08/01/20 05:13:29 92WYIpYj0
■くじびき（ランクＢ）
千早「……………」
Ｐ「何度見つめても当たりは当たりだよ、千早」
千早「くっ……わ、分かっています！！」
小鳥「それじゃ、再来週の野外ライブの鬼役は、立候補したやよいちゃんと、クジに当たった千早ちゃんね」
やよい「うっうー！千早さんと歌えるなんて光栄ですっ。ファンの人達にいっぱいお豆を撒いてもらいましょー♪」
春香「いいなぁ千早ちゃん……この企画、すごくファンの人増えそうだよ」
伊織「節分に合わせて、タイガーメイデンに鬼の角アクセで歌うのね……確かに季節にピッタリの企画だけど、
真冬の野外ってちょっと酷いんじゃない？」
律子「だから、その前に３曲は歌って客席と自分自身をあっためておくプランにしてあるわけよ。
それが終わったらお風呂が用意してあるから、よっぽどヘンなことしない限り、風邪はひかないわよ」
やよい「お風呂もついてるんですか？すごいですー！！楽しみですね、千早さん」
千早「そ、そうね……ファンのためにも、頑張らないとね……」
～夜・事務所～
千早「プロデューサー……本当にやるんですか？あの企画。わたしより美希やあずささんの方が……」
Ｐ「まあまあ、その件でもめたから、公正にくじ引きって事になったんだしここは仕事と割り切ってくれ」
千早「はい……お仕事である分には依存ありませんが、わたしの姿を見てファンの人ががっかりしても、
責任は取れませんよ」
Ｐ「別にセクシーさだけを要求してるわけじゃないよ。千早とやよいには逆境を吹き飛ばす強さがある。
ライブに来てくれたファンのいろんな悩みや不安を、歌とダンスとビジュアルで励ますんだ。
千早の強さを……ファンの皆にも分けてやって欲しい。出来るか？」
千早「はい……そう言う事でしたら、及ばずながら全力でやらせていただきます」
Ｐ「じゃ、今日は遅いし上がってくれ。再来週は、思い出に残るライブにしような！」
千早「はい。では、お先に失礼しますプロデューサー。お疲れ様でした」
～千早が帰宅後～
小鳥「やりますねプロデューサーさん……千早ちゃんの鬼コスプレが見たい一心ですか？」
Ｐ「人聞きの悪いことを言わないで下さいよ。……確かにすごく見たいけど」
小鳥「やっぱりその時の語尾は【だっちゃ♪】で決まりですか？」
Ｐ「……俺、時々小鳥さんの時代設定が分からなくなる時があります」
小鳥「気にしない気にしないー。衣装はバッチリ手入れしておきますからね♪」
Ｐ「ちょっと、小鳥さん！タイガーメイデンを何勝手にビキニ風に改造してるんですか！？」
小鳥「えー？だってほら、鬼っ娘のコスプレといえばこれしかないし。破壊力はさらにアップするわよ」
Ｐ「そりゃそうですけど、当日千早を説得する俺の身にもなってください！」
小鳥「だいじょーぶ大丈夫♪わたしが勝手に間違えちゃった事にするから。アクシデント扱いですよ。
プロデューサーさんは何も知りませんでしたって事で。うーん、ファンは大喜びだし、
プロデューサーさんに罪は無いし、千早ちゃんは大幅にファンが増えるし、
みんなの幸せのため、わたし、音無小鳥が涙を飲んで憎まれ役となりましょうー！！」
Ｐ（……絶対楽しんでるな、これ）
※節分には早いが、鬼役のくじ引きで当たりを引いてしまった千早の図が浮かんだので妄想投下。
ちーちゃんが鬼なら豆で追い払わずにずっといて欲しいよね。