08/01/19 02:51:25 sEBSyjv90
■コミュニケーション(ランクS)
伊織P「ぷはぁ……食った食った。たまには男同士で焼肉ってのもいいもんだな」
千早P「そうですね。担当の娘たちとうっかり入ったら大変なことになるし……と、ただいま」
千早「プロデューサー!!聞いて下さい!!」
伊織「ちょっとアンタ遅いわよ!そんなんだから千早にっ……」
伊織P「おいおい……トップランク同士で雰囲気悪いぞ。何があったんだよ」
伊織「だって!!千早がアンタのことを『水瀬さんがそんなに暖色系のものばかりあげるから、
プロデューサーさんはコーディネートに困ってるんじゃないの?』なんて言うのよ!!」
千早「水瀬さんこそ!!『そんな地味なネクタイばっかり買うから、
アンタのプロデューサーは貧乏くささが抜けない』だなんて言うから!」
千早P「……え?喧嘩の原因って、俺達?」
伊織P「ま、言われてみればミスマッチかもしれないけどさ、これはこれで皆に覚えられていいもんだよ。
ピンクのネクタイなんてそうそう無いからな。伊織のPであるトレードマークと思ってるさ」
千早P「業界の人は『生贄の刻印』って呼んでますけどね(笑)」
伊織P「うるせぇよ。お前こそ毎日服装がカッチリしすぎで『Pとアイドル揃ってロボ化してる』とか言われてんぞ」
千早P「あっはっはっ……確かに。千早がネクタイの歪みとか毎日キッチリ見てくれますしね」
千早「笑い事じゃありませんっ!!わたしはともかく、プロデューサーがそんな風に言われるのはイヤですから、
もう少し身だしなみの事にも気を使ってください!お願いですから」
伊織「アンタもそうよ!!業界人ならスーツ以外にもピンクのカーディガンとか着こなしなさいよ!!
もっと派手な色のスーツだって今のわたしならバンバン買ってあげるんだからぁ!!」
千早P「ごめんごめん……わかった。千早がそこまで言うならちゃんと考えるよ。だから泣き止んで、な、ホラ」
伊織P「俺も努力するよ。伊織がそう言うならまぁ……ちょっと派手なスーツでも買ってみるかな……痛っ!?」
小鳥「さっきから黙って聞いてたら、この親バカ………もとい、Pバカ共めー!!」
律子「バカップルというより、バカPのやりとりを二組分見せられる方の気持ち、考えろー!!」
千早P「ちょっと、痛いって律子、ハリセンの柄の方で殴るのは反則、反則!!」
律子「なら5秒以内にさっさと営業行ってこいー!!ぐずぐずしてると給料明細データいじって一桁減らすわよ」
千早P「ひっ……ち、千早行くぞ!!」
千早「あ……ま、待ってくださいプロデューサー」
小鳥「ほら、先輩プロデューサーさんも……遅いと伊織ちゃんに『女の子の胸が膨らみかける時のような痛み』を
味あわせて、トラウマ作っちゃうわよ……うふふふふ」
伊織P「うわ!俺には分からんだけに不気味だな……逃げよう伊織、この後はTV局だ」
伊織「ちょ……待ちなさいよ!トップアイドルを走らせるなんてー!!こら待てー!」
小鳥「うぅ……なんか露骨にイチャつかれるよりダメージおっきぃなぁ……」
律子「喧嘩の原因が【愛する旦那の悪口を言われた】だからね。あの二人は【まぜるな危険】レベルに認定っと」
小鳥「あぁんもうっ……このやり場の無いキモチ、どうしよう……そうだ律子さん、点心食べ放題のお店があるんだけど……」
律子「仕事にぶつけてください」
※>93のP2人に触発されて、続きを作ってみました。伊織Pの方が先輩って感じでしょうか?
カップルというより親子みたいになってしまいましたが………おや?後ろでギップルが爆発寸前だよ。