08/04/01 12:06:05 b4OI5OGL0
ヴァン「う~ん……これもだめだな」
パンネロ「ねぇ、ヴァン。ポーションを買うのにどれだけ時間をかけてるの?」
ヴァン「待ってくれよ!目利きをしてるんだ」
パンネロ「目利き?どういうこと?」
ヴァン「ラーサーから教えてもらったんだ」
パンネロ「ラーサー様が!?」
ヴァン「同じように見えてもよく見ればみんな違う。そう言ってたぞ」
パンネロ「はじめて聞いた……。でもどうしてそんなこと知ってるんだろうね?」
ヴァン「ラーサーはポーション中毒だからな。気に入った奴を30分に1本飲まないともたないんだって」
パンネロ「……えっ!(だからあんなにポーションを持ってたんだ)」
ヴァン「オレは別にどれでもいいけど、パンネロはちょっとでもいい方がいいだろ?」
パンネロ「うん」
ヴァン「だから1本ずつ調べてたんだ」
パンネロ「そうだったんだ……。ヴァン、ありがと」
ユウナ「……」
ティーダ「どうしたんスか?急に黙り込んじゃって」
ユウナ「ヴァンの意外な細やかな気遣いに感心してたの」
ティーダ「たまにはいいところも見せなきゃ、愛想をつかされるッスから」
ユウナ「確かにそうだね」
ティーダ「ところでさ、キマリやグアド族ももしかしたらポーション中毒なのかな?」
ユウナ「どうして?」
ティーダ「グアドサラムでキマリに話しかけたら、こう言われたんだ」
キマリ「グアドのポーションはよく効く。出発の前に買っておくといい」
ティーダ「ポーションの質を重視してるようだから可能性あんのかなって」
ユウナ「10年間キマリと一緒にいたけど、ケガをした時以外は使ってなかったよ」
ティーダ「マジッスか。じゃあグアド族はどうなんだろうな?
あのシーモアが一心不乱にポーションを飲んでる姿なんて想像したくないけど」
ユウナ「どうなのかな?『シン』のいた頃は魔物が多かったから独自に改良しただけかも」
ティーダ「まあ確かめようのないことだから仕方ないッスね」