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ロックマンXのルミネはグリグリグシャグシャカコイイ - 暇つぶし2ch150:名無したんはエロカワイイ
07/11/25 11:50:28 9F/rLuPz0
【今回の順位・獲得得点】
一位 レッド[Rチーム]      20点
二位 エックス[Xチーム]     10点
二位 馬場[Σチーム]       10点

【現在の合計得点】
Xチーム 110点
Rチーム  70点
Σチーム  90点


ナナ「さぁ、第一種目100M走が終了しました!」
アル「レッドアラートチームが追い上げてきたな。他のチームにも頑張ってもらいたい。」
ナナ「ですね!さぁ、続いての第二種目は走り幅跳びです!」

151:名無したんはエロカワイイ
07/11/26 00:24:38 m8528GSz0
エックスワロスww

152:名無したんはエロカワイイ
07/11/27 23:06:27 eSycqVxw0
ナナ「さぁ、いよいよ第二種目です。この第二種目は第一種目の100M走とは異なり、全員での出場競技ではありません。各チームで代表者を一人ずつ選出し、その代表者の記録で順位を争います。」
アル「代表者の諸君、頑張ってくれ。」


第二種目【走り幅跳び】

・ルール・
①一般的な走り幅跳びのルールと同じ。ただし、飛行能力を使い記録を伸ばすことは禁止。あくまで脚力などの身体能力で挑戦すること。
②一般的な幅跳びのルールと異なる点として、通常は一人につき3回のチャレンジが可能なのに対し、今回はチャンスが一人1回まで。
③助走距離はどれほど長くてもよい。

153:名無したんはエロカワイイ
07/11/27 23:07:02 eSycqVxw0
[出場選手]
カンガルー(Rチーム)
エックス(Xチーム)
カマキリ(Σチーム)

カンガルー「今度こそ、僕の力を見せつけてやるんだぁー!!」
エックス「負けるかぁああああああ!!」
カマキリ「…Zzz…。」←エックスの声でも起きない。

パンダ「…ルミネ、あいつ寝てるよ。」
クラゲ「…爆睡中…。」
ルミネ「そうですね…。まだ、昼…というか、午前中ですから。…本当に彼で大丈夫ですか?」
ゴキブリ「まぁ、見てろって。」
ルミネ「貴方がそこまで言うので彼を出しましたが…正直、勝てる気が…」
ゴキブリ「俺様を信じろって!ポンコツとカマキリは使いようなのさ…!」
ルミネ「?」

154:名無したんはエロカワイイ
07/11/27 23:07:39 eSycqVxw0
ナナ「まず、第一走者です!Rチームのバニシング・ガンガルン選手!これは好記録が期待できそうです!」
アル「そうだな。」

カンガルー「ピョン!ピョン!さっきの100M走は全然ダメだったけど、これならボクの得意種目!メチャクチャすごい記録出して、全員びっくりさせてやるー!」

ナナ「ガンガルン選手、走り出しました!…そして…跳んだ!跳びました!見事なジャンプです!判定も白です!」

判定→踏みきりの足が、踏み切り板を越えるとファールとなり、記録無し。この踏み切り板を越えていた場合、審判は赤旗を揚げる。反対に、チャレンジが有効だった場合は白旗を揚げる。

アル「足のバネをしっかりと使ったいいジャンプだった。いい記録が出そうだな。」

雪男先生「…ただ今の記録、18.80M!」

ナナ「すごい記録ですね!ガンガルン選手、現在までで1位です!!」
馬場「そりゃそうだっつの!!」

155:名無したんはエロカワイイ
07/11/27 23:08:45 eSycqVxw0
レッド「よぉし!」
カンガルー「やったー!どうだー!アクセルー!すごいだろー!!お前のチームになんか負けないぞー!」
アクセル「…はぁ。」
レッド「うん?どうしたアクセル。いつものお前なら「そんなだから子供(ガキ)っぽいっていうんだよ」とか言い返すだろうに。」
アクセル「いやぁ、…アレを見たら、そんな言い返す気力がなくなっちゃって。」
レッド「アレ?(アクセルの見たものを見た)…。」
カンガルー「…なにあれ…。」

アクセルの視線の先である、幅跳びの助走レーンを見たレッドとカンガルー。

ナナ「さぁ、最初のガンガルン選手が大変な記録を出しました!第二走者のエックス選手はこれを越えることが出来るんでしょうか!!エックス選手の挑戦です!どうぞ!!…って、ええーーー!!?」

156:名無したんはエロカワイイ
07/11/27 23:10:52 eSycqVxw0
助走レーンに立つエックスは…いつ着用したのかばっちりファルコンアーマーを装備していた!←ルール①参照(>>152

エックス「絶対に勝ぁああああああつっ!!!」

周囲「…(シーン)…。」

雪男先生「…君、先程のルール説明を…」
エックス「いくぞ!!」←人の話を聞いてない。今も、そしてさっきも。
雪男先生「あ!待ちなさい!!」

エックス、大ジャンプ!…というより、ファルコンアーマーの持つ一定時間空中を自由に飛行できる『フリームーブ』の能力で空を飛んだ!

157:名無したんはエロカワイイ
07/11/28 07:25:38 16srBslg0
で、フリームーブの力がなくなるまで飛び続け、会場からかなり離れたところまで行った。

エックス「記録は!!」

まわりには誰もいない。

エックス「おい誰もいないのか!!誰か記録を測ってくれー!!」

158:名無したんはエロカワイイ
07/11/28 07:26:29 16srBslg0
ナナ「えー…。エックス選手、反則により記録無し、です。(大声で)エーックス選手ー!!戻ってきてくださーい!!」
アル「呼んでも聞こえないだろう。少なくとも500M以上は跳んだ、いや、飛んだからな。」
ナナ「これが正式な記録だったらすごい記録なんですけどね。さぁ、エックス選手がまだ戻ってきていませんが、第三走者カマキール選手の挑戦に移りたいと思います。」

ルミネ「とうとう順番が回ってきましたよ。このままでは…おや?あの、トリロビッチさんは…?」
パンダ「…あれ、さっきまでここにいたのに。」
クラゲ「…行方不明…。」

と、ニワトリが叫ぶ。

ニワトリ「ハーハッハッ!!ルミネよ!奴の居場所が知りたいか!?」
ルミネ「ええ。このままではカマキールさんは眠ったったままです。早くトリロビッチさんになんとかしていただかないと…。」
ニワトリ「アレを見ろ!!」

ニワトリは幅跳びの助走レーンを指さした。そこには寝ているカマキリに何かをしているゴキブリの姿があった。

ルミネ「あ!いました!どうもありがとうございます。…しかし、彼は何をしているのでしょうか?」

159:名無したんはエロカワイイ
07/11/28 07:27:12 16srBslg0
ゴキブリ「…これでよし、と。おい!!起きやがれポンコツカマキリ!!」
カマキリ「…もう少しだけ寝かせてくれよ…。あと5分…。」
ゴキブリ「あと5分…じゃねぇよ!…まぁいい。起きたなら頑張ってこいよなこのポンコツカマキリ!」
カマキリ「…Zzz…。」
ゴキブリ「寝るなぁああああああああああ!!!!!!!!!」

なんとかしてカマキリを起こすゴキブリ。

ゴキブリ「ハァハァハァ…。起 き た な !」
カマキリ「…うん?おい、トリロビッチ。今はもう夜か?」
ゴキブリ「(ニヤニヤ)…そうだぜぇ~。今はもう夜だ。カマキール、お前の時間だ。思いっきり幅跳びしてこい!」
カマキリ「…OKだぜトリロビッチ。ぞれじゃ、俺のジャンプ…見たいだろ~…!」
ゴキブリ「早く行けよポンコツがぁ!!」

160:名無したんはエロカワイイ
07/11/28 07:27:48 16srBslg0
走り出すカマキリ。

ナナ「なにやら直前にチームメイトのゴキブ…失礼しました。トリロビッチ選手と相談していたようですが、それが終わったのか走り出しました!心なしか、先程の100M走の時より元気がよいような走りですね!」
アル「100M走の時はすぐに倒れてしまったからな。それと比べればすこぶる元気だ。」

ルミネ「すごい!(戻ってきたゴキブリに)いったいどんな手を使ったんですか?」
ゴキブリ「どうだ!俺様の凄さがわかったか!!いいか、あれはな、カマキールに目隠ししてやったんだよ。
そうすれば、朝だろうが、あいつにはまるで夜みたいに見えるからな。夜ならあいつも活動するだろ?俺様は天才だぜ。そんじょそこらのポンコツどもとは頭の作りが違うんだよ!!」
ルミネ「なるほど。考えましたね。でも、それだと…」

ナナ「さぁ、順調に走っています!このままのスピードでいけば…」
アル「いい記録が出るかもしれん。」

161:名無したんはエロカワイイ
07/11/28 07:28:26 16srBslg0
と、その時

ナナ「…え?」
アル「なんと…。」
カンガルー「えっ…!?」
ルミネ「…。」
クラゲ「…。」
パンダ「…。」
ゴキブリ「…ウソだろぉ!??」

カマキリが跳んだのだ!
※踏み切り板まではまだ30M程ある。

ナナ「カマキール選手、とんでもなく後ろから跳びました!!そして…、あ、踏み切り板の一歩手前に着地しました!そして、そのまま勢いで前に走って…そのままファールです!!審判のイエティンガー先生が赤旗を揚げています!」
アル「彼は…いったい何がしたかったんだ…。」
ナナ「さぁ…。」

162:名無したんはエロカワイイ
07/11/28 07:29:03 16srBslg0
カマキリ「ふぅ。」
ゴキブリ「こぉんのポンコツがぁあああああ!!」
ルミネ「やはり…。」
パンダ「目隠しなんかしてたら、踏みきり位置とかも見えないもんね。」
クラゲ「…転ばなかっただけ、カマキールはすごい…。」
カマキリ「…Zzz…。」
一同「寝るなぁあああああ!!」

163:名無したんはエロカワイイ
07/11/28 07:30:38 16srBslg0
ナナ「さて、第二種目の走り幅跳びの結果が出ました!」

【今回の順位・獲得得点】
一位   カンガルー[Rチーム]記録 18.80M    20点
記録無し エックス[Xチーム] 記録 約500M(参考)  0点
記録無し カマキリ[Σチーム] 記録 約30M(参考)   0点

【現在の合計得点】
Xチーム 110点
Rチーム  90点
Σチーム  90点

アル「こうしてみると、他のチームの選手は、記録的にはガンガルン選手より上だな。」
ナナ「そうですね。」

カンガルー「…。」
レッド「まぁ、元気出せって。記録は最低のドベでも、1位は1位だ!」
アクセル「…レッド、それフォローになってないよ。」

164:名無したんはエロカワイイ
07/12/01 05:13:54 r7LI7957O
なぁもうこのスレは小説書きさん専用にした方がいいんジャマイカ?

純粋にルミネたん専用のが欲しい…

165:名無したんはエロカワイイ
07/12/01 19:58:04 uZONYd070
別にルミ姉を語ってはいけないってことはないぞ

166:名無したんはエロカワイイ
07/12/05 01:31:36 vb30Wnnp0
そんなことよりみなさん12月ですよ
クリスマスはルミネたんとケーキを食したいものです。
そして行く行くはルミネたん自身を(性的な意味で)美味しく…

おや、VAVAさんこんにt…

167:名無したんはエロカワイイ
07/12/06 19:04:41 o5VTtOz5O
誰もいない…絵師も小説書きさんもチャージ中なのか?

168:名無したんはエロカワイイ
07/12/06 19:26:58 Ann5pobwO
「さあ、私について存分に語りなさい」
URLリンク(imepita.jp)

毎日見てるよ。wktkしながら小説の続き待ってる。
ルミナリエ見に行きたいけど行けそうにないからルミネたん見てるよ。
クリスマス前にはサンタルミネたん描きたいな


169:名無したんはエロカワイイ
07/12/06 20:25:02 o5VTtOz5O
自分もクリスマスが待ちきれなくてサンタルミネたんスタンバイしてる。クリスマスが待ち遠しいよ

170:名無したんはエロカワイイ
07/12/06 20:51:47 Ann5pobwO
17日の20周年記念日にうぷろうかと思ってた。クリスマスの方がいいかな?
トナカイがアクセルしか思いうかばないがこのスレ的にはVAVAさんか電気クラゲだろうか

171:名無したんはエロカワイイ
07/12/06 21:54:27 UURN4p090
ウンコー 目欄、目欄

172:名無したんはエロカワイイ
07/12/06 22:25:19 Ann5pobwO
ごめんorzパラダイスロストくらってきます…

173:名無したんはエロカワイイ
07/12/06 23:07:43 /lir+3a80
小説書きです。
お待たせしてすいません!
X4をやったりX7やったりして取材(?)してまして、遅くなりました!
続き行きます。

ナナ「第三種目です。…と、言いたいところなんですが…。」
アル「エックス選手が戻ってこないな。」
ナナ「第三種目は団体種目ですから、全員そろってもらわないと。」
アル「まぁ、彼はやる気にみなぎっている。きっとすぐに戻ってくるだろう。」
ナナ「まぁ、そのありすぎるやる気が原因で今、エックス選手がいなくなっているんですけどね。」

174:名無したんはエロカワイイ
07/12/06 23:08:49 /lir+3a80
アクセル「…エックス、どこまで行っちゃったんだろう。」
エイリア「通信は入れておいたから大丈夫よ。すぐに戻ってくるわ。」

その頃、エックスは急いで会場へと戻ろうとしていた。(フリームーブで空中移動)

エックス「早く戻らないと…。」

と、そんなエックスが空中を飛んでいると、地面の方から触手のような何かが突然伸びてきた!!
そして、その触手のようなものはエックスをからめとると、そのまま触手の発信源の方へ引っ張っていった。

エックス「うわぁあああああああああ!!!!!は、はなせ!!」
??1「やはりエックス。貴様だったか。」
??2「手荒なことをしてごめんなさい。でも、こうするしかありませんでしたの。会場への道がわかりませんでしたので…。」
??3「気にすることないわ。エックスはタフなオトコだからこのくらいは大丈夫よ!」
エックス「!!…お前達は…!!」

エックスの前に現れた3人。それは…

175:名無したんはエロカワイイ
07/12/06 23:09:50 /lir+3a80
カーネル「運動会をやるというのでな、助太刀に来てやったまでだ。」
アイリス「ゼロからお話は聞いています。私達でよろしければ、一緒に参加させてください!」
エックス「ありがとう!俺達のチームは、他と比べて3人人数が少ないから色々不利だったんだ!」

カーネル&アイリスの兄妹登場!!そして、3人目は

エックス「ところで、そろそろ降ろしてくれないか。」
アイリス「そうですわね。あの、もう降ろしていただけないですか?」
カーネル「さっさと降ろしてやれ、ボルト・クラーケン。」

3人目、ボルト・クラーケン(以下イカ)登場!!
触手はこいつが伸ばしていました。

イカ「わかったわよ。降ろすわよ。もう少し、エックスを触手でもてあそぶのもいいかなと思ってたけど。まぁ…早く向こうに行って…ワタシの喋り方がニ・ガ・テな彼に会いに行くのもいいわね~。」
アイリス「…。」
カーネル「ではゆくぞ、いざ!決戦の地へ!!」
アイリス「はい!お兄さま!!」

かくして、エックスチームにカーネル・アイリス・イカの3人が加わった!

