08/07/13 13:31:51 GVbOxbPB0
「人の夢と書いて儚(はかない)…何かもの悲しいわね…」
1人呟くように口にした彼女の女言葉を初めて聞いた時、ラムザは少しドキッとした。
それまでは堅い印象の騎士口調しか耳にしていなかったし、彼女自身の印象もそう。
お堅くて気丈な女丈夫、それがラムザの目に映るアグリアスだった。
しかし彼女が正式に仲間として加入して程無く、時折女性らしい一面を垣間見せるようになった。
どうやらプライベートでは普通に女言葉で話すようだと知った。
「アグ姐が女言葉使ってらー、違和感ありまくりだな。もしかして頭でも打ったのか?」
そう言ったのはムスタディオ。アグリアスと元部下2人の会話に目を円くして。
直後アリシアとラヴィアンに脇を固められ、何処かへ連行される彼をラムザは敢えて放置した。
彼女の反応が気になったからだが、当の本人は話し相手が2人とも消えてしまった為に
少し所在無さ気だったくらいで、ムスタディオの発言は悪意の無い冗談だと受け流したらしかった。