08/02/04 00:25:37 0ZmIO+1N0
P「……はぁ～～～」
千早「どうしたんですか、プロデューサー？ ため息なんかついて」
P「今度さ、千早はドラマに出演することになっただろ？」
千早「ええ、そうですね。歌以外のお仕事ですけど、結構楽しみにしています。
いろいろと得るものもあるでしょうから」
P「……はぁ～～～」
千早「もうっ。なんなんですか、さっきから」
P「台本の３１ページ目」
千早「３１ページ目？」
P「このドラマ、千早にキスシーンがあるんだよなぁ」
千早「ああ、あのシーンのことですか」
P「うあああ、俺のバカバカバカ。どうしてこんな仕事を受けちまったんだ。
チェックが甘かった。ちくしょう、一生の不覚だ！」
千早「ぷ、プロデューサー。落ち着いてください」
P「これが、これが落ち着いてなどいられるものか！ 俺の、俺の千早の唇が……」
千早「誤解を招く言い方はやめてください。
ふりです。ふりだけです。本当にキスするわけじゃありません」
P「いや、分かってる。それは分かってるんだ。頭で理解はしてるんだよ。でもさぁ」
千早「はぁ。プロデューサーって意外と独占欲の強いタイプなんですね」
P「え？ そ、そうかな？」
千早「間違いなく」
P「……そっか。俺ってジェラシー野郎だったのか」
千早「だと思いますよ。でもまぁ、嬉しくもありますけど。
それだけプロデューサーが私のことを……あ、愛してくれている証拠でもありますから」
P「そ、そう言われると照れるな。あ、あはは。
……はぁ～～～」
千早「って、またため息ですか」
P「だってさぁ。やっぱ心配なんだよ」
千早「少しは私のことを信頼してください。ちゃんと上手くやりますから。
それに、私がプロデューサー以外の人に唇を許すとお思いですか？」
P「……そうか。そうだな。千早の言うとおりだ」
千早「プロデューサーは安心して、それこそ大船にでも乗ったつもりでいてください」
P「分かったよ。それじゃ、タイタニッｋ」
千早「…………」
P「ごめんなさい」
伊織「ねぇ、律子。今日はツッコミに行かないの？」
律子「いちいちこの程度で突っ込んでられないわよ。私だって暇じゃないんだから」
伊織「……それもそうね（人間の慣れって凄いわ）」