176:名無したんはエロカワイイ
07/12/06 23:29:33 o5VTtOz5O
小説書きさん乙
おべんとうで修羅場の予感w

177:名無したんはエロカワイイ
07/12/07 17:25:13 fCxfoDoV0
まさかのイカ参戦ktkrwwww

178:名無したんはエロカワイイ
07/12/07 18:23:31 5hk03zlzO
アイリスの目の前で手作り弁当広げるのかwww

179:名無したんはエロカワイイ
07/12/08 18:03:19 7igraoqq0
エックス「みんな、待たせた!今、戻ったぞ!」

エックス達は会場に到着した。

エイリア「お帰りエックス。…あら?あなた達は!?」
アイリス「お久しぶりです。ゼロから運動会での人数が足りないと聞いて、レプリフォースから駆けつけました。」
エイリア「そうだったの。どうもありがとう。これでうちもちょうど9人になるわ。」
カーネル「遅くなってすまなかった。だが、我々が来たからには敗北はない。」
レイヤー「レプリフォース。世界最強の軍隊である彼らが味方についたことは我々にとって追い風となると思います。」
パレット「頼りになりそうですね!」
イカ「ところで、ゼロはどうしたのよ?ここにはいないみたいだけど?」
エイリア「ゼロだったら、今アクセルがキッチンまで呼びに行っているから、じきに来ると思うわ。次の種目は全員参加の団体種目だから、彼もいないと困るのよ。」

180:名無したんはエロカワイイ
07/12/08 18:04:25 7igraoqq0
アイリス「ゼロがもうすぐ来るのですね!私、頑張りますわ!…ゼロのために!」
レイヤー「そうですか。」
アイリス「…あら。何か言いたげですね。」
レイヤー「別に。」
アイリス「そうですか。では、私これからゼロのいるキッチンへ向かい、お手伝いをさせていただきます。」
レイヤー「そんなこと…!…これから団体種目が始まります。ゼロさんも料理を切り上げてくるでしょう。今行ったところで手伝うなど…。」
アイリス「いいえ。料理はその“区切り”をつけるのが難しいの。その証拠に、ゼロはなかなか来ないじゃない?」
レイヤー「それは…。」
アイリス「あなた、ここにずっといて、ゼロさんの手伝いもしなかったのに、私の邪魔をする権利があって?」
レイヤー「ぐっ。(小声で)それは、人数が少ないので手伝いに行かれると困るとエックスさんが言うから…。私だって行きたいと思って…」
アイリス「何ですか、よく聞こえませんでしたけど。」
レイヤー「いえ、なんでもありません。いいでしょう。そこまで言うのでしたら、ゼロさんのお手伝いに行ってもかまいません。ただし…」
アイリス「ただし?」
レイヤー「私も行きましょう。手伝う者が多い方がはかどりますから。」
アイリス「な!?そ、そんな…!キッチンだって狭いし。」

181:名無したんはエロカワイイ
07/12/08 18:05:08 7igraoqq0
その言葉を聞いた(結構遠くにいたはずの)シグマが現れる!

シグマ「それは誤解だぞ!!」
レイヤー&アイリス「!!?」
シグマ「アイリスよ!ワシの家のキッチンは広いぞ!なにしろ大家族だからな!ワーッハッハッ!!」

追うようにルミネ&馬場登場。

ルミネ「失礼しました。…人様の会話に割って入らないでください。急にいなくなったと思ったらまったく…。」
馬場「おら、帰るぞおっさん。(シグマの耳をつかんで引っ張っていく)」
シグマ「痛タタタ!!はなせ!ワシはまだ、アイリスにこのシグマパレスの凄さを教えきっておらんぞ!」
馬場「それが恥さらしだっつの。…ルミネ、頼む。」
ルミネ「はい。」

エックスチーム控え席から離れた場所でシグマがパラダイスロストされた音がこだまする。

182:名無したんはエロカワイイ
07/12/08 18:05:55 7igraoqq0
レイヤー「…だ、そうですね。だとすると、二人で手伝うくらいのスペースはあります。」
アイリス「…そうですわね。」
レイヤー「…何か言いたいことでも?」
アイリス「別にありません。」
レイヤー「(心の声;カマトト女…。)」
アイリス「(心の声;見た目年増女…。)」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

少し前に戻ってきたアクセルはこの状況を見て

アクセル「…うわぁ…。何もないはずの二人の視線の間に火花が散るのが見えるよ…。てか、ごく最近同じような状況を見たような気がするなぁ…。」
パレット「さっきのはエックスさんを奪い合う女の戦い!今度のはゼロさんを奪い合う女の戦い!全然違うんだからぁ!もう、そんな違いもわからないなんて、アクセルお子ちゃま~。」
アクセル「お、お子ちゃま!?僕はお子ちゃまじゃないよ!」
パレット「(聞いてない)それじゃ、パレットがアクセルにもわかるさっきとの違いを教えてあげちゃうですよぉ!!」

183:名無したんはエロカワイイ
07/12/08 18:06:34 7igraoqq0
パレットはにらみ合うレイヤーとアイリスにも聞こえるくらいの声、こういった。

パレット「あれれ~!?これから団体戦なのに、クラーケンさんがいないですよぉ!!」←大声
アクセル「突然なにを…。でも、クラーケンって人にならさっき会ったよ。僕がキッチンからの帰り道にすれ違ったあの人でしょ。」
パレット「キッチンからの帰り道にすれ違ったですかぁ!だとすると、クラーケンさんもキッチンですかね!」←大声
アクセル「いや、そうとはかぎらn…」

パレット、アクセルの口を手でふさぎ、喋れなくした。

パレット「アクセルもそう思いますかぁ!やっぱり、クラーケンさんはキッチンですねぇ!」←大声
レイヤー「まさか…!!」
アイリス「そんな…!!」

その声を聞いたレイヤーとアイリスは、血相を変えてキッチンへ。

アクセル「ぷはっ!何するの!」
パレット「ボサッとしない!パレット達もキッチンに急ぎますよぉ!!エックスさん!パレット達、なかなか来てくれないゼロさんをもう一度呼びに行きます!」
エックス「そうか。頼む。」
アクセル「え!?ちょ、ちょっと待ってよ!」
パレット「修・羅・場♪修・羅・場♪」
アクセル「?」

パレットの言う修羅場。それが果たして何を指すのか。
アクセルは、キッチンにレイヤー・アイリス・パレットとともに行き着いた時に、その意味を知った。

184:名無したんはエロカワイイ
07/12/08 20:53:10 nnLgCJjDO
クラーケンって何気に料理上手そう
いい嫁になりそうだよな
女なら

185:名無したんはエロカワイイ
07/12/11 22:41:17 hgCJXJJf0
ゼロ「ぐわぁああああああ!!!!」
一行「!!?」

キッチンに向かった一行は、キッチンの入口でゼロの叫び声を聞いた。
何事かと中に入ると、そこには…

ゼロ「は、離せ!!」
イカ「も~う!そんなに照れなくもいいじゃな~い♪」

触手でゼロをからみとったイカと、もがくゼロ。

イカ「久々に二人きりで会えたっていうのに、ゼロってばつれないわね~。もう、どんだけ~♪」
ゼロ「や、やめろ…!その口調、苦手なんだ…!力が抜けて気持ち悪くなる…!」
イカ「あらそぉ~お?だったら、力なんか抜いちゃいなさいよ~。まぁ、力んでるゼロを攻めたてるのもイイカンジだからいいけど♪」
ゼロ「やめろと言ってるだろう!だいたい、お前男じゃないのか!!?」
イカ「違うわよ~。ワタシは雌・雄・同・体♪」

雌雄同体→身体に雄の生殖器と雌の生殖器を持つ種類の生物。早い話が、男であり女でもあるということ。

イカ「一緒にイカ臭くなりましょう♪そぉ~れ、愛の電撃よ~♪」←放電
ゼロ「ぐぉおおおおおお!!!!!」←感電

186:名無したんはエロカワイイ
07/12/11 22:44:16 hgCJXJJf0
アクセル「…え?」←目の前の状況が理解不能なアクセル君。
パレット「キャー!期待通りの展開ですぅ!」←これから起こる修羅場を期待しているパレットちゃん。
レイヤー&アイリス「…ゼロ(さん)から離れろぉおおおおおおおおおおお!!!!!!!」

戦闘形態アイリス&シグマブレードレイヤー!ダブルアタックでイカを攻撃!!

イカ「いやぁあああああん!!!♪」←攻めるのも好き。でも、攻められるのも好き。
ゼロ「ぐぉおおおおおお!!!!!」←巻き添え

ぶっ飛ばされたイカ&ゼロ。

187:名無したんはエロカワイイ
07/12/11 22:45:38 hgCJXJJf0
ゼロ「…がはっ。」←倒れた。そして、黒こげ状態。
アイリス「ゼロ!大丈夫?ケガは?」
ゼロ「アイリス!来ていたのか。」
アイリス「ええ。ゼロの役に立ちたくて来たの。」
ゼロ「そうか。ありがとう。」
アイリス「ゼロ…。」
レイヤー「…ゴホン。ゼロさん、そろそろ次の種目が始まります。料理をきりあげて早めに行きましょう。」
ゼロ「それなら大丈夫だ。クラーケンのせいで行けなかっただけだからな。」
レイヤー「そうでしたか。では、外へ行きましょう。」

ゼロ、立ち上がり歩き出す。すると、アイリスがゼロと腕を組んで歩き出した。
それを見たレイヤーは

レイヤー「ゼロさん、歩きにくそうですが?」
アイリス「そんなことないわ。ねぇ、ゼロ。」
ゼロ「ん?あ、ああ。」
レイヤー「…だったら…、私も失礼します!!片方より、両方の方がバランス的に歩きやすいでしょうから!」
ゼロ「お、おい。」

ゼロ、右手にレイヤー、左手にアイリスがしがみついた。

ゼロ「(まいったな。これは本格的に歩きづらい…。)」

アイリス「ちょっとあなた!両方の腕についたら歩きづらいでしょう!」
レイヤー「それはゼロさんでなければわかりません。ゼロさん、どうですか?」
ゼロ「あ、いや、その…」
アイリス「歩きにくいわよね、ゼロ。もう、行きましょ!」

188:名無したんはエロカワイイ
07/12/11 22:47:50 hgCJXJJf0
アイリス、歩き出す。急に歩き出したからゼロがよろめいた。

ゼロ「うわっ!」←転んだ。
アイリス「ゼロ!もう!あなたのせいでバランスが悪くなってゼロが転んだじゃない!」
レイヤー「バランスが悪いと思うならご自身で離れたらいかがです?」←歩き出す。
ゼロ「おぉっ!」←また転んだ。

アイリスとレイヤーの二人は、交互にスピードをあげながら進んだ。お互いに負けたくないのだ。
そのおかげで、ゼロは何度も転びながらたどたどしい歩きを強いられることに。
そんな感じで徐々にスピードを上げながらゼロとレイヤー・アイリスは会場へと戻っていった。

189:名無したんはエロカワイイ
07/12/11 22:48:29 hgCJXJJf0
アクセル「ゼロ…、大丈夫かな。」
パレット「さぁ?」
アクセル「さぁ…って。」

その時、ぶっ飛ばされたイカがしゃべった。

イカ「…絶対に…」
アクセル「ん?あ、クラーケンさん、目覚めた?これから次の種目…」
イカ「絶対にゼロは渡さないわーーーーー!!!!!!!(カッ!!)」
アクセル「ヒィッ!」←怖
パレット「キャッ!」←喜


パレットの反応も含めて、やっぱり女の人は怖いと思ったアクセルだった。

190:名無したんはエロカワイイ
07/12/11 22:48:30 V8FwU2HLO
ゼロは力あるから大丈夫だが
アイリスもレイヤーも巨乳爆乳だから
別の意味で歩きづらくなるなw

191:名無したんはエロカワイイ
07/12/11 22:49:35 hgCJXJJf0


…アクセル、心の一言…

モテるということがこういう事であるのならば、僕にはまだその覚悟がない。

                           アクセル




192:名無したんはエロカワイイ
07/12/11 23:48:38 zXX8fmDfO
このイカは間違いなくいつものイカではなくシグマウィルス入りのイカ

193:名無したんはエロカワイイ
07/12/12 02:23:01 QqT7K5XP0
URLリンク(usokomaker.com)

ル ミ ネ の お べ ん と う
URLリンク(usokomaker.com)

194:名無したんはエロカワイイ
07/12/17 00:25:31 7RmFSg8o0
ハぁぁぁぁ~~~っピぃぃぃぃ
バアっスデぇぇぇーーーイぃ!! 
ひゃーーーはっはっはっはっはぁーーーーっ
                                 //〈
                            /7 l  _,、
              _    , -,- 、' ⌒ヽ , -‐ '´ヽ   ̄/
            /  ヽィく    ノl l   l  丶 ゝー '´
           l    } ヽ  ノ;:;j | , . <ヽ  ヽ/
           ヽ_  ノr_}.}〈:;;;;;,)__〉1 ヽ l  /
              l   l `;::。`→x'。:/l_l`ヽ',l_/
             ィ、_ l}`l" フT⌒T,j‐ ヽ',l
    λ         ! `´ }¬ヾ/. ./ノ|  j l
   丨ヽ,      ,,..ヽ _ノ、\  ̄,イー '´ !
    .|  ヽ -‐''''' ‐く   ヽ ニー`彡'    l
     |   `<    ヽ              ノ7
    |_ ,,,.. _ `l     i          ,'´ 丿
   〃´  ` ヽ〕 r=,l | ,, ‐''''''‐‐ 、   丨 亅
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  /  _   ∟」 丨´  「;;;;;;;;:>__ノ=='´
!/    `丶r'ミヽヽ_ r - '´   ヽ /
/         >r‐'´ '  ̄ ̄ `ヽ_j_,,,.. -rヽ
l         //     '  ̄ ̄ ヽ Y-=  >'



195:名無したんはエロカワイイ
07/12/19 10:01:46 fOSKbDNG0
パラダイスロストage

196:名無したんはエロカワイイ
07/12/19 12:40:40 Lqz7LUEZ0
無強化エックスクリア最大の壁

197:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 03:48:13 P3+W7IIt0
小説投稿します!
今回は、体育祭編を一度休載し、クリスマス編を書きました。
では。




12月。

空からは粉雪が舞い、

人々が行き交う街にはイルミネーションがともる。

通りに飾られた大きなクリスマスツリーが、

今年もいよいよあの季節がやってきたことを告げる。

Christmas came this year!

198:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 03:50:41 P3+W7IIt0
行き交う街の中、一人の老人(男性)が足をくじいて倒れていた。

老人「あいたたっ。困ったのぅ。足をくじいてしまった。」

そこへ通りかかるルミネ。

ルミネ「大丈夫ですか?」
老人「うう。痛くて歩けんよ。」
ルミネ「そうですか。では、私がおぶって近くの病院までお送りします。」
老人「す、すまないのぅ。」
ルミネ「いいんです。これくらいなんでもありません。」
老人「君のように素晴らしい心の持ち主はきっと、サンタクロースからいいプレゼントをもらえるじゃろう。」
ルミネ「そうでしょうか。」
老人「フォッフォッフォッ。きっと、もらえるじゃろうよ。きっと。」

199:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 03:51:14 P3+W7IIt0
場所は変わっていつもの教室。

雪男先生「みんな、書けたかな?」
一同「はぁーい!」

馬場「…ったく。珍しく環境問題以外の授業内容かと思えば、クリスマスプレゼントに何が欲しいか紙に書いて提出しろ、とはな。」
ルミネ「たまにはいいと思いますよ。こういうのも。」
馬場「そうか?なんだか幼稚園児みたいで俺はあんまり好きじゃないがな。」
ルミネ「貴方みたいな幼稚園児がいたら怖いですね。覆面幼稚園児…。」
馬場「悪かったな、覆面で。」
ルミネ「それで、貴方は何を書いたのです?」
馬場「俺か?俺はな、ライドアーマーの最新型!せっかくだからな、マジで欲しいモン書いてやったのさ。」
クラゲ「…絵に描いた餅…。」
馬場「なんだと?」
ルミネ「確かに。このようなアンケートに書いたところで、それがもらえるわけではないでしょう。ライドアーマーなんて高価ですし。」
馬場「いや、確かに高価だが、おそらく手に入ると思うぜ。」
ルミネ&クラゲ「?」
馬場「いいか、あのイエティンガー先生が、環境問題以外の授業をしてるんだ。何か裏があるに違いない。」
ルミネ「まぁ、珍しいことですが、そんな裏があるというのも考えすぎでは…」
馬場「今はクリスマスシーズンだ。おおかた、シグマのおっさんが授業と称して全員の欲しいモンを聞いてくれってイエティンガー先生に頼んだんだろ。」
クラゲ「…あり得そう…。」
ルミネ「やりかねませんね、あの人なら。」
馬場「だろ?お前らも遠慮なくマジで欲しいモン書いた方がいいぜ。」

200:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 03:51:44 P3+W7IIt0
一方その頃、別室のシグマは

シグマ「う~む。イエティンガー先生…、うまくやってくれただろうか。」

一人、雪男先生が全員分の欲しいモノが書いてある紙を持ってくるのを待っていた。
馬場の予想は大正解だった。

雪男先生「お待たせしましたな。これです。」
シグマ「おお。これで奴らにとびきりのプレゼントを…!」
雪男先生「ざっと見ましたが、安い物から高価な物まで様々です。しかし、子供達の夢を壊さぬよう、頑張ってください。では、私はこれで。」
シグマ「うむ。イエティンガー先生、礼を言うぞ。」

201:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 03:52:41 P3+W7IIt0
雪男先生去る。シグマは改めて全員分の欲しいモノを見る。

【欲しい物】
馬場→最新型ライドアーマー(一番グレードの高い奴)
ルミネ→電子辞書
ヒマワリ→私の肖像画(1/1サイズ)
アリ→百科辞典
カマキリ→スズムシ(脂ののった活きのいい奴)
パンダ→おいしい笹
クラゲ→原子力発電所
ゴキブリ→現金(1億ゼニーは最低でもよこせ。)
雪男先生→環境に優しい何か
ニワトリ→ケンタッキー・フライドチキンを腹一杯食べられるだけ

シグマ「…なんだこれは…。現金一億ゼニー以上とか、等身大肖像画とか、…ケンタッキー?共食いする気か!…原子力発電所?…何に使うんだ?それに、雪男先生。何故先生の分があるのだ…。」

シグマは思った。無理難題が多いと。そこで、

シグマ「う~む。これは全員分の欲しい物をこれの通りに用意するのは無理だな。といって、用意できそうな物だけ用意して、そうでない物を書いた奴にはプレゼントなしか別の代替品でというのでは不公平だ。
…ならば全員分ワシが考えたスペシャルプレゼントで行くしかあるまい…。」

202:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 11:30:04 P3+W7IIt0
夜。といっても、晩ご飯前のまだ浅い時間。場所は教室。

馬場「ルミネは結局何を書いたんだ?」
ルミネ「電子辞書です。」
カマキリ「マジメだな、ルミネは。」
馬場「そういうお前は何を欲しがったんだ?」
カマキリ「スズムシ。それも、冷凍や養殖物じゃなく、天然物で脂ののった活きのいい新鮮な奴だ。」
ゴキブリ「寿司のネタみたいに言うなよっ!」
クラゲ「…食べ物…。」
馬場「さすがに12月の下旬に活きのいい天然物の昆虫は無理じゃないか?冷凍物ならともかく。」
カマキリ「まぁな。今はシーズンオフで旬な物はないと思うが、サンタならなんとかできると思ったんだ。」
ゴキブリ「随分とサンタを信じてるじゃねぇか。あんなおとぎ話の登場人物みたいな奴を、そんなに過信していいもんかね。」
カマキリ「サンタはな…俺と同じなんだよ…。」
ゴキブリ「は?」
カマキリ「臭うぜ…。同じ夜型の臭いが!」
馬場「サンタは夜型とかじゃねぇよっ!!」
ルミネ「でも、確かに夜に活動してますね…。」
馬場「感心すんなっつの!」
クラゲ「…サンタをあんまり信じていないトリロビッチは、何を書いたの…?」
ゴキブリ「決まってんだろぉ?ゲ・ン・ナ・マだよ!」
ルミネ「ゲンナマ?」←汚い言葉はよくわからない。
馬場「ルミネ、それは現金のことだ。ようするに、サンタに金を要求したんだよ、このゴキブリは。」
ゴキブリ「夢や希望よか金の方がやっぽどありがてぇぜ!」
クラゲ「…最低の発言…。」
ゴキブリ「あんだと!?」
クラゲ「…。」

203:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 11:31:07 P3+W7IIt0
馬場「で、ドクラーゲンは何て書いたんだ?」
クラゲ「…原子力発電所…。」
ゴキブリ「は?そんなモン欲しがってどうすんだ?」
馬場「だな。何でそんなモンが欲しいんだ?」
アリ「彼は体内に電力を備蓄できます。それで発電施設を欲しがったのでは?」
ルミネ「しかし、わざわざ原子力発電所を選ばなくても、発電機でいいのではないですか?」
クラゲ「…違う…。…電気が欲しいからじゃない…。」
馬場「違う?じゃあ、なんでそんなモンを…」
クラゲ「…ストレス発散用…。…ストレスがたまったら、メルトダウンさせてドォーンって建物ごと核爆発させるの…。」
馬場「ストレスの発散用か。確かに、原子力エネルギーをいっきに爆発させればいいストレスの発散に…なるかぁ!!!!!!!」
ヒマワリ「ストレス発散は爆発だーー!!!!」
アリ「Sランクのテロ行為ですよ!」
ルミネ「ドクラーゲンさん、ダメです。そういうことはしちゃいけません。」
クラゲ「…わかった…。」

204:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 11:32:26 P3+W7IIt0
馬場「まったく。ドクラーゲンは大人しそうで何考えてるかわからないから怖いぜ。」
ゴキブリ「他の連中もどんな物を頼んだのか、この際だ、聞いておこうぜ。危ないのがまだあるかもしれないしな!まだ言っていない奴、順番に言いな!」
アリ「私は百科事典です。」
パンダ「ボクはおいしい笹だよ。」
雪男先生「地球に優しい何か!」
ヒマワリ「私の肖像画(1/1サイズ)。」
ニワトリ「フライドチキン食べられるだけ!」
ゴキブリ「…はいはいはいはい。ちょっと待てぇ!!!まぁ、最初の二人はまぁいいだろう。いたって普通だ。問題は後半三人!まず、生徒向けのアンケートに答えてんじゃねぇよ先公がぁ!!」
雪男先生「せっかくだから、私も書いてみたのだ!」
馬場「せっかくだからじゃねぇ!しかも、何かってなんだよ!」
ゴキブリ「次のサンフラワード!なんでお前の肖像画なんだよ!しかも等身大ってでけぇよ!このポンコツがぁ!!」
ヒマワリ「アーッハッハッ!芸術は爆発だぁ!!」
クラゲ「…意味不明…。」
ルミネ「一番問題なのが最後のコケコッカーさんですね。…共食いしたいんですか?」
ニワトリ「共食い?何のことだ?」
ルミネ「貴方のいうフライドチキンとは、その名の通りチキン、つまりニワトリじゃないですか。」
ニワトリ「…コケ?」
馬場「ニワトリがニワトリを食ってどうする!」
ニワトリ「ハーッハッハッ!…そうだったのか…。おいしいと聞いて一度食べてみたかったんだ…。」←ようやく気付いた。
ルミネ「気付いてよかった。」

205:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 11:34:51 P3+W7IIt0
馬場「まだだ。まだ問題片づいてない。」
ルミネ「何故です?…あ!」
馬場「そうだ。さっき俺が言ってたとおり、シグマのオッサンが裏で糸引いてるとしたら、ケンタッキーを買ってきちまう!」
雪男先生「うん?なぜそのことを知っている?もしや、見たのか?」
クラゲ「…VAVAの予想、的中…。」
馬場「よし、オッサンに連絡してプレゼントの撤回を…」

その時、外からシャンシャンと鈴の音が…

クラゲ「…鈴の音…?」
パンダ「だね。家の外から聞こえるよ。」
ルミネ「窓を開けましょう!」

窓を開けたルミネ達が見たのは…

206:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 14:11:28 P3+W7IIt0
スパイラル・ペガシオン「ジェネラル将軍の命令とはいえ、なぜ僕がこんな事を…!貴様はともかく!」
フレイム・スタッガー「減量中にはちょうどいい運動だぜ。ついでにバイト代も入るしな。」

スパイラル・ペガシオン(以降「ウマ」)とフレイム・スタッガー(以降「シカ」)がソリを引いている。
そのソリには、誰かが乗っているようだ。

ウマ「バイト代!?貴様のようなきちんとした定職に就かない若者が増えているから社会保障制度が…」
シカ「うるせぇな。俺にはボクシングがあるんだよ!まだファイトマネーだけじゃ食っていけねぇから、こうしてバイトしてんじゃねぇか。何が悪いんだよ。」
ウマ「どんな理由であれプータローでいいわけがない!」
シカ「プータローじゃねぇっての。俺はフリーター。この時期はクリスマスシーズンでかき入れ時なの。俺はシカだからな、引く手数多(あまた)なんだよ。ようするに、チキンと毎日忙しく働いてるってこと。わかった?」
ウマ「ほう。では昨日は何をした?」
シカ「ケーキ屋の前で店の宣伝。」
ウマ「その前は?」
シカ「遊園地でクリスマスイベントの係。」
ウマ「そのさらに前は?」
シカ「幼稚園のクリスマスイベントでサンタさんと登場だ。」
ウマ「…ろくな仕事をしていないではないか。」
シカ「んだと!じゃ、てめぇはどうなんだよ!」
ウマ「日々訓練だ。今は平和だからな。」
シカ「けっ。軍人のくせに戦ってませんってか。そっちこそ働いてねぇじゃねぇか!」
ウマ「なんだと!?訓練も軍人の仕事だ!貴様ら民間人をいざというときに守れるようにだな…」
シカ「はいはい、わかったわかった。」
ソリに乗っている人物「お前達、何を喋っておる。馬鹿どもめが。きちんと前を見んか!こけたらどうする!」
馬鹿「馬鹿っていうなっ!!」

207:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 14:12:17 P3+W7IIt0
ルミネ「あのソリに乗っている人物は…」
馬場「間違いなくおっさんだな。」
パンダ「サンタさんの格好をしているね。」
カマキリ「こりゃいかついサンタだぜ。」
アリ「間に合いませんでしたか。チキンを買われた可能性が高いですね。」
ニワトリ「聞こえる…。人間達に油で揚げられた仲間達の声が聞こえる…。みんなスマーーーン!!」
ゴキブリ「ノーナシのニワトリ様が共食いするところが見られそうだぜ!」
ヒマワリ「ハーッハッハッ!私の肖像画だーー!」
クラゲ「…原発…。…やっぱりドォーンって…。」
雪男先生「さぁ、みんな。サンタさんが来てくれたようだから、座席に戻りなさい。」
馬場「まだその『サンタさんがプレゼントを持ってくる』設定、継続してたのか。」
ルミネ「今更ジタバタしても仕方ありません。とりあえずここは座席に戻って様子を見ましょう。」
馬場「ああ。…にしても、フレイム・スタッガーの奴、イレギュラーハンター辞めてからフリーターだとは聞いたが、あれもバイトの一環か?…あ、ソリごとこけた。」
雪男先生「VAVA君、座席に…」
馬場「はいはい今戻るよ。」

208:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 14:14:20 P3+W7IIt0
全員着席。
扉が開かれシグマが登場!その格好はサンタクロースである。

Σサンタ「諸君、メリークリスマスだ!さぁ、よい子の諸君にプレゼントだ。喜ぶがいい。」

Σサンタはプレゼントをくばり出す。

Σサンタ「受け取れ、ルミネよ。」
ルミネ「…これは?」
Σサンタ「眉墨だ。」
パンダ「マユズミ?」
ルミネ「アイブローのことです。眉を書き足す化粧品ですね。これを私に?」
Σサンタ「ああ。受け取りたまえ。」
ルミネ「あ、ありがとうございます。」
Σサンタ「喜んでもらえて何よりだ。何しろ、お前は私に似てまゆ毛がないからな、これで…」


パ  ラ  ダ  イ  ス  ロ  ス  ト  !!


