店員「今日もまた乙女ゲですかwwwww」 2周目at GGIRL
店員「今日もまた乙女ゲですかwwwww」 2周目 - 暇つぶし2ch253:237分岐 従兄ルート ①
07/01/23 13:00:48
流れぶった切ってネタに喰いつく

>>237 分岐 従兄ルート

客女「(あー、めんどくさ……)」

しばらく箱をにらんでいた客女だったが、だんだんどうでもよくなってきた。

客女「(あ!いいこと思いついたww)」

客女はにんまり笑うと、コホンと咳払いをしてわざとらしく言う。

客女「あー、どうしようかな。このチョコレート。
   友達に無理やり付き合わされて作った手作りの……(棒読み)」

客女の言葉が終わる前に、ものすごい勢いで部屋の扉が開く。

従兄「なになに!?客女チョコレート作ったの!?」
客女「(おー、予想通りとはいえホントに来るとはwwww)」

にやにやと笑う客女に従兄は気づいていない。机の上のチョコレートに視線が釘付けだ。

客女「うん、友達に付き合わされてね。友達は誰にあげるんだか……」
従兄「客女は?誰にあげるの?」

従兄がキラキラキラキラと目を輝かせて客女の言葉を待つ。

客女「(うわー、なにこのキラキラ…)うーん、あげる人居ないし……」
従兄「えぇぇーーー!?居るじゃん!ほら!!(俺、おれ!)」
客女「う~ん?オヤジとか?(ほしいって一言言えばあげるのにw)」
従兄「オジサン甘いの嫌いだろ……(俺、俺にクレ!)」
客女「あー、そっかぁ、じゃぁ………(ほしいって言えよw)」
客女「友達がお世話になってる人にあげるのも良いって言ってたなぁ……」
従兄「(イヤ!そうじゃないダロ!)誰かいんの?」
客女「うーん友達曰く、眼鏡には世話になってるからやったほうがいいらしい。
   (欲しいって言え!)」

客女の言葉に、サーーっと青ざめる従兄。

従兄「いや…いくら世話になってるって言っても手作りは…。
   世話になってる相手なら、軽く店売りのがよくね?
   (本命チョコと誤解される!ダメダメだ!…てか、眼鏡って誰だっけ?)」
客女「そういうもん?まぁ、わざわざ買うのも面倒だし…
   コレでいいかと思ったんだけど…(そろそろ言え!)」

欲しいといわない従兄にだんだん客女はイライラしてくる。

254:237分岐 従兄ルート ②
07/01/23 13:01:40
続き

従兄「他にも居るだろ?(俺!)」
客女「う~ん……(あー、もうメンドクセw)」

客女はあっさりキレだった。

客女「あー、もうどうでもいいや、自分で食べよっと」

そういうな否や机の上の箱を取ると、ラッピングをはがしはじめる。

従兄「ちょ!?(あぁ、俺のチョコレートorz)」

蓋をあけると、小さなハート型のチョコが十数個入っていた。
その内のひとつをつまみ、客女は自分の口に放り込む。

客女「あ、おいしく出来てるw」

予想以上においしく出来ていたチョコレートに、思わず顔がほころぶ客女。
従兄をみるとこれ以上は無いくらい悲しそうな顔で、チョコレートを見ている。

客女「(ぶっwなんて顔してんだwwww)…なに?食べたいならあげるよ?」

余りに情けない従兄の顔と、思った以上においしく出来ていたチョコレートに、
一気に気分が回復した客女。さらりと、従兄にチョコを勧める。
とたんに、従兄の顔がパーッと明るくなった。

客女「(う……!ま、まぶしい!!)」

今までに無いくらい素直でうれしそうな従兄の顔に、思わずドキッっとする。

従兄「え!?wもらうもらう!www(最初からいってくれよー)」

そう言って、チョコレートをひとつつまみ食べる。

従兄「お、すげー、マジウマい!客女いいお嫁さんになるよー(俺の)」
客女「え?そう?ありがと。あ、でも従兄の嫁にはならないから」
従兄「えー……orz(心の声が聞こえたのか!?)」

がっくりと肩を落とす従兄を見て笑って、チョコレートをもうひとつ食べる。
従兄も手を伸ばして、チョコレートをつまんでいく。
交互にチョコレートを一個ずつ。最後の一個でお互いの手が止まった。

客女「(ま、バレンタインだし)最後の食べて良いよ」
従兄「え?いいの?wありが㌧!」

うれしそうにチョコレートを食べる従兄に、客女は微笑む。
こうして、バレンタインは過ぎていった。

        スチル1枚get:[二人でチョコレートを]


スマソ、気に入らない人はスルーシル

255:名無しって呼んでいいか?
07/01/23 13:49:00
>>253-254
gj!!従兄チョコ欲しいなら欲しいって言えww

256:名無しって呼んでいいか?
07/01/23 18:41:48
>>253
めっちゃGJ!
わんこのようなリアクションをする従兄に萌えたw

257:名無しって呼んでいいか?
07/01/23 19:47:50
従兄wwwwかわい杉ww

258:名無しって呼んでいいか?
07/01/23 20:30:19
>>253
ワンコな従兄に禿上がる程萌えた。GJGJ!!!

>>237の分岐。
ベタな上に長くなったが、嫌ならヌルーで。

 
1.店員

客女「ななななんでアイツの顔が浮かぶのよッ!ヽ(`Д´)ノ
   ……で、でも……まぁ、二度も倒れたとき助けてくれたし……うん。
   チョコあげても不自然ではないな。うん」

言い訳がましい言葉を繰り返し、
そうと決まったらラッピングされた箱を手にゲーム屋へと走る客女。

新人「あ、客女さん!いらっしゃい。今日はどうしたんですか?^^」
客女「(日頃の運動不足がこんなところに出るとはorz)……はぁ…っ……あ、あのッ!……店員、いる?」

膝に手を当てつつ息を整えていた客女には、
一瞬新人の表情が歪んだのまでは気付くことができず。

新人「………店員さんなら、さっき早番で帰っ…」
客女「本当ッ!?…あーもう、大事なときに限っていないんだから…ありがとね、新人くん!」
新人「^^^^^^^^」

新人が言い終わるか終わらないかぐらいのときに、
慌てて頭を下げながら物凄い勢いで店内を後にする客女。
客女が店のドアを開け、外に飛び出したと同時にトイレから帰ってくる店員。
いまだ大きく揺れたままのドアを不思議そうに見つめ。

店員「…あれ、誰か来たのか?」
新人「さあ?…多分いつもの子供達じゃないですか^^」
店員「ふーん…そっか」


259:名無しって呼んでいいか?
07/01/23 20:32:03
客女(他のゲーム屋も、前に見かけた神社も、商店街も
   ……あと、いないとは思ったけど、雑貨屋だって見に行ったのに)

客女「…どうしてこんな時に、いないのよ………バカ店員」

思い当たる場所を片っ端から探し回り疲れ果てたのか、
公園のベンチにぐったりと腰を下ろす客女。
手にはずっと抱えていたせいか、ややしわくちゃになったラッピングの包み。
まるで今の自分そのもののように思えて、思いっきりラッピングを破いた。

客女(もういい!……自分で食べる!!)

