07/10/28 10:38:19 nV9tQjBt0
>>950
【楽屋】
千早:「私に…美希の『ふるふるフューチャー☆』を歌えと…?」
P:「ああ。番組制作プロデューサーから是非にと頼まれてな。収録当日にいきなりですまないが、いけるか?」
千早:「…正直、自信はありません。」
P:「千早がそんな事を言うなんて珍しいな。そんなに難しい歌だったか?」
千早;「いえ、全体的に単調な進行ですし、コード的にも難解な部分はありませんので、楽曲自体はさほど難しくは無いのですが…
私にこのような甘い歌は…正直、歌の世界観を表現する自信がありません。この歌はやはり美希だからこそ…」
P:「そんな難しく考えなくても大丈夫だって。表現力は重点的に鍛えてきたし、今やビジュアル面でも大きく評価されてるじゃないか。
それにほら、千早自身も言ってたじゃないか。『歌の持つ世界とリンクする事で、自分にしか出来ない歌の表現が可能になる』って。」
千早:「歌の世界と…リンクする…?」
P:「うーん、やっぱり難しいか?じゃあアレだ。俺の事を『ハニー』だと思って、軽く歌ってみてくれ。」
千早:「ぷ、ぷ、ぷ、プロデューサーの事を!?な、何をいきなり…」
P:「あはは、やっぱ俺じゃ役不足か。すまんな、なんか逆に掻き回しちゃったみたいで。
お詫びにコーヒーでも持ってくるよ。千早はミルクと砂糖は…ああまあいいや。適当に持ってくるよ。」
千早:「あ…プロデューサー。」
P:「ん、どうした千早。急に俺の裾なんか掴んだりして。」
千早:「い、行かないで…下さい。…ハニー。」
P:「ち、千早?」
P:(その後の収録で、千早は顔を赤らめて俯きながらも、独自の世界観でしっとりと歌い上げ、新たな魅力をアピールした。
だが番組放送後に恋人がいるんじゃないかという電話が事務所に殺到!変なスキャンダルイメージがついてしまった…
番組の視聴率は良かったが、ちょっと変に意識させ過ぎたかな…?)
【バッドコミュニケーション】