08/01/17 21:57:55 TEzJee1U0
千早「このネクタイ、落ち着いた色合いで良い感じね。
プロデューサーに似合うかも」
伊織「アンタ、寒色系が好きね。たまには派手なのも選んであげたら?」
千早「そういうのは水瀬さん達にお任せするわ。
水瀬さんが担当プロデューサーにプレゼントしてるのって暖色系ばかりよね」
伊織「べ、別にプレゼントなんかじゃないわよ!
ただ、なんとなく魔が差して買っちゃうことがあるだけで。
それで、捨てるのも勿体ないから手近なアイツにあげちゃってるだけ。
プレゼントとか贈り物とか普段の感謝の気持ちとか、全然そんなんじゃないんだからねっ」
千早「くすっ。わかったわ。そういうことにしておくわね」
伊織「な、なによ、その妙に楽しげな顔。気に入らないわねぇ」
千早「ふふっ」
伊織「ほんっと、むかつくわねぇ。
―ところで千早。結局そのネクタイはどうするの? 買っていくの?」
千早「ええ、そうするつもりよ。丁度新しいネクタイを一本買おうと思っていたところだし」
伊織「あらあら、甲斐甲斐しいことで。
奥様は大変よね。旦那の身だしなみにも気を遣わないといけないから」
千早「お、奥様って……わ、私はまだ、そんなんじゃ……」
伊織「そうなのぉ? まあ、そういうことにしておいてあげるわ。にひひっ」
千早「も、もう」
小鳥「……あのー、お二人さん。
千早ちゃんも伊織ちゃんも自分の洋服を買いに来たのよね?
なのになんでプロデューサーさんの物ばかり選んでるのかしら?」
千早・伊織「……あ」
小鳥(こんなだからバカップルって言われるのよね。本人達は隠してるつもりみたいだけど)