08/07/11 19:18:50 IZJBzuN5
スーパーチラシの裏タイムはーじまーるよー
本家に敗れて散った父親に代わって次代で反乱を起こして皇帝の地位を勝ち取った、天命一族５代皇帝は死んだ。
彼が残したのは６人の息子（１人は別の天命一族の反乱に加担して早死に、１人は疫病死）、しかも全員が父親似の超人。
長男の息子が４人（１人病死）、三男の息子が２人、五男の息子が１人、六男の息子が２人……
そして、８人も息子がいる親戚。それに他の血縁も加わる。
皇帝病死当時、（皇帝を含めて）２８人もの天命一族がいた。家系図もバグった。
だが、天命は野心100であり、５代皇帝および子孫はその能力を引き継いでいるので、当たり前のように反乱は発生。
継承したのは長男、反乱を起こしたのは六男の息子とかなりの年齢差はあったが。
その後は、なぜか分家が防戦一方だったところで分家についていた天命一族の「猛炎将」が反乱を起こし、
各地で競り合っているうちに本家の皇帝が死んだが彼の息子が難なくそれを継承、
分家は本家と猛炎の両方に攻められ、本家―従兄弟同士の決戦で完敗して終了。
最終的には名声217にもなった英雄・猛炎王は帝都での決戦に敗れ、334人の兵士でかろうじて生き延びるがもちろん帝都陥落、処刑。
これで統一……と思いきや、陥落させた帝都で同じ月に地方指令が突然の反乱。水を差す。
天命の子孫が流れ込んだりもしていたが、彼に指揮権がなかったせいもあり半年後の攻撃で君主が死亡、そのまま指導者なしで陥落。
１０年ほどにわたる６代目（勝者は７代目だが）の内乱はここに終わりを告げたのであった。
こんな歴史の片隅で、本家分家の反乱時に孤立した分家領の地方指令が９年ほど孤独に頑張っていた。
帝都陥落によって城を明け渡したその時、すでに名声は154。名将ってレベルじゃねーぞ！
そんな彼は、猛炎王の帝都陥落の月に地方指令のまま58歳で死んでいた。あと一月生きていれば全武将中最高の名声を得た地方指令が見られたのに。
それと、忘れられないのが野心97 人望99 知力99 武力99というこれなんてチート？ な武将。
准将から始まり、敗北も多い彼の人生だったが、最後の地方反乱討伐でついに元帥にまでなった。
帝都陥落の次の月では、彼の能力が 思想79 野心97 人望99 知力99 武力99 行動力99 名声97 というえらく見栄えのいい数字になっていた。
ところで、一国に宰相が二人いたことがあったんだが、他国の宰相を誰かが引き抜きするとこうなる……のか？
最終的に、片割れの猛炎将は反乱起こしてもう一人はその反乱軍に引っこ抜かれたけど。