08/02/28 00:02:49 Hxw87f9O0
ばーばばーっばっばっばばっば♪ ばーばばーっばっばっばばっば♪
耳を澄ますと、それがステッペンウルフの「Born to Be Wild」であることがわかる。
音楽は徐々に大きく、いや、徐々に近づいてくる感じだ。
カマキリ「外から聞こえてくるぜ。」
アクセルは列車の横窓から顔を出し、外の様子を見た。すると、そこには…
レッドだ!イノシシ変形のバイクに乗っている。ライダーっぽく革ジャンとグラサンをしている。
大音量で音楽を流しなら、列車と併走しているのだ。
レッド「よぉアクセル!元気にしていたか!?」
アクセル「レ、レッド!?何してんの、こんなとこで!?」
レッド「いやなに、お前らが乗っ取ったその列車のチョコをもらいに来たのさ。文句はなしだ。」
アクセル「そんな!」
レッド「おい、ガンガルン!ハイエナード!先頭列車を切り離せ!」
アクセル「え!?二人も来てるの?」
レッド「ああ。運転手を倒したまではいいが、そこでお前らが攻めてきてな、とっさに列車の屋根に隠れたのさ。」
列車の屋根。
カンガルー「……レ、レ、レ、レッドォーーーーーー!!!助けてーーーーーー!!!!」
ハイエナ「…気持ち悪い…。」
二人が屋根にしがみついたまま、列車の速度が上がるに連れて強くなる風圧に耐えていた。