07/09/22 13:16:26 p88EooBA0
バレンタイン。1
○研究所(夜)
クラウド、周りを確認しながら通路を進む。
たまたま通りかかったイリーナを見つける。
その手には資料とラッピングしてある小さな箱。
イリーナ「(気付いて)また、お前か」
クラウド「タークスの次の任務は何だ?」
イリーナ、資料を開く。同時に小さな箱が落ちる。
それを拾うクラウド。
イリーナ「次の目的地はジュノンだ。これは秘密だから教えられない」
クラウドの持っている箱を見て自分の荷物を確認、動揺するイリーナ。
イリーナ「それは私が食べよーと思っていた携帯食料のチョコだ」
クラウド、外を見る。真っ暗。
クラウド「早くしないと明日になっちゃうぜ。
何なら俺が変わりに渡してやろーか?・・・ツォンに」
イリーナ「(顔を染めて)どーしてそれを!」
クラウド、小箱に付いていた手紙を広げる。
クラウド「ツォン先輩。私は先輩の事が前々から好きでした・・・」
イリーナ「返せ!」
クラウド「えーと、なんだって。先輩の事を思うと夜も眠れません・・・」
イリーナ、手紙を取り返そーとして転ぶ。泣き出す。
イリーナ「わーん」
クラウド「お、おい、悪かったよ」