綺麗に並んだチョコレートを恨みがましく見つめつつ、一口放り込もうとしたその時。

店員「おまwwそんなところで、何やってんだwww」
客女「………ッ!…ちょwwwなんて絶妙なタイミングで出てきやがるんだwwwww」

呆然とした表情で客女を見つめる店員の視線に気付けば、
咄嗟に手にしていた箱を後ろ手に隠してしまう客女。
それに気付くと、不審そうな表情を浮かべつつ客女の背後を見ようとする店員。

店員「…お前、今何隠した?」
客女「なななな何のこt(ry」
店員「 い い か ら 出 せ 」

しぶしぶといった表情でチョコレートの箱を出せば、一瞬切なげな表情を浮かべる店員。

店員「(客女に聞こえないくらいの小声で)………れの為に、作ったんだよ」
客女「………え?」

きょとんとした表情を浮かべている客女の手から、
あっさりチョコレートの箱を奪い取れば、チョコを口に運ぶ店員。

客女「ちょwww何食べt(ry」
店員「………うわ………まずい。…本当まずいな、これ。
   誰に作ったか知らねーけど……渡さなくて正解だな。うん」
客女「嫌なら食べるなゴ━━ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノ━━ルァ!!」
店員「ま、こんなチョコ食って、他のヤツが腹壊しても困るし。
   ………その。しょ…しょーがねーから、俺が全部食ってやるよ」
客女「(ツンデレ発言キタ━(゚∀゚)━!!)………ありがと。」
店員「……ッ!…なっ……礼なんか、わざわざ言うんじゃねーよ。…………馬鹿」


260:名無しって呼んでいいか?
07/01/23 20:32:53
照れたような表情を浮かべつつ、物凄い勢いでチョコを全部平らげれば、ベンチから立ち上がり。
気がつけば、もう家は目の前で。

客女「送ってくれて、ありがとう」
店員「……ま、お前も一応…女だからな。その………あったかくして寝ろよ?」
客女「おまいはお父さんかwwwwじゃ、お や す み」
店員「……っ……客女!」

玄関を開けようとした瞬間、呼び止める声。

客女「何ー?」
店員「あの、よ。……ら…来年も、その……しょーがねーから、俺が毒見役を買って出てやるよ!
   だから……その。………ちゃんと持って、来いよな?」
客女「………毒見役も何も、最初っからそのつもりだよー!」

離れた場所にいる店員に届くよう声を上げれば、すこし照れたような表情を浮かべた後、吹きだし笑いをし。

店員「今度は、ちゃんと食べられるもの作ってこいよー?」
客女「言われなくても判っとるわwww」

指先が凍えるのも気にせず、姿が見えなくなるまで、見送る客女の姿があったとか、なかったのか。


スチル「冬の空とチョコレート」



261:名無しって呼んでいいか?
07/01/23 21:26:48
従兄も店員もGJ!
やっぱりバレンタインは王道だな。いいな。

262:名無しって呼んでいいか?
07/01/24 00:05:21
読みながらニヤニヤしてしまったwwwグッジョブw

263:名無しって呼んでいいか?
07/01/24 01:43:46
従兄萌え

264:237分岐 6番ルート 2/1
07/01/24 11:15:28
>>237分岐 あえて誰も選びそうに無いルートを行ってみる
ヘタレ分注意 文句がある人は心の中だけでヨロシク

6.自分で食べる

ふと、気づいてあわてて時計を見る。
客女「やば、遅刻する!」
客女はとりあえず、鞄にチョコレートを突っ込み登校する。
学校へついてからも誰にあげるか、もんもんと悩みとうとう放課後になってしまった。

客女「(あー、コレだけ悩んで誰にあげるか決まらないってことは・・・、
    あげたい人が居ないんだ!うん、そうだ!やっぱり自分で食べよ)」
客女はそう決めると、さっさと学校を出た。

客女「(そういえば、今日気になってるゲームの発売日だっけ、ちょっと寄ってこ)」
ふと思い出して、ゲーム屋に立寄ることにする。

新人「あ、いらっしゃい!客女さん^^(チョコくれないかな^^)」
棚の整理をしていた新人が客女に気づいて、いつものわんこスマイルで挨拶してくる。
客女「(わんこスマイルいつ見てもいいなーww)きたよー」
さらっと挨拶をして、新作の棚へ向かう。
客女「(うーん、やっぱり前から欲しかったこっちにしよ)」
しばらく棚の前で悩んで、前から欲しかったゲームを手にレジへ行く。

店員「お、今日もまた乙女ゲですかwwww(今日はバレンタインだぞおいw)」
客女「そうですよwww(もうコレもあいさつだなー)」
店員「はい、7450円です(こいつバレンタインだってこと覚えてなさそうだなー)」
客女は鞄を開け財布を取り出そうとする。
何気なくその行動を見ていた店員は、鞄から除くラッピングされた箱に気づいた。
店員「それ・・・(もしかして、チョコ!?)」
新人「あれ?それは・・・(チョコですよね!?)」
ちょうどレジにきた新人もラッピングされた箱に気づく。
客女「え?あー、これ?友達に無理やり付き合わされて作ったんだ(めざといな)」
新人「ってことは、あげるあては・・・無いってことですか?」
客女「まぁ、そうだね、自分で食べようと・・・」
新人「それじゃ、僕にください!」
店員「それなら、俺がもらってやるよ」
新人と店員の声が重なる。
新人と店員の間に見えない火花が散った。
新人「僕、すごく客女さんのチョコ食べたいです^^(先輩になんか渡しません!)」
店員「お、俺だって・・・い、いや、どうせヘタクソなんだろ?毒見してやるよ!
   (新人にやるくらいなら、俺が!)」
新人「ヘタクソって・・・なに失礼なこと言ってるんですか!?(ふ、バカですね)」
店員「・・・こいつが料理ウマくつくれるとおもってるのか?
   幸い俺は腹が丈夫だ!こいつの料理だって、食べられる(く、しくじった!)」


265:237分岐 6番ルート 2/2
07/01/24 11:16:55
↑名前の2/1ってなによ・・・1/2ですorz

そこへのんびりとした店長の声。
店長「おいおい、なに店先でケンカしてるんだ、客に迷惑だろうが」
店員・新人「あ、店長・・・」
店長「ん?どうした?お、お前か、いつもありがとな」
客女「いえ・・・・」
二人の会話に入っていけなかった客女がほっと息をつく。
が、店長も客女の鞄の中の箱に気づいた。
店長「・・・お?なんだそれ?(む?誰かからのプレゼントか!?)」
客女「店長、今日はバレンタインです。まぁ、私には関係ないけどwww」
店長「(あー、そういえばバレンタインか、って、その包みチョコか!)
   関係ないって、しっかり用意してるじゃないかw誰にあげるんだ?」
客女「(なんかさっきと流れが同じ・・・・)いえ、自分で食べようとw」
店長「なんだってwチョコやる男が居ないなら、俺がもらってやるww」
店員「店長、なにいってるんっすか!(後からきてなに言ってやがる)」
新人「店長、抜け駆けは許しませんよ^^(誰にも渡しません!)」
店長「なんだ?お前らもねらってるのか?チョコレート?
  (ケンカの原因はこれか。だが負けんぞ)」
新人「店長、僕が先でしたからね?潔く引いてくださいよ?^^
   (さっさと引っ込んでください!)」
店長「こういうのに、後も先も無いだろう?(俺だって食べたいんだよ!)」
店員「一番最初に気づいたのは俺だ!(だから二人とも引け!)」
新人「先輩は気づいただけで、客女さんのチョコをボロクソに言ってたじゃないですか。
   そんな事言う人に、チョコをもらう権利なんてありませんよ?
   (先輩に見込みはありません)」
店長「なに?そんな事言ったのか、お前にはもらう資格ないぞ(一人脱落だな)」
店員「く・・・・(素直に欲しいっていえない自分がorz)」
がっくりと肩をおとした店員は、客女が居なくなっているのに気づいた。

店員「あれ?客女・・・・いない?」
新人・店長「ん?・・・あれ?」
店員の声に、新人と店長も毒気を抜かれて店内を見渡す。
が、どこにも客女の姿は無かった。

客女「まったく、客をほおっておいてケンカするとは・・・・」
ぶつぶつと文句を言いながら、別のゲーム屋へと歩く。
客女「いらない時間食っちまった・・・・早く買って帰ろ。」
こうしてチョコレートは無事、客女に食べられた・・・。

    スチル1枚ゲット:チョコレート争奪戦?

