08/01/14 19:45:17 g8enPc/4O
「寝る前で熱が38度越えている様だったら、坐薬を使って下さい。お大事に」
「お世話様でした・・・」
熱を出して寝込んでから早3日。
毎日点滴を打ちに医者に行っていたが、日毎に上がって行く熱にとうとう坐薬を出された。
辛うじてインフルエンザではなく、扁桃腺が炎症を起こしているだけなので、人にはうつらないのだけが救いだ。
「ぁ゛ーだる・・・早く帰って寝よう・・・」
帰って作りおきのうどんを温めて食べ、薬を飲んだ時点で完全に力尽きた。
薄れ行く意識の中、辛うじて布団には潜り込んだらしいが、その後のことはもう分からない。
「・・・デューサー、具合はどうですか?」
誰かの声で目が覚める。
「んあ?まこ・・と・・・?」
「ボク、お世話に来たんです。」
「ぁ゛ー、済まない・・・」
目を開けていたのは、ナースキャップ+メルヘンメイド姿の真だった。
「まず熱を計って下さい。これ、体温計です。」
体温計を脇に挟もうとして、身体が痛くて動かない。
「か、身体痛くて動けない・・・」
「分かりました、じゃあボクが計りますね。」