Σサンタ「でぇあああああああううう!!!!」
ルミネ「似たくて似たわけじゃありません。気にしていることを…。…でも、これはもらっておきます。」

209:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 14:15:10 P3+W7IIt0
Σサンタ「…ぐっ。次だ。VAVAよ。お前にはこれを用意した。」
馬場「…なんだこれ。」
Σサンタ「見てわからんか?お前の新しい仮面だ。」

馬場がもらった仮面はミラーボールと見間違うようなケバケバしいデザインだった。

馬場「そりゃわかるんだが、随分とケバケバしいな。」
Σサンタ「ヴォルト・クラーケンに買い物を手伝ってもらったのだ。それは奴のセンスで選んだ物だ。」
馬場「奴か…。このケバケバしさも納得だ。」
Σサンタ「ルミネの眉墨を買ってきてくれたのも奴だ。」
馬場「そうか。」

210:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 14:16:14 P3+W7IIt0
Σサンタ「どんどん配るぞ。サンフラワードよ、お前にはこれだ。」
ヒマワリ「!」
.ルミネ「これは…サンフラワードさんの顔?」
ヒマワリ「ハーッハッハッ!私の新しい顔だー!!」
新しい顔「ハーッハッハッ!私が新しい顔だー!!」

ヒマワリ、顔が一個増える。

馬場「どうなってんだ、アイツの身体は。」
ルミネ「顔の量産って…常識外れですね。」
クラゲ「…サンフラワードらしいけどね…。」
Σサンタ「次はドクラーゲンだ。」
クラゲ「…本…?」
Σサンタ「これを読んで少しは社交的になるがいい。」
アリ「何々、本のタイトルは…『コミュニケーション~誰かと喋ることから始めよう~』。」
Σサンタ「どうだ、嬉しいか?」
クラゲ「…。」
Σサンタ「嬉しくて声も出んか!よかったよかった!」
アリ「いや、それは違うと思いますが…。」
Σサンタ「アントニオン。お前にはこれだ。」
アリ「…。」

アリへのプレゼント→でっかいペロペロキャンディー。

アリ「私をアリ扱いするなぁーーー!!!」
ゴキブリ「ひゃははっ!やっぱアリだな!甘い物大好きってか!ポンコツアリにはお似合いのプレゼントだぜ!」
Σサンタ「トリロビッチ。お前も同じように食べ物を持ってきたぞ。これだ!」
ゴキブリ「…団子?なんで俺様が団子なんだよ!アリなら甘い物って想像も出来るけど、俺様と団子は特に関係ないだろ!」
Σサンタ「ん?気に入らなかったか?おかしいな、ゴキブリと言ったらお店の人がこの団子をくれたのだが…。」
ゴキブリ「俺様はゴキブリじゃねぇーーー!!!三葉虫だ!!!」
Σサンタ「す、すまん。」
ゴキブリ「ったく。こんのポンコツ親父が!まぁいい。とりあえず食ってやるぜこの団子!うまくなかったら承知しないからな!」

211:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 14:19:17 P3+W7IIt0
ルミネ「…ん?ゴキブリとお店の人に言ったら持ってきてくれた団子…。」
馬場「…もしかして、それ…。」
アリ「い、いけません!トリロビッチ、それを食べてはダメです!」
ゴキブリ「あん?何で止めんだよ!…そうか、これはおいしい物なんだな!だから俺様をダマしてみんなで食おうってか!そうはいかないぜ。この団子は俺様が食うんだ!!(パクッ)」
アリ「ああ!!」
ルミネ「食べてしまいましたか…。」
ゴキブリ「うまいぜ!なかなかいいプレゼントだな!」
アリ「今すぐ病院へ行きなさい!」
ゴキブリ「あん?何でだよ。」
ルミネ「貴方が食べたのはおそらく…」
ゴキブリ「おそらくなんだよ!…うん?」←体調に変化あり。
アリ「やはり、もう症状が…。」
ゴキブリ「…お?…ぬぅ?……ぐぉお!…おぉおおおおおお!!」←腹部に激痛。
ルミネ「トリロビッチさん!」
アリ「いいですか、あなたが食べたのは硼酸団子(読み;ほうさんだんご)です。最近は珍しくなってきましたが、かつては一般的な害虫駆除用の毒団子でした。駆除の対象は主にゴキブリです。お店の人も、きっとゴキブリ駆除に使う物だと考えて渡したのでしょう。」
ゴキブリ「な、なにぃ!!」
アリ「だから、食べてはいけないといったのに。」
ゴキブリ「ち…くしょう…!!…も、もうダメ…トイレーーーーーーーー!!!!!!!」

ゴキブリ、トイレにダッシュ!

Σサンタ「私としたことが、間違って毒団子を買ってしまうとは。」
馬場「まぁ、アイツは普段の行いもあんまりよくないし、これでいいと思うぜ。」
クラゲ「…因果応報…。」

212:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 16:14:20 P3+W7IIt0
Σサンタ「まぁいい。気にしても始まらん。次のプレゼントを渡そう。カマキール。」
カマキリ「…錠剤?…わぁう。ドラックか。イカスな。」
ルミネ「な!よりにもよってドラックをプレゼントするとは何事ですか!!」
カマキリ「さっそく試すぜ。(パクッ)…わぁう。目の前が…グルグルするぜ…。」
ルミネ「ダメです!すぐに吐き出してください!!」
Σサンタ「うん?ドラックをプレゼントしたつもりはないぞ。それは睡眠導入剤だ。」
ルミネ「え?」
カマキリ「Zzz…。」
Σサンタ「しっかり夜寝た方がいいと思ってな。寝付けないようならこれを使うといいと思ったのだ。まぁ、薬だからドラックといえばドラックではあるがな。」
ルミネ「そうですか。よかった。」

213:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 16:16:02 P3+W7IIt0
Σサンタ「さぁ、次はパンデモニュウムだ。」
パンダ「ボクのはなに?」
Σサンタ「これだ。」
パンダ「?」
馬場「…DVDだな。タイトルは…」
ルミネ「ビリーザブートキャンプ…!」
Σサンタ「パンデモニュウムよ、お前は少し体型をなんとかした方がいいぞ。」
馬場「だからって、これを渡すことはないだろ!」
パンダ「よくわかんないけど、ありがとう。」
Σサンタ「喜んでもらえて何よりだ。では、さっそくやってみたまえ。」
馬場「やらすのかよ!」
Σサンタ「再生!」

DVD再生。ビリーが画面でエクササイズを指導し始める。

Σサンタ「さぁ、彼の言うとおりにやるんだ。」
パンダ「わかった。」

パンダ、エクササイズ開始。巨体のせいで部屋が揺れる。

馬場「うわっ!」
アリ「棚の物が落ちてきます!」
パンダ「ほいっ。ほいっ。」←エクササイズ中
ビリー「続けるんだ!」
馬場「続けんでいい!」←停止ボタンを押した。
Σサンタ「なんだ、せっかくパンデモニュウムがやり出したというのに。」
アリ「彼がやせる前に家が壊れますよ。」
Σサンタ「しかたない。では、次だ。コケコッカー!」

214:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 16:17:06 P3+W7IIt0
一同「(心の声;きたっ!!)」
ニワトリ「コケッ!」
Σサンタ「お前にはこれだ。」
ニワトリ「!!?」
一同「!!?」
Σサンタ「気に入ってもらえたかね?」
ニワトリ「コケッ!!」
馬場「これは…パン?」
アリ「いいえ、ただのパンではありません!これは…頭脳パンです!」
ルミネ「頭脳パン?」
アリ「DHAと呼ばれる脳の働きを助ける物質を多く含んだパンです。脳の働きを助ける物質を多く含んでいるパン、つまり、食べれば頭がよくなるパン、ということになります。」
馬場「あんまりうまそうな食いモンじゃないな。」
ニワトリ「うまいっ!」
馬場「って、早速食ったのかよ!!」
ニワトリ「…ぐ!」
ルミネ「コケコッカーさん!」

215:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 16:18:10 P3+W7IIt0
馬場「バカ野郎!水もなしにそんなモン食うから…!」
ニワトリ「…いいえ。大丈夫です。身体の機能はオールグリーン。何の異常も確認できません。」
ルミネ「それはよかっ…って、え??」
一同「!?」
馬場「お、お前、どうした?」
ニワトリ「何か不自然な点でもありましたか?私の自己管理システムは身体の異常を感知しておりません。しかし、そのシステム自体が故障している可能性も否定できません。異常があれば教えていただきたい。」
馬場「いや、あの、その…」
ニワトリ「異常はないのですね。それはよかった。では、私はこれより勉学に勤しまねばなりません。申し訳ありませんがおいとまさせていただきます。」

ニワトリ、去る。

Σサンタ「どうかね。彼もなかなか優秀になっただろう。」
ルミネ「人格まで変わってましたよ!」
馬場「人も変われば変わるモンだな。」
アリ「感心している場合ですか!」

216:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 18:59:02 P3+W7IIt0
Σサンタ「雪男先生。最後はあなたのだ。」
雪男先生「私ですかな。」
Σサンタ「何故、先生の分のアンケートがあったのかはまぁ、この際だからよしとしよう。さぁ、これがあなたの分だ。」
雪男先生「これは!」
Σサンタ「地球にやさしいバイオ燃料だ。」
雪男先生「素晴らしい!これにより化石燃料の使用量を抑えることが出来る!」
Σサンタ「気に入ってもらえたかね?」
雪男先生「ありがとう!」
Σサンタ「せっかくだ。使ってみてはどうかね?」
雪男先生「よし、早速バイオ燃料で動く車を動かしてみよう!」
馬場「なぜそんなモンが都合よくあるんだよ!」
雪男先生「環境問題は差し迫った問題なのだ!一分一秒ムダにはできんのだよ!!」
馬場「なるほどね。環境問題は今の時代の問題だから先送りには…って、答えになってねぇよ!!」
アリ「まぁ、環境問題の専門家であるイエティンガー先生です。ご自身でお持ちだったのでしょう。」

217:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 19:00:54 P3+W7IIt0
全員校庭に移動。

馬場「何で俺達まで…。」
ルミネ「まぁ、いいじゃありませんか。バイオ燃料についてお話が聞けるかもしれません。」
馬場「あんまり興味ないな…。それだったら、俺はあの校庭のすみで痴話喧嘩してるフレイムスタッガー達のコンビの話の内容の方が面白そうだけどな。」
ルミネ「彼らはいったい何者ですか?」
馬場「シカの方はフレイム・スタッガー。元は俺やシグマのオッサンが所属していた部隊のイレギュラーハンターだ。ボクシングに目覚めてイレギュラーハンターを辞めて以降、フリーターらしい。
で、もう一人の方はよく知らんが額のマークからしてレプリフォースの士官か何かだろう。にしても、馬と鹿にソリを引かせるとは…。」
ルミネ「狙ったんでしょうか?」
Σサンタ「いいや、狙ってなどいないぞ。」
ルミネ「うわっ!…急に現れないでください!」
Σサンタ「スタッガーの方はバイトの求人案内で来てくれたのだが、もう一人はレプリフォースのジェネラルを尋ねた時に…」

218:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 19:02:10 P3+W7IIt0
【回想】
シグマ「…。」
ジェネラル「…。」
シグマ「…イレギュラーハンター…。人間にシッポを振り、レプリロイドを破壊する者達…。危険だとは思わんかね…。」ジェネラル「…。」
シグマ「ジェネラルよ。今こそ立ち上がるのだ!お前にはその力がある!」
ジェネラル「…お引き取り願おう…。」
シグマ「ぬ!?」
ジェネラル「人間を敵には出来ない。…立ち去れ!二度と私の前にあらわれるな。」
シグマ「…まぁ、いい。そのうち気も変わるさ。ふふふっ…。はははっ。ワーッハッハッ!!」

シグマ、立ち去ろうとする。

シグマ「…ところで、話は変わるのだが…。今度のクリスマスにうちでは私がサンタに扮して子供達にクリスマスプレゼントを配ろうと思っている。
だが、ソリの引き手が足りんのだ。すまないが、レプリフォースにトナカイはいないかね?」
ジェネラル「残念だが、我が軍にトナカイはいない。だが、近い者ならば用意できるぞ。」
シグマ「本当かね!?」
ジェネラル「軍人たる者、嘘はつかんよ。よろしい。その者を手伝いに行かせよう。」
シグマ「ありがとうジェネラル。」
ジェネラル「かまわん。気にするな。」

219:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 19:04:18 P3+W7IIt0
で、用意された奴→スパイラル・ペガシオン。

Σサンタ「…と、いうわけだ。故に、狙って馬と鹿を用意したわけではない。」
馬場「ほぉう。」
ルミネ「わかりました。…で、ジェネラルさんの所へ何しに行ってたんですか?」
Σサンタ「あ、いや、それは…。」
馬場「ま~た、くだらん事企んだな。」
Σサンタ「ぐっ!」
馬場「ルミネ、お灸を据えてやれ。」
Σサンタ「ま、待て!さっきも喰らっ…」
ルミネ「問答無用です。」


パ  ラ  ダ  イ  ス  ロ  ス  ト(本日2回目!)


Σサンタ「でぇあああああああううう!!!!」
ルミネ「まったく。そうこうしている間にイエティンガー先生のバイオ燃料を使って車を走らせる実験が終わってしまいました。」
馬場「だな。まぁ、俺はこっちの方が面白そうだったからいいけど。」
雪男先生「以上がバイオ燃料で車を動かしてみる実験だ。これで環境はよくなるぞ!」
クラゲ「…でも、今の実験で出た二酸化炭素は、絶対に無意味だったと思う…。」
雪男先生「…あ。」
アリ「…あ。じゃない!!最初に気づきましょうよ。」

220:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 20:04:13 P3+W7IIt0
全員がプレゼントをもらったところで解散する雪男先生学級。
そして、その夜。

Σサンタ「よし、みな寝静まったな?」
シカ「カマキリまで寝てたぜ。」
Σサンタ「睡眠導入剤がどうやらかなり聞いているようだ。あいつもたまには夜に寝た方がいい。」
ウマ「さぁ、早くやりましょう。」
シカ「真面目くさって仕切ってんじゃねぇ。」
ウマ「なんだと!!プータロー風情に文句を言われる筋合いはない!この民間人め!!」
シカ「あんだと!!やんのかこの軍人が!!」
Σサンタ「やめんか!!…さっき、渡したプレゼントでは満足してもらえなかったようだ。だから、これを渡すことにした。」
馬鹿「どれどれ?」

シグマサイン色紙!