266:名無しって呼んでいいか?
07/01/24 11:32:42
こんな展開もいいなwww最近は萌がいっぱいで嬉しいよw

267:名無しって呼んでいいか?
07/01/24 18:45:07
逆ハーテラモエスwww

268:名無しって呼んでいいか?
07/01/25 22:40:43
華麗に自分でチョコを食べる客女にモエスwwww

269:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 00:17:51
客女カッコヨスw

270:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 10:19:51
>>237分岐

4.眼鏡 ルート 

客女「うーん‥‥‥」
悩む客女の脳裏に友達の言葉がよみがえる。
友達『いるでしょ!いつも勉強見てもらってお世話になってるんだから!』
客女「そうなんだよね‥‥テスト前に散々お世話になってるし、眼鏡にあげよう」
客女はそう決めると、チョコレートの箱を鞄に入れ学校へ行く。

 ・
  ・
客女「(てか‥‥学校でチョコ渡すのって、かなり恥ずかしいんですけど!!!)」
眼鏡にチョコを渡すべくタイミングを探るが、今日はバレンタイン。
学校全体がどこか浮き足立っていて、ピリピリとした雰囲気に包まれている。
あちこちでチョコが行きかうが、そのたびにヤジが飛ぶ。

客女「ムリだって‥‥‥」
机に突っ伏してついついため息をついてしまう。
そこへ、眼鏡の声が後から聞こえた。

眼鏡「‥‥‥すまないが、受け取れない」
客女「(ん????)」
思わず後ろの声に集中する。
女子「他に好きな人がいるんですか?」
眼鏡「いなくても特別なものは受け取らない。そう決めている」
女子「‥‥‥そうですか、失礼します」

客女「(どこの誰か知らないけど、こいつに本命チョコ渡すなんて勇気あるなー)」
客女は名前も知らない女子生徒に合掌する。
と、そこへ眼鏡に呼びかけれられた。
眼鏡「客女、君は来週の小テストの準備はできているのか?」
客女「え?小テスト!?(なんだっけ、それ‥‥)」
眼鏡「‥‥出来ていないようだな」
ため息をついて、人差し指で眼鏡を持ち上げる。キラリと眼鏡が光った。
眼鏡「君はまたクラスの平均点を下げるつもりか?」
客女「滅相もございません!!!(こ、怖い)」
いつも以上に苛立った様子の眼鏡に、客女は今は逆らわないことにしようと決める。
眼鏡「よし、では放課後図書室で勉強会だ。良いな」
客女「‥‥ハイ(あー、今日は居残り決定かー‥‥あ、でもチョコあげやすくなるかも)」

271:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 10:20:24
続き

そして、放課後
客女は掃除を終えて図書室へ向かう。
図書室の戸をあけて中を覗き込むが、人の気配は無い。
客女「(そうだよねー、中間期末前ならともかく、小テストで図書室使うの眼鏡くらいだって‥‥)」
客女は図書室の閲覧スペースへ向かった。

眼鏡「来たな」
客女「来ましたとも‥‥(すぐにでも帰りたいけど)」
眼鏡「座れ」
向かいの席を示され客女は腰を下ろす。

眼鏡「テスト範囲は覚えているか‥‥?いないだろうな。137~172ページだ」
客女「そんなに範囲多いの!?(一人じゃ絶対ムリだったな、また眼鏡に感謝か?)」
眼鏡「範囲は多く見えるが、内容は3種類だけだ」
客女「う~‥‥(でも、いやなもんはいやなんだよorz)」

その後しばらく黙々と勉強会は続いた。
客女「はぁ~~~(疲れた)」
眼鏡「どうした?わからないところでもあったか?」
客女「いや、ちょっと疲れたな、と‥‥(もう帰りたい)」
眼鏡「そうか‥‥、ちょっとまて」
だらしないと怒られるかと思ったが、眼鏡はごそごそと鞄のなかを探り始めた。

眼鏡「あぁ、あった、‥‥‥最後の一個か。まぁいい、ほら」
そういって差し出さされたのはチ○ルチョコ。

客女「え!?(なんでチョコ?)」
眼鏡「疲れたときは糖分をとるといい」
まじめな顔でそう言って、勉強に戻る眼鏡。

客女「眼鏡‥‥もしかしていつも鞄にチョコ入ってたりするの?(そういや眼鏡って甘いもの大好きだったなw)」
眼鏡「‥‥それを聞いてどうする」
客女「いや、なんとなく(てか、絶対入ってる!wwww)」
笑いをこらえる客女に、眼鏡が憮然とした顔でチ○ルチョコを鞄に戻そうとする。

眼鏡「要らないなら、返してもらう」
客女「いらないとは言ってないwww」
眼鏡「‥‥‥(笑いすぎだ)」
客女「あ、そうだ‥‥(いいタイミングだチョコわたそ)」
眼鏡「ん?」
客女「ちょっとまって~、えーっとこの変に‥‥」
鞄をあけて、客女はラッピングされたチョコレートを取り出す。

客女「はい、お返しw(はー、やっと渡せた)」
眼鏡「‥‥‥‥!?」
机の上に置かれた綺麗な包みに、眼鏡が固まる。

客女「友達に付き合わされて作ったんだ。いつもお世話になってるから‥‥って、眼鏡?」
固まったまま動かない眼鏡の顔の前でひらひらと手を振ってみる。


272:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 10:22:18
続き

眼鏡「え!?あ‥‥な、なんだ?」
客女「だーかーらー、日ごろ勉強世話になってるから!お返しのチョコ」
眼鏡「そ、そうか、ありがたく頂こう」
客女「眼鏡甘いもの大好きだもんね~。あ、そういやさっきチョコ断ってたね。甘いもの好きならチョコだけでももらえば良いのに」
眼鏡「‥‥‥今日が何の日かわかってていってるのか?」
客女「バレンタインでしょ?」
眼鏡「そうだ。受け取ってしまったら、相手を期待させるだけだろう」
客女「そんなの『君の気持ちにはこたえられないが、せっかくだからチョコはいただこう』でいいじゃん」
眼鏡「‥‥‥‥(君以外からのチョコなんて要らないんだ)」
複雑そうな顔で黙り込んでしまった眼鏡に気づかず、客女は言葉を続ける。

客女「あ、でも、私のチョコは受け取ってくれるんだ。私って特別ってか?www」
客女はにやにやと眼鏡をからかうように言う。

眼鏡「な‥‥‥!?」
眼鏡は一気にゆでダコ状態になる。が、すぐに冷静を装った。

眼鏡「き、君のチョコは勉強のお返しのチョコなのだろう?特別なものではない」
客女「ま、そうなんだけどねww(ぶw赤くなってカワユスwww)」
眼鏡「‥‥‥(少しは否定して欲しいんだが‥‥orz)」
と、そこで下校時間を知らせるチャイムがなる。

