【お茶と仕事は】萩原雪歩 深度13m【真剣です】at GAMECHARA
【お茶と仕事は】萩原雪歩 深度13m【真剣です】 - 暇つぶし2ch394:今日は、これから仕事 ヽ(゚∀゚)ノアヒャヒャヒャ!
07/11/11 08:53:11 jeVZ/nWA0
>389

「あれ? プロ…デューサー…?」
「お?雪歩か? おはよう。 珍しいな、電車で一緒になるなんて」
「お、おはようございます。 わ、私…結構乗る時間がバラバラなんで…」
「そっか、俺は大体この電車だよ。 何時もギリギリでコレに乗ってる。 これを逃すと悲惨な事になる文字通り俺にとっては、『朝の通勤用終電』なんだw」
Pの台詞にクスリと雪歩が笑う

今日は平日で雪歩のオフ。つまり、雪歩にとっては普通に学校に行く日だ
一方、Pにとっては毎度御馴染みの毎日の通勤

不思議と、同じ沿線沿いに住んで居ても今迄逢う事が無かった
最も、生活パターンが違えば、そうそう逢う物でも無いのは初めから判りきった事なのだが…
それでも、こうやって親しい人間とばったり逢うのは、何かの縁めいた物を感じる所は有る
それが好意を寄せている者なら、尚更な話だ

( わあ…。 プロデューサー、コレに乗ってるんだぁ…。 えへ…わ、私も、今度からこの電車にしよう… )
何の事は無い事実なのだが、彼女にとっては大きな発見である
自然と表情も緩む雪歩
「? どうした、ニコニコして。 何か良い事でも有ったのか?」
「ひゃっ!? い、いえ! な、な、何でも無いですぅ…」
その表情を見たPの問い掛けに、頬を赤らめ慌てて返事を返す
「何だよ、へんなヤツだな」

ふと、車内アナウンスが、次の停車駅が迫って居る事を伝えて来た
『次の停車は、○○、○○です。 ××線へは次で乗り換え下さい』
そのアナウンスを聞くと、Pが言う

「おっと、もうそろそろか…。ここ、切り替えに乗るから揺れるん(ry」

(ガタン!)

同時に、人込みにググッと押される様な圧力
「きゃっ!?」
Pの事に気を取られてて、不意に来る揺れに対処出来ずに小さな悲鳴を雪歩が上げた
「っと!」
「…あ」
「大丈夫か? ぼーっとしてると、危ないぞ?」
雪歩を抱く様に、Pが支えてくれていた
URLリンク(imas.ath.cx)
「は、はい。 プ、プロデューサーのお陰で、へ、平気です」
「なら、良かったが…。 怪我でもしたら、大変だからな。気を付けなきゃダメだぞ?」
「はい…」

( ふふふ…。 やっぱり貴方は、何処に居ても『私のプロデューサー』で居てくれるんですね。何時でも、どんな時でも、私を支えてくれる『私のだけのプロデューサー』
  きっと、プロデューサーだから…だから、私は、輝いていけるんだと思います―――プロデューサーが…貴方が、何時も私を支えてくれるから… )

やがて、電車が駅に付くと流れる様に降りていく人々。その人込みの中で、雪歩がふと立ち止まる
振り返りPを見つめたその顔には、とても嬉しそうな色が浮かんでいた

その彼女から、一言だけ台詞が紡がれる

「行ってきます、プロデューサー」


グッド・コミニュケーション(?)


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