ウマ「…。」
シカ「…。」
Σサンタ「お前達にもあとでやろう。」
馬鹿「いらない!」
Σサンタ「遠慮しおって。まぁいい。とりあえず配って…ん?なんだ?急に眠くなったぞ?」
ウマ「なんだこれは…!?て、敵襲…(バタッ)」
シカ「ね、眠い…。」
Σサンタ「…ぐっ。ね、眠るわけには…。…Zzz…。」
馬鹿「Zzz…。」

221:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 20:05:27 P3+W7IIt0




??「メリー・クリスマス…。フォッフォッフォッ。」



シャンシャンシャンシャン…(鈴の音)



222:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 20:06:50 P3+W7IIt0
翌朝、目覚めたルミネ&兄弟達の枕元には、電子辞書などのプレゼントが靴下に入って置かれていた。
それは、サンタの格好でトナカイの馬鹿コンビとともに寝ていたシグマの仕業ということになったが、
シグマ達にはプレゼントに覚えがないという。

ルミネ「ん?私のプレゼントには何か手紙が…」

心優しき子供達よ!困っている人を助けようとする思いやりの心を忘れぬ限り、
私はいつまでもクリスマスに君達の所へあらわれよう。メリークリスマス!

ルミネ「…サンタクロース…?」

まさか、そんな…。そう思いつつも、ふいに笑顔になるルミネだった。

ルミネ「メリークリスマス。」

223:名無したんはエロカワイイ
07/12/24 21:49:00 6drVcKErO
良い話だったな。小説書きさん乙!

サンタさんはクラゲに原発をプレゼントしたのだろうか

224:名無したんはエロカワイイ
07/12/25 11:05:51 is8FwRU00
ニワトリは元に戻ったんだろうかww

225:名無したんはエロカワイイ
07/12/29 01:59:09 +enbkhkV0
>>223
良い話といっていただけて嬉しい限りです!どうもありがとうございます!
近いうちに後日談を書きますので、クラゲや他のキャラも含めて
そこで何をもらったのかを明らかにしたいと思います。
できれば、クリスマス編で書き損ねた「サンタ姿のルミネ」もをそこで書けたらいいかな
と、思っております。最近は運動会ばかりで、体操着以外着てませんからね。

>>224
さて、それはどうですかなw

226:名無したんはエロカワイイ
07/12/30 12:08:05 QZV7h8kY0
12月25日。
クリスマスイブの翌朝、馬場はいつもより遅く起きたようです。

馬場「…ん。…もう朝か?」

馬場、時計を見る。

馬場「10時!?…おかしいな、時計が壊れたか?」

普段の起床時間は6時頃の馬場。時計の故障を考えたが、他の時計も全部10時を指している。

馬場「…おかしい。なぜだ?なぜ、いつもの“あれ”がなかったんだ?」

馬場のいう“あれ”とは…。
馬場は、とりあえず顔を洗うなどし、身支度を整え仮面をかぶると“あれ”の元へと向かった。

227:名無したんはエロカワイイ
07/12/30 12:08:41 QZV7h8kY0
馬場「(ドアを開けて)おい!何で今朝は鳴かなかったんだよ!コケコッカー!お陰で寝坊したじゃないか!」

“あれ”=コケコッカーの朝の一声。

ニワトリ「…。」
馬場「おい、何か言えって!」
ニワトリ「…。」
馬場「…おーい!!!」

ニワトリ、机に座ったままずっと馬場に背を向けていたが、ふり返る。

228:名無したんはエロカワイイ
07/12/30 12:10:48 QZV7h8kY0
ニワトリ「…うるさいですね。勉強の邪魔です。」
馬場「…お前、昨日頭脳パン食ってから戻ってないのか?」
ニワトリ「そうではありません。あれを見てください。」
馬場「あれ?(見た)…。」

馬場の視線の先には、でっかい靴下にこれでもかと詰め込まれている無数の頭脳パンがあった。

馬場「なんだあれ!?」
ニワトリ「現在のところ、何故あれが私の枕元に置かれていたのかは不明です。が、本物の頭脳パンであることは間違いがないようです。一晩寝て、
朝目覚めた時に何をするよりも先にこれを食べたようですね。普通、正体のわからない食べ物を寝起きにいきなり食べたりしないと思いますが、普段の私はよほど警戒心が薄いのでしょう。」
馬場「普段のコケコッカーなら怪しむより先に食うよな、確かに。」
ニワトリ「まぁ、お陰で私も朝からずっと勉強に打ち込むことが出来たわけですが。」
馬場「で、俺はそんな話をしに来たんだじゃない!何で毎朝毎朝うるさい声で鳴くお前が今日は鳴かなかったんだよ!頭脳パン食ってもにわとりはにわとりじゃないのか!?」
ニワトリ「…は?」
馬場「は?じゃない!お前が「コケコッコー!!」ってやらないから俺は寝坊したじゃないか!」
ニワトリ「「コケコッコー」?…貴方、私を馬鹿にしているのですか?」
馬場「してねぇよ!普段のお前は毎朝「コケコッコー!!」だし、口癖は「コケッ。」だし。
なんていうか、普段のお前は脳みそ3グラムしかないぞって言われたとしても、俺には否定できないような奴なの!」
ニワトリ「そんな低俗で無意味な発言はした覚えがありません。それに、脳はもっと重い。」
馬場「してたんだよ!お前は毎日!ってか、ボケをマジになって返すな!」
ニワトリ「とにかく、貴方の寝坊を私のせいにされても困ります。今後は目覚まし時計を使うんですね。…ところで、何故今日寝坊した事を怒っているのですか?」
馬場「だって学校が…」
ニワトリ「今日から冬休みです。」
馬場「…あ。」
ニワトリ「思い出したようですね。それにしても、私は貴方がどこかへお出かけでもなさるのかと思ってましたよ。」
馬場「何でだ?」
ニワトリ「おしゃれな仮面を着けていたので。」
馬場「ん?…(仮面をよく触ってみる。)…ん!!?」

229:名無したんはエロカワイイ
07/12/30 12:11:26 QZV7h8kY0
馬場が今装着中の仮面→昨日シグマにもらったミラーボール風のケバケバしい仮面(イカチョイス)

馬場「うわぁああああ!!!!こんなモンを…!!!間違えて着けてきたか…!!!」
ニワトリ「似合ってますよ。」
馬場「やかましい!!」

そこへ、ルミネがやってくる。

ルミネ「騒がしいですね。おや、貴方でしたか。」
馬場「ルミネか!み、見るな!俺を見るなぁ!!」
ルミネ「…。」←見ちゃった。
馬場「…。」
ルミネ「…ぷっ!」←思わず吹いちゃった。
馬場「笑うなぁー!!」
ルミネ「ご、ごめんなさい。悪気はなかったんですが。」
馬場「…いや、こんなモン間違えてかぶった俺も悪い。すまんな、ルミネ。」
ルミネ「ところで、貴方はサンタさんに何をもらったんですか?」
馬場「サンタ?」
ルミネ「私は電子辞書です。コケコッカーさんは…あの大量の頭脳パンですかね?」
馬場「俺には何もなかったが…、枕元に置いてあるのか?」
ルミネ「おそらく。」

230:名無したんはエロカワイイ
07/12/30 12:12:07 QZV7h8kY0
その時、アリ、クラゲが馬場をさがしてニワトリの部屋にやってきた。

アリ「探しましたよ。VAVAさ…ぷっ!」←見ちゃった。
クラゲ「…。」←見ちゃった。
馬場「俺の仮面を見てわらうなぁーー!!」
クラゲ「…ボクは笑ってない…。」
ニワトリ「ドクラーゲンよ。そういう時は笑ってやるのが優しさだ。空気を読むことも時には大切だぞ。」
馬場「お前の口から空気を読むって言葉が出るとはな…。頭脳パン恐るべし…。」
ルミネ「それで、VAVAさんへの用事は?」
アリ「そうでした。VAVAんへののプレゼント、ガレージに置いてありますよ。おそらく、あの大きさでは枕元に置いておけなかったんでしょう。」
クラゲ「…凄い物が置いてあるよ…。」
馬場「…凄い物?」
ルミネ「行ってみましょう。」

ガレージに行くと、そこには

馬場「こ、これは!」

真新しいライドアーマー!…にでっかい靴下がかぶせてある。

馬場「…なんかスゲーことになってるな。」
ルミネ「これがサンタさんからVAVAさんへのプレゼントのようですね。」
クラゲ「…わかりやすい…。」
馬場「確かに…。わざわざ靴下かぶせんでいいだろ。でもまぁ、サンタクロース、ありがとよ!」
アリ「ちなみに、そのサンタですが…。」
クラゲ「…さっき、玄関の近くで寝てた…。」
アリ「ええ。あのお方がサンタの衣装で、トナカイ役の方二人と一緒に寝ていました。おそらく、今回の件はあの方の仕業かと。」
馬場「なるほど。リベンジかましてきたわけか。最後に寝ちまうとはつくづく詰めが甘いな。でもまぁ、プレゼントその物はかなりイカしてるぜ。」
ルミネ「その仮面と比べれば相当なレベルアップですね。」
馬場「やかましい!」

231:名無したんはエロカワイイ
07/12/30 12:12:58 QZV7h8kY0
ちなみに、その他のメンバーがもらった物

ヒマワリ→新しい顔(2個目)

ヒマワリ「アーッハッハッ!私の新しい顔だー!!」
新しい顔①「アーッハッハッ!私が新しい顔だー!!」
新しい顔②「アーッハッハッ!私も新しい顔だー!!」

ヒマワリ、顔がさらに1個増える。

ルミネ「三つ揃うと満開って感じですね。」
馬場「桜の満開と大きく違うところは、何一つ喜べるところがないって点だな。」

232:名無したんはエロカワイイ
07/12/30 12:13:47 QZV7h8kY0
アリ→水飴

アリ「私は百科事典が欲しかったんですが。まぁ、いいでしょう。…それにしても、私が見栄と世間体を気にして書いた百科事典ではなく、ずっと欲しかったこの水飴を的確にプレゼントしてくるとは、あのお方(シグマのこと)もやりますね。
これで、きちんと内緒にしておいていただければ文句はありません。(ちょっとなめてみる)…うまい!この甘み、私好みの甘さです!もっと食べましょう」

がつがつと水飴をむさぼるアリ。そこへ

馬場「(アリの部屋のドア前で)おーい、お前は何をもらったんだ?…てか、入るぞ!」
アリ「!!ま、待ってください!!」

馬場、アリの部屋に入る。で、飴をむさぼるアリを目撃。

馬場「…。」←扉を開けて固まる。
アリ「…。」←見られた状態で固まる。
馬場「…。」←バンと扉を閉める。
アリ「…。」←それを黙って見てる。

遠くの方で、「やっぱあいつアリだった!!」という声が聞こえ、がっくり肩を落とすアリだった。

233:名無したんはエロカワイイ
07/12/30 12:14:23 QZV7h8kY0
ゴキブリ→正露丸

ゴキブリ「ウソだろぉ~?」

ルミネ「昨日は腹痛で苦しんでいた(硼酸団子を食べたため)のに、よく効く薬ですね。」
馬場「健康に戻ってよかったじゃないか。」
ゴキブリ「よくない!」
馬場「あ、トリロビッチ。あんま近づくな。お前、正露丸臭い。」
ゴキブリ「好きでこの臭いバラまいてんじゃねぇよ!!」

234:名無したんはエロカワイイ
07/12/30 12:15:18 QZV7h8kY0
パンダ→おいしい笹
雪男先生→バイオ燃料
カマキリ→うまい棒(スズムシ味)×30本
クラゲ→メンタルバランスチョコレートGABA(読;ギャバ) ストレス社会で闘うあなたに

ルミネ「皆さんそれぞれ欲しかった物をもらえたようですね。」
馬場「カマキールのうまい棒はちょっと気になるけどな。」
ルミネ「最近は色々な味が出ていると聞きます。きっと新種なんでしょう。」
馬場「だとしても、売れない気がする。」
ルミネ「それは否定できませんね。」

馬場「あと、ドクラーゲンのギャバって、ストレスに効くチョコレートだよな。」
ルミネ「さすがにサンタさんも原発はプレゼントしなかったんでしょう。危なすぎますから。ストレス解消はこれでやりなさいということでしょう。」
馬場「どうでもいいことだが、原発をプレゼントした場合も、靴下かぶせるのだろうか?俺のライドアーマーのように。」
ルミネ「さぁ?」

235:名無したんはエロカワイイ
07/12/30 12:16:14 QZV7h8kY0
ルミネ「全員が望む物をもらえたようでよかったですね。」
馬場「しかし、今年のクリスマスも終わりだな。」
ルミネ「そうですね。」
馬場「なんだ?さみしいのか?」
ルミネ「いえ、別にそんなことは。ちょっと物思いにふけっていただけです。」
馬場「そうか。よし、パーティーでもするか。」
ルミネ「クリスマスパーティですか?いいですね。」
馬場「そうと決まれば、準備だ。みんなを呼んでこよう。」

236:名無したんはエロカワイイ
07/12/30 12:16:48 QZV7h8kY0
クリスマスの締めくくりにみんなでパーティーをしたルミネ達。

ウマ「貴様!貴様のケーキは僕のケーキより大きいではないか!!取り替えろ!!」
シカ「うるせぇな。たいして大きさ変わんないだろうが。」
ウマ「いいや!僕のケーキには苺が一つだけだが、貴様のケーキには苺一個以外にもサンタの砂糖菓子が乗ってるじゃないか!それに、大きさも違う。不公平だ!」
シカ「そういうお前のケーキには生クリームがたっぷりついてるじゃないか。」
ウマ「それで平等だと言いたいのか!?ふざけるな民間人め!」
シカ「軍人はすぐにキレるからめんどくさいんだよ!!」←こっちもキレ気味。
シグマ「やめんか馬鹿ども!」
馬鹿「馬鹿っ言うな!!!」

237:名無したんはエロカワイイ
07/12/30 12:18:35 QZV7h8kY0
ルミネ「は、恥ずかしい…。」
馬場「似合ってるぜ。」
パンダ「うん。ボクもそう思う。」

サンタ衣装のルミネ。本人は恥ずかしいようだが、似合っている。

馬場「よし、歌うか!」
アリ「では、クリスマスらしく聖歌を。」
馬場「全員歌えるって感じじゃないな。」
クラゲ「(ウマとシカのコンビを見つめて)…赤鼻の…。」
馬場「トナカイか?」
クラゲ「…馬鹿…。」
馬鹿「馬鹿って言うな!!」
馬場「こいつのボソボソ声、よく聞き取れたな。ま、俺は個人的にその歌を歌ってあいつらのリアクションを見たい気もするが、ここは脚下にしとこう。」
カマキリ「だったら、『聖なる夜に血祭り騒ぎ』なんてどうだぁ?」
馬場「そんな曲聞いたことないな。」
カマキリ「俺の作詞作曲だぜぇ~。」
馬場「却下。次の案は?」
ヒマワリ「『サンフラワードの美しいクリスマスソング!』」
馬場「却下!次!」
パンダ「『ジングルベル』は?」
馬場「わるくないな。」
ゴキブリ「ちょっと子供っぽくないか?」
ルミネ「でしたら、『サンタが街にやってくる』でどうでしょう。」
馬場「みんな、それでいいか。」
一同「賛成ー。」
馬場「よし、いくぞ!」

