07/12/11 03:44:10 Gmf5bWvy0
クラウド「(大人気ないことだとわかってる……でも俺は聞かずにはいられなかったんだ)
ティファ、話がしたいんだ。ちょっと来てくれないか?」
ティファ「いいわ。でもちょっと待って。食器片付けるから」
クラウド「ああ」
ティファ「それで、話ってなにかしら?」
クラウド「その前に、ひさしぶりにふたりで飲まないか?ティファの分も用意してあるんだ。
(酒でも飲みながらじゃないと、こんなこと聞けない……)」
ティファ「あら?クラウドにしては気が利くわね。まさかまた私を酔わせて、Hなことしようと企んでるじゃないわよね?」
クラウド「そうじゃないさ」
ティファ「ふ~ん。ま、いいわ。クラウドの言うこと、信じましょう」
クラウド「助かる」
ティファ「なんのお酒かしら?」
クラウド「さあな。俺もまだ飲んだことない」
ティファ「飲むまでお楽しみというわけなのね」
クラウド「たまには、そういうのもいいだろ」
ティファ「いいわね。私がつごうか?」
クラウド「いや。俺がする」トクトク
ティファ「本当にクラウドらしくないわね。なにかあったんじゃないの?」
クラウド「……」
ティファ「まあ、いいわ。とりあえずは乾杯ね」チン
クラウド「……(緊張で味がわからないな)」
ティファ「この味と香りは……バロース酒ね」
クラウド「知ってるのか!?セブンズヘブンには置いてなかっただろ」
ティファ「ええ。でもパンネロから貰ったから、飲んだことあるのよ」
クラウド「俺もパンネロから貰った。稽古のお礼にってな。ティファも貰ってたのか」
ティファ「私は稽古じゃなくて、手合わせのお礼としてだけどね」
クラウド「手合わせ?」
ティファ「いたストで会った時に申し込まれて、それがこの前実現したの。私が勝ったけど、パンネロの格闘技も強かったわ」
クラウド「そういえば、騎士団の兄たちから武芸の手ほどきを受けたと言ってたな」
ティファ「そうなんだ……ところでクラウド、私に話があったんだよね?話さなくていいの?」
クラウド「……そうだったな。これから話す」