07/11/10 23:26:22 f3Nn3Npk0
>>364
もう伏目がちな残業なんていらない…うpしてもう寝る…
「……ん、…プロデューサー…?…」
「お。起きたか」
(!?)
「え、わ、私何で、プロデューサーにおぶって貰って…!?」
「いや、着いたけど起きそうに無かったから。
雪歩の家、夜の庭園もなかなか風情があって綺麗なんだな」
「お、降ります。降りて歩けますっ」
「そんなに暴れると、俺ごと池に落ちるぞ?」
「…降ろしてください。もう1人で歩けます」
「あと5分もしないだろ。子供は素直に寝てなさい」
「……、……じゃあこれは寝言ですけど」
「ん?」
「…子供扱いじゃなかったら、私は車の中で起こされてましたか?」
「流石に大人の女性をおんぶなんて出来ないな。
どうせ抱えなきゃいけないのなら―」
「なら?」
「……もう良いじゃないか。あとちょっとで着くんだし」
「子供扱いばっかりなのはずるいです。私、ホントの答え聞けるまで寝ません」
「お願いだから眠ってくれないか?
……そうやって喋られると耳がくすぐったいんだ」
「!」
(…そ、そんなに近くで喋ってたつもりじゃないのに…)
(…やっと黙ってくれた…でもこの様子じゃ明日も質問攻めにされそうだな…)
玄関で娘の帰りを待ち望んでるお父さんが2人の様子を知らないことも
ちょっとだけ拗ねた雪歩がそこでタヌキ寝入りしようと企んでることも、Pはまだ知らない