眼鏡「時間だな、帰るか」
客女「そうだね」
二人で学校をでる。

眼鏡「それじゃ、本屋によっていくから、ここで」
客女「うん、じゃ、また明日学校で」
眼鏡とわかれ、しばらく歩いて客女はふと思い出した。
客女「(そういえば‥‥あのチョコ誰かに渡す予定じゃなかったから、二次元に向けたメッセージ書いたような‥‥ま、いいかw)」
客女はあっさりと結論付けると、愛すべき二次元へと思いをはせた。

 ・
  ・
眼鏡は客女にもらったチョコを開き、悩んでいた。
眼鏡「これは‥‥期待してもいいのか?」
客女にもらったチョコレートは、大きなハート型のチョコだった。
それだけならば、ここまで悩まなかっただろう。
だが、その上にはホワイトチョコレートで字が書かれていた。
『みんな だいすきだ!』
眼鏡「(みんな、とは僕のすべてということか!?
    ‥‥いや、客女ははっきり勉強のお礼だと言っていたし‥‥‥)」
こうして、眼鏡の眠れない夜が始まった‥‥‥。


    スチル2枚ゲット『眼鏡の鞄の秘密』『罪なチョコレート』


長文スマソ 嫌ならヌルーするヨロシ

273:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 10:56:36
みんなだいすきだにワロタw

274:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 11:44:52
客女のあっさりっぷりと眼鏡の悩みっぷりがいいw

275:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 13:23:04
>客女「(そういえば‥‥あのチョコ誰かに渡す予定じゃなかったから、二次元に向けたメッセージ書いたような‥‥ま、いいかw)」

よくねぇよwwwwクソワロタGJ!!!

276:バレンタイン店長イベ 1/2
07/01/26 15:57:37
→5.店長

客女「……店長。いや、何で店長? まあもらってなさそうだし、可哀相だしね!」

しかし本命と思われたくないため、差し入れのお弁当をさりげなく作る客女。

客女「あれ、弁当なんか作ったらもっとそれっぽくないか? まあいいか、作っちゃったし……」

―店の前

客女「(店に入る、店長さんいつも大変そうなのでお弁当作りましたー)」
店長「おい」
客女「(あ、これついでに学校で作ったチョコなんですけど、デザートにでもどうぞ!)」
店長「……おい」
客女「(そういえば今日ってバレンタインだったんですね! いやぁ気づかなかったなぁ、じゃあそういうことで!)」
店長「…………」
客女「(オッケー! 我ながら素晴らしく自然な流れ!)」
店長「フッ(客女の耳元で)」
客女「っぎゃああああああっ!?」
店長「人の店の前で何やってんの?」
客女「ここここ、こっちのセリフなんですけど! 何で耳に息吹きかけるんですか!」
店長「そこに丁度吹きかけられそうなものがあったから」
客女「(モノ……)」
店長「まぁこんなところで立ちっぱなしでもしょうがないだろ、中入りなさい」
客女「は、はぁーい(ちょっと予定と違ったけど、まず第一段階終了!)」

―スタッフルーム

客女「いいんですか、こんな簡単に入れてもらっちゃって……」
店長「いいよ、こんな日に客としてくるなんてお前しかいないから」
客女「は、はは……(ここで第二段階!)。あ、あのお弁当作ってきたんですけど!」
店長「弁当?」
客女「ほら、店長さん独身だし、いつも忙しそうだからって。なので、どうぞどうぞ!」
店長「ふーん、ありがと」
客女「(よしよしいい感じ! ここで第三段階!)あ、えっと」
店長「客女はイイ子だね。イイ子だからこれあげるよ」
客女「え……」

店長から手に乗せられたのは、いかにも手作りらしいチョコレートだった。

客女「これって……」
店長「いや、店に来た女の子にいくつかもらったから。俺一人じゃ食べきれないから一緒に食べるか」
客女「(店に来た女の子って……。はは、は、私……バカ?)」
店長「……おい? どうした?」
客女「すみません、あの私、帰ります!」

いきなり立ち上がった客女の手首を、店長は引き止めるように握った。

277:バレンタイン店長イベ 2/2
07/01/26 15:58:22
店長「待て」
客女「離してください!」
店長「……待て」

店長の低いトーンに、客女の抵抗が止まった。

店長「悪い、ちょっといじめすぎたな。このチョコ、店員と新人のおすそ分けだから」
客女「……は?」
店長「んで、丁度いいところにお前が来たもんだから、ちょっとからかってやろうと思って」
客女「…………」
店長「……客女?」
客女「……っ店長の、ヴァーカ!! 独身! 無精ヒゲ! 幸なしポジション! スチル三枚!!!!」
店長「最後は追加ディスク来たらどうにでもなる」
客女「そういう話してんじゃないわ! ヴォケ!!」
店長「そうだな、ごめんな。よしよし」

店長があまりに優しく撫でるので、客女の怒る気が失せてしまった。

客女「……仕方ないので、チョコあげます」
店長「ありがとう。これでバレンタインフラグは成立だ」
客女「店長に対する私の好感度は大幅に下がりました」
店長「それはまずいw」
客女「ははは」

店長が未だに撫でる手を止めないので、客女の髪の毛は見るも無残になっていた。


客女「店長、手、そろそろ止めてくださいよ」
店長「無理。可愛いと思ったら、とりあえず頭を撫でておきたいタイプだから」
客女「可愛いって……」
店長「うん、可愛い。お前は可愛いよ。客女」
客女「……!!」

あまりにも店長がさらっと言うものだから、客女は赤面しながら後ずさった。

店長「好感度は戻ったか?(ニヤニヤ)」
客女「うるさい! 帰ります! さよなら!」
店長「おう、じゃあな。弁当とチョコ、ありがと」
客女「はい、はいわかりました! それじゃ!」


店長「第四段階までちゃんと出来たな。さて、次は俺から立てるとするか」

スチル:『店長の優しい手』(追加ディスク挿入で出現)

278:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 17:02:08
>>276-277
GJ!!店長禿しく萌えた~(*´Д`*)
追加ディスク頼む!!

279:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 17:32:01
>>276-277 GJGJ! 店長の魅力に禿げ萌えたwww

店長に比べると萌度低いよ……

>>237分岐

2.新人

客女「うーん、新人くん……にしようかな(ずーっとデート断り続けてるし…)」
いままでずっと断り続けている。それにちょっと罪悪感がある。
とりあえず、そう決めて家をでる。

客女「あー、でも店に持っていくと、他の二人にも持っていかないとダメだよね」
そうおもったら店には行きにくい。

客女「うーん、どうしようかな」
新人「なにがどうしたんですか?」
客女「うっぎゃぁぁぁ!!??」
新人「こんな日にこんなところで会えるなんて、僕ってほんと運がいいなぁ^^」
誰も居ないと思っていた所に返事をされて、客女は文字通り飛び上がる。
原因の新人のほうはそんな事にまったく頓着せず、うれしそうにわんこスマイルを浮かべている。

客女「し、し、新人くん!?(びっくりしたぁ~)」
新人「はい^^」
客女「い、いつからソコに…?」
新人「たった今ですよ^^」
客女「そ、そう……(独り言はきかれてないかな……?)」
新人「そうそう、客女さん、これ受け取ってください!」
そういって差し出されたのは、どうみてもバレンタインのチョコレート。

