08/01/18 02:28:31 NGCmoy400
「ふぁ…。 …あー、ごめん。欠伸なんかして」
「構いませんよ。 と言うか、やっぱり、もうお休みになった方が…」
「いや。 それじゃ、言い出しっぺの俺が恥ずかしいからさ」
「そんなに無理なさらなくても…」
「うーん…。 でも、明日も多分時間なさそうなんだよ…なぁ」
予定がびっしりと書き込まれた手帳を、やや眠たそうな顔で見つめるＰ
今年に入ってから、何故か急速にスケジュールが詰まり始め、ここ最近は切り回す事さえやっとであった
必然、空き時間での打ち合わせ等とても望むべくも無く
こうして終業後にＰの部屋で打ち合わせをする事が、最近の日課になり始めていた所だ
「なら続けますが…お休みに為るようでしたら、遠慮無く仰って下さい」
「ん…、ああ…」
では今一度…と、千早が自分の意見を整理して告げ始める
「…ですから、次のリリース曲も今の路線で押し続けて見るのも、一つの試みかと。
確かに減衰の危険性は有りますが、逆にこの流れを(ｒｙ」
ふと、肩に重みを感じる
何時の間にか、Ｐが寝息を立てて千早に寄り掛かって居た
「…プロデューサー…？」
問い掛けにも、返って来るのは彼の寝息のみ
軽く溜息を付くと、彼女が優しそうに微笑みながら、Ｐの頭をソッとずらし起こさない様に静かに自分の太腿に乗せて行く
「全く…。 プロデューサー有っての私なんですよ？
貴方が私の傍から居なくなったら、一番悲しむのは誰なのか…よーく考えて下さいね」
今晩のＰの見る夢が、素敵な夢になったら良いなと思いつつ
再び微笑むと、彼の頬に千早の顔が重なって行った
寝る ﾉシ