08/02/01 03:21:18 ex8XbKiW0
「おはよう、千早ちゃん」
「あ、音無さん。おはようございます」
「今日はライブのリハーサルなのよね」
「はい。随分と久しぶりです、外で歌うのは」
「あら…それ大丈夫?」
「はい?」
「首筋」
「! な、なんのことですか……?」
「プロデューサーさんが付けたんでしょう?その跡」
「……!」
「よっぽど激しかったのね、昨日は…」
「そっ、そんなことしてません!これは…酔った勢いでプロデューサーが…」
「襲ってきた?」
「違います! と、とにかく…その拍子に付いただけです」
「そう。でも、困ったわね。そんなのファンには見せられないし」
「幸いにも今の流行がダンスではないので、衣装で隠せば問題ないかと…くっ」
「あら、残念そうね。…まさか見せ付けたかったわけじゃないわよね?」
「……そんなわけありません」
「んー…」
「もう、いいですか?」
「その前に、ちゃんとプロデューサーさんに謝ってもらった?」
「ええ、土下座して謝ってました」
「そんな謝り方だと逆にショックよね…」
「そうですね……って、そんなこと…!」
「だいいち、跡になったことなんて責めてなんかいないのに。むしろ、積極的に付けて欲しいくらいなのに」
「か…勝手に代弁しないでください!」
「ただ、付けるにしても酔った勢いじゃあんまりよね。いつかちゃんとプロデューサーさんが
千早ちゃんはプロデューサーさんだけのものだっていう証として付けて貰いたいのよね?」
「し、知りません!!」
「あー、顔真っ赤にして行っちゃった。…あら、春香ちゃん。もしかして、話聞こえちゃってた?」
「……小鳥さんって、765プロに来るまえ捜査官でもしてたんですか?」
-----------------------------------
いつの間にか小鳥SSになってる!ふしぎ!