客女「え?私に……?(なんで?)」
新人「今日はバレンタインですから」
当然という様子でにこにこと客女にチョコを押し付ける。

客女「え、あ、ありがとう……?」
新人「欧米ではチョコレートは女性からだけでなく男性からもプレゼントするものなんですよ^^」
客女「へぇー、そうなんだ(そんな事よくしってるなぁ)」
新人「仕事前に客女さんに会えてよかったです^^それじゃ僕行きますね」
客女「え、あ、うん、がんばって………ってーーーっちょっとまて!」
思わず見送りそうになって、あわてて呼び止める。
新人「どうしました?」
客女「はい、これ。(あぶな、渡し損ねるところだった)」
新人「え?僕に?」
差し出された箱に新人はきょとんと箱を見つめ、それからパッと笑顔になった。

280:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 17:32:46
新人ルートその2

新人「ありがとうございます!手作りですか?」
客女「うん。(こんなに喜ぶなんて、あげてよかったな)」
本当にうれしそうに笑うので、思わずつられて笑う。

新人「あーよかった^^」
客女「ん?なにが?」
新人「僕たちって、両思いだったんですね!」
客女「へ!?(なんでそうなるの!?)」
新人「だって、そうでしょう?バレンタインデーは恋人へプレゼントを送る日です(欧米では)」
客女「え!?」
新人「それにもしそういう習慣じゃなかったとしても、客女さんは手作りのチョコを僕にくれたじゃないですか!」
にこにことわんこスマイルで客女のチョコレートを大事そうに持つ。

新人「うれしいです^^」
幸せそうに微笑まれて、客女は何も言えなくなる。

客女「えーと…(いや、そんな喜ばれても、誤解だから!!!!)」
新人「ふふ、冗談ですよ^^(困った顔もかわいいです^^)」
客女「なっ………ふざけんなヴォケ!!」
客女が振り上げた拳を新人はそっと握る。

新人「でも、すごくうれしいって言うのは本当です」
少しまじめな顔で、新人が言う。

新人「僕に手作りのチョコレートをくれるってことは、少しは期待しても良いんですか?」
客女「え?期待って……(目がマジなんだけど!!!)」
いつもと雰囲気の違う新人に、無意識に後ずさるが手を握られていて少ししか離れない。

新人「僕ってうぬぼれやさんなんです。こういうことされると、本気にしちゃいますよ?」
客女「いや!しないで!義理チョコだから!!!」
おもいっきり叫んだ客女に、新人が噴出す。

新人「ぷっ、本当に客女さんはかわいいですね^^」
客女「なっ!(からかわれた!!)」
くすくすと笑い続ける新人に、客女がキレる。

客女「さっさと仕事いってしまえ!!」
新人の手を振りほどいて、客女は怒りに任せてずんずんを家へ帰る。

新人は客女の姿が見えなくなるまで見送り、クスっと手元にのこったチョコレートを見つめた。
新人「でも、ひとつしかないチョコレートを僕にだけ持ってきてくれようとしたんですよね?客女さん?」
新人は客女の独り言を思い出して、微笑んだ。

客女は怒ったまま家に帰ってきた。
部屋まで一直線に向かい、乱暴に扉を開け、閉める。
客女「(なんなんだあいつは!)」
むかむかとベッドに倒れこみ、ふと、手に持ったチョコレートに気づく。
客女「そういえば、バレンタインにチョコもらったのは初めてだな」
新人にもらったチョコレートの包みをあける。
客女「あれ?これ……私の好きな奴だ……」
怒りがすうっと引いていく。
客女「きっと調べたんだろうなぁ(どうやって調べたのかは知りたくないけど…)」
客女はチョコレートをつまみ口に入れる。
客女「うん、おいしい。……しかたないな。今回はゆるしてやるか!」

         スチル「チョコレート交換」

281:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 18:34:54
新人イイ!欧米の習慣日本にも来て欲しい派だから更に良かった。
チョコ欲しいな、食べたくなってきたw

282:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 19:59:54
眼鏡も店長も新人もみんな萌えだ!
最萌が決められないなんて初めてだよ

そういえば自分の中で店員のイメージがアプリコットの周防に近いんだけど、「イメージ重なるな」って思うキャラっている?

283:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 20:06:51
イメージは人それぞれだと思うけど 自分の場合は
新人がGS2の天地 店長がコルダの金やん 眼鏡がGS2のメッティだな

284:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 21:10:20
自分GS無印しかやったことないんだけど、>>283を見てものすごくGS2が欲しくなってきた

285:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 21:29:41
わたしもGS2やったことないので、無理やりGSに当てはめてみた

店員=鈴鹿-戦闘スキル-バスケ
新人=姫条-大阪弁+戦闘スキル
店長=理事長-年齢-ダンディ
眼鏡=守村-愛想のよさ+鉄の心臓

と、勝手に加工してイメージ

286:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 21:32:27
>>283
私も店長は金やんのイメージだ
なんとなくおっさんくさい&ヘタレなとことか

287:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 23:46:20
私の中で新人は
ラブコン小堀-関西弁+腹黒なイメージ
いや、あの報われなさとかなんか似てるなって思って…


マイナーな上に乙女ゲでも何でもないのは何故だ

288:名無しって呼んでいいか?
07/01/26 23:58:23
わたしの中で店長はナルトのアスマしか思い浮かばないわけだが
……orz

289:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 00:49:26
うははははw
まぁ人それぞれだもんねぇ。

>>279-280の客女は新人に怒りを露にしていて新鮮だったよー。
新人は客女に怒られないキャラなんだと、
勝手に思い込んでいたww

290:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 00:59:34
従兄弟はラブレボの兄のイメージがある
うざいくらいに客女萌えなところが

291:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 04:49:44
人のイメージとかを聞くと、自分では浮ばないイメージが沸いてきて(・∀・)イイ!!
ちなみに漏れは

店員→GS2キテル
新人→GS2天地、遙3弁慶
従兄→デブレボ兄
眼鏡→GS2メッティ、遙2幸鷹
店長→ゴルァ(゚Д゚#)の金やん、デブレボ保険医
あと、前スレの宅急便のお兄さんはデブレボの橘だと勝手に脳内変換しているw

ところで、実は店長√のバレンタインものと、
お絵描き板のほうで書かれてた従兄の髪切りイベのSSが
もうすこししたら仕上がりそうなんだけど、
ここに落としていいのかな?



292:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 05:21:34
初めてこのスレ見たら結構良スレwww
まとめ見てて中々面白かったんだがゲーム発売日土曜日とかところどころもにょ(´・ω・`)った

293:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 07:33:43
自分的に新人の声は福山潤なイメージだった

294:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 08:19:36
>>289

そういえば、初怒られ?w
でもそのあと、新人謝ってもいないのに、許されてるww
これも、新人マジックかな?w

295:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 09:32:42
>>291
是非是非お願いします。

性格は違うけど見た目が店員は遙かの天真、
新人は緋色の犬と勝手に想像してた。
眼鏡は性格からしてもそのまんまGS2のメッティw

296:291
07/01/27 10:47:53
>>290
レスありが㌧

許可下りたのでうpします。
>>237分岐 店長√その2


5.店長

客女「なんで店長?……でも、店員や新人くんならともかく、店長貰えなさそうだしなー。
   うまくいけば、倉庫に眠ってる二次元美少年レアグッズをゲッツできるかも(*´Д`)ハァハァ
   そうと決まったら出陣じゃーッ!⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン」

不純な動機を抱えつつゲーム屋へと走れば、製品の整理をしている店長の姿が。

店長「……お、いらっしゃい。予約してるゲームならまだ入ってn(ry」
客女「あ!いや、そうじゃなくて。その………これ、作ったんですけど…
   いつもお世話になってるお礼と言いますか……(穴があったら入りたいよママン(つД`))」

男の人にチョコを渡すのに慣れていないせいか、
舌がもつれそうになるのを必死に堪えつつ、チョコの箱を差し出す客女に、
一瞬きょとんとした表情を浮かべていたが、すぐに悪戯っぽい笑みを浮かべる店長。

