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任天堂社長「高精細なグラフィックや壮大なストーリーではゲーム人口は増えない」
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―WiiとDSがこれほどまでヒットしたのはなぜでしょうか。
両機種が目指した「ゲーム人口を増やす」という戦略が正しかったということだと思う。数年前はゲームをする人が減り、「勉強の邪魔になる」「犯罪の原因になる」などネガティブな話題が多かった。
04年に発売したDSは、誰からも嫌われない存在になることを狙った。
―具体的にはどんな工夫をしたのですか。
ゲームをしない人に理由を聞くと、難しすぎる、時間がかかりすぎるという答えが圧倒的に多かった。着目したのは簡単に操作でき、電車の待ち時間など細切れの時間に入り込めるゲーム機と、これまで無縁だった人が興味を持ってくれるソフト。
複雑なボタン操作はできなくても、ペンで書くことはできる。それで、DSとそのソフト「脳を鍛える大人のDSトレーニング」が社会現象になり、Wiiのヒットにもつながった。
―リモコンを振って操作するWiiは、体を動かす遊び方が売りですね。
操作が簡単という意味ではDSの延長線上にあるが、リビングに置くという点がはっきり違う。大画面テレビが増える中で、どういうゲーム機を作れるか。
高精細なグラフィックや壮大なストーリーを目指すという選択肢もあったが、それではゲーム人口は増えない。出した答えが画面に入って本当にスポーツをする感覚で体を動かす、体感型のゲームだった。
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