07/10/28 11:37:15 lhhlEQUs0
「え? あずささんの『9:02pm』を、私がカバーで…ですか?」
「そう。
千早ってラブソング上手く歌うだろ? だから、ファンサービスの一環としてね
それに、この前の恋愛相談のゲストオファー見たいなの、結構多いんだよ
きっと、恋愛の達人とかってイメージが皆に有るんじゃ無いかな?」
「でも…あの時も言いましたよね。『ラブソング歌ってるからって、恋愛経験が豊富ってわけじゃ無いですよ』って
そ、それに…現実は、まだ恋愛がどういう物か良く判ってない小娘ですから」
「そうか? だって千早、結構もてそうだと思うけどな。同級の子達だって放っておかないだろ?」
「でも、私は歌以外に興味が有りませんし」
「うーん…勿体無いと思うけどなぁ…」
「…も、もう宜しいでしょうか?」
「ああ、ゴメンな。 じゃあコレで最後にするから、あと一つだけ聞かせて」
「変な質問なら、もう答えませんよ?」
「うん。 なら、今千早って彼氏とかいないんだ」
「今、言ったと思いますが」
「そっか。いや、恋愛経験が有ればラブソングの心情ももっと判るかなぁ…って思ったからさ」
「…いい機会ですから、一言だけ言っておきます
『大体、私にはプロデューサーが居るんですよ?』 他の事に構ってる暇なんて有るわけ無いでしょう?」
その翌週から、千早のラブソングが、又艶が出て来たと評判が広がって行きました