店長「いや?俺はお前さんに礼を言われるような………
   あーもしかして、俺に わ ざ わ ざ チョコレートを作ってきてくれたのか?
   いやー、もてる男は困(ry」
客女「嫌なら持って帰りますが?」
新人「そうですよ、客女さんに失礼です。
   こんな店長に渡すくらいなら、僕がちゃんと味わいますから^^」
店長「こんなってお前な…。つーか、いつからそこにいたwww」
新人「ついさっきですよ。
   というか…客女さんのいるところには、僕も 必 ず いますから^^^^^^^」
店長「おまいはストーカーかwww……それよりも、一飯ゲーム側の陳列は終わったのか?」
新人「…ッ!…(こういうときにだけ店長特権使いやがって。このロリコンエロ店長が)……あ、いえ。
   ちょっと、行ってきます(これが終わったら、絶対乗り込んでやるwww)」
客女(何気にスルーされてる!?Σ(゚Д゚,,))
店長「(まだまだ青いな若造( ´ー`)y─┛~~~~)…さて、と。
   じゃ、早速お前さんの 愛 の こ も っ た チョコでも頂くとするかな。
   折角なら、全身チョコレートを塗って来て貰っても、俺としては構わn(ry」
客女「こぉの、エロ店長があぁぁ!!11!!ゴ━━ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノ━━ルァ!!」
   つーか、愛なんか入ってねぇよヽ(`Д´*)ノバーヤバーヤ」


297:291
07/01/27 10:48:29
頭に生卵を乗せたら目玉焼きが出来そうな勢いで、顔を真っ赤にしつつ憤慨する客女の様子を
楽しそうに横目で眺めながら、スタッフルームへと入っていけば、早速包みを開き、ひとくち口に運ぶ店長。
神妙な面持ちで見守る客女の顔を、面白そうに見つめながら

店長「………ん。まぁ、俺としては、甘味が強すぎる気もするが…
   はじめてにしては、よく頑張ったな。偉いぞ?」

店長の言葉に安心したように息をつく客女の様子に気付けば、
くしゃり、と客女の前髪を撫でながら呟き。
安堵のあまり、お腹からくぅ、と空腹を訴える音がスタッフルームに響いてしまう。
慌ててお腹を押さえる客女とは対照的に、ケラケラと笑い声を上げる店長。

客女「……ッ!……(うわ、こんなときに鳴るなんてもうだめぽorz)」
店長「いやー、お前さんのお腹は素直でいいなwww……何なら食べるか?」

ひょい、とチョコをひとつ摘み上げれば、相手の口元近くへと差し出す店長。
それがさも当然といった様子の店長に、すっかり狼狽する客女。

客女「ちょwww店長、これって……(アーン状態ktkrwwww)」
店長「何だ、食べないのか?(´ー`)」
客女「あああえええいい頂きますッ!………っ!……(ちょwww今の、指っ!?)ごごごごめんなさ(ry」

慌てて店長の指に挟んであるチョコを食べようとしたら、
慣れていないのか、うっかり指まで軽く噛んでしまい。
チョコを味わう余裕もなく、米搗き飛蝗のように頭を下げる客女。
先程客女が噛んでしまった指を軽く舐めつつ、
気にするなといった様子でもう片方の掌をひらり、と振った後。
不意に悪戯を仕掛ける子供のような表情を浮かべ、

店長「何なら………お前さんの舌で…消毒してくれても、構わないんだぞ?」


1.消毒する
2.しない


298:291
07/01/27 10:49:15
>>1.消毒する

客女「……いいですよ?」

いつも振り回されっぱなしの状況に腹が立ってきたのか、努めて冷静さを装いつつ切り返し。
噛んでしまった指に手を伸ばし、口に含もうとすれば、
いつもと体制が変わったことに、驚いたように眼を見開く店長。

店長「……っ…!…な……お前、さん………わ、悪いが仕事が入っているから、俺はそろそろ行くぞ?」
客女「……あ、はい……(もしかしてフラグ失敗?(´・ω・`) )」

口元を掌で押さえ、慌てたようにスタッフルームを後にする店長の頬が、
わずかに紅潮していたことに、客女が気付けたかどうかは定かではなく。


スチル「フィンガーチョコレート?」


なんかエロヘタレな店長でスマソ。

299:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 11:20:06
萌えたwww
店長えろいよ店長なのにヘタレだよ店長

300:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 14:51:02
店長エロスwwwつーか消毒する寸前の客女を想像して悶えたwww

301:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 16:17:30
GJ!
店長イイヨイイヨー。

302:291
07/01/27 18:18:53
>>299-301
レスありが㌧(つД`)
ちなみにスチルは追加ディスクで出現です。
三枚スチルなのすっかり忘れててスマソ。

GSみたいに、ときめき状態で義理チョコ贈ったときの反応とか
禿しくミタスとか思ってしまう漏れはもう末期かもしれないorz

絵板の従兄髪切りネタ投下。
従兄のイメージ壊れそうなら華麗にヌルーで。



従兄「きゃーくーおーんーなー♪ 」
客女「うっさい、ノックくらいしろwwwつーか、今積みゲ崩ししてるから無理。」
従兄「相変わらずつれないなー。だが、そこが 萌 え る な
   (*´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア 」
客女「勝手にハァハァすんなゴ━━(#゚Д゚)=○)`Д)、;'.・━━ルァ!!
   ……って、あれ?…従兄、髪伸びてない?」

先制パンチを喰らわせようとした途中で、従兄の前髪が異様に伸びていることに気付くと、
よくぞ聞いてくれたとばかりに、眼を輝かせる従兄。

従兄「ああ、これ?…なかなかカッコイイだろー。
   なんだかオダギ○ジョーとか山○ーみたいじゃね?(゚∀゚)アヒャ」
客女「どの口が言ってるんだどの口があぁぁ!!11!!」

思わずコントローラーを放り出し、従兄の口の両端を思いっきり引っ張ろうとする客女。

従兄「ひゃはいひゃはいッ!………ったく少しは冗談だって気付けよwww
   今金欠だから、床屋ケチってるの」
客女「(;一_一)……どうせ、限定版ギャルゲでも買ったんだろうがwwww」
従兄「やっぱり予約特典の魔の手には敵わな……って、おまいも同じ穴のムジナだろうがwww」
客女「サーセンwwwww」
従兄「そういうわけで……これ。宜しくな?」

引っ張られた頬を擦りつつ、目の前に取り出したのは、髪切り用のハサミ。


303:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 18:19:32 i+PIJ3dw
客女「ちょwww漏れがそんなこと出来るわけn(ry」
従兄「ダイジョブダイジョブ。ワタシ、アナタノコト、シンジテルネー♪」
客女「(こいつ…私が切るまで、ここに居座るつもりだな('A`))
   ……余計酷くなっても、知らないからね?」

客女の反論も聞く耳持たずといった様子で、座り込んだかと思えば、
律儀に穴の開いたビニール袋をすっぽりと被る従兄。
まるでてるてる坊主のようなその姿に、溜息をひとつ漏らせば、従兄の手からハサミを受け取り。
じっと眼を伏せたままの従兄を、やや緊張した面持ちで見つめ。

客女(こうやって改めて見たことなかったけど、
   従兄ってきれいな顔立ちしてるよなー……って何考えてるんだ漏れ!Σ(゚Д゚,,)
   所詮 二 次 元 萌 え ギ ャ ル ゲ 男 だぞコイツは!)
従兄「………客女?」
客女「のわあッ!……ッ……ぁ………(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ」