楽しげな歌声がこだまするシグマパレス。
ルミネ達のクリスマスはこうして幕を下ろすのだった。

238:名無したんはエロカワイイ
07/12/31 22:19:31 gwByls1rO
ルミネ「さぁ、クリスマスも終わり、今年も残すところあと僅かです。そこで、今日は大掃除です!」

馬場「よし、みんな。行動開始だ!」

ルミネ「サンフラワードさん、自画像を少し捨てましょう。」
ヒマワリ「なにぃ!!」
ルミネ「…あなたの部屋に今、大小合わせて数十点は自画像があります。」
ヒマワリ「廃棄?そんなものに、何の意味が…。」
ルミネ「…ダメですか?」
ヒマワリ「…。」
ルミネ「…わかりました。でも、片づけてくださいね。」
ヒマワリ「アーハッハッ!わかった!」

239:名無したんはエロカワイイ
07/12/31 22:21:20 gwByls1rO
馬場「ライドアーマーの洗車終了っと。」
ルミネ「お疲れさまです。」
ニワトリ「コケッ。」←でっかいゴミ袋に何かを詰めてもってきた。
馬場「どうした?…それは?」
ルミネ「こ、これは…頭脳パン。でも、緑色な何かが大量に発生してます。」
馬場「…カビが生えたのか。」
ニワトリ「…とっておきすぎた。…コケッ。」
馬場「お前はやっぱそっちの方がいいぜ。」
ルミネ「そうですね。」
ニワトリ「…コケコッコォー!!!!!!!!!!!」←悲しみのおたけび
ルミネ&馬場「うるさーい!!」

240:名無したんはエロカワイイ
07/12/31 22:24:01 gwByls1rO
そんな調子で大掃除を終えたルミネ達。
あとは年の瀬を待つばかり。

はてさて、来年はどんな年になることか。


ルミネ「本年は御世話になりました。来年もどうぞ、よろしくお願いします。」
作者「お願いします!」

241:名無したんはエロカワイイ
08/01/01 00:23:13 3F5TI0Bw0

 /⌒\
 \●//⌒ヽ /⌒\
   ∩< ( ノ_・)>\●/  あけおめ ことよろ
   Y  ̄ ||y||  ̄`''φ
    Lノ /ニ|| ! ソ >
    乂/ノ ハ ヽー´
    `ー-、__|

242:名無したんはエロカワイイ
08/01/01 13:33:39 YipMy4UxO
ルミネ「明けましておめでとうございます。」
一同「おめでとうございます。」

お正月なので、男性は袴姿。ルミネをはじめとする女性陣は振袖姿である。

ルミネ「今年もよろしくお願いします。」
ニワトリ「ハーッハッハッ!!まかせろ!!」
アリ「あなたに言ったんじゃありませんよ!」
エイリア「任せて!」
ナナ「あなたでもないと思いますよ、エイリアンさん…!!」
パレット「キャッ!修羅場ですぅ!!」
アクセル「…女の人って…。」
カンガルー「よぉーし!初日の出暴走だー!行くぞー!!ブーンブーン!パラリラパラリラ!キャハハ
ハッ!!」
タマネギ「オラも行くダス!グルグルパラリラダス!パラリラパラリラビロ~ンダス!!ガハハハッ!
!」
イノシシ「お前らぁ!!!初日の出暴走に行くのは俺様と俺様のチームだろうがぁ!!ブヒィーーーッ
!!」
レッド「せっかくだ。みんなまとめて行って来い。」
カラス「レッド…。それは無茶だろ…。」
ヒマワリ「アーッハッハッ!ワタシの年だー!!」
ゴキブリ「ヒマワリ年なんかあるかよポンコツがぁ!嫌すぎるだろうがぁ!」
ゴリラ「今年はねずみ年だ。…さる年まであと9年か。」
魚類「ばぁ~か。そんなこといちいち数えてんじゃねぇよ!」
雪男先生「ねずみ…。そんな小さな命を守るためにも、地球温暖化を食い止めねば!!」
エックス「フィギュアのためにも!!」
ジェネラル「ハッハッハッ。エックス君、君も変わらないね。」
アル「そうですな。」
カマキリ「正月…夜更かしカーニバルだぜ。わぁう。」
ウマ「君!いくらお正月とはいえ、青少年は夜更かしなどしちゃダメだ!」
シカ「ほっとけよ。これだからカタブツ軍人は…。」
シグマ「正月早々、やめんか馬鹿ども!!」
馬鹿「馬鹿って言うな!!!」
ハイエナ「く、くるしい…。」
アリクイ「餅の食い過ぎだの。一人で20個も食うたからじゃ。」
クラゲ「…お正月は、こたつでゆっくりしながらお雑煮食べて過ごしたい…。」
パンダ「オゾウニ?それ、何?象さんを煮た食べ物なの?」
ゼロ「違う!!雑煮とは、餅を入れた汁系の食物だ!地域ごとに味付けが異なるが、俺ならリクエスト
に応じた味付けが可能だ。作ってやろうか?」
アイリス「ゼロ、私手伝うわ!レイヤーさんはデカ乳のせいで肩コリがひどいでしょうから、調理の繊
細な作業は無理だわ。」
レイヤー「ゼロさん、お手伝いします。…繊細さのかけらもない軍隊という環境で生活しているカマト
ト女のアイリスさんよりはお役に立てると思います。」
イカ「ゼロー!!ワタシ、あなたのオカズになるわぁー!!さぁ、私のカワをむい(ゼロにKナックル
で殴られる)」
カーネル「アイリス。我が妹よ!苦しい戦いだが、必ず勝利しろ!!これは…戦争だ!!」
馬場「物騒なこと言うな!…てか、ルミネ。新年早々このメンバーが大集合したせいで、なんかもうめ
ちゃめちゃだ。ここは一つ、まとめて頼む。」
ルミネ「…はい。」


パ  ラ  ダ  イ  ス  ロ  ス  ト


一同「でぇええああああああああうううう!!!」
ルミネ「では、あらためまして、今年もよろしくお願いします。」

243:名無したんはエロカワイイ
08/01/01 13:37:23 YipMy4UxO
明けましておめでとうございます!本年もツンツン☆ルミネをよろしくお願いいたします。

>>241さん、かわいいAAですね!


ルミネ「明けましておめでとうございます。」
一同「おめでとうございます。」

お正月なので、男性は袴姿。ルミネをはじめとする女性陣は振袖姿である。

ルミネ「今年もよろしくお願いします。」
ニワトリ「ハーッハッハッ!!まかせろ!!」
アリ「あなたに言ったんじゃありませんよ!」
エイリア「任せて!」
ナナ「あなたでもないと思いますよ、エイリアンさん…!!」
パレット「キャッ!修羅場ですぅ!!」
アクセル「…女の人って…。」
カンガルー「よぉーし!初日の出暴走だー!行くぞー!!ブーンブーン!パラリラパラリラ!キャハハハッ!!」
タマネギ「オラも行くダス!グルグルパラリラダス!パラリラパラリラビロ~ンダス!!ガハハハッ!!」
イノシシ「お前らぁ!!!初日の出暴走に行くのは俺様と俺様のチームだろうがぁ!!ブヒィーーーッ!!」
レッド「せっかくだ。みんなまとめて行って来い。」
カラス「レッド…。それは無茶だろ…。」
ヒマワリ「アーッハッハッ!ワタシの年だー!!」
ゴキブリ「ヒマワリ年なんかあるかよポンコツがぁ!嫌すぎるだろうがぁ!」
ゴリラ「今年はねずみ年だ。…さる年まであと9年か。」
魚類「ばぁ~か。そんなこといちいち数えてんじゃねぇよ!」
雪男先生「ねずみ…。そんな小さな命を守るためにも、地球温暖化を食い止めねば!!」
エックス「フィギュアのためにも!!」
ジェネラル「ハッハッハッ。エックス君、君も変わらないね。」
アル「そうですな。」
カマキリ「正月…夜更かしカーニバルだぜ。わぁう。」
ウマ「君!いくらお正月とはいえ、青少年は夜更かしなどしちゃダメだ!」
シカ「ほっとけよ。これだからカタブツ軍人は…。」
シグマ「正月早々、やめんか馬鹿ども!!」
馬鹿「馬鹿って言うな!!!」
ハイエナ「く、くるしい…。」
アリクイ「餅の食い過ぎだの。一人で20個も食うたからじゃ。」
クラゲ「…お正月は、こたつでゆっくりしながらお雑煮食べて過ごしたい…。」
パンダ「オゾウニ?それ、何?象さんを煮た食べ物なの?」
ゼロ「違う!!雑煮とは、餅を入れた汁系の食物だ!地域ごとに味付けが異なるが、俺ならリクエストに応じた味付けが可能だ。作ってやろうか?」
アイリス「ゼロ、私手伝うわ!レイヤーさんはデカ乳のせいで肩コリがひどいでしょうから、調理の繊細な作業は無理だわ。」
レイヤー「ゼロさん、お手伝いします。…繊細さのかけらもない軍隊という環境で生活しているカマトト女のアイリスさんよりはお役に立てると思います。」
イカ「ゼロー!!ワタシ、あなたのオカズになるわぁー!!さぁ、私のカワをむい(ゼロにKナックルで殴られる)」
カーネル「アイリス。我が妹よ!苦しい戦いだが、必ず勝利しろ!!これは…戦争だ!!」
馬場「物騒なこと言うな!…てか、ルミネ。新年早々このメンバーが大集合したせいで、なんかもうめちゃめちゃだ。ここは一つ、まとめて頼む。」
ルミネ「…はい。」


パ  ラ  ダ  イ  ス  ロ  ス  ト


一同「でぇええああああああああうううう!!!」
ルミネ「では、あらためまして、今年もよろしくお願いします。」

244:名無したんはエロカワイイ
08/01/01 14:07:59 bnzlJE3OP
>ルミネをはじめとする女性陣
ルミネが女性で違和感なくなってきた

245:名無したんはエロカワイイ
08/01/02 23:57:40 Q06Y1h+g0
>>244さん
小説の設定ではルミネは女性になっています。

てか、>>242は間違って書き込んだ誤爆ですね…。
今になって二重書き込みしてたのに気づきました。
申し訳ありませんでした!!

246:名無したんはエロカワイイ
08/01/05 20:30:41 xEsT+PdBO
オクトパルド「クラーケンが浮気しているときいて来ました

247:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 00:30:48 UdCaIr+00
こんばんは。小説を書いている者です。そろそろ運動会編に戻ろうと思います。
てなわけで第三種目です!


会場に戻った一行。

ゼロ「も、戻ってくるだけで少し疲れた…。」
アイリス「ところでゼロ、さっきのお弁当は誰のために?」
ゼロ「エックスのためだ。」←即答
アイリス「…やっぱり。」
レイヤー「アイリスさん、ゼロさんはいつもエックスさんのためにお弁当を作っています。まして、今日は運動会ですよ。」
アイリス「それは…わかってるわ。」

わかっていても気分のいいことではない。

エックス「ゼロー!ちょっと来てくれ!今からやる種目のことで話がある。」
ゼロ「わかった。今行く。」

ゼロはエックスの所へ。残されたアイリスとレイヤー。

アイリス「…あなたは、それでいいの?」
レイヤー「私…ですか。」
アイリス「ゼロのお弁当、私達のためじゃないなんて…。」
レイヤー「…。」
アイリス「そりゃあ、ゼロがエックス一筋なのは昔から知ってるけど、たまには私達のためにお弁当、作ってくれないかしら。」
レイヤー「そうですね。でも…」
アイリス「でも?」
レイヤー「…私は、たまに「余り物だが、食ってくれ」ってゼロさんの手料理を食べています。」
アイリス「うそっ!?」
レイヤー「…本当です。」

ちょっとだけ勝った気がして嬉しいレイヤー。

248:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 00:31:36 UdCaIr+00
と、そこに戻ってきたアクセルとパレットが。

パレット「(レイヤー達の会話を聞いて)ねぇねぇアクセル~、ゼロの料理って食べたことある?」
アクセル「あぁ、ゼロの余り物、あれおいしいよね。僕もたまにもらえるよ。あれ、たまたま近くにいたりするともらえるんだよね。」

その会話が聞こえたレイヤー達

レイヤー「…。」
アイリス「ふ~ん。たまたま近くにいたから。」

レイヤー、アクセルを氷のように冷たい視線でにらんだ。

アクセル「あ、あれ?僕なんか変なこと…」

ふと、パレットの方を見るアクセル。すると、

パレット「(アクセル~!グッジョブですよ~!!)」←親指立ててグッジョブポーズ、そして、満面の笑み。

アクセルは悟った。やってしまったのだと。

249:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 00:33:25 UdCaIr+00
第三種目【細胞分裂】

ナナ「さぁ、第三種目です。
アル「ようやく始められるな。」
ナナ「そうですね…と、言いたいところですが、すいませんがアル長官。この第三種目の【細胞分裂】というのは、どんな事をするものなのでしょうか?」
アル「うむ。では説明しよう。この種目は、一言でいえば徐々に人数が増えていく二人三脚だ。」
ナナ「徐々に人数が増えていく?」
アル「スタート時点では二人一組、つまり二人三脚なのだが、スタート地点から30M程走った所にチームメイトが2人待機している。彼らの所まで二人三脚で進んだら、
その二人を加えて4人5脚を作るのだ。そして、4人5脚の状態でさらに30M進むと…」
ナナ「またチームメイトがいるんですね!」
アル「その通りだ。ここでまた2人増えて、今度は6人7脚になる。そして、再び30M走ると最後のポイントがあり、ここではチームの残りである3人が加わる。
これで9人10脚の完成だ。この状態で、最後はゴールまで50M走ってもらい、ゴールするまでの順位を競ってもらう。」
ナナ「なるほど。確かに、全員参加型の種目ですね。先程、エックスチームの選手が3人増えたので見応えがありそうです。」
アル「当初は、他のチームに3人休んでもらい、6人ずつでやる予定だったんだが、人数がそろった以上、やはり全員でやろうと思う。」
ナナ「ですよね。それでは、第三種目【細胞分裂】、張り切っていきましょう!!」

・ルール・
①足を結んだヒモがほどけた場合、ほどけた場所で結び直し、そこから再スタート。
②ヒモが結ばれていない状態でゴールしても無効となる
③各ポイントで人数が増える時に、そこまで組んで走ってきた組み合わせをばらし、新たに組み直してもよい。
→○○で走って▲▲のいる場所に来た場合、○○を一度くずして▲○▲○というように組み直してもよいということ。

250:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 00:34:05 UdCaIr+00
ナナ「さぁ、各チーム、スタートから走る各2名の選手を発表します。」

[エックスチーム]
アクセル・エックス

[レッドアラートチーム]
レッド・タマネギ

[シグマパレスチーム]
ルミネ・パンダ

ナナ「と、なっております。」
アル「エックスチーム以外は体格差がかなりある者同士のペアとなっているな。」
ナナ「何かの作戦でしょうか?」
アル「わからん。見てみよう。」
ナナ「そうですね。」

エックス「アクセル、絶対に勝つぞ!」
アクセル「う、うん。(エックスとペアは正直怖いなぁ…。)」
レッド「おいアクセル!お前には負けないぜ。」
アクセル「そう。それじゃ、気をつけなくちゃね。…でもさ、なんでデボニオンが最初の走者なわけ…?」
レッド「まぁ、ちょいと作戦って奴だ。」
アクセル「?」
タマネギ「びろ~ん!がははっ!アクセル、負けないダスよ!」
ルミネ「皆さん頑張るみたいです。私達も頑張りましょう。」
パンダ「そうだね。ボク、がんばるよ。」

251:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 00:34:39 UdCaIr+00
雪男先生「位置について…、よーい…、(効果音;パーン!!)」

ナナ「さぁ、各チーム走り出しましたよ!まずトップに躍り出たのはXチームだ!やはりSランクのハンターである二人のコンビネーションは良好なようです!」
アル「このままの調子でがんばってもらいたいな。」

アクセル「やった!僕達トップだ!エックス、このまま第一ポイントまで一気に行こう!」
エックス「よし!いくぞアクセル!」
レッド「そうはいかないぜ、イレギュラーハンターさんよ!」
エックス「何ぃ!」

ナナ「アーッと!ここでレッドアラーとチームが追い上げてきました!それにしても、凄い走り方です!」
アル「あれは…走りというのか?」

レッドアラートチームの追い上げ。その理由とは…

252:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 00:35:28 UdCaIr+00
タマネギ「グルグルダス!!!!グルグルダス!!!!!!いつもより多く回っているダス!!!」
レッド「ハッハッハッ!アクセル!どうだ!この作戦で行けば転ばないから安定してゴールを目指せるぜ!」

デボニオン回転!!竜巻を巻き上げながら一直線に第一ポイントへ!!足を結んだレッドは彼にしがみついている!

