●◆●◆●君達の望むドラクエストーリ~part3at FF
●◆●◆●君達の望むドラクエストーリ~part3 - 暇つぶし2ch1:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/28 18:51:16 d3liYm6u0
ここはドラクエ世界を基盤としたリレー小説スレです。

▽ルール
●読みやすくするため連投完全禁止
◆出来るだけ話を繋げ前の書き込みを故意になかった事にしない(潰し行為禁止)
●他作品のキャラクターは同名別人と考え自重しましょう
◆煽りや荒らしは徹底無視しましょう
●素晴らしいストーリーにしましょう

▽関連スレ 質問感想等はこちら
●◆●◆●君達の望むドラクエストーリ~雑談編
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▽過去スレ
●◆●◆●君達の望むドラクエストーリ~
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●◆●◆●君達の望むドラクエストーリ~part2
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今までの流れは>>2以降を参照


2:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/28 18:52:11 d3liYm6u0
●第一章 ~ふたつの心~
勇者ユウカはラミスと出会うがすぐに別れる事に。ラミスは牢獄の町から脱出しユウカと再会を果たす。
実はユウカは天空の遣いだったがラミスに流れる魔王の血が目覚めてユウカを手にかけてしまう。
ラミスはユウカを蘇らせるため仲間を集め、オーブに導かれ世界樹の元に向かう。
仲間の活躍の元ラミスはユウカの待つ世界樹の花の元へ辿り着く。
天空人がユウカの復活を諦めた時ラミスの涙が世界樹の花を咲かせユウカは無事復活した。
そしてラミスとユウカ、二人の勇者は仲間達の元へ駆け出していったのだった。

●第二章
世界樹の戦いから約一ヶ月。仲間達はそれぞれの生活に戻っていた。
ラミスは唯一竜人族の暴走をまぬがれたアサミをファルチェの元に送り届ける。そこに魔王軍が攻めてくる。
それぞれの思惑で人間界を我が物としようとする現魔王派、反現魔王派。
現魔王派によってレイドック城は陥落、占領される。
反現魔王派はラミスに眠る魔王の血を利用しようとし、抵抗も虚しくラミスが拐われてしまう。
天界から戻ったユウカはファルチェらと再会しラミスを助けに向かう。
その後の怒涛の展開で魔界は消滅しゲバンが死んだと思われていたが…

3:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/28 18:53:06 d3liYm6u0
●第3章 ~戦乙女と勇乙女~
魔界消滅に巻き込まれずにすんだラミスはクリフト・ミラと共に幸せの国へ。
脱出し一度は敵対したペカサスを連れ平穏な日々を過ごしていたが状況は一変
グランバニアが攻め入られ援護しに行く事に。しかしラミス達は間に合わず
先に戦場に着いていたユウカ、ばばあの健闘も空しくグランバニアは陥落。
この頃からラミスに不死鳥族の傾向が濃く現れだす。
敵将であるデスタークを叩くためルビスの塔へ向かうラミス達。D・エドの活躍や
ペカサスという犠牲を払いデスターク・ラーバドレイムを倒したがペカサスはホイミンらによって無事蘇生された。
一方、グランバニアで抵抗していたパパスの元にレイドック軍が援軍に現れる。
率いるは勇者に仕える身としての女騎士ファルチェ。こうして敵の進軍を抑えむことに成功。
グランバニアでの勝利の宴で再会したユウカとファルチェ。
互いの存在を再確認し、二人は今までよりも更に強い信頼で結ばれたのだった。
一方、姿を消したエスタークはラーバドレイムの消滅によって本来の力と肉体を取り戻していた…


●第4章 ~ラミスの血筋覚醒 改め クリフトの血筋覚醒~
命の重さ故にホイミンによって蘇生呪文が封印され禁呪とされた頃、
サントハイム王国の法皇マルチェロの暗躍、クリフトの密告により捕えられた二人の勇者。
二人を助ける為に仲間達はソフィア率いる反乱軍と共に城に向けて反旗を翻す。
クリフトが同行を願い出たが失った信頼は大きく、単独行動をとる事になる。
ラミス達は一度は脱出したものの結界によって弱体化され助けに来た仲間と共に再び捕えられてしまう。
勇者処刑の寸前、修行を積み賢者の血を覚醒させたクリフトが現れた。
アリーナ達の助けもあり修行の末習得した消滅呪文メドローアでダークドレアムを倒す。
こうしてクリフトは過去の自分を断ち切り仲間からの信頼も取り戻した。
マルチェロに賛同していた神官達も勇者達によって次々と目を覚まし、
マルチェロは自ら利用していた神官達によって捕えられ、戦いは幕を閉じたのだった。



4:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/28 18:53:56 d3liYm6u0
●第5章 ~大魔王の血と勇者の血~
テトラート港から船で南の国へ向かうことに。看板で夜空を眺めながら旅を振り返る四人。
夜明けに現れたグラコスが次々と乗客を手にかけ、怒りでラミスは不死鳥族の血を覚醒させる。
圧倒的な力でグラコスを倒すと空から現れたオルゴデミーラが参戦。
ラミスは更に魔王の血も覚醒させアフロディーテとなりオルゴデミーラを倒す。
しかしラミス自身も魔王の血を抑えきれずD・エドによって封印される事になる。
その頃狭間の世界ではゲマを倒そうとしてホイミンが自滅してしまっていた。
血の相殺によってラミスの魔王の血を打ち消す為にリリが同行し妖精界へ向かう一同。
祭壇で結界を使い血は相殺され体に流れるのはロトの勇者の血のみとなったが目は覚めなかった。
そこでゲバンによって守人が倒され祭壇に封じられていたゲマが解放されてしまう。
光の結界の中、妖精の奇跡の力とドワーフの浄化の力でとうとう目を覚ましたラミス。
リリが女王の座に就き妖精界を治めていく事になりラミス達は妖精界を後にする。
少しづつではあるが世界と妖精界の確執はほぐれていくのだった。
一方で魔界では権力者達がそれぞれの思惑で活動を始めていた…

5:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/28 18:55:10 d3liYm6u0
■魔界 現在は大きく3つの勢力に分断していると考えられる

<第一勢力 魔王(チャモロ)軍> ・拠点 魔界 
  魔王 復活した太古の王のようだが全てが不明。名前募集中w
  部下 チャモロ 陰のボス。竜族の子で小さな外見だが力はD・エドをも凌駕する。
      ハッサン 単純だが物理戦闘力は勇者を越える。なんと地上人。
      ライアソ 抜けた名だが、チャモロの信用を集める魔軍司令。
    ・備考 チャモロの手腕なのか魔界内で膨大な軍力を誇る。

<第二勢力 オルゴデミーラ軍> ・拠点 魔界の僻地
  オルゴデミーラ 力の無い魔族を「同胞」とする、エリート族ではないようだ。
  部下 バルザック 元レイドック王子。オルゴに体を再生してもらい忠実な部下となる。
    ・備考 魔界を支配する魔王軍に異を称え力の無い魔物達と反乱を起こす。
         現在、反乱軍にD・エドが帯同中

<第三勢力 ゲマ軍> ・拠点 次元の狭間
  ゲマ 魔界切っての寝業師。野望は高く今日も策を練る。
  部下 エド兄 天空の罪人。地上に逃げ延び、ゲマの部下になる。
      猫娘 ルラをさらってデモンズタワーで勇者達を待ち受ける。
      ゲバン(故) バルザック王子を失脚させた神出鬼没の便利屋。クリフトに敗れる。
    ・備考 ホイミンを殺し拠点とした次元の狭間に身を隠し、冷静に時代の変動を見極める

6:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 02:34:33 at2FHsHJO
エド(兄)「あの妖精の娘・・・元に戻りそうですよ?って聞いてます?オ~イ、チャモロ様~」
チャモロ(あの妖精の娘は視た限りただの一般人だ。力を持っていない者や、力不足な者に強力な力を与えたら宗信やニダ美の様に暴走するはず・・・・・僕のゲントの技術以外で元に戻る事は有り得ない!!しかし現に意識を取り戻そうとしている・・・・)
エド(兄)「チャモロ様・・・返事をしてください・・・」
チャモロ「そうか!!あれはニダ美が死んだ事による一時的な物だ。だとすれば・・・また直ぐに・・」
ラミス「ルラ・・・・・・」
ルラ「ラ・・・ミ・・!!!!? キャハハハハハハハ」

7:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 04:13:11 LACbGqUfO
雑巾のようにボロボロのラミス。意識と支配に揺れるルラに近づく。
ラミス「ルラっ!目を…醒ましやがれーーー!!!」
ラミスの右ストレートが炸裂した。
ルラ「ぐはぁっ!…懐かしい…昔誰かと殴りあいの喧嘩をしたっけ…」
ラミス「ルラ!俺だ!ラミスだよ!」
ルラ「ラミス…私…うっ!頭が…ギョエエエエエ!!」
ルラは膝から崩れ狂ったように頭を掻きむしった。
ラミス「くそっチャモロ!居るんだろ!隠れてないで出て来い!」

8:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 05:46:30 aKdow0aI0
ニダ美「はっ!?・・・はぁはぁ・・・ウリは死んだニダか?」
周りを見回すニダ美、
ミラ「辛うじて生きてるわよ、ハニュウとの約束でね。
   でも動かないで、刀で深く切り込まれたので危険な状態よ。
   今は戦いの最中だから、ここでじっとしてなさい。
   戦いが終ったらベホマかけてあげる」
ラミスに倒された後、瀕死のニダ美をミラがフロアの柱の影に移動させたようだ
ニダ美「ハニュウがウリを・・・いつもコキ使ってたのに・・・・。」
ミラ「あなたがミラにした事は許される罪ではないわ。
   でもゲマの嘘に乗せられていたのも事実。
   だからハニュウはあなたを助けるように私達に頼んだんだと思うわ」
ニダ美「将軍様が生き返るのは嘘だったニダか。
     じゃあ早く私を殺せ、もう生きてても仕方ないニダ。
     それにさっき来た子供みたいな魔物の術で、どうやらもうスグ私は私でなくなるニダ」
ミラ「やはりあなたの所に、チャモロが来たのね」
*「鋭いね、お嬢さん」
気配はなかった、だがミラの直ぐ後ろから声がした
ミラ「はっ!」
ニダ美「ヒィィィィ!」
ニダ美の恐怖に引きつる悲鳴が、デモンズタワー最上階の広いフロア全体に響く
ユウカ「なに?」 クリフト「む?」
ルラと格闘に集中しているラミスを覗いた2人が、悲鳴のした方向を向く
そこに立っていたのはチャモロだった

9:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 06:39:40 LqYlpfQv0
クリフト「うわっ!チャモロ!出やがった!」
ニダ美「ギャアアアア!」
腰を抜かして震えているミラを素通りして、横に居たニダ美の頭を踏み潰す
そのまま何事もないようにクリフトに話しかける
チャモロ「久しぶりだねクリフト、君が逃げてから会いたかったよ。教団を潰してくれた借りを返してもらわないとね」
にっこり無邪気に微笑むチャモロ
クリフト「くっ、やれるもんならやってみろ!昔のヘタレた俺じゃねえぞ!」
構えようとするクリフトを制すようにユウカが前にでる
ユウカ「あなたがチャモロね、私はユウカ。でも挨拶は後、まずルラを元に戻しなさい!」
チャモロ「君は天空の勇者さんだね、噂は魔界にも入ってくる。それに綺麗な人だなあ。」
ユウカ「ありがとう。でも私が言ったことが聞こえなかった?ルラを早く・・」
チャモロ「嫌だと言ったら?」
ユウカ「こうするのよ」
ユウカは素早く大きく踏み込み、独特の構えから奥義を放った
ユウカ「アバンストラッシュ!」

10:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 06:52:31 E7ofBuoa0
轟音を伴う光の刃がチャモロを捉える、しかし
チャモロ「これは天空界に伝わる最大奥義か、凄い威力だね」
ユウカ「そ・・・そんな」
クリフト「嘘だろ・・・」
チャモロは構えもせずに、視線を送っただけだった、
それだけでユウカ渾身のアバンストラッシュは消え去ったのだ。
チャモロ「僕もそれ、やってみよう。武器は・・と・・・これでいいや」
床に落ちていた、古びて既に欠けている聖なるナイフを拾い持った
クリフト「へん、そんなナマクラで何が・・・」
チャモロ「こうかな?」
魔族の小さな子供は構えもせずに軽く振ったように見えた
しかし剣先からアバンストラッシュの衝撃波が、ユウカのそれの何倍もの威力で放出される
ユウカ「こ、これが魔族の・・・・ゲフッ」
盾を貫通し、ユウカの首にポッカリと穴が開いた。口から多量の血を吐き出し、成す術も無く仰向けに倒れる。
血の海の中、患部を押さえ苦しさに悶えるユウカ。
だが声にならない、呼吸さえも出来ない。体は死の痙攣を始めた。
クリフト「待ってろユウカ!今ベホマで!!」
チャモロ「ふふ、それはさせないよ」
いつの間にか、クリフトの前にチャモロが立っていた。
クリフト「くそっ!」
杖で振り払おうとするクリフトだが、それよりも速くチャモロの拳がクリフトの腹部に命中した
クリフト「グボァ・・・!」
そのまま吹っ飛ばされるクリフト。
チャモロ「クリフト、君には聞きたい事がある。最後のお楽しみだ」
そう言って一瞥した後、ラミスの居る方向に歩いて行った。
一部始終を見ていたミラ、腰が抜けたまま呆けた表情になって泣いている
恐怖のあまり、自分が失禁している事も分からないらしい。

11:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 09:19:09 GcyBhLxN0
エド兄「どうする俺、チャモロの注意が反れた今のうちにずらかるか。チャモロによりあの4人は殺されるだろう、どの道勇者は捕獲できぬ。ゲマ様もチャモロが動いたと知れば許して下さるだろう」

12:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 10:16:33 rWNjvL/A0
ユウカは暗闇の中を浮遊している
「勇者よ、天空の勇者よ。」
暗闇の中、懐かしい声が聞こえる
ユウカ「マスタードラゴン様、折角体を頂いたのに、私・・・」
「今は敗北を認めよ、そして来たるべき大戦に備え、天空の武具を手に入れるのだ」
ユウカ「・・・・大戦・・天空の武具・・・」

13:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 11:44:10 /ScDTq5+0
再びユウカの意思は現世に戻された、背中に床の冷たさを感じる。
全身は動かないが、遠くから友の声が響く
ミラ「動いた動いた!心臓動いたよ!ハニュウさん、ホイミかけ続けて!」
ハニュウ「いや、呼吸まだだし首の傷が塞がらない!硬直も起こしかけてるのよ!キアリクかけてよ」
ミラ「ユウカ、頑張るのよ!キアリク!」
ハニュウ「持ってきた血止め薬も取って」
ミラ「どこよ」
ハニュウ「そこの鞄だよ!早くしな!」
ミラ「あった!これ?」
ハニュウ「違う!緑色の入れ物よ!」
ミラ「あーもう、ごちゃごちゃしてわかんない!あっこれだ!」
ハニュウ「ユウカちゃん頑張って・・・私のへなちょこホイミだけど、ガマンして!ホイミ!」
ユウカは友の声に支えられ、少しずつ回復してくる肉体に安心を感じながら、
復活へ向けて体を休める事にした。

14:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 12:22:21 Qq2bh6/i0
ルラ「グハァ!体が!苦しいよぉ!ラミス助けて!」
そういいながらもルラの体はどんどん肥大し、違う生物に変わっていく
頭髪は全て抜け落ち、皮膚は爬虫類のように斑模様になった。
ラミス「ルラ!ルラ!どうしたらいいんだ、俺には何もできない!許してくれ!」
後方から声がする
チャモロ「ふふふ、大変そうだね」
ラミス「誰だ?」
ルラ「?!」
チャモロ「はじめまして」
ラミス「貴様、チャモロだな!ルラを元に戻しやがれ!」
咄嗟に胸倉に掴みかかる
チャモロ「いけないなぁ、初対面でこういう非礼は」
ラミス「なにぃ?」ドンッ
軽く胸を突かれたラミスは飛ばされ柱に激突した
ラミスは激痛よりも衝撃波に信じられないという顔で目をまるくしている
チャモロ「ラミス、地上人でありながら絶大な力を持っている君に興味がある」
ラミス「なんだと?」
チャモロ「取引きをしないか?ルラを助けてもいいよ」
そう言って無邪気な微笑みを浮かべる

15:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 12:32:58 BbJpmR3r0
*「まてっ!」
チャモロ「流石、回復だけは早いね」
クリフト「取り引き受けようじゃないか。その代わりルラを元通りにするのが先だ!」
チャモロ「君と取り引きするつもりはないよ、ゲントの秘術に耐えられそうにないし」
ラミス「取り引きというのは、まさか・・・」
チャモロ「察したかな?そうラミス、君にゲントの秘術の実験台になって欲しいんだ」

16:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 13:08:03 LACbGqUfO
ミラとハニュウの必死の治療にユウカの容体も安定してきたが…
*「いつ戻ってきた、ハニュウ」
ハニュウ「っ!あなたは…うっ!!」
ドカッ!一蹴りで壁まで飛ばされたハニュウ。完全に意識が飛んでいる。
ミラ「誰っ!?」
*「ハッサンと言う。悪いが邪魔が入らないようにさせてもらう」
波動に弾き飛ばされたミラ。苦しそうだが辛うじてまだ意識はある。
ハッサン「天空の勇者、悪いがもう少し眠っていてもらわねばならんのだ、許せ」
同じ波動をユウカにも放つ。ユウカの身体が転がりまた血が吹きだした。
ハッサン「さぁ、ラミスはどう動くのか…私は見守らせてもらう…」

17:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 13:16:14 7Z+BcCsu0
ルラ「グルルルルルル!グハァ!!」
突然、ルラであった生物はチャモロに灼熱の炎をはいた

18:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 13:28:22 CbNfHjBp0
チャモロ「よっと」
軽々と避けるチャモロ。そのまま炎は壁や天井の一部を焼き、崩れ落ちた壁から外が見えた
妖精界は今、夜の季節。一面の星空が見える。薄暗いデモンズタワー内部に月明かりが差し込んだ。
ラミス「ルラ・・・」
クリフト「なんてぇ威力だ・・・・これが本当にあの非力なルラなのか・・・・」
チャモロ「ほらほら、どうする?この妖精の肉体の暴走は止まらないよ。取り引きする気になった?」

19:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 13:38:15 qT461u5X0
クリフト「ラミス!そんな取り引きに応じる必要なんかないぞ!」
チャモロ「君は黙ってろよ」
子供らしく口を尖らせてクリフトに言う
クリフト「そうだラミス!妖精の祭壇に行けばルラは助かる!だから安心してそいつを倒せ!」
ラミス「そうか・・・よ、ようし、そうと分かったらこっちのもんだ。覚悟しやがれガキが」
チャモロ「やれやれ、ゲントの技術は細胞の記憶から作り直して別の物体に変えてしまうので、祭壇なんかで治るはずないじゃないか。」
ラミス「ぐ・・・じゃあ貴様を殺すまでだ!」
クリフト「おし、援護するぞラミス」(やるしかない、至近距離からメドローアぶちこめば、いくらチャモロでも・・・)
構え直して近付くラミスとクリフト
囲まれた形になったチャモロだが、少しも動じる気配はない
それどころか変わらず2人を圧し、戦場を支配している
ユウカ「だめ・・・ラミスだめ・・・」
無残に血溜りに転がっている動けないはずのユウカがうわ言を呟く

20:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 13:51:17 ckeM5ZJi0
ラミス「いくぜ!」
クリフト「それっ!」
猛スピードでチャモロへの間合いを詰めるラミスとクリフト
チャモロは動かない
チャモロ「やれやれ、力の違いを見せ付けないと従う気にはなれないか。実験体を傷つけたくはないんだけどね」

21:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 15:29:58 r6pj7WNG0
ラミス「ギガスラーッシュ!」
クリフト「メドローーア!」
強烈な2つのエネルギーがチャモロに直撃した、噴煙があたりを包む
チャモロは動かなかった。いや、あえて避けなかったと言ったほうがいいだろう
ラミス「やったぞ!」
クリフト「ああ・・・」
チャモロ「くっくっく、彼を知りて我を知れば、百戦危うからず」
ラミス「なに?」
クリフト「やはり、ユウカの時と同じだ・・・」
ラミス「ユウカ?そういやユウカは?」
クリフト「黙ってろ!目の前の敵に集中しろ!」
煙の中から傷一つ無いチャモロが現れた
チャモロ「孫子は君達の方が詳しいだろう。では敵知らず己も知らなければ、どうなるんだっけ?」
チャモロの無邪気な笑顔は、もう2人には恐怖しか感じ取れなかった

22:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 15:48:06 5BrUKfP+0
「グルルル」
ルラはもはや完全に怪物となったが先程から動かない。
どうやら再度吐き出す炎を練る為に、動きを止めて呼吸に集中しているようだ。

23:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 15:49:32 LACbGqUfO
ハッサンがチャモロ達の戦いを真剣に眺めている間…
ユウカの喉元からゴボゴボと血が溢れる。
よろよろと立ち上がりよってきたミラが手で抑えるがどうにもならない。
ミラ「頑張ってユウカ…誰か…ユウカを助けて…」
力が入らず崩れるミラ。その血まみれの手にもうひとつ手が重なる。
ニダ美「将軍様は優しかったニダ…こんなウリにも…だからウリも最後くらい…」
ニダ美は最後の力を振り絞りユウカにベホイミをかけた。傷が塞がっていく。
ニダ美「ウリのように貧しい人間も幸せに暮らせる世界に…」
ミラ「ニダ美…約束するわ!絶対に…」
ニダ美「ありが…と…」
ニダ美は安らかな笑顔をみせて逝った。
ミラ「私達は屈しない…そうだよね、ユウカ…」
そこでミラもまた意識を失った。ユウカが回復するのを祈って…

24:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 15:55:48 9JjXaCvp0
チャモロ「さてとラミス、よく分かっただろ?」
ラミス「くそっ、ダメージゼロか。これは仕掛けじゃない、単なるレベルの違いだ」
チャモロ「僕はさっき取り引きと言ったね。でも訂正するよ」
ラミス「?!・・・」
チャモロ「これは命令だ。君には僕の実験台になってもらう」

25:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 16:32:48 o8cyONCf0
ラミス「馬鹿な、誰がそんな・・・」
構え直すラミス。だが足に力が入らない、
じっとりと額に汗が滲み出て、踏み出そうとする足が小刻みに震えている。
ラミス ((この俺が、この俺が敵に怯えているのか))
幾度も強大な敵に挑み撃破してきたラミス、
だが魔界の真の実力者の前に本能的に危機を悟り身の置き場を拒んでいるのだ。
そのラミスにスタスタと近付くチャモロ、ゲントの術をかけるつもりなのだろう。
クリフト「・・・俺は勇者を守る賢者だ。やれるだけやって死んでやる」
チャモロ「どうしたの?大人しいねラミス。抵抗しても無駄だと分かったのかい?」
クリフト「うわあああああ!」
ヤケクソになったのかクリフトが特攻してきた
チャモロ「むだな足掻きだね。いまさら何する気だい?」
クリフト「メドローア!」
光の矢がチャモロに命中、しかしチャモロには効かなかった
クリフト「イオナズン!」
チャモロの頭上で大爆発が起きる、しかしチャモロには効かなかった
クリフト「ベギラゴン!メラゾーマ!マヒャド!バギクロス!」
思いつく限りの呪文を叩き込む、しかしその全てがチャモロにかき消された
クリフト「ハァハァ・・・っニフラム!ベギラマ!メラ!・・・くそっバシルーラ!バギマ!・・ぐうっ」
チャモロ「ほらほら、疲れてきたのかい?どんどん低級呪文になってきてるねw」
可笑しげに笑うチャモロ、だがクリフトも笑っていた
クリフト「ハァッハアッ、低級なのはおまえだ馬鹿。さっきのバシルーラはおまえにかけたんじゃねえや」
チャモロ「えっ?」
チャモロは振り向いた、しかしそこにはラミスは居なかった。
ルラが炎で開けた開けた天井から、ラミスはバシルーラの風に乗って遠くまで飛ばされたのだ。
クリフト「ざまあ見やがれ、さあ俺を殺せ。最初の目的は俺だろうが!」

26:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 17:35:14 LACbGqUfO
チャモロ「…ふふ、アハハハハハ!面白いよクリフト!」
クリフト「…何がだ」
チャモロ「状況は変わらないんだよ?取引不成立じゃルラは化け物のままさ!」
クリフト「…一つ聞いてもいいか?お前を倒したらルラは元に戻るのか?」
チャモロ「さぁね、どうかな?ボクの支配からは解き放たれるだろうけど…」
クリフト「けど…何だ」
チャモロ「肉体はゲントの秘術で改造してある。直せるのはボクだけじゃないか?」
クリフト「…(砂漠に住むゲントの民ならルラを助けられる…?)」

27:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 18:05:46 UUxhOH7J0
ハッサン「ふむ、ここまでか」
ハッサンは戦いが一段落ついたのを確認して、チャモロに歩み寄った
チャモロ「ん?ハッサンじゃないか」
クリフト「はっ、ハッサン!!(ガクガクブルブル)」
ハッサン「はっ、チャモロ殿。反乱軍が策にかかり全滅しましたぞ」
チャモロ「おっ、いい知らせだね。オルゴは?」
ハッサン「勿論捕らえましてございます。」
チャモロ「やったぁ、流石ハッサンだね」
クリフト「くそ、こんな所で軍事報告なんかしやがって」
とは言うもののクリフト、チャモロの注意が反れて少し安堵していた
チャモロ「バルザックは?」
ハッサン「はっ、それが残念ながら。この戦いには最初から参加してなかったようです。」
チャモロ「なんだよ~、さっき褒めたの取り消し~」
子供のように頬を膨らましてぶすけて見せた
ハッサン「しかしもっと大物が掛かりましたぞ」
チャモロ「えっ?なになに?」
欲しい玩具を見つけたようにキラキラ目を輝かせるチャモロ
ハッサン「いえ、ちょっとここでは。」
ハッサンはクリフトにちらと目をやり、部外者に聞かれたくないそぶりをみせる。
チャモロ「じゃあ、あっちで聞くよ。早く早く」
軽快な足取りでハッサンの裾を引っ張って、柱の影に連れ込む
クリフト「お、俺・・・今逃げられるんじゃね・・・?」
柱の影にて、ハッサンが小声でチャモロに告げる
ハッサン「実は、D・エドを生け捕りました。」
チャモロ「マママ・・・マジで?本物?」
信じられないという表情、しかし満面の笑みで答える。
ハッサン「本物です」
チャモロ「あんな物騒な奴、どうやって捕らえておけるの」
ハッサン「はい、実はその事で急報としてお知らせにあがったのです、D・エドは結界が効きませんので魔力を練りこんだロープを何千本と使い捕縛しております」
チャモロ「それでも大丈夫なの?」
ハッサン「なにしろ次元移動さえしてしまう者です。持って1時間というところでしょうか。更なる拘束の為にはチャモロ様のお力が・・・」
チャモロ「わかった直ぐに行く。そうと分かれば、こんなとこに居られないね」

28:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 18:39:29 X5OunVLJ0
チャモロ「処刑はまたの機会にするよ。それまでせいぜい腕を上げておく事だね。
     君達はまだまだ弱すぎるよ。」
ドウッ!チャモロはハッサンとともに消え去った。
クリフト「くっ・・・!!助かった・・・もう少しで俺は・・・。はっ!ユウカ!ミラ!」
ユウカ「・・・・・・・・・・。」
ミラ「・・・・・・・・・・。」
クリフト「二人とも気を失っている。ニダ美はもう駄目か・・・・。すまねえハニュちゃん。」
クリフト「ユウカの傷が重い!首の傷が深い。だが、応急処置が良かったおかげで直るぞ!べホイミ!」
ユウカ「・・・・ん・・・。クリフト・・。」ユウカは気が付いた。
クリフト「すまねえな、俺も魔力が残り少なくてよ・・。」
クリフト「ミラ・・べホイミ!」
クリフトは最後の力を振り絞った反動で気を失った。


29:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 18:42:41 71+ulpyy0
柱の影から笑いながら、チャモロとハッサンが出てくる
チャモロ「なんだか嬉しくてルーラより走りたい気分だ。ダンテの門まで走るよ。ハッサンついてこれる?」
ハッサン「いやいや、私も持久走には自信はありますぞ。はっはっは」
クリフト「・・・・妙だな?何があったんだ?」
2人の態度をい訝しむクリフト
チャモロ「あれ?クリフトまだ居たの?逃げれば良かったのに」
クリフト「なっ、なんだと!(逃げればよかったのかorz)」
チャモロ「今日はいい事があったんで許してあげるよ、また殺しに来るからね」
といい終わる前に、視界に眠ってるドラゴンのような生物が目に入る
チャモロ「あっと、ルラを連れて行かなきゃ」
ハッサン「なんですか、この化け物は」
チャモロ「これ、ゲントの術で作ったんだけど、時間が立っても崩壊が始まらないんだ。ひょっとして始めての成功作になるかもしれない」
ハッサン「まことですか、それは秘術を完全にする良いサンプルを手に入れたようで」
チャモロ「うん、色々面白かったけど、これが一番の収穫かな。妖精はゲントと相性いいのかもね」
クリフト「貴様ら、ルラをどうする気だ!」
チャモロ「どうするって実験したいから連れていくんだよ。ハッサン担いで。」
ハッサン「はっ」
ルラの肥大した巨体を軽々と持ち上げるハッサン。
クリフト「なんだと!?ルラを置いていけ!」
しかし、既にチャモロとハッサンは塔の最上部から消えていた
クリフト「・・・・っく・・・消えた?・・・」
同時に場の緊迫感が消え、あたりを沈黙だけが覆う
脱力したように項垂れ、座り込むクリフト
クリフト「た・・・助かったのが俺は・・・・」
最初に安堵が来た、次に
クリフト「何もできなかった俺は・・・俺達は・・・」
悔しさ、悲しみ、怒り、口惜しさ、あらゆる感情がいっきにこみ上げてクリフトの目から大粒の涙が零れ落ちた

30:29
07/06/29 18:45:19 71+ulpyy0
>>28
すっ、すまん!リロードしないで書き込んだ。>>29は無しで

31:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 19:13:53 X5OunVLJ0
>>30いや、むしろ28+29でいこう!!!!!!!!!

32:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 19:20:05 71+ulpyy0
>>31
おお、ありがとう!!!!
じゃあ俺の希望として「チャモロがルラを連れて行った」って事だけ>>29から採用してもらって、
あとは全て「クリフトが2人にホイミかけて気絶する」まで書いてある>>28ベースでお願いしまする

33:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/29 21:25:47 LACbGqUfO
ラミス「ううん…ここはどこだ?」
ネネ「あなた!ラミスが目を覚ましたよ!」
トルネコ「おお、ラミス!大丈夫か?びっくりしたよ天井から突き抜けてきて」
ラミス「そうか、俺クリフトのバシルーラで飛ばされて…」

ラミスはバシルーラによって飛ばされレイドックにあるトルネコの家にいた。

34:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/30 00:54:55 edgw1C6z0
クリフト「・・・・ん・・・・ここは?」
ミラ「妖精の村よ。クリフトったら私達を回復させたら気を失っちゃうんだもん。びっくりしたわ。」
ユウカ「でもありがとね。クリフトのおかげで助かったのよ。それとニダ美にも感謝ね・・
    それよりもラミスはどこに行ったのかしら?クリフトは知ってるんでしょ?」
クリフトは事の経緯をくわしく話した。
ユウカ「なるほどね・・チャモロに襲われるところをクリフトの機転で助けたって事か・・。どこにいるのかしら・・ラミス・・。」
ミラ「ルラちゃんは結局さらわれちゃったのね・・・。くやしいわ・・!」


35:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/30 02:05:20 okyh/zeEO
クリフト「当方の目的はまずラミスと合流、ルラを助けることだな」
ユウカ「ルラを助ける前にやりたい事があるの。チャモロと戦う前に」
ミラ「何?」
ユウカ「今回で力不足を実感したわ…パワーアップを図ろうと思うの」
ユウカ「その為にまず伝説の武具を探そうと思う」
クリフト「そうだな…今の俺達じゃルラを助けられないからな」


36:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/30 02:45:11 oa2idyV+0
ユウカ「チャモロの弱点は何一つわからなかった、力の差を痛感したわ
自力UPの為に、基本的なところから鍛え直さないとね。」

37:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/30 06:17:21 b8zX6Z9W0
クリフト「ラミスと合流した後、話し合おう。天空の武器を手に入れたら、ルラに使われたゲントの秘密を知る必要があるな。チャモロの異常なまでの強さはゲントの技術にあると思うんだ

38:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/30 14:55:39 782BIRTO0
みんな文章うまいね

39:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/30 18:50:48 T0Q//GwNO
その頃、大魔王の城では・・・
D・エド「さすがに魔力が練り込まれたロープ千本はキッイな・・・」
魔物「もう限界が近い・・・チャモロ様はまだなのか!?」
チャモロ「ゴメンゴメン、遅くなっちゃった」
魔物「チャモロ様!!」
D・エド「チャモロ・・・お久しぶりです」
チャモロ「数百年ぶりだね。君、僕が会いに行ったらいつも隠れるから、会うのが大変だったよ」
チャモロは話をしながらD・エドの体に機械を取り付けていく
D・エド「こ・・これは・・グァァァァ!!」
チャモロ「これでOK。これはゲントの技術で作られた力を封印する物さ。いくら君でもこれは壊せないよ」
D・エド「どうやら本当らしいですね。体に力が入らない・・」
チャモロ「久しぶりに会ったんだ、お茶にでもしよう。聞きたい事が沢山あるしね」


40:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/06/30 20:49:15 r3iBJ+h50
トルネコの家の前に一匹の馬が立っていた
エド(兄)「フフ・・・まさかラミス一人になってくれるとはな。
あの時、帰るのを止めて様子を見ていて正解だった。」

41:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 00:09:51 26pJDPzp0
D・エド「まさかゲントの技術は完成したのか。」
チャモロ「さぁ~どうでしょうw」

42:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 01:01:15 2gmUw1LAO
D・エド「・・・その様子だとまだ完成してないな。そもそもゲントの技術は“幻魔大戦"の時に、滅びた技術。そう簡単に復元できる訳がない」
チャモロ「幻魔大戦?そうか、それが魔界大地震と伝わっている魔界を壊滅させた大戦か。何故かは分からないけど、一切そのデータが無いんだよね~。それを何故君が知っているんだい?」
D・エド「知らなかったのか?まぁ大戦は魔界、神界のトップシークレットだから当たり前か。」
チャモロ「それは興味深いね。時間はある・・ゆっくり聞くとするよ。例え君が拒んでもね」

43:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 01:09:19 yvFSGw/40
エド(兄)「ふわはははははっ!!」
ドアを蹴破るエド(兄)。
トルネコ「貴様何者だ!」
エド(兄)「悪いがラミスは渡してもらおう・・ぐへへ!」
ファルチェ「むっ!貴様は!?そうか・・ラミスを襲ったのは貴様か・・。」
なんとレイドック近衛隊長ファルチェも様子を見に来ていたのだ。
ラミス「くっ・・!あ・・あいつは!?・・・エド兄!・・そうか・・貴様が・・。」





44:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 01:22:04 tuYp72EV0
ハッサン(ふむ、D・エドは口を割るタマではないが、この場所に押し留めておくのは何かと都合がいい。その間、魔界をチャモロ派一色で染め上げてやろう。)
ハッサンはチャモロのいる宮殿を足早に去る、出口付近でライアソが近付いてくる
ライアソ「どうされました、ハッサン様」
ハッサン「兵をあつめろ、魔界の隅々まで根こそぎ掃討戦だ。残存戦力、不満分子を徹底的に潰す。オルゴやD・エドと接触があったと疑われる者はその場で全て殺せ」
ライアソ「ははっ(・・・これで魔界は恐怖政治の幕開けか。しかし魔界は本来が一枚岩。一つの思想で統一されるべきだったのだ)」
ハッサン「ただし、バルサックは生かして捕獲しろ」
ライアソ「しかし、抵抗されたらどうします」
ハッサン「その時は私を呼べ」

45:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 03:38:10 JeHFcrDj0
レイドック城下

エド兄「貴様らに用はない、ラミスは勝手に連れて行くぞ」
喋りながらラミスの方に歩み寄る、その前にファルチェが立ちふさがった
ファルチェ「久しぶりだな、エド(兄)。嘗ては志を同じく共に戦った私を素通りか、随分なご挨拶だな」
エド兄「ふん、ファルチェか。昔話も結構だが、今はその時ではない。そこをどけ、容赦せんぞ。」
ファルチェ「そうはいかん、私はラミスをレイドックの客人として迎えにあがったところだ」
エド兄「それがどうした?」
ファルチェ「ラミスに手を出せば、我がレイドックを敵にまわしたと見なすぞ!」
エド兄「だから、それがどうしたと言うのだ?」
ファルチェ「なに?」
エド兄「ふん、たかが地上人如き、何人束になろうともゲマ様の敵ではない」
ファルチェ「ゲマ?それがおまえとなんの関係があるのだ!」
エド兄「私の仕える魔界の王よ。何れ魔界の、そして地上天空界、果ては神界に至るまで全ての頂点に立つお方よ」
ファルチェ「愚か者が!天空の大幹部が悪魔に身を売るのか!恥を知れ!」
エド兄「笑止、愚かさは時代を読めない貴様らよ」

46:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 10:06:00 vz/m4THY0
ファルチェ「これ以上の話し合いは無駄か」
エド(兄)「死ななければ私の邪魔をすると言うのならな」
ファルチェ柄に手をかける
ネネ「喧嘩なら外でやってちょうだい」
エド(兄)「貴様をぶっころすのにここでは狭すぎる。表に出ろファルチェ」

47:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 11:49:03 6lvp8u1cO
ラミス「おいおい待てよ!ファルチェ!」
ファルチェ「なぜ止める!騎士として裏切りをした者は許せない!」
ラミス「俺も戦う!エド兄、一人でここまで来たなら文句はないだろ?」
エド兄「かまいませんよ、この体ならばお前達など敵ではない」
ラミス「じゃあ行こう(まだ回復しきってないが敵の力量を測らずに一人で突っ込むのは危険だからな…)」

48:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 12:00:13 yw8rE2xZ0
エド兄「丁度いい、生まれ変わった私の体を試したかったところだ」

49:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 12:41:57 6lvp8u1cO
ラミス(確かエド兄の身体はヒミコだっけ…巫子の身体の魔力はどれだけか…)
ファルチェ(私もただ毎日を過ごしていた訳ではない…それに)
ファルチェは先を歩くラミスを見つめた。
ファルチェ(ラミスに格好悪い所は見せたくない…足手まといなんてもっての他だ)
ファルチェは胸に抱く淡い思いが何かはわかってはいなかったが前以上にラミスを特別に想っていた。

50:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 12:54:24 j88FKGeU0
エド兄「では力を解放する、覚悟するのだな。ぐおおおおぉぉ!」
エド兄は転生したヒミコの体に変化した
ファルチェ「女の体に?」
ラミス「やはりか」
エド兄「ハァッハアッ・・・安心しろラミス、殺しはしない。私の使命は貴様を生かしたままゲマ様に届けることだ。だがレイドックの近衛隊長さんには、ここで死んでもらわねばならぬな」

51:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 13:28:34 6lvp8u1cO
ファルチェ「ふん、もう近衛隊長ではないさ…私が仕えるのはもうレイドックではない!」
エド兄「そんな事どうでもいい、さぁ行くぞ!メラゾーマ!」
一球の炎がファルチェめがけて突き進む。
ファルチェ「名乗り位させて欲しいな、まったく…」
ファルチェの剣先は炎球を突く。
エド兄「魔法に剣など意味が…な…なんだと!」
炎球は剣先に留まったまま動きを止めた。そのまま刀身を纏うように燃えさかる。
ラミス「相手の魔法まで自分の物に…強くなってやがるなファルチェ!」
ファルチェ「私は天空の勇者に仕えし魔法剣士ファルチェ!お手合わせ願おう!」


52:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 13:31:14 ykrHGmaR0
エド兄「ふん、今のメラゾーマは小手調べだ」(や、やべえ・・・今の結構全力だったのに簡単に止められてしまった・・・)

53:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 14:04:45 /9koYDlK0
ファルチェ「本気で来い、ルビスを倒したメドローアはどうした

54:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 16:29:34 qFdllzA30
エド(兄)「メドローア?そんなもの過去の遺物だ。受けるがいい私の新呪文を」

55:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 16:52:17 6lvp8u1cO
エド兄はパルプンテを唱えた。

56:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 16:54:56 TMKZ5fs90
エド(兄)は砕け散った

57:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 17:17:50 LwOdi5H+0
砕け散ったように見えたが、あまりの速さに突然消えたのだ

58:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 17:50:33 QISpf03C0
ファルチェ「は、速い!!」
エド(兄)「これが我がパルプンテ!!ランダムに自身の身体能力を極限まで上昇させる技だ!!
フフフ・・・・そして奥の手はまだあるぞ!!」

59:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:18:28 6lvp8u1cO
ファルチェ「ベラベラと喋っていると舌を噛むぞ!」
ファルチェの火炎斬り!だがエド兄は強化された素早さで避ける。
ファルチェ「思っていたよりやるな…ならば!」
剣を素早く振り炎を落とし左手に魔力を集める。
ファルチェ「バギマ!」
ファルチェの剣が風の刃を纏う。
ファルチェ「剣先に触れずとも風刃が斬り刻む…行くぞ!」
剣をブンッと降った際に産まれた風に乗り素早く駆けるファルチェ。
エド兄「速い!だがこれなら速さは互角!我が魔法をくらえ!」

60:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:18:35 2H3N4GJY0
ラミス「パルプンテて驚くものか。確かに習得は難しいが、殆ど博打みたいな魔法は実戦向きではないぜ」
エド(兄)「勇者ラミスよ、貴様は勇者としての能力は申し分ないが、能力は剣技傾倒しすぎているのに自覚はあるか」
ラミス「何を言い出すんだ。そ、そりゃあ少しは・・・」
エド(兄)「ふん、だからチャモロなどに手も足も出んのだ。いいだろう、本来ならば貴様が習得すべき呪文を見せてやる」
エドは呪文を唱え始めた、すると空中に轟音を伴う稲妻が走り出す
ラミス「こ、これは・・・」
ファルチェ「まさか、勇者の呪文・・・」
エド(兄)「察しがいいな女剣士さん、いくぞギガデイン!

61:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:24:42 2H3N4GJY0
7秒差か。なんとか繋がったよなw
つなげたらエド(兄)のセリフが少々不自然(魔法を食らえといったのに語りだしたり)ではあるが許せ

62:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:28:19 FPqq/bHb0
ラミス「ギガデインに対するには・・・これしかない!」
ラミスは剣を上に向けた。
ファルチェ「何を・・!?直撃するぞ!」
ラミス「まあ見てやがれ。」
エド(兄)「ギ・ガ・デ・イーーーン!!」
ラミスの剣に直撃する。
ラミス「稲妻は友達さ!」
ラミスの剣に稲妻の力がみなぎる。
ラミス「ギガデインストラーーッシュ!!」

63:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:31:38 2atKd+v90
エド(兄)「なんだと!こちらの稲妻を利用できるのか!」

64:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:36:26 6lvp8u1cO
ラミス「ファルチェの魔法剣の真似さ!真似事の域はでないが必殺技と合わせりゃ十分!」

65:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:38:43 FPqq/bHb0
エド(兄)「がはっ!!?」

66:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 18:42:29 gPFjvZYV0
ラミス「今更びびっても遅いぜ!いくぜ!ギガディンスト・・・」
ドカーン
稲妻がラミスを直撃、ラミスは黒コゲになった
ラミス「やっぱ付け焼刃じゃ・・・」バタリ
ファルチェ「・・・おい」
エド(兄)「・・・やはりハッタリか、ストラッシュ系は天空の流派。低俗なロトの勇者に使いこなせるものか!」

67:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 19:17:48 FPqq/bHb0
ファルチェ「こうなったら私が!ギガデインストラーッシュ!」

68:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 19:42:53 6lvp8u1cO
エド兄「勇者でもないお前に出来るはずがないだろ…う…ぐふっ!」
ファルチェ「やはりギガデインスラッシュは無理だ。だがさっきのバギマでな…」
エド兄「剣圧で…剣撃と共に飛ばしたと言うのか…ふふ、やりますね」


69:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 21:48:37 wcf1nj6a0
ラミスとファルチェは顔を近づけてひそひそ作戦を立てている。いやサァクセンを立てている。
ファルチェは顔を林檎の様に赤くしている。そして前髪を急いで整えた。
ラミス「ファルチェ、今ので新技を見出したぞ。ファルチェ、俺のギガスラッシュをお前の刀にぶつける。
    そしてお前の真空斬りと混合させるんだ。そうすればお前の俺の真空ギガスラッシュが誕生するはず。」
ファルチェ「むむむ・・少し無茶ではあるが・・奴は強い、強すぎる。やるしかない!」
エド(兄)「こいつら何か作戦を立てているな。フッ・・何をやっても無駄だよ。私に勝てる者など存在せぬ。」

ラミス「いくぞファルチェ!」
ファルチェ「はいな!!」
ラミスとファルチェはエド(兄)を軸に走り回った。
エド(兄)「目くらましのつもりか・・・。一つ言っておくが、私は負けを覚悟で戦う事を潔しとは思わない。
      だが・・・君達の気持ちに私も誠意で答えよう!」
ラミス「ギガスラーーーッシュ!」
ギガスラッシュはエド(兄)を外れて横に通り過ぎた。
エド(兄)「フッ・・どこを狙って・・・・・・・・・・な?!」
なんとギガスラッシュはエド(兄)の後ろにいたファルチェの剣に直撃した。
ファルチェ「くッ!(凄いパワーだ!)」
ファルチェはバギマの力を持つ剣にギガスラッシュの力を持たせた。
ラミス「いけーーーーー!」
ファルチェ「真空・・・ギガスラーッシュ!!」
エド(兄)「な!?に・・・うぼあああーーーーーー!」
エドは突然の事に体が反応せず、真空ギガスラッシュが直撃してしまった。




70:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/01 22:11:35 2gmUw1LAO
エド(兄)「グ・・・・・ハッ・・・」(私に雷の耐性が無かったら・・・死んでいたな)
ラミス「まだ生きてるのか!?」
ファルチェ「だがその傷ではもう戦えないだろう。私達の勝ちだ」


71:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 01:22:16 r5CHePBg0
エド(兄)「死ねない・・私は・・まだ・・死ぬわけには・・いかない・・・死ねない・・死なん・・絶対に!!
     うわああああーーーーーーーーーーーーーーー!」
エド(兄)は最後の力を振り絞ってラミスに玉砕覚悟の特攻を仕掛けてきた。
             ダッ!
ラミス「・・・・・・・・・・・・・」
エド(兄)は息絶えた。
ラミス「すまない・・。来世で幸せになってくれ・・。」
ファルチェ「・・・・・・・・死んだ、か・・。」
ラミス「ああ・・・・・・・・。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
二人の間に生物を殺したという深い悲しみの静寂がさざ波のように押し寄せた。


ファルチェ「しばらくはここにいて修行していくか?どうやらチャモロという敵は相当の手だれのようだからな。」
ラミス「ああ。今のまま仲間達と合流しても駄目だ・・。もっと俺は強くなる・・。
    そうして時が来れば必ず仲間達と会え、必ずチャモロを倒せる。
         


            俺はそう信じてる。」


72:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 04:01:40 4HaftD3J0
とっぷりと日が暮れたレイドック地方、
レイドックの風習としてエド(兄)は敵でありながら集団墓地に埋葬されていた
そこに一つの影が降りてくる
ゲマ「エドよ、死んでしまいましたか。どうやら耐久力の低い巫女の体に転生したのが間違いだったようですね」
ゲマが両手を広げ念を送ると、エド(兄)の棺桶が地中から浮き上がる
ゲマ「いいでしょう、あなたにはまだ駒として利用価値がある。いくら私でも生き返らせる事はできませんが、進化の秘法を応用して遺伝子をたどり肉体を再生する事が出来ます・・・」
棺桶が割れ、中からエド兄の亡骸が出現した
ゲマ「ですが世の掟として、一度死んだものは蘇る事はできません。あなたはこれから亡者となり7日間だけ地上をさまよう事が許されるのです」
ゲマは腰に身につけていた刃渡り5寸はありそうな大剣を横たわるエド兄の傍に置いた
ゲマ「これは破壊の剣。呪われた剣ですが、亡者となるあなたには丁度いい」
そう告げると背を向けゆっくりと去っていく、ゲマが消えた闇から声だけが響く
ゲマ「エドよ、再び肉体が朽ちる7日後まで使命を与える。おまえを葬った憎き勇者ラミスの心臓にその破壊の剣を撃ちたてよ」
そこにはエドの死体と、不気味に光る刀だけが残された。
東の空が白み始める頃、冷えた大気を一片も乱すことなく、ゆっくりとエド(兄)の瞳が開く

73:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 04:10:02 4HaftD3J0
刃渡り5寸→刃渡り五十寸(1.5尺)
の間違いw

74:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 07:56:23 yYtHTk070
その日、陽光も高くなった頃、墓を訪れた牧師により
エド(兄)の墓から死体が丸ごと消えるという不可解な事実がレイドック城に届けられる
だが、レイドックは単なる墓荒らしの仕業と決め付け、事件として追求する事はなかった
勿論その時点ではラミスの耳にも入るはずもなく、時間だけが経過した

75:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 11:28:42 HZNpZkyhO
~2日後~
王の計らいでレイドック兵宿舎に寝泊まりしているラミスは訓練場での修行に励んでいた。
ファルチェ「腕が下がってるぞ!」
ラミス「おっと、いつも忘れちまうんだよな…」
しずか(死神の騎士)にしか剣を習った事のないラミスにとって
大人数に混じって、複数を相手にしての訓練は初めての経験だった。
ファルチェ「立ち振る舞いもまともになってきたな。」
ラミス「そうか?そろそろ一対一で戦いたいんだけど…」
ファルチェ「複数戦の足の運び、身の振り方は単騎戦でも必ず役に立つ」
ラミス「一対一で…」
ファルチェ「ましてや我流であるお前の剣は攻めばかりで防御力に欠ける」
ラミス「あの…」
ファルチェ「必殺技もいいがそこまでの運びもお粗末だ。魔法に対してもだな…」
ラミス「わ、わかった!一対一はまだ早いみたいだな!よし!頑張ろ!」


76:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 13:02:27 PLak9BK20
その夜
ラミス「ごちそうさま!」
ファルチェ「おかわりはいいのか?」
ラミス「いやーもうおなか一杯だよ、あんまりうめーんで10杯食ったぜ。ファルチェ、おまえ剣だけじゃなく、料理も上手いんだな。」
ファルチェ「そうか口に合ってよかった。1人暮らしをしてるとな、炊事の腕は自然と身につくものだ」
ラミス「おまえ、いつでも嫁に行けるよ。いい嫁さんになりそうだよな」
ファルチェ「そ、そうか。えーコホン、今日の修練、中々ものになっていたぞ。流石勇者だ、上達が早い」
ラミス「…」
ファルチェ「どうした?」
ラミス「でも剣士の中で俺が一番下手じゃん・・・」
ファルチェ「彼らはレイドック選りすぐりの魔法剣士達だ、気に病むことはない。」
ラミス「でもなぁ、剣の腕は自信あっただけに、ちょっとショックだなぁ」
ファルチェ「今までは生まれつきの反射神経と必殺技に頼り切ってたという事だな、基本を身につけるいい機会ではないか」
ラミス「まあな、実戦しか知らないおれは退屈でしゃあないけど、俺の実力が伸び悩んでたのも、このへんにありそうだしな。」
ファルチェ「うむ、滞在期間中、できるだけ学んで行くといい。決して無駄な時間は過ごさせない」
ラミス「サンキュー」
ファルチェ「さあ、明日の修練も早いぞ、もう寝た方がいい」
ラミス「えー夜はこれからじゃんか、トランプしようぜ」
ファルチェ「い、いや、私は城の巡回の仕事があってな。すまないが」
ラミス「ちぇっ、じゃあな、おやすみー」
ファルチェ「ああ、また明日な」

77:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 15:39:40 E5gxrvwV0
ラミス「さて、寝るか。しかし暑さは真夏だから仕方ないとして湿気が凄いな。それになんか風が生臭いし、というか腐った肉のような臭いが・・・」
*「ヒュ~ドロドロ、口惜しや~」
ラミス「ん?誰かいるのか?」
*「・・・・」
ラミス「なんだ気のせいか・・・寝よう。」

78:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 17:22:41 xnst9CVmO
その頃・・魔界城

数分前にチャモロの部屋から轟音が聞こえた為、ハッサンは急いでチャモロの元へ向かった。
ハッサン「チャモロ様!?何があったのです??」
チャモロ「ハッサンさんか・・・ゴメン、D・エドに逃げられちゃったよ。」
ハッサン「逃げられた?チャモロ様が見張っていたのにそんな事が・・・」
チャモロ「油断してたよ、ゲントの技術がD・エドに破られるはずがないってね。結果がコレさ・・・・」
チャモロの部屋は見るも無惨な姿になっており、チャモロ自身も相当傷ついていた
ハッサン「D・エドにそこまでの力が・・・・?」
チャモロ「アイツは裏で裏で色々してたからね、驚く事でもないさ。問題は何処に行ったかだよ。脱走する程の事情って、何なんだろうね」

79:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 17:40:33 HZNpZkyhO
父親が国王の宰相となり城に自室を持つことになったファルチェ。
王国軍に身を置かずとも国を守った英雄とされ兵の指導もこなしていた。
そして勇者と別行動をとっている無力感から自分の役割を求め自ら進んで見回りを始めたのだった。

ファルチェ(なんだろうこの気持ちは…ラミスといると心をつかまれたように苦しくて…)
見回りをしながら考え事をしていたファルチェ。夜空を見上げる。
ファルチェ(…でも、悪くない。この気持ちをなんと呼ぶのかな…)

一方でユウカ達はラミスの行き先がわからないまま
伝説の武器の情報を得る為にトルネコの居るレイドックを目指していた。
こうして偶然にも仲間達がレイドックに集うことになるのだった。

80:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 18:08:20 qY+t3GNy0
トルネコ「ネネよ、今日のメシは何だ~?」
ネネ「今日はあなたの大好物のミートスパゲッティー、ハンバーグ、ピザ、シーザーサラダよ。」
トルネコ「うひょーー!やったぞーーーー!は・や・く!は・や・く!」
トルネコはフォークとナイフをチンチン鳴らしている。
ネネ「全く・・いつまでたっても子供なんだから~。」
トルネコ「うほほほほーーーーーーー!ハンバーグ!スパゲティーーーーーー!うほほほほーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!」
暖かな空気が流れる。それはまるで妖精界の蜂の舞踏会のようだ。


81:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 18:47:50 HZNpZkyhO
<レイドック北のプーアル草原>
草原に佇む大木の元に一つのキャンプがあった。テントからは光と声がもれている。
ユウカ「天空の武器かぁ…どこにあるんだろ」
ミラ「天空っていうんだから天空界にありそうね。ロトの装備品もあるのよね?」
クリフト「天空にロト、伝説だと思ってたけど勇者がいるんだから本当にあるんだろうなぁ」
ユウカ「トルネコさんは伝説の武具を探して不思議のダンジョンを探検してるんだよ」
ミラ「とりあえず手掛りはトルネコさんだけなのよね、レイドックまであとどの位?」
クリフト「早ければ明日の夜には着くんじゃね?邪魔が入らなけりゃ」
ユウカ「ここら辺の魔物はそんなに強くないし大丈夫だよ」
ミラ「あーフカフカのベッドで寝たいなぁ…ラミスは元気かなぁ…」
クリフト「ったく何処にいるんだろうなあいつ!」
ユウカ「…クリフトが飛ばしたんだよ…」


82:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 20:03:46 qY+t3GNy0

トルネコ「この伝説のロトの装備をラミスさんに・・・。
     この伝説の天空の装備をユウカさんという方に・・
     この伝説の賢者の装備をクリフトという方に・・。
     私の努力は無駄にはならなかったようだな。有難う、感謝しています。カバリー様・・。」


83:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/02 23:34:22 YjrdZLio0
~3日後朝~

ちょっと遅刻しそうな時間を小走りに修練場に向かうラミス
ラミス「ん?なんか外が騒がしいな、兄ちゃん何かあったのか?」
城兵「ラミス殿、町外れの民家で幼い子を含めた一家全員が惨殺されたようだ」
ラミス「マジで?このへんも物騒だな、そんな最悪な強盗早く捕まえちゃえよ」
城兵「それが金品はそのままなので強盗目的ではないようだ、それに被害者の死因が・・・」
ラミス「死因?」
城兵「家族5人全員、体中から血液が全て無くなっていた」
ラミス「・・・・匂うな、魔物の仕業だ」
城兵「それは確実なようだ、被害者の首に残っていた歯形からはまだ種は特定できないが。」
ラミス「俺にも何かできることあれば手伝わせてくれ」
城兵「いやファルチェ殿の客人に甘えるわけにはいかん」
ラミス「あんまり気を使うなよな、魔物退治は俺の仕事だし」
城兵「かたじけない、ではっ」

84:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 03:33:52 Z4IFZddS0
エド兄「駄目だ、この程度では足りない。私の体が完全に動くにはまだ生き血が必要だ、ラミス・・・・ロトの勇者よ待っていろ。1人では死なんぞ、私はおまえを抱いて地獄に落ちる。

85:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 06:15:18 cSdpGeS60
ここは魔界の70%を締める森の奥深く、魔界においても長きに渡り、生ある者の往来なき秘境。
地理的には『深樹峠』と呼ばれる場所である
そこの一つの洞窟には現在、敗残したバルザックをはじめ、オルゴ残党軍が隠れ潜んでいる。

数十万と居たオルゴ兵も、チャモロの策にかかりオルゴが捕獲されてからというもの
勢いに乗ったハッサンの指揮するチャモロ隊に追い詰められ、壊滅した。
僅かに残る残党兵が追っ手を振り切り深樹峠に逃げ込んだ時には、
バルザックを含めた僅か7名になっていた。

メッキー(キメラ)「バルザック様、敵司令官ライアソの各地の掃討戦は執拗を極めております。
            このままではここも、いつ見つかるか・・・」
バルザック「そうだな、頃合いを見て更に奥に場所を写すか」
ウェノン(デスセイレス)「出て戦いましょうよ、捕まったオルゴ様が心配だもの」
バルザック「無駄な戦いは絶対に避けねばならん。敵軍の緊張が緩む時を待つんだ。
        それから地道な偵察を続けオルゴ様の身柄の拘束場所を探し当て、救助する。」
ウェノン「いつまで待つのよ!その間、オルゴ様死んじゃったらどうすんの!」
メッキー「こらウェノン、バルザック様に向かって失礼だろうが!」
バルザック「今は待てとしか居えない・・・今動くには、我々はあまりにも無力だ・・・」
ウェノン「・・・・ごめん、ちょっと頭に血が上ってて・・・」
メッキー「いやぁ、別に怒ってないよ」
ウェノン「あんたに謝ったんじゃないわよ!」

86:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 07:25:08 VtpR2L3A0
トルネコ「しかし不思議のダンジョンでは、伝説の装備しか見つからなかったぞ
あの4人の武器は何れも現世に存在するようだ、天空の剣は世界樹に、ロトの剣はアレフガルドに、
そして賢者の武器と踊り子の武器は、よくは知らんが地球のヘソと呼ばれる場所にあるという」

87:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 09:01:54 NdHGQumEO
ヤンガス「あれ、トルネコの親方…なんか事件に巻き込まれたって聞いてきたんですが…」
トルネコ「一家惨殺事件のことか?いや~お隣で事件とはびっくりしたよ」
ヤンガス(>>82紛らわしい事言うなぁ…)

88:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 09:29:20 /ZRk6NbB0
魔界城

ハッサン「自由になったD・エドは、捕虜のオルゴの救出に向かうでしょうな」
チャモロ「オルゴのいる場所を知らないでしょ。それにD・エドが逃げる時、僕がかなりの深手を負わせたから当分動けないと思うよ。」
ハッサン「D・エド程の者ならベホマで回復するのでは?」
チャモロ「攻撃の時、ゲントの毒をかけておいたので、ベホマで傷が埋まっても当分痛みと体力の低下に苦しむので、満足に動けないと思う」
ハッサン「そうでしたか(不意打ちを受けてもここまでの反撃をするとは恐ろしい方だ)、では遠くには行けますまい、探し出して捕らえますか?」
チャモロ「いや、あいつは逃げ足だけは速いんだ。僕の攻撃で殆ど致命傷の状態から、瞬間移動で逃げたからね。1人だったら宇宙の果てまでも逃げちゃうんじゃない?」
ハッサン「すると魔界の対抗勢力や、地上の勇者と接触でもしたら・・・」
チャモロ「大丈夫でしょ、魔界には対抗勢力はあっても、戦力的には殆どゼロだし。勇者はハッサンも知ってると思うけど、昔の世代と比べて弱いもんね」
ハッサン「そ、そうですな。魔界はもうすぐ我々が掌握します、恐れるものはありませんからな」
チャモロ「あとはゲントの術の完成させるだけ。順調だね」
ハッサン.。o(しかし、本当に安心していいのだろうか。なぜか胸騒ぎがする)

89:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 12:17:16 0IaZW6kw0
D・エド「やはりあの液体は毒だったか。キアリーも効かぬ、自然治癒を待つしかないのか。うう、苦しい、魔界は危険だ、次元を移動しなくては・・・せめて地上に・・・ ・」バタリ

90:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 14:32:46 0azfRyve0
一家惨殺された民家にて
83の城兵「うーん、やはりこのへんの人を避難させたほうがいいんスかね」
兵長「どうかなあ、俺はそのほうがいいとおもうんだけど・・・」
城兵「はやくしたほうがいいスよ、現場の判断でいきましょう」
兵長「もし間違ってたら怒られるの俺じゃん」
城兵「被害が広がってからじゃ遅いんですよ」
兵長「広がらないかもしれないじゃない」
城兵「殺人鬼捕まってないじゃないですか!」
兵長「人を殺して満足して、もう二度とやらないかもしれないじゃない?」
城兵「そうか・・・・ってやっぱり最悪の事態を想定しましょうよ!」
兵長「めんどくさいなぁ、みんなに夜は戸締りするように言っとけば殺人鬼入ってこないでしょ」
城兵「えー・・」
そんな感じで日は暮れて行くのであった

91:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 15:13:40 zoAJrQw70
トルネコ「事件が事件だけに気になるわい、犯人はもう逮捕されたのかのう、物騒な者を野放しにしてるようでは、おちおち寝れんのう

92:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 16:01:56 XHhqjcDQ0
そして夜になった

93:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 18:04:54 1NE0fDF+0
おわり

94:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 19:16:53 UT86pq0A0
ラミス「(´д`;)」

95:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 19:43:02 HHvoxhyKO
それは世界の終わりだった――
が一瞬で再構築された為、誰も気付かなかった。D・エドを除いて


D・エド「やはりマスタードラゴン様とルビスの死により、世界が衰弱しているのか。もう時間が無い・・・・大戦も近いし、急がなければ・・・」
D・エドはゲントの毒で苦しみながらも、立ち上がった。自分の使命を果たすために――

96:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 20:06:19 jccey1Th0
D・エド「私はもうゲントの毒に侵され続け、いずれ死んでしまうだろう・・。
     その前に私の体に眠っている・・私の力を数百倍にも跳ね上げているこの、霊光玉を・・ラミスに託す・・
     ・・それで奴を・・チャモロを・・倒してくれ。」


97:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 20:08:15 y6y0eicJ0
D・エド「まずはホイミン様に知らせねば・・・」
D・エドは激痛に耐えながらも次元の狭間にワープした

98:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 20:26:34 jccey1Th0
D・エド「ァ・・あ・あ・・・あ・・あ・・・・」
そこに待っていたのはホイミンの無残な姿だった。


99:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 20:29:39 37azmI810
ゲマ「ホーッホッホ、やっと来ましたか、D・エド。わけあって狭間の世界は使わせてもらってます。このじいさんは邪魔だから殺しましたがねw

100:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 20:52:12 NdHGQumEO
D・エド「あなたは…よくもホイミン様を!」
ゲマ「見た所手負いのようですね、完全なる身体を手に入れた私の敵ではありませんが…」
D・エド(…いかなる時も冷静さを失ってはいけない…そうホイミン様に教わったのだ)
ゲマ「怖じ気付いたのですか?無理もありませんが」
D・エド「訂正はしませを…ここは退かせてもらいます」ヴンッ!
ゲマ「ふふふ…あのD・エドさえも脅えるこの力…振るうのが楽しみです」

時空転移により次元の狭間から人間界に来たD・エド。
D・エド「逃がしてくれて助かった…まさかホイミン様が…それにあれが妖精の祭壇に封印されていたゲマか…」

101:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 21:12:00 jccey1Th0
D・エド「ここはどこかな・・・。」
ファルチェ「うむむ?」
ラミス「ん!?あ・・おまいはダークエド!?どうしてこんな所に!?顔色が悪いじゃねーか!?・・ベッドに連れて行くぞ!」
D・エド「これは良い所に空間翔転移したものだな・・ありがたい・・。」
ラミスとファルチェは宿屋のベッドに運んだ。
D・エド「実はチャモロに捕らえられてしまってな・・。そして・・ごフォッ!ごほっ!
     傷自体は回復できるんだが・・ちとやっかいな毒を盛られてな・・。
     その名もゲントの毒じゃ・・私はもう後も短い・・そこで、私の力の源、霊光玉ををお前に託そうとここへ来たわけだ・・。」
ラミス「そんな・・もう後が無いって・・くそっ・・チャモロの野郎!!
    それに霊光玉って・・・。」

102:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/03 22:12:15 HHvoxhyKO
D・エド「ところでここは?」
ファルチェ「レイドックだ。知らずに来たのか?」
D・エド「色々ありましてね。レイドックなら確かトルネコさんの家がありましたよね?連れていってくれませんか?」
ラミス「あ、ああ。しかしトルネコに 何のようだ?」

トルネコの家
トルネコ「ムニャムニャ・・・もう食べれない・・・」
ドカンッ!!!
トルネコ「な、何だ!?」
ネネ「強盗、強盗よあなた。」
D・エド「夜分遅く失礼します。薬が欲しくてね。貰っていきますよ」
そう言いながらD・エドは高価な薬草や薬を手にとっている
トルネコ「それは非売品だ!!」
D・エド「すみません、時間がないのです」
D・エドは薬を一通り集めると全部一気に食べた
トルネコ「ああああああああ!!!!!せっかく・・・・せっかく集めたのに・・・・」
D・エド「ふぅ・・・なんとかゲントの毒を弱める事ができたか。トルネコさんが近くに居て助かりました。ここまでレアな薬は天界にもありませんからね。後は自分で何とかします」
ラミス「酷いな・・・・」

103:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 01:57:22 2ohX5/AjO
トルネコ「店の修理代も含めて代金はた~っぷり払ってもらいますからね!!」
D・エド「・・・・・・・・・・」バタラミス「D・エド!!大丈夫か!?」
ファルチェ「安心しろ、ラミス。気絶しているだけだ」
トルネコ「じゃあお代はラミスさんに払ってもらいます」


104:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 02:10:34 GY4B3sMI0
D・エド「さてと・・毒も弱まった・・・霊光玉授与の儀式を始めるとしますか。表へ出るがいい。ラミス。」
ラミス「ああ・・・・。」
D・エド「さて始めようか・・。はあああおおお・・・・・」
D・エドは自分の体の中から光る玉のようなものを取り出した。
D・エド「これは莫大な力を込められた魔力の塊だ・・。これを手にした者の力を数百倍に上昇させるのだ。これをお前に託す・・。」
ラミス「これを手にすれば俺はもっと強くなれるのか・・。」
D・エド「ああ、そうだ・・。しかし、これを受け入れるには相応しい器が必要だ。
    自分のものにするまでには恐らく大変な苦痛を伴うだろう。それでもやるか・・?」
ラミス「ああ!もちろんだ!これくらいの苦痛に耐えねえとチャモロには勝てねえ!やってやるぜ!」
D・エド「ではいくぞ・・。」
D・エドは霊光玉をちからいっぱいラミスの腹にねじ込んだ。
ラミス「グオッ!!!・・・・・・!体の中に入っちまった・・。」
ラミス「ん・・・・?どっこも痛くねえぞ?どうなってんだ?」
D・エド「・・・・・・・・・。」
D・エドは変わらず真剣な眼差しである。
その時突然ラミスの全身に激痛が走った。
ラミス「ぶはっ・・・・!おろろろろ!!ぐはっ!!ぜえ・・・ぜえ・・・・・!これか・・・」
ラミスはいきなり嘔吐し、吐血した。
ラミス「くっ・・・!こんな痛みに・・どのくらい耐えれば・・良いんだ・・・ぐあっ・・!」
ラミスの額、腕から血が飛び出た。
D・エド「お前次第だ・・。私は半年近く掛かったな・・。」
ラミス「半年だと・・・!?ぐあっ!!うああああああ!!!おうえっ!ごほっ!!げはっ!!」
ラミス「こんなとこに居たんじゃ集中できねえ・・げほっ!山ごもりしてくるぜ!!」
ラミス「けっ!ぬおっ!!うあああああああああああ!!」
ラミスは山に向かって走り去って行った。
ファルチェ「本当に大丈夫なのか・・。かなりやばそうだ・・。」
D・エド「安心しろ。私がラミスを木から見守る。危なくなったら止めさせるさ。」
ファルチェ「そ・・そうか・・。頼むぞ・・。」
D・エド「ああ!まかせろ。」
D・エドもラミスを追って走り去った。



105:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 07:12:21 qgSEye7CO
D・エド「ああ、言い忘れていました」
ファルチェ「なんだ?」
D・エド「数百倍なんて物語のバランスが崩れますからね、力を発揮出来るのは一度限りです」
ファルチェ「その話はラミスにするべきでは…」
D・エド「その為に辛い思いをするんです。ラミスならやめかねない、黙っておきましょう」
ファルチェ「………」

106:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 07:26:15 gi4CRgzK0
ラミスは森を走っている
ラミス「ぐおおおおおおお!苦しい~!だが力があふれ出してくる!走らずにはいられん!」
ラミスは木々を次々と薙ぎ倒した
ラミス「ぬあああああ!」バキバキベキバキ!「気を触っただけで!なんてパワーだ!」
ラミスの前にエド(兄)が現れた
エド(兄)「見つけたぞ勇者ラミス!死に土産にこの破壊の剣で貴様を・・!!!??なに?」
ラミスは突進してきた
ラミス「グわああああ!!どけどけどけ!俺に近付くと死ぬぞ!早く逃げろ!」
エド(兄)「ヒ?!ヒイイイイイイィ!!」
エド(兄)は逃げようとしたが時既に遅く、ラミスの霊光パワーに中てられて粉々に砕け散った

107:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 10:48:34 hBH5aFf20
その日の夜、森の中は人間とも野獣とも言えない不気味な叫び声が響いていたそうな

108:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 11:22:24 qgSEye7CO
エド兄ゾンビ「うう…核が破壊されなくてよかった…」
エド兄は7日間の制限付きで肉体を再構築された時に命の代わりに核となる物を
埋め込まれており核が破壊されない限りは何度でも再生できるのだった。
エド兄ゾンビ「期限までまだ時間がある…それまでに街で生き血をすすり力を蓄えさせてもらおう」
こうしてエド兄は決戦の日、7日目までの間レイドックの民衆を震えあがらせることになるのである。
そして今、時を同じくしてユウカ達もレイドックへ到着、トルネコの家へと向かっていた。

109:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 11:56:04 dxxsgleb0
ユウカ「トルネコさんの家、このへんだったと思うけど・・・」
クリフト「おいおい、こんな夜中近くに尋ねるのもなんだから、今日は宿をとって明日の朝行こうぜ」
ミラ「それがいいかもね、道具屋さんって朝が早いからもう寝てるだろうし」
ユウカ「うん、じゃあそうしよっか」
クリフト「しかし、レイドックって賑やかな街って聞いたけど、なんか辛気臭いよな」
ユウカ「うーん、そうだよね。昔はそんな事なかったんだけどね、治安悪くなったのかな」
ミラ「どの家も雨戸を閉め切っちゃって、外の人を拒んでる感じ」
クリフト「俺こういう街嫌いだな、さっさと伝説の道具とか貰ったら帰ろうぜ」
ユウカ「ん?」
クリフト「どうしたの?」
ユウカ「いま誰か笑わなかった?」
クリフト「え?いや笑ってないけど?」
ユウカ「いやあっちの方から・・・」
ユウカ、不思議そうに後ろの暗闇を指す、振り向くクリフト。
しかしそこには月明かりも当たらぬ街角の闇しかない。
クリフト「おいおい、怖いこというなよ、誰もいねえよ・・・」
ユウカ「おかしいなあ」
ユウカ達が立ち去った後、闇からあやしい影が現れた
エド(兄)「ふふふ、ユウカ様、美しくなられた。やはり醜いロトの勇者とは根本が違うようだ。
      私にもツキが向いてきたようだ、
      美しく聡明な天空の勇者様までが私のものになって頂ける。」
微笑を絶やさないエド(兄)の口元から血が滴り落ちた

110:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 17:38:31 qgSEye7CO
宿内の酒場で遅い夕食をとっていると警官が駆け込んでくる。
警官「たっ大変だ!またやられた!」
店主「なんだって!?こりゃ大変だ…戸締まりの確認をしてくる!」
ユウカ「モグ…何の騒ぎかな?」
ミラ「ただ事じゃなさそうね…ムシャ」
クリフト「ングング…っぷはぁ!俺が聞いてくるよ…すみませーん」
警官「旅の方か?ここ数日ここらに吸血鬼がでるんだ、気をつけてくれ」
クリフト「吸血鬼?魔物の一種だよな?退治出来ないのか?」
警官「退治したいのはやまやまなんだが姿を見たら最後、って有り様でよ」
クリフト(そんな強い魔物が街中に…なんかにおうな…)
ミラ「きゃあ!お肉が焦げてるわ!店長さん急いでたから火を消し忘れたのね」
クリフト「焦げた臭いだったか…におうと思ったぜ」
警官「臭いといえば…現場にはいつも肉の腐った臭いが残っているんだ」
クリフト「吸血にアンデッド…どんな奴だ?用心しておく必要があるな」

111:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 18:37:58 10VnwQhL0
トルネコ「今日はいやに蒸しますね、窓をあけよう」
ネネ「駄目だよ、殺人鬼が外にいるらしいじゃないか」
トルネコ「ああ、おとなりさんの・・・そうか、怖いねぇ・・・」
ネネ「ほんとにここも物騒になったよねえ」
トルネコ「仕事が一段落したら、田舎に引っ越しませんか」
ネネ「それもいいかもしれないねえ」
トルネコ「今より生活が苦しくなるけど、いいですか」
ネネ「何いってんだい、わたしはあんたに付いてくよ」
トルネコ「馬・・・」
ネネ「なんだい、馬って」
トルネコ「今、馬が庭を抜けていきました」
ネネ「近くが草原なんだから馬ぐらいいるだろうさ」
トルネコ「空中を浮いてましたよ」
ネネ「なんだって?」
ネネも立ち上がって庭を見た
ネネ「どこに居るんだい?」
トルネコ「そこを・・ビューンって飛んで逃げていきました」
ネネ「そこって地面に血が落ちてるじゃないか!」
トルネコ「血・・・」

112:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 19:36:22 dXRYbpah0
5日後の朝になった、ラミスはまだ帰ってこない

113:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 19:56:35 6W+U1yL40
トルネコ「そうだ、そうだよ。昔うちに来たアルバイトの馬が居ただろ、確かエドとか言った。あいつだよ!」
ネネ「ほんとかね、エド弟君かい?しかし変な名前だよ」
トルネコ「そっくりの双子の兄さんがいるから区別してもらう為に弟と呼んでもらってるらしいよ」
ネネ「それにしても、うちの庭を通ったんだから挨拶くらいして行けばいいのにね。まったく最近の馬は・・・」
トルネコ「急いでたみたいだからね。」
ネネ「どうして急いでたんだい、こんな夜中に」
トルネコ「さあ~」

114:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 20:05:16 YLEQ2Xeu0
ラミスは有り余る力の影響で完全に衰弱していた。
ラミス「ヒー・・・ヒュー・・・ヒュー・・・・」
ラミス「・・・・・・・・・・・・。」

115:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 20:18:46 6W+U1yL40
エド(弟)は今、天空城の自宅に住んでいた
 パリン
エド(弟)「はっ?」
 掃除をしてる最中、誤ってエド兄の使っていた茶碗を割ってしまったのだ
エド(弟)「・・そうか、兄さんが天空城を追放されてから、もう一年近く経つのか・・・
      敵に寝返った馬鹿な兄さん、今何してるんだろう。茶碗が割れるなんて縁起でもない。
      自分が悪いって気付いてくれたら、天空城に帰ってきてほしいな、
      世界でたった一人の兄弟なんだし、罪ならそれからでも償えるよ・・・」

116:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 20:51:13 YLEQ2Xeu0
エド(兄)「うお~~~・う~・・・・お~~~・・・あと2日しか時間が無い。早くユウカを襲わなければ・・ぐへへ!!愚ヒヒヒヒヒヒヒーーーーーーーーーーーーーーーーー!。」

117:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 21:27:59 ZLdLW40L0
この夜、また被害者が出たのだ
警察「なんてこった、これで20人目か。最初の頃と違い、若い女性ばかり狙うようになったな、未来のある若い娘さんを狙うとは、悪魔め。

118:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 21:34:50 2ohX5/AjO
D・エド「やはりもう限界か・・・・」
そう言うとD・エドは倒れた。
いくら高価な薬を飲んだとしても、ゲントの毒が完全に消える事は無い
あれはただのその場しのぎだったのだ。さらに力の源である霊光玉もラミスに譲った今、D・エドの死は避けられなかった
D・エド「ハハ・・・体を動かすもう魔力も尽きちゃいましたか・・・」
もはや死を覚悟したD・エドの前に、一つの影が近づきつつあった

119:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 21:37:39 YmO4t3O00
マスタードラゴンの意志を告いだD・エドは、毒なんかで死ぬわけない
がんばれ、がんばるんだD・エド!

120:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/04 21:54:36 b9W+KReP0
エド兄「くくく、いいぞ生前よりずっと速く動ける。体中の組織は腐り果てて行くが、筋力を補って有り余るほどの気力が満ちている。これなら勝てる!

121:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/05 09:45:01 yA/kdz3W0
ユウカ「こんにちわー」 クリフト「っちぃっす」 ミラ「はじめましてー」
ユウカ達はファルチェの自宅によった後、トルネコのうちに来ていた
ネネ「あら、誰かとおもったらユウカちゃんじゃない」
ユウカ「わー、ネネさんお久しぶり~」
トルネコ「元気だったか?そうそう、君達に渡すものがあるんじゃよ」
ユウカは伝説の武器の場所を記された地図を手に入れた
ユウカ「え?あ、ありがとう!でも、どうして私達が強い武器を探してると知ってたんですか?」
トルネコ「この前天空の使いという者が現れてな、何れ勇者一行が尋ねて来る時までこれらの武器を探しとくようにお願いされたんじゃ」
ユウカ「天空城の人・・・誰だろう・・・、いつごろですか?」
トルネコ「丁度10日前かのう。」
ユウカ「私がマスドラ様の声を聞いた次の日・・・、あれは夢じゃなかったのかしら」
トルネコ「どうしたんじゃ?」
ユウカ「ううん、いいの。本当にありがとう!あまり持ち合わせないけど、いくらかお礼させて」
トルネコ「ほっほっほ、いいんじゃよ。本当はその武器を探してやりたかったんじゃが
      生憎と地図しか手に入らんでのう。わしは武器屋じゃ、武具以外で金は取れんよ」

122:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/05 16:48:37 WAdeDz1QO
ファルチェ「トルネコ、邪魔するぞ。ユウカはいるか?」
ユウカ「あっファルチェさん!もういいの?」
ファルチェ「ああ。元よりそのつもりで準備していたからな」
トルネコ「何の話だい?」
ミラ「ファルチェさんも一緒に来てくれる事になったのよ」
ファルチェ「まだ未熟な身ではあるが何か役に立ちたくてな」
クリフト「女三人に俺一人…ふへへ」


123:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/05 17:14:52 pJJ3G77X0
ユウカ「でも、ラミスは本当に大丈夫なの?」
ファルチェ「ああ、D・エドが付いているので安心だ。パワーアップして帰ってくる」
トルネコ「え・・あ・・・」
何か言いたそうなトルネコに、ファルチェはそっと目配せを送る
ファルチェ.。o(ユウカに心配をかけたくはない、ラミスが今生死を賭けて霊光玉の儀式を行っているなど、どうして告げられよう)
クリフト「あの野郎、折角合流できると思ったら、どっかに行ってんのかよ」
ミラ「仕方ないじゃない、私達がここへ来るなんて知らなかったんだから」
ユウカ「強くなって帰ってくるんなら、私達も足手まといにならないように修行しないとね」

124:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/05 19:05:28 pesfh+lT0
ネネ「そういや昨日、エド弟君がうちの庭に来たよ。」
トルネコ「そうじゃそうじゃ、急いでたみたいで、通り過ぎただけだったが、あれは確かにエド君じゃった」
ユウカ「エドの弟の方?おかしいな、もう天空に帰ったはずだけど」
ファルチェ「・・・・」
トルネコ「暗かったからよく分からんかったが空中を浮遊してたから地上の馬ではなかろう」
ユウカ「天空馬っていうのはエド弟だけじゃないのよ、D・エドも今は人だけど元は天空馬だし。それに弟と言うだけあって、ちゃんとお兄さんもいるし」
トルネコ「兄君が居るのは弟に聞いた事あるぞい」
ファルチェ「ユウカ・・・ちょっと・・・・」

 ファルチェは、トルネコの家に訪ねて来たジパングの巫女が転生したエド兄であったという事
 そしてそのエド兄を倒した事を告げた

ユウカ「・・・そう」
トルネコ「なんと、あれがエド君の兄君じゃったとは・・・」
ファルチェ「すまない、ラミスと私の二人がかりでも敵わぬ戦闘力だった。生け捕りなどできるはずもなく、倒すしかなかった・・・」
ユウカ「ううん仕方ないよ。それに彼は罪人だし、何れ天空城によって裁かれ死を待つ運命だったから」
ネネ「エド弟君は兄の事で、また地上に降りて来たのかね」
ファルチェ「兄の死をまだ知らないのなら、早く知らせてやらないとな」
クリフト「待てよ、天空馬がエド弟って奴だけじゃないのなら、トルネコさんが見たのがエド弟って確証はねえだろ」
トルネコ「そうじゃな、顔が似てたから、てっきりエド弟君と思ったんじゃが・・・」
ユウカ「まぁ、地上に居たらそのうち尋ねてくるよね」
トルネコ(あの馬を見たのは、吸血鬼の被害者が出たのと丁度同じ時刻じゃが、まあ偶然じゃろうの)

125:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/05 19:59:19 kc8ybARq0
ラミス「うぎゃあーーーーーーーーーーーー!!!」
ラミスは疲労と激痛で満足に動けない。ラミスは洞窟の中で横たわる。
ラミス「くそ・・これまでなのか・・。のどかわいたなあ・・・。水飲みてえ・・。」

126:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/05 20:00:02 tu1bQ0P90
ユウカ「エド(兄)の埋葬場は分かる?」
ファルチェ「ん?あ、ああ。敵兵なので無縁仏として埋葬したが、場所は分かる」
ユウカ「そう、よかったら場所を教えてもらえないかな」
ファルチェ「亡骸を故郷に返したいのか?」
ユウカ「ううん、天空人の罪人は死体さえも天空城に帰ることは許されてないわ。
     エド(弟)の為に埋葬されている場所だけは知っておきたいの」
ファルチェ「そうか、では今から案内する」
ユウカ「ありがとう」
クリフト「俺も暇だし付いていくか。しかし天空城ってとこも随分とお堅いんだな
     罪を犯したら追放かよ、償わせる事ってのを知らないのか」
ユウカ「・・・」

127:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/05 21:08:54 WAdeDz1QO
ユウカ「そういえばエド弟は前スレでM・エドの名を受け継いだの、これからはそう呼んであげて」
ファルチェ「エドの名を持つ者は何人いるんだ…わかりにくいな」
ユウカ「エド兄が亡くなったなら今は二人ね。つまり…
   エド弟→新しいM・エド
   前のM・エド→D・エド
   という事になるの。わかった?」
クリフト「うーん…こういう不明な所は>>1にある雑談スレで聞けばいいのか?」
ユウカ「うん。紛らわしい事もあるから>>1の雑談スレも活用してね」
ミラ「そうね。>>1の雑談スレなら感想も書き放題だしね」
クリフト「しつこくてすまん、宣伝も終わったしそろそろ話を戻そうか」

128:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/05 21:53:45 cgm1fEZY0
トルネコ「なんと、そうじゃったな。うっかりしとったわい。」

129:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/05 22:15:21 WAdeDz1QO
レイドックの外れにある集団墓地は一般人と兵士によって敷地が区切られており
エド兄の墓石は兵士側、名もない墓石ばかりが並ぶ無縁仏の中に立っている。
ファルチェ「敷地に入る前に…安息の時を過ごす者達に祈りを…」
ユウカ達もファルチェを真似て黙祷を捧げる。
ファルチェ「さぁ行こう。エド兄の墓は奥の方にあるんだ」

130:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/05 22:24:36 0MfA+kFj0
クリフト「しかしなんで、天空城のそんなに地位の高い馬がゲマなんかに仕えたんだ?」

131:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/05 23:37:05 fJYWkXzLO
ユウカ「エド(兄)は元から自分勝手な考え方や、欲が強かったのよ・・・・天界人としては未熟だったのよ。そこをゲマに利用されたのだと思う」


132:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/06 01:04:59 i5E7zbsFO
ファルチェ「あいつは仲間を裏切ってゲマについたんだ…」
ユウカ「エド兄はエド弟と比較されて育ったせいか劣等感に脅えていたの」
クリフト「それで誘惑に負けちまったのか…俺もだけどよ、やり直せたのにな」

133:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/06 04:43:10 5q8Bww5W0
ミラ「きっとエド(兄」)って人は、仲間にめぐまれなかったのね。誰でも一度は過ちを犯すのに・・・」

134:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/06 08:45:29 i5E7zbsFO
ユウカ・ファルチェ「………」
ミラ「あっ仲間ってユウカ達じゃなくてね、育てられた頃の話よ」

135:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/06 09:12:10 QOJTfWZ00
4人はエド(兄)の墓に向かう途中、葬儀に参列したと見られる喪服の一団とすれ違った
クリフト「誰か死んだんだろうな、ああいうの見ると悔やんでしまうな、死ぬ前に俺が居れば回復魔法で治してやれるのに」
俯きながら歩いていく人々を見ながらクリフトが漏らした
ミラ「病気や老衰だったら、ベホマでも治せないよ・・・」
クリフト「だよな、神官になって分かったけど、回復魔法って外的な傷しか治せない。万能じゃないんだよな」

136:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/06 09:30:38 8oT64Wms0
葬儀集団の最後尾に居た1人の老人が歩みを止める。
牧師「これは、ファルチェ殿ではござらぬか」
ファルチェその男に気付き一礼する
ファルチェ「牧師様、ご無沙汰いたしております。」
牧師「戦争も無いのに悲惨な世の中だ。また幼き命が失われたよ」
ファルチェ「ああ、例の吸血鬼の被害者ですか」
牧師「そうだ、死者を見送るには相応しい天気だが。こう理不尽な殺人ばかり続くと気が滅入る」
悲しそうに空を見つめる牧師

137:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/06 10:58:37 uwMIjaTJ0
ファルチェは4人を牧師に紹介し、牧師を含めた5人は、エド兄の眠る墓標まで歩いた
ファルチェ「はい、私は軍を抜けた身で表立って行動できませんが、父によく伝えておきます、
今後は軍と警察が連携を取って全力で事件解決に向かうと思います」
牧師「それを聞いて安心した。一刻も早く城下の人々を苦しみから解放しなければならぬ」
ファルチェ「はい、御心中お察しします。」
牧師「ところで、今日も戦没者の参拝か」
ファルチェ「いや・・・・軍とは無関係の者ですが、敵として葬った嘗ての戦友の霊魂に、遺族の代表と共に花を手向けに参りました」
牧師「ほう、色々と事情があるようじゃが、私もその魂に言葉を贈らせてもらおう」
ファルチェ「ありがとうございます」
クリフト「天界とは宗派違うんじゃ・・・」
ミラ「しっ!いいのそういう事は、気持ちの問題だから」

しかし一行が訪れた先に、エド(兄)が眠るはずの墓標ははなかった。
エド(兄)が生者としての務まりを終えてから6日後の事だった。

138:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/06 11:00:09 uwMIjaTJ0
訂正(一番下)

エド(兄)が生者としての務まりを終えてから6日後の事だった。
 ↓
事実を知ったのは、エド(兄)が生者としての務まりを終えてから6日後の事だった。

139:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/06 12:36:49 npcbLTLY0
ファルチェ「これは・・・」
ユウカ「どうしたの?どれがエド(兄)のお墓?」
エド兄が埋葬されているはずの場所には掘り起こされたと見られる、大きな穴が開いていた
牧師「そうか、この仏の客人じゃったか」
ファルチェ「ここの死体はどうしたのです!?」
牧師「埋葬された夜に墓荒らしあっての、可哀想に死体ごと消えてしもうた」
ファルチェ「馬鹿な、盗む者などないはず。それに死体が消えてしまうなんて・・・」
クリフト「第一発見者は?」
牧師「わしじゃよ。荒れた墓を発見したのは次の日の昼じゃった、」
ファルチェ「牧師様が・・・?!そうだ、墓守のヨーゼンは墓荒らしを見てないのですか!」
牧師「ヨーゼンか。知らなかったのか、奴は殺されたよ」
ファルチェ「なっ!?」
牧師「丁度墓荒らしがあった夜じゃ。ヨーゼンは吸血鬼の最初の被害者じゃよ・・・」
ファルチェ、ユウカ、クリフト、ミラ「?!」
4人の中で何かが繋がった
エド(兄)が死んだ夜に死体が消え、次の日から吸血鬼被害がレイドック各地で相次ぐ
そして被害の始まりがこの墓地。
ユウカ「そ・・・そんな・・・」
ファルチェ「馬鹿な・・・・ ・」

140:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/06 17:24:02 OHleP1rQ0
寝転んでいるラミスの元に一匹の猿が歩み寄る。
猿「うききき?」
ラミス「誰・・・だ・・。頼む・・水を・・くれ・・・」
ラミスは視界がぼやけていて目が見えていない。
猿「うっきー!」
猿「うき、うき、うき、うき、」
お猿さんはラミスの言葉がわかったのか、葉っぱに水を汲んで来てラミスに飲ませた。その1滴2滴をラミスは貪る様に飲む
ラミス「すま・・ねえ・・(ごきゅんごきゅいん)・・(うめえ・・まるで何年かぶりみてえだぜ・・。)」
もう一度お猿さんは水を汲みに行った。
ラミスは水で視界が少しはっきりした。
ラミス「ん・・・!?猿・・だったのか・・。(猫の手でも借りたかったからな・・いや、あいつは猿か・・。」
ラミス(少しでも体を動かしたらまた激痛にさいなまれるだろう。少しじっとしていよう・・。)
猿「うきき、うき、うき、」
お猿さんは小さな葉っぱにほんの少しだが、また水を汲んできてくれた、が、こぼしてしまった。
猿「うきき・・・。」
ラミス「へへへ・・さっきので十分だ・・もういい・・俺なんか放っておけ・・。」
お猿さんはまた水を汲みに行った。



141:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/06 18:03:08 s0ZhU8HX0
ユウカ「消えたエド(兄)と吸血鬼に何らかの関係あるのは確実ね」
ファルチェ「エド(兄)のバックにはゲマがいる。恐らく魔界の者の仕業だな」
ミラ「そういえば昨日、酒場で休んでいた時【注>110】、吸血事件が起きたって警察の人が入ってきて・・・そしたら現場が腐った肉の匂いがしてたって・・・」
クリフト「やはり、ゲマはアンデッドの吸血モンスターを送って来たのか?」
ユウカ「まって、そのほぼ同時刻にトルネコさんが、M・エドが庭を急いで通り過ぎるのを見ている、そして庭には血が落ちてたって【注>>111】」
クリフト「そのエド(弟)、ああM・エドって呼ぶんだったな、そいつとエド(兄)の風体は似ているのか?」
ファルチェ「そっくりだ!」
ユウカ「双子だもの、外見だけなら私でも見分けが付かないくらい」
ミラ「じゃあそれが、死んだはずのエド(兄)って事も考えられるんじゃ」
ファルチェ「死者が蘇り、生者の生き血を啜る?いくらなんでも、そんな・・・・」
クリフト「進化の秘法・・・ゲマも進化の秘法を操るんだ。今の俺たちの常識では考えられないが、あるいはゲマの事だ、このくらいの事はやるかも・・・」
ファルチェ「じゃあなぜ、直接私に仕返しに来ない!なぜ罪の無い人々を襲うんだ!」
ユウカ「それは分からない、でももし吸血鬼がエド(兄)だったとして、生前の記憶があるなら、必ず私達の所にくるはず」
ミラ「でもそれをしないって事は、恐らくもう・・・」
クリフト「ああ、単なる亡者となり、街を襲ってるんだ・・・」
ファルチェ「許せないぞゲマ、死者から尚安らかに眠りにつく権利を奪うのか!」
ユウカ「エド(兄)、私が楽にしてあげるわ・・・」

142:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/06 18:09:22 i5E7zbsFO
ミラ「もし犯人がゲマだとして戦う事になったらどうするの?」
ファルチェ「お前達がチャモロと戦った話を聞くに我々は戦力不足だ」
クリフト「伝説の武器を手に入れる前にでかい壁にぶち当たったみてぇだな」
ユウカ「かといってラミスをあてには出来ないからね」
ファルチェ「霊光玉の力を手にしても使えるのは一度の戦いだけだしな」
クリフト「とにかく今は俺達でエド兄を再び眠りにつかせてやるしかないな」

143:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/06 18:27:09 qGdTNEpA0
クリフト「まずどうやってエド(兄)をおびき寄せる?奴は神出鬼没なんだろ?」

144:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/06 19:00:14 i5E7zbsFO
ユウカ「意思を無くしても以前の知り合いを狙うかもしれない。私がおとりに…」
ファルチェ「却下だ。ユウカ、お前を危険な目に会わせない為に私はいるんだぞ?」
クリフト「おとりじゃなく正々堂々と一緒に待ち構えるのはどうだ?」
ミラ「どちらにしても街に現れるんだから探してもいいしね」

145:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/06 19:37:28 xTn9a5NL0
クリフト「エド(兄)は6日前から、毎日人を襲い続けている。しかし夜間の間だけだ、警戒するのは夜だけでいいって事か」

146:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/07 00:21:47 oGxl9bcP0
エド(兄)「今日で6日目の夜・・。今夜で仕留めなければ私は明日死ぬ。いや、もう死んでいるな。恐れるものは何も無い!
      恐らく奴らも事件に感づいて夜に警戒するはず・・。どうする。奴らが一人になり、無防備になる時・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
            !
      風呂しかない。」

147:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/07 03:14:08 NmlYfzdtO
その頃ユウカ達はレイドック兵の使う温泉へと来ていた。
ユウカ「これが温泉?すごい広いし…初めて!」
ファルチェ「レイドックの戦士達は戦いの前に身体を清め邪念を落とすんだ」
ミラ「それにしても広いわね!大浴場って言うの?貸し切りだし泳げるわよ」
クリフト「本当だな!これなら身も心も安らぎそうだぜ!」
ユウカ・ファルチェ・ミラ「………」
クリフト「ん?どうした?」
ミラ「…なぜ女湯にいるの?」
クリフト「そこに女湯があったからさ…ってタンマごめんやめてグハブヘェっ!!」
ファルチェ「…仲間は選んだ方がいいぞ?」
ユウカ「あはは…」

148:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/07 10:40:52 h3aTJByR0
エド(兄)「しまった、歓楽街に行かれては目立ちすぎる。ここは人質を取って人気のない所におびきよせるか。」

149:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/07 21:09:43 FSwfF8Y6O
エド(兄)「いや、人質をとっても目立てば全てが終わりだ。ここはあくまでも待つ・・・誰かが一人になるまでな」

150:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/07 21:54:59 ILGOxDYI0
ファルチェ「ふう・・・暑いなあ・・・。」

151:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/07 22:01:30 yBT0w/4L0
 男湯にて
クリフト「くそっ、乳がみてえよ~、ミラはどうでもいいが。ユウカのは小ぶりながら美乳のピンク乳輪と見た、もっとも需要があるタイプだな。
そして問題はファルチェって新入りだ、あいつは一見小さそうだが実は着やせしてるな、スタイルの良さを服でごまかしてるが俺の目はごまかせんぞ!あ~みてええええ!」

152:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/07 22:29:28 ILGOxDYI0
クリフト「戦いの時以外に呪文を使うのは賢者として恥ずかしいが・・
     みてえ・・・みてえ・・・みてえええええ!!やってやるぜ!俺の呪文で奴らの体を見てやる!」

153:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/07 22:48:46 yBT0w/4L0
クリフト「ふふふ、女湯を覗くなど簡単な事だ。メドローアで男湯と女湯の壁を溶かしてやる。

154:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/07 23:29:34 ILGOxDYI0
クリフト「我の欲望を遮る忌まわしき壁を取り除け!メドローア!」
ジュンジュワ~~~。。。。。。。
壁は消滅!

155:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/08 02:44:57 rRT9kv8y0
ミラ「きゃーーーーーーーー!」
ファルチェ「き・・貴様!そこまで欲求不満だったのか!?」
クリフト「うふふふ。もう俺は止められないぜーーーー!」
クリフトはファルチェに襲いかかった!
ファルチェ「いやああああん!」
ファルチェの乙女心の鐘が鳴る。
ユウカ「ファルチェさん!クリフトの奴、理性が効いてない。欲求不満が爆発したんだわ!」
ファルチェはクリフトにのしかかられ動けない。
クリフト「うへへへ・・・予想通りのぷるぷるファルチェタン!!ぐひひっひ!」
ファルチェ「た・・た~すけてくれ~~。」
ミラ「うん!今すぐ!クリフトーーーー!メラゾーマ!!」
クリフト「うわあっ!!」クリフトは間一髪で避けた。
エド(兄)(お・お・おお・・・おおおおお!?・・ぬわあああああああああっ!?)
放ったメラゾーマが影で潜んでいたエド(兄)に丁度良く直撃した。
しかしクリフトは今度はユウカを襲った。
ユウカ「いや~ん!?きょあーーーーーーー!」
ミラ「クリフト~~~~~~!!なんで・・私には・・来ないの・・よーーーーーーーー!!」
ミラはメラゾーマをもう一度はなった。
エド(兄)「ぐひーぐひー!なんて運の悪い・・。くそっ!だがここまでくれば・・うん?ぬわーーーーーーーーっ!!」
エド(兄)はさっきとは違う場所に避難したが運悪くクリフトのいた方角に逃げてしまったのだ。
エド(兄)はメラゾーマ2発の直撃によって体の7割がぼろぼろになった。
エド(兄)「ひゅー・・ひゅー・・なんてまぬけな最後だ・・。我ながら惚れ惚れするのう・・。」

クリフトはミラとユウカとファルチェにウィンクする。
それに3人が答える。
ミラ、ユウカ、ファルチェ(*^ _ <*)
クリフト「我ながら完璧な演技なり・・。」

156:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/08 05:43:32 JfsDmWgu0

ファルチェ「あっ!逃げたぞ!」
クリフト「馬鹿め、あっちは城の方だ、吸血鬼に警戒して軍隊が待機してるぞ」

157:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/08 09:36:37 Rrjcux8d0
ファルチェ「クリフト、追え!あの程度のダメージでは城兵で倒せるかどうかわからない!」
クリフト「はいな!おまえらも服着たら直ぐ来いよ!」
最初から服を着ていたクリフト(メドローアを撃ったのは脱衣所からだった)は急いでエド兄を追った

158:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/08 13:52:14 vXPzETXX0
警官「むむっ、なにかあったようだ。行ってみよう!」
 警官はパニックになっている温泉の中に飛び込んだ
警官「皆さんおちついて!何事ですか!はうっファルチェ様!・・」
 先程の戦いで大規模な火災になった銭湯場を逃げ回る客の中に素っ裸のファルチェを発見
 しかしファルチェ怯まずに胸と股間を隠しながら警官に告げる
ファルチェ「吸血鬼が居たぞ!城の西門の方に逃げた!いいか絶対に戦闘を仕掛けず、見つけたら火薬を上げて合図しろ、私達がそこへ向かう!」
警官「ははっ、ただちに全軍に告げておきます」
 警官は前かがみで走り去った

159:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/08 14:38:48 lScsBzQy0
町住民総出でエド(兄)を追う。
*「待ちやがれ吸血鬼やろう!!」
*「観念しやがれ!!」
警官「そっちだそっちにいるぞ!」
*「てめええ!!逃げれると思うなよ!」

160:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/08 17:27:11 lTYEoy8YO
エド兄ゾンビ「お前達はひっこんどれーーービーム!」ビビビビビビ
街住人達「うわぁぁぁぁぁ!!!」バタッ
エド兄「なぜ私がこんな目に…私の誇りはどこへいった!」
エド兄は7日間の生を終える時間が迫り精神が不安定になっていた。
エド兄ゾンビ「私は天界の使い…ユウカ様を…しかしゲマ様…私は…」

一方ユウカ達は先に行ったクリフトとは別方向からエド兄を追っていた。
ミラ「どこへ行くの?」
ファルチェ「城の西門だ!クリフトは外から追っているから我々は内側で待ち構える!」

161:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/08 18:56:34 6gjQbS2w0
ここは西門の監視所
城兵A「おい、吸血鬼が出たらしいぞ、なんでも3mの大男だそうだ」
城兵B「違うよ絶世の美女だよ」
城兵C「陰のある美少年と聞いたぞ」
城兵A「どれがホントだよ、情報が錯綜してるぞ、ん?何か来た!警戒しろ!」
そこに現れたのは美しい馬だった
馬「ブルルッ」
城兵A「なんだ、馬か。びびらせやがって」
城兵B「野馬のようだな、どこから迷い込んだんだ。それにしても美しい、見事な馬体だ」
城兵C「捕まえて軍馬にするのもいいかもな・・・って、なんか腐った匂いしないか?」
城兵A「ほんとだ、この匂いはどこかで見覚えあるぞ」
馬「くっくっく」
城兵B「ん?おまえ今笑った?」
城兵C「いや?」
城兵A「思い出した!この匂いは吸血鬼の被害現場の残り香!・・・おい!?」
城兵B 城兵C 「・・・」
城兵A「・・・・死んでる・・・・体から血が吸い取られている・・・出やがった!吸血鬼どこだ!いや、みんなに知らせないと!」
馬「くっくっく」
城兵A「?!・・・まさか・・・ギャアアアアア!!!」
エド(兄)「ふふふ、男の不味い血だが、我慢しておいてやる。これでダメージも回復したぞ、ここで待ち受けてやる。ここは、明かりもない。夜目がきく私の方が有利だ」

162:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/08 22:33:14 IWqKI5XG0
後ろからクリフトが追い詰め、前にはユウカ達。
クリフト「てめええ!けっ!無に還れぇーー!!」

ミラ「吸血鬼め!覚悟しなさい!」
ユウカ「成仏させてやるわ!デスエド!!」
ファルチェ「ぅアーーー!」(かチャ・・・。)剣をかまえるファルチェ。
エド(兄)「飛んで火にいる夏の虫とはまさにこのことでござる。行くぞ・・」
ミラ「闇に乗じて殺る気よ!!」
クリフト「くっ!あいつ、これを狙って・・!」
ユウカ「闇に乗じて、人ごみに紛れて・・。」
ファルチェ「イァーーーーーーーーーッ!!」(カチャ・ギュ・・)ファルチェは剣を構える。



163:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/08 22:55:08 Y8VNyRln0
ギン
クリフト「ぐわっ、気をつけろ!鋭利な刃物をもっているぞ!」
クリフトの兜が真っ二つに割れた
ファルチェ「っく?! 見えなかった!」
ミラ「なに?何があったの?」
ユウカ「おのれ!」
切りかかるユウカ、しかし一瞬でエド兄に背後を取られる。
エド兄「無駄だ、私はこの数日でずっとパワーアップした。スピード、パワー共に生前のエドを遥かにしのぐ」
ユウカ「生前?・・・やはりあなたは・・・」

164:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/08 23:55:11 U+yu/3Sw0
ファルチェ「その戦闘力の為に、罪のない百を越える人々を殺したというのか!」
エド(兄)「ふん、ラミスを亡き者にする為なら私はなんでもやるさ」
ファルチェ「貴様は亡者となり、最低限の正道さえも踏み外すのか!」
ユウカ「なぜ、あなたはラミスにそこまで執着するの?」
エド(兄)「ユウカ様、私の考えは昔から一貫しています。世界を導くのは天空の民でないといけない。地上人は天空に仕える奴隷に他ならないのです。」
クリフト「ふざけんな!どっちも元は同じ人間だろうが!」
エド(兄)「・・・故に世界を悪しき手から救う勇者も、天界人でないといけない、ロトの末裔など私は認めない、それだけです」
ミラ「だけど、その天空の民であるあなたが、魔界の手先のゲマに身を売っているじゃない」
エド(兄)「・・・ロトの勇者を消すという大義の前には些細なことだ」
ユウカ「あなたは、ゲマの元に走ったばかりに、こうやって死ぬことさえ許されないじゃないの、それで幸せなの?」
エド(兄)「同じ事をいわせるな!私個人の幸せなぞ元々求めてはいなかった!」
ミラ「なんて可哀想な人なの、思想に取り込まれて我が身を犠牲にしている・・・」
エド(兄)「うるさい!ユウカ様、いやユウカ!貴様は天空の民でありながらラミスを愛し始めているだろう!」
ユウカ「それは・・・」
ファルチェ「・・・」
エド(兄)「この恥知らずが!下劣な地上人を愛すなど、それでも由緒ある天界人か!貴様が勇者である事も認めんぞ!安心しろ、ラミスにも後を追わす。だから安心して死ね」

165:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/09 00:20:23 MWZtvv+tO
ファルチェ(やはり…ユウカはラミスを…でも何だこの気持ちは…)
ユウカ「天界人とか地上人とか関係ないよ!私はこの世界が好きだから…ただ守りたいだけ!」
エド兄「世界の為に…だと!戯言だ!誰もが自分の為に戦っているだろう!」
ユウカ「そうだよ!私は私の好きな人達を守りたい!だから世界の為に戦うの!」
エド兄「私だってあなたの為に戦ったんだ!あなたの為にラミスを…」
ユウカ「私のやってる事なんて綺麗事だってわかってる…戦えば誰かが傷つくから…」
ユウカ「でも!誰かを犠牲にしてまで何かを奪おうとするなんて…ダメなんだよ!?」
エド兄「う…うるさい!私がやった事は間違っていない!間違って…」
ユウカ「犠牲にするのは他人だけじゃない。あなたは自分を犠牲にしてまで…」
エド兄「やめろ…やめろーーー!もう話は必要ない!かかって来ないならこちらから行くぞ!」
ファルチェ「くっ考えている場合じゃない…ユウカ下がれ!来るぞ!」

166:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/09 01:15:23 Dizby4MW0
エド(兄)「私を拾って下さったゲマ様は、最後にこの剣を使わして下さった」
エド(兄)はギラリと不気味に光る大剣を持ち上げた
クリフト「なんだ、あの馬鹿でかい刀は・・・」
エド(兄)「これは破壊の剣という。この剣の破壊力は貴様らの防具を泥のように砕くぞ」

167:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/09 10:12:31 euByZBxy0
ラミス「うおおおおお!苦しい!定期的に来る苦しい時期までの間隔がどんどん短くなってきやがる

168:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/09 14:14:52 IxP9vtWt0
エド(兄)「ふははははは!いくぞ!!」
 エド(兄)は最後尾のクリフトに攻撃。破壊の剣を振りかざした
 エド(兄)の攻撃
クリフト「ぐっ!!!」
 クリフトは青銅の盾で防いだ、しかし盾は粉砕した
ミラ「クリフト!」
クリフト「大丈夫だ!自分の事を心配しろ!」
エド(兄)「上手く避けたな、次はないぞ!」
 エド(兄)の攻撃
 クリフトは素早く交わした、しかしエド(兄)は回り込んで捉えた
 ズガッ
クリフト「グァァア!くそっ」
 クリフトはベホマを称えた。傷が全快した。
エド(兄)「ふむ、私は剣術が苦手なので、思うように急所を捉えられないな」
ファルチェ「クリフト耐えろ!今そっちに行くぞ!」
クリフト「なんで俺を集中攻撃するんだ」
エド(兄)「知れた事だ、おまえたちのパーティの生命線は2人の勇者ではない。唯一回復魔法を持っている貴様だ。」

169:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/09 18:49:17 MWZtvv+tO
クリフト「悪いが俺は回復ばかりが能じゃねぇんだ…行くぜミラ!メラゾーマ!」
ミラ「ええ!うまく出来るといいけど…私は足手まといじゃない!ベギラゴン!」


170:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/09 21:18:58 +penIo9M0
エド(兄)「技術を超えるのは限りなきパワーだ!はっ。」
エド(兄)が破壊の剣を勢い良く振り下ろすとメラゾーマとベギラゴンは掻き消された。」
続いてエド(兄)がクリフトを攻撃だ!
エド兄)「チェスターーー!」
クリフト「ぎやああああああああああ!!」
クリフトは大ダメージを受けた。
クリフトはべホマを唱えたクリフトの傷が全快した。
ユウカのアバンストラッシュ!
ユウカ「ちゅわーーーーーーーーーーーー!」

エド(兄)「技を超える限りなきパワー!!ぬおおおっ!!」
エドの剣の風圧によってアバンストラッシュは掻き消された。
ファルチェのしんくうぎり!
ファルチェ「だあっ!!」
エド(兄)「ふっ、だあっ!!」
エド(兄)はファルチェを吹き飛ばした。
ファルチェ「ほうわっ!?」
エド(兄)から遠ざかる4人。
エド(兄)「遠くに離れて機を待つ気か。だが詰めが甘い!ギガデ・イーーーーーーーーン!!」
クリフト「ズあーーーーーーーーッ!?」
ミラ、ユウカ、ファルチェ「ぎょあーーーーーーーっ!!!!」

ミラ「痛い・・・痛いよう・・・。」
ユウカ「なんと強烈なギガデイン・・・不死鳥族の再来のようだわ・・。」
ファルチェ「がはっ・・・体が痺れちゃう・・・あん!・・・あ!・・・んあああ!!」
クリフト「ぷス・・・ぷす・・・くっ・・近距離では破壊の剣の剛健・・・。
     遠距離ではギガデイン・・。そしてこの視界の悪い暗闇・・。なんて厳しい戦いだ。

171:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/09 22:03:25 baTyGYUs0
ユウカ「でも勇者しか使えないギガデインを使うなんて・・・」
クリフト「きっとゲマの進化の秘法の力だな」

172:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/09 22:53:18 eZajIlw60
エド(兄)「クリフト、両腕を切断する。」
クリフト「くっ!なに?!」
エド(兄)「両腕をまず斬り捨てる。守りたい方を守れ。次に残った腕と足を斬る。
       守りたい方を守れ。それを貴様がダルマになるまで永遠に続ける。良いな。」
クリフト「冗談じゃじゃねえぞ!こんなところで・・。」
     (べホマ・・)クリフトはエド(兄)に気づかれないようにこっそり自分にだけべホマをかけた。
    (暗闇の中じゃ奴の動きが読みにくい。だが、近づく事が確実にわかる今なら、攻撃を当てられる!!)
クリフト(俺の最強の呪文で一泡吹かせてやる!!片腕を捨ててな!!
      どちらかの腕を捨てなければ奴に致命傷は与えられない・・。
       ギガデインで苦しんでいる振りをするんだ・・
                   
                 奴の油断を誘うんだ!!)




173:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/10 14:03:29 aX0Sv/GjO
クリフト「(さあ俺のメドローアをくらえ!)うあああぁあ!!」
エド兄「フハハハ!お前の左腕もらうぞっ!」
ミラ「クリフトぉっ!!」
ザ ン ッ ッ ! !
エド兄「フハハ!破壊の剣で砕け散れ!ハハハ…ハ…は?」
クリフト「…!?(なんだ?喋れねぇし…動けねぇ…)」
ミラ「ク…リフト…?」
ユウカ「はぁっはぁっ…アバン先生直伝のアストロンよ!もうクリフトはどんな攻撃も受け付けない!」
クリフト(ユウカ!馬鹿野郎!これじゃ回復も出来ねぇんだぞ!俺の腕位どうなったって…)
ユウカ「エド兄!これ以上私の仲間を傷つけたら許せない…もうやめ…っ!!」
ユウカの肩から血が吹き出した。一瞬の隙をついてエド兄が斬りつけたのだ。
エド兄「クリフトが動けないのなら用はない。貴方を倒すのに集中出来るんですよ」
ファルチェ「ユウカ!こいつはもう地に堕ちた!天界には戻れないんだ!」
ユウカ「ならせめて…私の手で終らせる!それが貴方の足を踏み違えさせてしまった私の責任だから!」


174:名前が無い@ただの名無しのようだ
07/07/11 00:22:39 kIDbLDbk0
ユウカ「命に換えてもエド兄だけは止めてみせる!天空の姫として!」
エド(兄)「死ぬがいい!!うあーーーー!」
ミラ「やめてーーーー!」
エド(兄)(あ・・れ?)
ユウカ「あなたにアストロンをかけたのよ。もう動けないわ。」
エド(兄)(フッ・・また元に戻り再度殺すまで。・・・!!なっ!?)
ユウカ「そう・・あなたが不自然な体勢になるのを狙ったの。
    それだと元に戻っても体勢を整えるのに時間がかかるわ。
    その隙を私は見逃さない。あなたにケジメとしてアバンストラッシュを受けてもらうわよ。
エド(兄)(これはまずい!こんな状態からではすぐに逃げられん!)
ユウカは傷の痛みも気にせずに剣に魔力を最大まで溜める。
ユウカ「エド・・・。昔のあなたにはもう戻れないのよね・・。でも、またいつか昔のあなたに会えると信じているわ。
    今までありがとう。そして、さようなら。」
エド(兄)(強くなりましたね姫様・・。どうかお幸せに・・。)

そして、静寂の時間が長く続いた後エド(兄)の体が元に戻りよろける。
エド(兄)「・・・・・。」
それをユウカのアバンストラッシュが直撃する。
ユウカ「・・・・。アバン!ストラーッシュ!!」
エド(兄)はやられる時穏やかな笑顔をしていた。まるでそれを望んでいたかのように・・。
ユウカの目から涙が一滴落ちた。



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