前髪に触れつつ、従兄の睫毛の長さに思わず見とれていると、唐突に目を開ける従兄。
驚きのあまり思わず手にしていたハサミを動かしてしまい、瞬間、バッサリと長い髪が床に落ち。
頬が引きつるのを感じながら、ゆっくりとした動きでその髪を拾い上げる従兄。

従兄「………………きゃーくーおーんーなー?^^^^^^^^」
客女「あわわわッ…や、これはこれでカッコイイよ。………………多分。」
従兄「その、後ろ手に隠している鏡を見せろ?^^」
客女「え?漏れは何もm(ry」
従兄「そんな嘘をつくヤシはこうしてやるッ!」

304:291
07/01/27 18:20:25
冷や汗が流れるのを感じながら、咄嗟に近くにあった鏡を後ろ手に隠せば、
わきわきと手を動かしつつ、ニラニラした笑みを浮かべながら近寄ってくる従兄。
瞬間、脇をこちょこちょと擽られ、笑い声を漏らしつつ必死に鏡を死守しようとすれば、
そのまま床に倒れこむ形になってしまい。

客女「………ッ!…」
従兄「……ぁ………」

丁度従兄が押し倒すような格好になってしまい。
すぐ近くにあるお互いの顔に、しばし言葉を失ってしまい。
沈黙を破ったのは、従兄の短い溜息で。

従兄「………お前は……隙がありすぎるんだよ」
客女「…っ…な、何ソレ!?…それってどういう……」
従兄「嘘をついた罰だ」

客女の言葉を打ち切るように従兄が呟けば、
掌で視界を塞がれた後、額に生暖かい感触が降りてき。

客女(ちょwwwいいい今のはチッス!?)

耳まで赤くなるのを感じつつ、慌てて掌を外せば、
堪えきれず腹を抱えながら笑い転げる従兄の姿。

従兄「いやーwww最高だな客女wwwwよし、その姿でバリカン買ってきて♪」
客女「なっ…なんで漏れがバリカン買っt(ry」
従兄「こんな髪型にしたのは誰だっけ?^^^^^^」
客女「………………行ってきますorz」

がっくりと項垂れつつバリカンを買いに行く客女の後姿を見送りながら
溜息混じりに小さな声で呟き。

従兄「…………次は、どうなるか…わからないかもな…………」

バリカンを買いに行った客女の額に「萌えビーム発射!」と書かれたハンコが
押されていることに気付くのは、随分後になるわけだが。


305:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 18:27:46
でこチューキタキタ━(゚∀゚)━ !!

306:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 19:39:43
>>302-304
店長といい、従兄といい本当にGJ!次も期待してます。

>>305
でこチューじゃないようなw

307:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 20:16:46
従兄髪きりイベントGJ!!!

その後従兄の髪型がどうなったのか激しく気になります・・・・w
バリカンってことは・・・ぼうず?w

308:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 21:44:54
いや、五分刈り

309:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 23:34:25
分岐があると、つい話を考えてしまう……ヘタレだけど

>>297分岐

→2.しない

客女「な、な、なん………(なんてこといってるんですか!)」
真っ赤になって口をぱくぱくとさせる客女に、店長がわるのりする。

店長「遠慮しなくていいぞ?ほら」
ずいっと手を客女に伸ばす。

客女「な、なにすんですか!!!!(させるんですかぁぁぁ!)」
思わず悲鳴のような声が出る。
と、誰かが走ってくる足音の後にものすごい勢いで扉が開いた。

新人「客女さん!?どうしたんですか?………っ!」
駆け込んできた新人の表情が消える。
新人の目に映ったのは、顔を真っ赤にした客女。
その客女に手を伸ばしている店長。
そして店長の手はちょうど客女の胸元辺りにあり………。

新人「店長………何をしているんですか?」
店長「な、何って………(そういやこいつ居たな)」
新人「いいえやっぱり説明しなくて良いです」
にっこりと極上の笑みを浮かべて、新人が店長の言葉をさえぎった。
その笑みに、客女と店長の背筋に冷や汗が流れる。
そんなはずはないのに、一気に気温が下がった気がした。

客女「(な、なんかわかんないけど、すごく怖い…)」
店長「(な、なんだ?何を怒ってるんだ!?)ど、どうした?」
新人から客女と店長がどう見えるかなど、二人にわかるわけもなく……。

新人「どうした、ですって?」
あくまでも穏やかないつもの口調。だが二人には死の宣告に聞こえる。

新人「自分の胸に手を当てて考えてみたらどうですか?」
店長「いや、考えてもやましいことはしてない、と、おもうぞ?(か、からかっただけだし)」
新人「『と、おもう?』ですって?」
店長「い、いや、していない!してないぞ!(なんか知らんが、こいつの怒りを静めないと!)」
すぅーと新人が目を細める。
それに呼応するように、店長の顔が青ざめる。

客女「し、新人くん……、なに怒ってるの?(このままじゃ店長が殺される!)」
客女がおそるおそる新人に話しかける。

新人「客女さんは何も心配しなくて良いですよ、すぐにコレを消して差し上げます」
客女にはいつものような優しい笑顔を向け、物騒なことを言う。

客女「いやいやいや、消しちゃったら新人くん刑務所行きだから!(じゃなくってぇぇぇ!!)」
言いたいのはそういうことではないのだが、客女も自分で思っている以上にあわてている。

新人「客女さん、僕の心配をしてくれるなんてうれしいです。でも安心してください。ばれるようなヘマはしません」
客女「(こ、こえ~~~~!って、本当にヤバいよ!)い、いや、別に店長何にもしてないから!」
その後に、消毒うんぬんがあったのはあえて伏せる。

310:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 23:34:56
続き

新人「コレをかばうんですか?」
店長「ちょ、おい、コレって……(俺は店長だぞ!)」
店長が横から口を挟むが、新人の一瞥に言葉を飲み込む。

客女「かばうも何も、私が間違って、店長の指を噛んだのが悪いんだし……」
新人「……指を……噛む……?」
新人の雰囲気が一瞬緩む。

店長「そ、そうだぞ?ただチョコを食べさせただけで……」
その隙に店長が口を挟む。

新人「たべ、させる、ですって?」
新人の目に剣呑な光が宿る。

客女「(てんちょぉぉぉなに火に油そそいでるんですかぁぁぁぁ)そ、そうだ!」
客女は、店長からチョコレートの箱を奪うと、チョコレートをつまみ新人に差し出した。

客女「新人くんにも!はい、あーん」
客女は半分やけになって、新人の口元にチョコを持っていく。
と、新人の周りを包む冷気が霧散した。
今までのは幻だったのではないかと思うほど見事に。
そこに居るのはいつものわんこスマイルの新人。

新人「わぁ!いいんですか?客女さんに食べさせてもらえるなんてうれしいなぁ!」
にこにこと差し出したチョコレートを食べる新人に客女はほっとする。

新人「じゃ、僕も^^」
客女のチョコレートをひとつつまむと、客女の口元へ運ぶ新人。

新人「はい、あーん^^」
客女「あ、あーん……(こ、ここで負けるわけにはいかない!)」
新人の手からチョコレートを食べる。
そこで客女はふと思い出した。

客女「と、ところで……(そういえば)」
新人「はい?^^」
客女「お店は、いいの……?(すっかりわすれてたけど)」
新人「あぁ!忘れてました。もどらないと」
ぽんっと手を打って新人は何事もなかったかのようにスタッフルームを出て行った。

新人の足音が聞こえなくなるまで、客女と店長は息を詰めて……。
完全に足音が聞こえなくなって、二人で息を吐く。
お互い顔を見合わせ、思わずピシッと姿勢を正す。
客女「店長!任務無事遂行いたしました!」
店長「客女くんよくやった!」
ははは、と二人で乾いた笑いを交す。

客女「(新人くんだけは、怒らせないようにしよう)」
店長「(あいつは怒らせないほうがいいな)」
客女「ところで……、なんで新人くん怒ってたの……?」
店長「さぁ………」

客女と店長の中に大きな疑問をのこしたまま、バレンタインは終わった。


     スチル:バレンタインの悪夢

なんか、いろいろスマソ

311:名無しって呼んでいいか?
07/01/27 23:55:55
↑書き忘れた、追加ディスクです!