アクセル「レッド!!?…目、回らないの?」
レッド「勝つためだからな。些細なことだ!」
エックス「負けられない!行くぞアクセル!!」
アクセル「えっ!??ちょ、ちょっとエックス!急にダッシュしないで…(転んでそのままズザーッと引きずられた。)」

エックスがダッシュし、アクセルは引きずられる形に。

エックス「うぉおおお!!!」
レッド「こっちもスピードアップだ!もっと回れ!デボニオン!!」
タマネギ「グルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルダスーーー!!!!」
アクセル「ぼごはぁっ!!エ、エックス!!ちょ…がはっ!!(ズザー!!!)」

253:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 00:36:13 UdCaIr+00
パンダ「えっほっ。えっほっ。みんな速いね。」
ルミネ「そうですね。私達も急ぎましょう。」
パンダ「ボクも転がって…」
ルミネ「やめてください!足が結ばれている状態では私が巻き添えをくらいます…。」
パンダ「そうだね。他の方法は…あ。」
ルミネ「何か思いついたんですか?」

ナナ「さぁ、もうすぐ第一ポイントです!回転しながら竜巻のように進むレッドアラートチームか、はたまたアクセル選手が引きずられていますが、
怒濤の追い上げを見せているエックスチームか、どちらが先に第一ポイントに到着するのでしょうか!?…おや?あ、あれは!!」
アル「なんと!」

254:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 00:36:58 UdCaIr+00
ルミネ「す、凄い!」
パンダ「こうしたら速いかなと思ったんだ。」

パンダ、ルミネを身体につかまらせると、大型ミサイルのグリーンスピナーを取り出し、その上に乗った!
グリーンスピナーで一直線に第一ポイントへ向かおうというのである。

ナナ「何ということでしょう!!パンデモニュウム選手、自身の武器に乗って!」
アル「飛行能力を使っているわけではないから一応OKか。考えたな。」
ナナ「考えたのか、それともただの思いつきかはわかりませんが、それにしてもパンデモニュウム選手、ルミネ選手を身体にたけて飛ぶ姿はまるで、コマに乗って五月とメイと空中散歩をするトトロのようです!」
アル「和むな。しかし、あれは真っ直ぐ第一ポイントに向かっているな。大丈夫なのか?」
ナナ「と、いいますと?」
アル「和んでも、あれはコマではなくミサイルだということだ。」

255:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 00:37:49 UdCaIr+00
第一ポイント。シグマパレスチーム
第二走者⇒カマキリ・ニワトリ

カマキリ「眠い…。」←夜型
ニワトリ「ハーッハッハッ!太陽が眩しいぞ!!」←朝型
ルミネ「…どいてくださーーーい!!!!!」
カマキリ「…うん?ルミネの声が…。俺、また寝ぼけたか?」
ニワトリ「俺にも聞こえたぞ!今のは…イレギュラーとして処理された仲間達の恨みの声…というよりルミネの声だったぞ!!」
ルミネ「二人ともどいてください!!!!」
カマキリ&ニワトリ「うん?」

上を見上げたカマキリとニワトリの目に、ミサイルに乗ったパンダ達が、真っ直ぐ飛んでくるのが見えた。

カマキリ&ニワトリ「!!!?」



ちゅどーーーーん!!!!



ニワトリ「ハーッハッハッハッ!!!」
カマキリ「なんてこったぁーーーー!!!!」

256:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 00:40:03 UdCaIr+00
ナナ「ミサイル、見事に第一ポイントのシグマパレスチームに着弾しましたね。」
アル「予想どおり、やはりこうなったか。」
ナナ「みなさん無事なんでしょうか?あ、そんなことをいっている間にエックスチームとレッドアラートチームも第一ポイントへ到着です。」

第一ポイント。
エックスチーム
第二走者⇒エイリア・ゼロ

レッドアラートチーム
第二走者⇒カラス・カンガルー

エックス「さぁ、ゼロ、エイリア!早く足を結んで出発だ!」
エイリア「了解よエックス。」
カンガルー「あれぇ?アクセルが泥だらけだー!ダッサイなー。転んだんだー!」
アクセル「うるさいなぁ。ほっといてよ…。」
カラス「アクセル、俺はお前には負け…いや、なんでもない。」
アクセル「…カラスティング。むしろ笑ってくれた方が気持ちが楽だよ。」
カラス「…死ぬなよ。」
アクセル「がんばってみる…。」
レッド「…。」
アクセル「レッド、どうし…」
レッド「…うぷっ!!」←嘔吐寸前。
カンガルー「うわぁ!!レッドがゲロっちゃうぞー!!」
アクセル「あ~…。あんな勢いで回転してるデボニオンにしがみついたりするから…。」
エックス「おいアクセル!何をしている!!行くぞ!!」
アクセル「あ、うん。今行く。じゃ、先行くね。」
カンガルー「あー!アクセルずるいぞー!!」
アクセル「勝負なんだからしょうがないよ。」

アクセル、エックス達と第一ポイント出発。
順番;左からアクセル・ゼロ・エックス・エイリア

257:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 02:22:11 eOYJ9nVS0
ロックマンXシリーズで、好きなキャラクターは?
スレリンク(famicom板:151番)

258:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 11:09:50 UdCaIr+00
一方、シグマパレスチームは

パンダ「ひどい目にあった…。」
カマキリ「そりゃあ、こっちのセリフだぜ…。」
ニワトリ「イイ感じに熱かった。なかなかイイ爆炎だった!」
ルミネ「…よくないです。さぁ、我々も急ぎましょう。」

シグマパレスチームも第一ポイント出発。
順番;左からカマキリ・ニワトリ・パンダ・ルミネ

カンガルー「ねぇねぇ、このままじゃうちのチームが負けちゃうよー!」
カラス「仕方あるまい。リーダーのレッドがあの調子では…」
レッド「すまない。もう大丈夫だ。」
カラス「本当に大丈夫か?」
レッド「ああもちろんだ。さぁ野郎ども!巻き返すぜ!!」

レッドアラートチームも第一ポイント出発
順番;左からレッド・タマネギ・カンガルー・カラス

259:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 11:10:40 UdCaIr+00
カンガルー「がんばるぞー!ピョン!」
Rチーム「うわぁっ!!」

ナナ「アーッと!レッドアラートチーム!第一ポイント出発と同時にこけました!」
アル「ガンガルン選手が両足同時に前に出したな。それが原因だ。」
ナナ「ガンガルン選手、普段の癖が出たようです。」

カンガルー「ごめん…なさい…。」
カラス「気にするな。」
タマネギ「笑いはとれたみたいダス。いわゆる、おいしいってヤツダス。だから、かまわないダスよ!」
カラス「そういう問題かっ!」
レッド「しかし、また差が開いちまった。…こうなったら…」
カラス「…こうなったら?…って、まさか…!」

260:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 11:11:33 UdCaIr+00
ナナ「えー、現在トップがエックスチームです。アクセル選手、今回は安定しております。」
アル「普通に走れているな。しかし、なぜレベルが上がった4人5脚で安定して、2人3脚で転んだんだ?」
ナナ「長官、先程の幅跳びと同じです。ありすぎるやる気が引き起こした悲劇です。」
アル「そうか。悲劇がくり返されないことを祈る。」
ナナ「そうですね。そして、2位はシグマパレスチームです。こちらも順調です。が、スピードが出ませんね。」
アル「平均的にはそれほど足の速いメンバーではない。仕方なかろう。むしろ、無理にスピードを出そうとせず、マイペースにがんばってもらいたい。」
ナナ「そうですね。さて、3位のレッド…な、なんと、あれは!!?」
アル「これは…また凄いな。しかし、いいスピードだ。これなら巻き返しも出来るだろう。」

261:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 11:12:05 UdCaIr+00
ナナ達の視線の先には、凄まじい勢いで回転するでっかい竜巻が。
そう。レッド達は懲りずにまたやらかしたのだ。

タマネギ「グルグルダーーーーーーース!!!!!!!!」←猛回転中
レッド「うぉおおおおおおおお!!!!!」←しがみついている
カラス「カァアアアアアアアア!!!!!」←しがみついている
カンガるー「うわぁああああああん!!!!!」←泣きながらしがみついている

ナナ「凄まじい勢いで回転しながら進むレッドアラートチーム!速いです!あっという間にシグマパレスチームを抜き去りエックスチームに並びました!」
アル「そして、もう第二ポイントだ。」

262:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 11:12:59 UdCaIr+00
第二ポイント。
レッドアラートチーム
第三走者⇒ハイエナ・魚類

エックスチーム
第三走者⇒パレット・カーネル

シグマパレスチーム
第三走者⇒クラゲ・馬場

ハイエナ「く、苦しい…。」
魚類「おい、苦しがってんじゃねぇよバ~カ!もうすぐ来…」

その時だった。竜巻が彼らを襲い、彼らを巻き込んだまま通過していった。

ナナ「何ということでしょう!レッドアラートチーム、ポイントで停止せずにそのまま通過しました!ウオフライ選手とハイエナード選手はどうなったのでしょうか!?姿が見えません!!」
アル「どうやら、あの竜巻に巻き込まれたらしいな。」
ナナ「なるほど。一応メンバーを加えた状態でレッドアラートチーム、第二ポイントを通過したもようです!現在トップです!」

魚類「うへぇええええい!!!」←しがみついている
ハイエナ「…き、気持ち悪い。」←しがみついている
魚類「なんなんだよ、これはぁああああああ!!!」
カラス「お、お前達!しっかりしがみついていろ!レッドの策だ!!このままゴールを目指す!」←しがみついている
タマネギ「グルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグル!!!!!!!!」←猛回転中
魚類「策って…、もう少しマシな作戦は思いつかなかったのかよぉおおおおお!!!」
カラス「知らん!」
レッド「お前ら!ブツブツ言ってないでしっかりつかまってろ!!勝つんだよ!!このま…ま…ゴールまd…え…」
魚類「あん?おいレッド!何であんたそんなに顔色が…」
レッド「…うぷっ…」←顔面蒼白化
カラス「ま、まずい!!!」
魚類「おいおいおいおい!!!!!!!勘弁してくれってんだよぉおおおおおお!!!!!!」

263:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 11:14:06 UdCaIr+00
エックスチーム、少し遅れて第二ポイントへ。

パレット「さぁ!いきますよぉ!」
カーネル「軍の誇りにかけて、必ず勝利してみせる!!」
アイリス「(第三ポイントから)兄さん頑張って!!」
エイリア「ホントに仲のいい兄妹ねぇ。」

全員足を結び終わる。
順番;アクセル・ゼロ・エックス・エイリア・カーネル・パレット

エックス「…このままでは…。」
アクセル「(嫌な予感)…ちょ、ちょっとエックス。まだまだ普通に勝負してても巻き返しは…」
エックス「このままでは…マズイ!!ダーーーーーーーッシュ!!!」←いきなりダッシュ!
エイリア「キャーッ!」←転んだ
パレット「キャッ!!」←転んだ
ゼロ「うぉっ!」←転んだ
カーネル「ぐわぁっ!」←転んだ
アクセル「(転びながら)…あははっ。やっぱりこうなるんだ。」←転んだ
エックス「うわっ!」←他が全員転んだため当然足を取られ転ぶ

ナナ「アーッと!エックスチーム!第二ポイント出発と同時に転びました!」
アル「悲劇がくり返されたようだな。」
ナナ「そうですね。エイリアンはともかく、他の皆さんが不憫です。」
アル「…君、今何か…」
ナナ「長官、空耳ですよ。」
アル「そうか。」
ナナ「…エイリアンなんか死ねばいいのに。」
アル「また…」
ナナ「空耳です。」
アル「…そうか。」

264:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 11:15:34 UdCaIr+00
エイリア「あんのナナフシがぁ~(怒)」
アクセル「みんな大丈夫?さぁ、気を取り直して先を急ごう!」
パレット「アクセル、なんか頼れる感じぃ!どうしてどうして!?」
アクセル「いやぁ、そんなことは(照)」
パレット「やっぱり、こういうのに慣れてるんですねぇ!」←まさにその通り
アクセル「…。」
ゼロ「おいカーネル。大丈夫か?」
カーネル「…。」
ゼロ「おい!?聞こえているかカーネル!カーネル!!」
アイリス「(第三ポイントから)兄さん!!立って!!兄さんの軍人としての誇りはその程度で倒れてしまわないはずよ!」
カーネル「…その通りだ、アイリスよ。私はこんな所で倒れはしない…!」
ゼロ「無事だったか。さぁ、行くぞ!」
カーネル「だが…、軍人である私を倒れさせ、その身体に土を付けたその相手をそのまま放置するというのは…」
ゼロ「カーネル…?」
カーネル「軍人としての誇りが許さん!!!我々レプリフォースは軍人の誇りを捨てるより戦いを選ぶ!!」
アイリス「兄さん!!」
カーネル「戦争だぁーーーーーー!!!」
アクセル「えぇ~!!なにその展開!?」
パレット「キャーッ!戦争ですぅ!!」←何故か、ちょい嬉しそう。
エックス「行くぞ!!」←これまでの話を聞いてない。
アクセル「うん?…ハッ!しまった!!エックス、同じ失敗をなんどm…(言い終わる前にもう転んだ)」

