08/01/17 15:45:55 0dl4G9+N0
小鳥:「正解ー♪第六問ですよ。先週765プロのロッカー室に落ちていた一枚のブラジャー。
72Aというサイズと、高級で上品なラベンダー柄から容疑者は決まったも同然でした。
ところが、私こと敏腕弁護士の音無小鳥とクールな検事秋月律子の活躍で事件は大逆転。
普段頑張っているお姉ちゃんに、と高槻家の子供達がやよいちゃんのために買ったものだと分かりました。
さて、この【控えめなラベンダー】事件で逆転無罪を勝ち取ったアイドルは、誰?」
P:「如月千早……って、そんな事あったのかよ!?」
小鳥:「第七問です。『ちょっとあなた!隣の鈴木ですけど、おたくの飼っているペットの声がうるさくて
眠れないんですけど!』一体、何を飼ってるんですか?」
P:「き……如月千早」
小鳥:「第八問。まずは南こうせつさんの名曲【神田川】をお聴きください。
『~若かったあの頃~何も怖くなかった~ただ(ピー)怖かった~』
さて、主人公の女性が唯一怖がっていた存在で、どんな売れっ子Pもソロ育成だけは勘弁、というほど
ハイリスクで恐れるものとは、何?」
P:「如月千早……って、そろそろ怖いんですけど、俺」
小鳥:「気にせず第九問。ちっちゃい胸大好きなプロデューサーさんにおけるアイドル育成日記からの問題です。
社長にも注意された『お気に入りアイドルだけをハードにプロデュースし続けるこの言葉。
後の流行語大賞にもなった有名な言葉は『ちはちはまこちは』さて、【ちは】とは誰の略称?」
P:「そんな事してませんけど、如月千早……っておい、千早!?」
「え……え?」
問題の半分以上はよく意味が分からなかったが、自分の与り知らぬところで笑いものにされているのは分かる。
だがそれは、腹が立つとか悔しいとかではなくクイズを通して自分の嫌な部分を指摘されているような
危機感として千早に伝わった。そして、気がつかぬうちに彼女の目からは涙が零れ落ちていた。
「あ……す、すみません。別に悔しいとかじゃないんですけど……あれ?あれ……」
「悪かった!俺も悪ノリしすぎた、本当にすまん!」
伊織:「……こほん!ラスト第十問!方程式の問題です【x+烏龍茶2ℓペットボトル4本=音無小鳥】
さて、このxに入るのは、何?」
P:「如月千早」
小鳥:「はうっ!?」
さっきまでのお返しか、伊織が咄嗟に出したクイズが小鳥の気にしていることを直撃したらしく、彼女はマットに沈んだ。
スタイルを維持するために鍛えているアイドル達と一緒にするのもかわいそうな話だが、ダメージは大きかったようだ。
「はぁ……結局、何をじゃなくて、誰に言われたかの方が気になるものよね……千早、あんたよく最後まで
耐え抜いたわね。悔しいけどさすがにトップランクなだけはあるわ……わたしももっと頑張らないと」
「いえ、結局は耐え切れてないから……水瀬さんもあんな問題に耐えてたんですね。それは尊敬します」
ただアイドル二人にトラウマを与えただけで終わらなかったのは、彼女達とプロデューサーの絆が成せる業か。
倒れている小鳥をそのままに、三人はご褒美とお詫びを兼ねたプロデューサーのおごりで昼食へと出かけるのだった。
「だ……ダイエット、しようかなぁ……ぐすん」
【やりすぎはよくない】日常茶飯事となった千早いじりの中にも、守るべき節度はある。そう反省した音無小鳥であった。
※毎度おなじみ馬鹿ネタで申し訳ありませんが、元ネタを知らなくても分かるとは思いますのでご容赦を。
アイマス友達何人かと相談して『答えが如月千早になる、猛烈に失礼なクイズ』を考えてみました。
御協力頂いた人達にこの場を借りてお礼を申し上げると同時に、全員千早を愛してやまない故の問題であることを補足しておきます。