07/11/04 07:47:49 orIo6yiQ0
モジモジしていたお化けのターンは片付け後にやっとやって来ました
「……ふぅ、やっと片付いた。参った参った。
小鳥さんからあらかじめお菓子を貰ってなかったら
年少トリオに大事な書類までぐちゃぐちゃにされるところだった……」
「ま、待ちたまえ!」
「むっ!? ……、……、誰だ!」
「わ、わわ、私は、高木順一朗だっ、…プ、…き、君っ。お菓子をよこしたまえっ」
「社長。俺お菓子全部あげちゃったんですけど」
「…………え?」
「すいません社長。まさかこんなタイミングで来るなんて思ってなくて。
じゃあ不本意だけど社長のイタズラを受ける事にします」
「え?…ちょ、……えぇ?」
「社長にやられるならプロデューサー冥利に尽きるというもの!
さぁ思う存分イタズラするがいい!」
「う、…ぁ、ちが、…えっと、プ、プロデューサー…?
ちっ、違うんです、わ、私ホントは社長じゃなくて―」
「trick or treat?」
「―え?」
「もうイタズラの時間は終わりだよ」
***
「どうだったかね。彼はちゃんと騙されてくれたろう?」
「……はい。…えっと。……はい」
イタズラを受けたのがどっちだったかなんてどうでも良いじゃない