07/08/31 08:12:31 fxmu66Ds0
>>144 = >>127
ストーリーというのはそれぞれの趣味嗜好の違いが特に大きく出てくるものだからな。
内容がどうだから面白い面白くないというのは、単なる個人の価値観の違いにすぎない。
その部分では完成度など一切はかれないんだよな。
SF物でもファンタジーでも現代物でも、完成度の高い作品は存在する。
そう考えると「物語構成の上手さ」という物に集約されると思う。
いかに破綻なく最初から最後まで構成されているか、だな。
某ネコ型ロボット大長編などは、
初期の頃の作品では本当に初回からバンバン伏線が張られていて、それがちゃんと回収されていくわけだしな。
つまり、行き当たりバッタリで思いつきでドンドン話を作っていったような物語は完成度が低い。
逆に物語全体をシッカリと考えてから作られた物は完成度が非常に高い。
こういう事だと思う。
キャラクターにおいては仮に仲間が108人いても全員被ってないかどうかが大事。
育成面でもそうなるのが望ましいが、システムとの兼ね合いが難しい。
転職等のある育成を用意した場合、キャラ毎に同じ職でも色々変わってくるような感じになると上手く差異を表現できたことにはなるのだろう。
その変化をどこまでつけるかというのがゲーム的に難しい部分ではあるが。
逆にFF4やDQ4のようにキャラ毎に役割がキチンと決まっている物は非常にわかりやすいとも言えるだろう。イメージの誤差も少なくてすむ。
つまりキャラ造形面では被らない事が完成度の高さを示し、
(あえて意図的に被らせている場合を除いて)
育成面では、役割が決まっている物は役割分担が正確に描けているかどうか、
特に決まっていない物は十人十色を何処まで表現出来ているかがポイントになってくるだろう。
右を見ても左を見ても全員山田太郎くん状態では完成度が低いと感じられる。