07/12/28 01:57:21 KWeapGUB0
「ねえ、美希…」
「ん？なーに春香？」
「え…とね。こないだ美希がプロデューサーさんと話してるところ見ちゃって…
その、盗み聞きしたわけじゃないんだけど、えーとやっぱり盗み聞きか…
と、とにかく話を少し聞いちゃったの。ご、ごめんね。それで、その…わ、私の勘違いだったらいいんだけど、
その時美希、プロデューサーさんのことをその、ハ、『ハニー』って呼んでなかった？」
「えー聞かれちゃったんだー。じゃあ隠してもしょうがないよねー。うん、呼んでるよ。」
「え！な、なんで！？」
「だってー、ハニーはミキのハニーだもの！」
「あんまり答えになってないような…でもハニーってことは、美希はその、プロデューサーさんのことが…」
「うん！美希、ハニーのことだーい好きなの！！」
「え、ええ！？でも、私たちはアイドルでプロデューサーさんはプロデューサーで…」
「そんなの関係ないよ！ハニーはハニーなの！」
「でもやっぱり相手の気持ちもあるし、あまり『ハニー』とかそういう呼び方は、その…
そ、それともプロデューサーさんも美希のことが！？」
「うーん、ハニー照れ屋だからいっつもはぐらかされちゃうんだよね。
でもミキ、ハニーって呼ぶのは止めないよ。ハニー大好きだもん！
春香も好きな人がいるなら、その人のことハニーって呼べばいいって、ミキ思うな」
「え、ええ！！？」
(私がプロデューサーさんのこと『ハニー』だなんて絶対に無理だよう…
でもあんなに積極的になれるだなんて…美希がうらやましいな。
このまま迫られればプロデューサーさんもその内美希のこと…ううんやっぱり嫌！私だって！！)
「あ、あのプロデューサーさん！！」
「うわ！は、春香か。驚かすなよ」
「あの、その、ハ…」
「？どうかしたのか春香。顔が赤いぞ？」
「えっと、その、ハ、ハ、ハ、ハ…」
「声まで震えてるぞ。体調でも悪いのか？
顔が赤いし、熱は大丈夫かな？」
「ハニ…って、え？あ、あの、プロデューサーさん！？あの…か、顔が近…ッ～！きゃああっ！！」
「うおっと！痛つつ…いきなり突き飛ばさないでくれ…って、おーいどこ行くんだー春香～！」
「あーんもう、やっぱり無理だよう～～～ってうわあ！！」
勢いで書いた。今も勢いが続いてるので大丈夫だが、
もう少ししたら反省と後悔の海に沈んでると思うので許してくれ。