【お仕置き】水瀬伊織 8ートをロックオン!【決定ね】at GAMECHARA
【お仕置き】水瀬伊織 8ートをロックオン!【決定ね】 - 暇つぶし2ch769:名無したんはエロカワイイ
07/12/07 18:08:57 KP5GNhCy0

かじかんだ手で事務所のドアを開ける。
「た、ただいま……」
「おかえりなさい、ご苦労様でした」
「あら、おかえりなさ~い。よっぽど寒かったみたいねー、にひひっ♪」
ねぎらいの言葉をかけてくれる小鳥さんと、死にそうな俺を見て上機嫌の伊織。
ちなみに伊織の方は、ヒーターの正面で丸くなって温風を独占している。
とりあえずそのおこぼれに与ろうと、隣に同じようにしゃがみこむ。
「場所とりすぎ!」
「あぁっ」
押し転がされた、鬼だこの子。
こら、腰掛けるな。それはもっと床が暖かいときにやるんだ。
何とかどいてくれたので、また座りなおす。今度絨毯もって来るわね、ってなんだよ。
「それはそうと伊織、後生だ。俺にもその恵みをくれ。顔が凍っちゃって痛いんだよ」
「……へぇ、そうなの」
そうつぶやくと、伊織はしゃがんだまま体をこちらに向き直す。
口元をいたずらっぽく歪ませ、先ほどまで暖めていた掌を伸ばしてきた。
「い、伊織?」
「ちょっと、動かないでよ」
そのままゆっくりと俺の顔に両手を添える。
一瞬、本当に顔にまとわりついた氷が一瞬で蒸発したような気がした。
あったかい、というか熱いくらいだ。
「あははっ、なんかひんやりして気持ちいい……」
ペタペタペタと、凍った頬を暖かい手で溶かされる。
気恥ずかしくなって視線を外してみると、唯一事務所にいる小鳥さんが視界に入った。
視線を向けてみたがガン無視。それとも角度的に向こうからは見えないのか。
そんなことは気にする様子もなく、伊織はマッサージでもするように俺の顔を軽く摘んだり引っ張ったりを繰り返す。
特別に冷えた耳は、痛くない程度にギュッと掴まれる。
最後には手の甲まで使って、俺にたっぷり温度を移したところでようやく解放してくれた。
「どう? 暖まった? にひひっ」
「あ、あぁ」
「さ、さすがに暖まり過ぎちゃって熱かったのよね」
いい冷却材だったわ、と手をほぐす様に振りながら立ち上がって出口に向かう伊織。
「え、えっと明日もいつも通りの時間でいいのよね!? そ、それじゃねっ!」
確認の返事も待たずに、さっさと彼女は出て行ってしまった。
「……えーっと」
「プロデューサーさーん、ヒーターの前に居ないでくださーい、邪魔でーす。あと犯罪でーす」
すげぇニヤニヤしていた。夕食は焼き鳥にしよう。


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