07/11/20 16:01:06 CySZrg2dP
かつて心技体に優れ、自ら数ある剣術の内の一派の開祖となる程の武人だったが、
門下の最有力にして次期師範と期待されていた愛息子に、「父を越えたい」という
想いから今までのような稽古ではない、れっきとした真剣勝負を申し込まれ、
「手加減などは息子の覚悟、魂を侮辱することになる」ということで申し出に応え、
一切の手加減無しの激闘の末に息子を殺めてしまったことで、
「剣の道…如何な題目や粉飾を用いようが、所詮は血塗られし斬人の道…
この道を志せし時より…最早こうなるは運命であったというのか…
………ならば………!
我はこの道……極めてみせる……。
たとえ…この道行く果てが修羅道であろうが…
人を捨て…これまでの己を捨て……剣の道……極めてみせる!!
我………今を以って、鬼となる!!」
と、人間をやめて鬼となる決意をしてからは、圧倒的な強さと威圧感を以って
歩を進めて出会った者、通りがかった村や町の人々を一人残らず斬殺していき、
(ちなみに、罪科の風聞で幾度も現れた警察機構の役割の者達も悉く全滅)
後に人々から「鬼」と恐れられるようになった男についてどう思いますか?