行の方にはもう連絡したんだけど
休日は窓口開いてないからカードでないとお金下ろせないし・・・」
千早「・・・」
小鳥「貯金箱には65円しか入ってなかったし・・・。冷蔵庫の中も空っぽだし・・・」
千早「あの、そういうことでしたら多少お貸ししても・・・」
小鳥「駄目よ、それは駄目。それは年上のプライドが許さないの」
千早(食事を集る時点で大差無いと思うのだけれど・・・)
小鳥「だから助けると思ってお願い、ね?」
千早「ええ、それは構いませんけれど・・・」
小鳥「ん? ああ、代わりにさっきのはちゃんと消しておくから。はい、消去ボタンポチっとな♪」
千早「いえ、そうではなくて。
今日はこれからプロデューサーのところにお邪魔することになってるので・・・」
『今日はこれからプロデューサーのところにお邪魔することになってるので・・・』
千早「・・・」
小鳥「そんな訳で明日もよろしくね、千早ちゃん♪
じゃあ、お買い物してからプロデューサーさんのところ行きましょっか」
千早「・・・くっ」
小鳥「大丈夫大丈夫。お昼食べたらすぐに退散するから安心して?」
千早「だ、誰もそんなこと心配してません!」
律子「いまさら隠すも何もないでしょうに」
伊織「って言うかアレで隠してるつもりだった訳?」
律子「さっきの千早と担当プロデューサーのアレも事務所で普通に話してたわよね」
伊織「私も聞いてたわよ」
春香「で、でも、そこが千早ちゃんの可愛いところかなぁ、なんて」
律子「そこは否定しないけどね」
伊織「どうでもいいわよ。さてと、私もプロデューサーを家に呼んでる・・・
い、家に帰ってやることあるからこれで失礼するわ」
律子「私もそろそろうちのプロデューサーとの打ち合わせ行ってくるわね」
春香「えっと・・・。それじゃ私もプロデューサーさんのところ行って来ようっと」
社長「仲良きことは美しきかな。みんな程々に頼むよ~」
財布落としてたのが会社で本当に良かった・・・