再び転ぶエックスチーム。
その横を、速度は遅いながらも普通に4人5脚をやって第二ポイントまで着いたシグマパレスチームが、メンバーを加えて追い抜いていった。

265:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 11:16:13 UdCaIr+00
シグマパレスチーム
順番;馬場・カマキリ・ニワトリ・パンダ・ルミネ・クラゲ

馬場「あいつら(エックスチーム)は何やってんだかな(笑)」
クラゲ「…見てて、面白かった…。」
馬場「さぁ、あいつらが手間取っている間に差を広げちまおう!」
ルミネ「皆さん、急がず焦らず、頑張りましょう!」

ルミネを中心によくまとまっているこのチームは、無理せず無難にゴールを目指した。

ナナ「さぁ、現在トップはレッドアラート。順調に進んでおります。2位はシグマパレスチーム。序盤こそミサイルで飛んでいくという冒険をしましたが、それ以降は普通に走り進めて2位です。」
アル「地道に頑張った者が最後に笑うかもしれないな。」
ナナ「そうですね。そして、3位はエックスチームです。」
アル「チームワークがまだよくできていないのかもしれない。エックスチームは新メンバーを加えたばかりだからな。」
ナナ「う~ん。新メンバーが加わったことが根本的な原因ではないような気もしますが、確かに、何回も転ぶなんてチームワークがちょっと悪いですね。」
アル「まだ勝負はこれからだ。今こそ結束力を高め、勝利の女神が彼らにもほほえむことを願おう。」
ナナ「そうですね。まぁ、エイリアンは死神のほほえみがあることを願うばかりですが。」
アル「…また…。」
ナナ「気のせいです。」
アル「そうか。」
ナナ「プレデターと戦った末に死ねばいいのに。」
アル「…。」

266:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 11:16:51 UdCaIr+00
エイリア「…だ・れ・が…エイリアンよ!!このナナフシ女!!!」
アクセル「エ、エイリア!落ち着いて!うわぁ!!」

今度は、エイリアが実況という名の悪口に気をとられ転ぶエックスチーム。

カーネル「戦争だぁああああああああ!!!」
アイリス「兄さぁああああああああん!!!」
ゼロ「カーネルゥウウウウウウウウウ!!!」
イカ「ゼェエエエエエロォオオオオオ!!!」
エックス「諦めないぃいいいいいいい!!!」
アクセル「…はは…。…はははっ…。」
パレット「キャッ!素敵なドロドロ具合ですぅ!」

267:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 13:21:33 UdCaIr+00
一方その頃、レッドアラートチームはこんな感じ。

レッド、顔面蒼白を越えて顔が土気色になっている。

カラス「…レッド!大丈夫か!!?」←回転するタマネギにしがみつきながらレッドの背をさする。
魚類「その顔色は…もう死んでんじゃねぇか?」
ハイエナ「く、苦しい。」
魚類「やかましい!今お前に関わってる場合じゃねぇんだよ、バ~カ!」
カンガルー「うわぁあああああああん」←子供なので、回転に慣れずまだ泣いてる。
ハイエナ「…そうか。お前か。お前が俺を苦しめているんだな。そうだ、そうに違いない!」
魚類「だからやかましいって言ってんだろ!おいガキンチョ!お前もうるせぇぞ!!ハイエナード、苦しいのはお前もこの回転にやられただけだ!レッドと同じ車酔いだ!」
カラス「いや、車酔いというより、目が回ったせいで…」
魚類「んなこたぁどうでもいい!」
タマネギ「車に酔うのが車酔いダス。では、オラに酔うのは…デボニオン酔いダスなぁ!」
レッド「…うぷっ。」
魚類「ギョギョッ!デ、デボニオン!お前がしょうもないこというから、レッドが余計マズイ状態になったじゃねぇか!」
タマネギ「レッド…。オラのギャグにリアクションしてくれたダスな!」
魚類「ちげーよ!あんまりつまんねぇから吐き気が強まったんだよ!」
タマネギ「レッド、もっともっとオラに酔うダス!」←回転数アップ。
魚類「ギョギョッ!な、なに速度上げてやがる!」
カラス「カァアアアアアアア!!!!よせデボニオン!このままでは、レッドが本当に…」
カンガルー「うわぁあああああああん」←声のボリュームUP↑!
魚類「やかましいぃいいいいいい!!!」
レッド「…も…もう……ダ…………メ………(うぷっ!!)」
一同「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

268:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 13:22:37 UdCaIr+00
ナナ「おや?現在一位のレッドアラートチーム、何か変化が起こりましたね。」
アル「あれは一体なんだ?現在、レッドアラートチームはデボニオン選手を中心に一つの塊として竜巻となって進んでいるわけだが、その竜巻から何やら撒(ま)かれているようだ。」
ナナ「液体のようですね。」
アル「液体…。そうか。あれはスプラッシュレーザーだ。ウオフライ選手が口から出しているんだろう。おそらく、ダントツトップで余裕があることを示したかったんだろう。」
ナナ「スプラッシュレーザー…。でも、あの液体…。」
アル「何だね?何か気になることでもあったかね?」
ナナ「いえ、ただ…あの液体を見ていると、なんだか遠足のバス車内や、深夜から明け方にかけての飲屋街近くの駅を思い出すんですよ。」
アル「…あれはスプラッシュレーザーだ。ただの水なのだ。」
ナナ「でも…。」
アル「そう思わないととても嫌な気分になるだろ。」
ナナ「…はい。」

269:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 13:23:52 UdCaIr+00
第三ポイント間近に迫ったレッドアラートチーム。
そして、それを見ている第三ポイントのアリクイ・イノシシ・ゴリラの三名。


第三ポイント。
レッドアラートチーム
第三走者⇒アリクイ・ゴリラ・イノシシ

シグマパレスチーム
第三走者⇒ゴキブリ・ヒマワリ・アリ

エックスチーム
第三走者⇒アイリス・レイヤー・イカ


ゴリラ「…時は来た。」
イノシシ「よっしゃー!暴れてやるぜ!」
アリクイ「フォフォフォ。若いもん元気があっていいのぅ。」
イノシシ「あったり前だぜじいさん!100M走じゃいいとこなしだったからな!リベンジしなきゃならねぇ!」
アリクイ「そうかそうか。…では、アレを見るのじゃ。あれを見てもその元気を保ってられるかのぅ?」
イノシシ「あん?(振り返る)…マジやべぇええええ!!!!」

高速回転する竜巻が“何か液状の物”をまき散らしながら猛スピードでこっちに向かってきた!

ゴリラ「…レッドよ…見事だぁああ!!」
イノシシ「何がだよ!!は、早く逃げないとアレに巻き込まれる!あんな得体の知れないモンに巻き込まれたら終わりだぜ!」
アリクイ「フォフォ。得体の知れん物ではない。あれがレッド達じゃ。」
イノシシ「マジかよ!…って、ブヒィイイイイイイイ!!!」←レッド達に巻き込まれた。

ゴリラ・アリクイも飛びついてレッドアラート最終ポイントである第三ポイントを通過!
あとは9人10脚でゴールを目指すのみ!…なんだが、

270:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 13:25:01 UdCaIr+00
カラス「どうしたデボニオン!急にスピードが落ちたぞ!」
アリクイ「ワシらが乗ったからかの?」
タマネギ「それもあるダスが…それ以上に何かが地面にこすれてブレーキになってるダス。」
ゴリラ「地面にこすれる…。もしや、これのことか?(指さす)」
カラス「な、なにぃ!?」
アリクイ「フォフォフォ。この状態でも離れずにくっついとるとは。根性あるのぅ。さすが、かの。」

271:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 13:26:41 UdCaIr+00
ゴリラが指さした方には、イノシシがいた。
イノシシはデボニオンの身体にしがみつき損ね、イノシシの足だけがタマネギの身体に引っかかっているため、身体は外に投げ出され、それがデボニオンの身体の地面に近い部分だったためイノシシはタマネギが回転すればするほど地面に顔と身体を引きずられることになったのだ。

イノシシ「(ズザァアアアアア!!!!)誰かぁ!助けろぉ!」
カラス「すまんな、助けにいきったくても、手を離したらこの回転だ、自分が飛ばされてしまう。悪いが、そのままゴールまで頑張ってくれ。」
イノシシ「て、てめぇ!!」
アリクイ「とはいえ、落ちてもらっては困るからのぅ。ソルジャーアント!(1匹取り出す)イノブスキーの足をしっかり捕まえておけ。いくのじゃ!」

ソルジャーアントがイノシシの足をしっかり押さえた。

カラス「これで大丈夫だな。」
イノシシ「大丈夫じゃねぇよ!…イタタタタタッ!!こ、小石が顔に!砂利が口にぃいい!!」

272:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 13:28:21 UdCaIr+00
シグマパレスチーム、第三ポイントへ到着。
ゴキブリ・ヒマワリ・アリを加えて9人10脚でラストスパート。

ゴキブリ「待ちくたびれたぜぇ!」
アリ「さぁ、行きますよ!」
ヒマワリ「ハーッハッハッ!私の勝ちだぁ!!」
ルミネ「行きましょう!!」

ナナ「シグマパレスチームも2位で第三ポイント通過です。」
アル「このチームを見ていると、今の種目が2人3脚なんだということを思い出すな。」
ナナ「なぜですか?」
アル「まともな9人10脚はもうこのチームでしか見られん。」
ナナ「そうですね。おや?レッドアラートチームが余裕の一位かと思いましたが、なにやら減速しました!」
アル「デボニオン選手の足もとで何かが引きずられているようだ。おそらくつかまり損ねた選手だろうが、そのせいでブレーキがかかっているようだ。」
ナナ「なるほど。あーっと!そうこうしている間に、2位のシグマパレスチームが追い上げてまいりました!」
アル「追い上げてきたというより、レッドアラートチームの減速で距離が縮まったんだな。なんにしても、これはチャンスだ。シグマパレスチームの諸君にはこれを活かしてもらいたい。」
ナナ「対するレッドアラートチーム、この危機をどう乗り越えるのか!!レースも終盤!盛り上がって参りました!!」

273:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 13:29:18 UdCaIr+00
シグマパレスチーム「…1・2・1・2・1・2…。」
馬場「よし、レッドアラートの奴らと差が縮まってきたぞ!」
ルミネ「このまま抜きましょう!!行きますよ皆さん!!」
シグマパレスチーム「おー!!」

タマネギ「グルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルダス!!!!!」
イノシシ「ごはぁ!!いてぇ!!(石に顔面強打)ぐおぉおおお!!!…ま…マ…マジ…やべぇえええええ…!!!」
アリクイ「安心せい。マジでヤバイのはお主だけではないのぅ。レッドもほれ、死ぬ一歩手前みたいな顔しとるぞ。」

レッド、もはや見た目では生死の確認すら難しい状況に。

レッド「…。」←無言。白目。顔面土色。
カラス「レッドォー!!戻ってこーい!!!」
カンガルー「うわぁあああああああああああああああああああああああああん!!!!!!!!」
ハイエナ「…苦しい…。」
ゴリラ「む!?おい、まずいぞ!敵チームが追い上げてきた!」
魚類「ギョギョ!マジかよ!こんな事までして負けたらシャレにならねぇぞ!!」
タマネギ「うわぁあああああんダス!!こうなったらスピードアップダス!!」
魚類「こうなりゃヤケだ!!行けデボニオン!!回転数最大だぁあああああ!!!!!」
イノシシ「や、やめ…!!!!」
タマネギ「グルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルグルダス!!!!!」

レッドアラートチーム、最大出力で回転開始。しかし、デボニオンの足もとから、悲鳴とともになにやら機械の部品のような物が散らばり出る。

274:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 13:29:58 UdCaIr+00
ナナ「ここで、シグマパレスチームとレッドアラートチームが並びました!!」
アル「デッドヒートだな。いい勝負だ!」
ナナ「おや、レッドアラートチーム、ここでスピードアップです!!」
アル「デボニオン選手の足もとから何か部品のような物がバラバラとこぼれているな。あれは…。」
ナナ「アーッと!レッドアラートチームのスピードアップにシグマパレスチームがついていけません!差が広がります!!…そして、そのままゴール!!レッドアラートチーム1位でゴールです!!2位のシグマパレスチームも直後にゴール!」
アル「レッドアラートチームがゴール後もスピードを上げて、そのまま進んでいるな。」
ナナ「どうやら、止まれなくなったようです。」

275:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 13:31:06 UdCaIr+00
カラス「デボニオン!!もういい!!止まれ!!」
タマネギ「と、止まれないダス!!スピード出し過ぎたダス!!」
カラス「なぁにぃ!!」

ナナ「…あ。」


ドッシャーン!!


レッドアラートチーム、回転を止められずシグマパレスに突っ込んだ。

ルミネ「…すごい。」
馬場「ああ。ありゃ、すごいな。でも、すげぇバカでもあるな。」
ルミネ「チーム一丸となってすごいバカですか。…正直、否定できませんね。」

276:名無したんはエロカワイイ
08/01/06 13:32:32 UdCaIr+00
カラス「みんな、生きてるか?」
カンガルー「こわかったよーー!!うわぁあああああああん!!!」
ゴリラ「なんのこれしき。」
アリクイ「年寄りにはちときついの。」
ハイエナ「く、苦しかった。」
タマネギ「…目が回ったダス…。」
魚類「回転しすぎだバ~カ!」
ゴリラ「終盤、もっとスピードを出せと言っていたのはお前ではないか。」
魚類「うるせー!」
カラス「レッド!?レッドはどこだ!?」
アリクイ「…あれかの?」
レッドアラート一同「…う。」

レッドは生きていた。白目をむき、意識もなく、顔色などもはやわからない状況だが、彼は生きていた。
しかし、自ら出した“スプラッシュレーザー”にまみれた姿は、近寄りがたいものだった。

カラス「…見なかったことにしよう。」
アリクイ「そ、そうじゃの。」
魚類「そ、そういやよ、もう一人いるだろ。イノブスキーはどうした?」
アリクイ「…あれかの?」
レッドアラート一同「…う。」

上半身が粉々に砕けたイノブスキー。タマネギが回転を速めたため摩擦が強くなったため、こうなったのだった。

カラス「…見なかったことにしよう。」
レッドアラート一同「…うん。」


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