08/08/09 18:34:55 +jT3OT+u
第90回記念仮想大会《5日目》
第1試合
(栃木)白鴎大足利(投:B 打:C 守:C 走:D)VS(長崎)清峰(投:B 打:B 守:B 走:B)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計 H E
白鴎大足利 0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 4 2
清峰 0 0 0 0 0 0 5 0 X 5 11 0
白鴎大足利:新藤→高井 清峰:古賀
打 安 本 失 与四 奪三
白鴎大足利 27 4 0 2 6 2
清峰 31 11 0 0 6 5
短評:両エースが苦しみながら抑えてきたこの試合が動いたのは6回。白鴎大足利は二死走者無しからチャンスを作ると、
新藤自らがレフトへタイムリーを放ち二点を先行。しかし7回、これまで毎回走者を背負いながらも粘りのピッチングを
見せていた新藤がついに捕まる。長打を捨て、繋ぐバッティングを心がけた清峰打線に単打六本を集中させられ一挙に五失点。
直後の8回に白鴎大足利は無死一二塁のチャンスを作るが、クリーンナップが倒れ反撃ならず。三併殺の拙攻も引いた。
清峰は、あと一本が出ない嫌な展開が続いていたが、7回にようやく打線が奮起。古賀は四死球の数が目立ったが、要所を抑える
ピッチングを見せ、公立の意地を全国に見せつけた。
第2試合
(南北海道)北海(投:B 打:C 守:B 走:C)VS(西愛知)東邦(投:C 打:A 守:B 走:C)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計 H E
北海 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 0 2 8 1
東邦 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 1x 3 7 3
北海:鍵谷 東邦:下平
打 安 本 失 与四 奪三
北海 36 8 0 1 5 2
東邦 36 7 1 3 3 2
短評:掴みかけていた勝利はスルリと逃げて行った。勝利の女神の悪戯で天国と地獄が入れ替わってしまった。
7回、一点を追う北海は庄司が執念のスクイズを決め同点、延長に入った10回には一死満塁から三根の内野安打で
勝ち越しに成功する。先発の鍵谷は3回に先制点を許すもののその後は4~10回二死まで走者を一人しか許さない
快投を見せる。しかし、10回二死走者無しから、迎えた東邦・山田に右中間を破られる。鍵谷が呆然と見送った打球は
まさかの同点ランニングホームランとなり、土壇場で試合は振り出しに戻る。だが、北海ナインが失った勢いは、もう
戻ることはなかった。11回裏、先頭の野々川にスリーベースを浴びた北海バッテリーは、満塁策を選択。しかし、カウントを取りに行った
ボールで東邦・古市にサヨナラスクイズを決められ、北海ナインの夏が終わりを迎えた。悔やむべきは勝ち越し後の10回、一死満塁と
11回の二死一二塁を活かせなかった場面だろう。
東邦・下平は不安定なピッチングながらも、得点圏では粘りのピッチングを見せ逆転劇を呼び込んだ。最後まで諦めない気持ちを
持ち続けた東邦が、伝統高対決を制した。