08/01/16 02:46:28 +WJoRi/cO
ある日の風景・ABランク
「雪歩にもらった葛湯、温まるなー。あっ」
葛湯を食べている最中手が滑って、服の上にこぼしてしまう。
「あちゃぁ・・・動けない。動いたら余計ついちゃう。」
そこに通りかかる小鳥さん。
「あ、すいません小鳥さん・・・」
小鳥さんはボクを見て顔を真っ赤にし、こぼした葛湯を拭き取ってから「全くなんて破廉恥な!」とか言ってプロデューサーの所に行ってしまった。
しばらくして。
「真・・・」
「どうしましたプロデューサー?」
「いや、小鳥さんに訳の分からない怒られ方したんだけど・・・理由分かるか?」
「さあ・・・ボク、葛湯こぼしちゃって、たまたま通り掛かった小鳥さんに拭いてもらっただけなんですけど・・・」
「葛湯をこぼした?・・・あ」
「・・・あ」
テーブルの上の葛湯と少し染みのついた服を交互に見て気付く。あまり気付きたくなかったけど。
「はは・・・小鳥さん、いくら何でも想像力というか妄想力逞し過ぎです・・・」
「・・・そこまで行くと、もうセクハラですよね」
赤面しながら話す二人。
その後しばらく、お互いの顔をまともに見れないのであった。
-Normal Communication-