【運命を】三浦あずさ ある日の風景13【探して】at GAMECHARA
【運命を】三浦あずさ ある日の風景13【探して】 - 暇つぶし2ch50:名無したんはエロカワイイ
07/11/12 23:52:14 QsCM6p2UO
次の日
「プロデューサーさんっ、はい、お弁当です」
手渡された布の包みは小振りの小判形で、二段になっているのか高さがあった。
「ありがとうございます。んじゃ、お茶でも……」
「お茶なら用意してありますよ。今、入れますね」隣に座り、水筒から茶碗に注いでくれる。
「えーと、それじゃ……なんで、こんなにギャラリーがいるんですか?」
「プロデューサー、私達も審査員の役なんですよ」と律子。
「一応、見るだけなので御心配なく~♪ ささっ、早く開けて見せて下さいよ♪」
「お、音無さんまで……。まぁ、確かに他の人にも見てもらうべきなんでしょうが」
そ~っと上の蓋を持ち上げる。
玉子焼、ブロッコリー、鶏唐揚げ、ハンバーグ、角煮、焼鮭、野菜炒めが並べられていた。
「うっわぁ、おいしそうですぅ!」この声はやよいか……。
次に上の段を持ち上げる。
「キャーッ! 愛妻弁当よー!」みんなが声をあげる。
それもそのはず、下段の飯にはピンクのハートが型どられていたのだ。
隣のあずささんを見ると、頬を染め、心ここに在らずという感じだ。
「さぁさぁ、みんなー! お昼に行くわよー!」音無さんが号令をかけた後、俺に耳打ちした。
「お邪魔虫はいなくなりますね~♪ ごゆっくり~♪」


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