07/10/30 12:49:06 bVQ2mnyX0
毎度暖かいレスをくれる皆様の優しさには本当に本当に頭が上がりません(´;ω;`)
もうやめて! 俺のHPはとっくに0よ! くっ、遣られるくらいならいっそ同士討ちに―!
「お父さん、誕生日おめでとう。…あのね、これ」
「おお。有り難う。プレゼントより、こうして雪歩が家に居てくれるのが何より嬉しいな」
「ごめんね? 私、お父さんに心配ばかりかけて」
「……まぁ、お前が気にする事ではないだろう。
折角の宴会なんだ。皆の雰囲気を壊しちゃいかん。雪歩も母さんのご馳走を頂きなさい」
「う、うん。私、お母さんのお手伝いしてくる」
(良かった。お父さん、今日は優しいみたい…)
「?……どうしたの? 皆バタバタして……」
「あ、お嬢様。…ええと、…それがその、…ええと…」
「雪歩! 居るか!」
「お父さん? 誰か来たの?」
「……いいから黙って玄関に行きなさい。
それからお前がくれたプレゼントと同じ包みがもう1つあったな、あれも部屋から持ってけ」
「…お父さん?」
「奴に伝えろ! 次は洋菓子なんか止せとな!
こんなもの貰っても絶対食わんぞ! 母さん、雪歩と勝手に食え!」
(…今すぐ帰るだと?…ふん、生意気な口を叩きおって…すぐに驚かせてやるわ…)
このあと雪歩が出かけたか残ったかは、きっとかずちゃんと雪歩だけの秘密