312:名無しって呼んでいいか?
07/01/28 00:35:06
>>309-310
GJ!色々な話読めるのは嬉しいよ、良かったし
新人もいいが客女と店長のやり取りが好きだw特に最後の辺りとか

313:名無しって呼んでいいか?
07/01/28 02:37:35
>>291
クソ禿あがる程キャラのイメージ全員同じw
新人見た目は観月(テニ)で中身は弁慶だが。

314:291
07/01/28 06:44:06
>>309
自分では考え付かなかった展開を、他の人が考えてくれるのは、嬉しいですね。
本当にありが㌧。GJGJ!!!
個人的には新人最萌なので、禿しく萌えた(*´Д`)ハァハァ


>>313
ヽ(´Д`)人(´ー`)人(´Д`)ノ~♪ナカーマ
       ↑コッソリ店長w

…というわけで、そろそろナナシに戻りまつノシ

315:名無しって呼んでいいか?
07/01/28 13:37:14
久しぶりにきてみたら萌えの嵐ハァハァ
職人さんgjです

316:名無しって呼んでいいか?
07/01/29 00:11:18
いつもいつも最上級な萌えをありがとうございます。

317:名無しって呼んでいいか?
07/01/29 12:51:10
まとめサイトの登場人物ページ読んでたんだが、
新人って、主人公より年下設定なのな・・・w

今まで年上だとおもっとったわ。

そして、年下だと思った瞬間、新人の制服姿がみたk(ry

318:名無しって呼んでいいか?
07/01/29 16:18:12
店長に耳元に息を吹きかけられ「っぎゃああああああっ!?」と叫ぶ羽目になったり
新人や従兄に背後から近付かれ
「うっぎゃぁぁぁ!!??」とか「のわあッ!……ッ……ぁ………(゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャ」とか
客女はドジッ娘と言うより、激しくうっかり者という新しい属性のヒロインだw 自分の最萌えw

髪型・髪色をそれぞれ4~5種から選べて
それがスチルに反映するシステムなんてあったらいいなと思うが
自分の場合、基本的に主人公に自己投影は出来ないし
何より客女ほどクオリティの高い会話できないからw やっぱり普通に萌えてそうだwww

319:名無しって呼んでいいか?
07/01/29 17:18:04
そういや客女の誕生日イベントは無かったなと(たしか)小ネタ投下
(何月何日かわからないので、季節等わかるものは排除しております。)


~ある日の出来事~

女友「ねえねえ、客女!」
客女「ん~?」
女友「あんたの誕生日、来週の日曜日じゃん?」
客女「…誕生日?」
女友「あんた、自分の誕生日わすれてんの?wwww」
客女「そんなこと無いよーwww(忘れてたwwww)」
女友「ほんとに?wま、いいけどww」
客女「で、私の誕生日がどうしたよ?」
女友「いやー、いつも学校帰りにケーキとかおごってたけど、今年はムリじゃん?」
客女「あー、うん」
女友「だから、今日の帰りケーキ屋よってこw」
客女「アンタ、ダイエット中じゃなかった?
   新作ケーキ食べたいがために私をダシにするの?www」
女友「あ、バレた?wwww」
客女「ま~、もちろんおごりなんだろうから、いくwwww」
女友「そう来なくっちゃ!ww」

眼鏡「(客女の誕生日は来週の日曜日なのか……)」
聞こえてきた会話になにやら思案する眼鏡の姿があった。

  ・
    ・
女友「あー、ケーキおいしかったね!」
客女「うん、ごちそうさま!あ、私ゲーム屋よっていくわww」
女友「あんたも良く飽きないねえwそんじゃ、また学校で」
客女「うん、また~」

新人「あ!客女さんいらっしゃい^^」
客女「あれ?来週の日曜日、店休みなの?」
店の前に張られた貼紙に、客女は首をかしげる。

新人「ええ、なんでも建物の電気系統の総点検をするらしいんです」
客女「へぇ……日曜日ってかきいれ時じゃん?大変だねえ」
新人「店長は、頭抱えてましたね^^」
客女「あ、今日はこれにしよ」
新人「はい、ありがとうございます」
客女からソフトを受け取り、レジへ向かう新人。

新人「あ、先輩、ちょっとどいてください^^」
店員「ん?…って、おい押すな」
レジに入っていた店員を押しのけ、新人は客女のソフトを精算する。

320:名無しって呼んでいいか?
07/01/29 17:19:31
続き

新人「あ、客女さん、ポイントカード持って来てますか?」
客女「あ、うん、もってる。ちょっとまって」
サイフからポイントカードを取り出し渡そうとした客女の手から、カードが落ちた。
カードはレジを追いやられた店員の足元に滑っていく。

客女「あ……」
店員「おい、なにしてんだ……ん?お前、今月誕生日じゃん」
カードを拾った店員が、誕生日記入欄をみて言った。
ここのカードは誕生月だとポイントが2倍、誕生日当日だと3倍のポイントがつく。

新人「そうなんですね?それじゃポイント2倍です^^」
ピピッと端末を操作して新人がポイントをつける。

客女「そうだったんだ、ありがと~」
新人「はい、ありがとうございました。また来てくださいね^^」
店員「ありがとうございました」
二人に見送られ客女は店を後にした。

新人「(客女さんの誕生日は来週の日曜日、ですか)」
店員「(あいつの誕生日、来週か……)」

そして、なんとなく出るタイミングを逃した店長もスタッフルームの影で考え込んでいた。

  ・
    ・
客女「(さて、早速買ってきたゲームを……)」
ほくほく顔で部屋に戻ってきた客女はゲーム機に電源をいれる。
と、ばたばたと聞きなれた足音が響く。

客女「(あ、嫌ヤカン……)」
従兄「客女ぁぁぁぁぁ!!!……あっれぇ?」
部屋の中は薄暗く、客女の姿も無い。

従兄「帰ってきたと思ったんだけどなぁ??
  (もうすぐ誕生日だから、ケーキのリクエスト聞きにきたのに…)」
首をかしげながら従兄が戻っていくのを、ベッドの陰に隠れたまま息を潜めてやり過ごす。
客女「(今からめくるめく2次元の世界を堪能するんだ、邪魔されてたまるか!)」

それぞれの思惑が交差する客女の誕生日であった。
各ルートへ分岐


ビモーなネタ振りスマソ 

321:名無しって呼んでいいか?
07/01/29 18:00:14
>>320
イイヨイイヨー
誕生日イベは期待したいもんね

322:名無しって呼んでいいか?
07/01/29 20:01:31
分岐キタキター。従兄で書いてみたけど、他に従兄書きたいって人いたら
遠慮せずどんどん書いてホシス

>>320
従兄「…苦手なケーキ買って行くのもあれだし、やっぱりゲームのほうがよくね?
うはwww天才wwwwww」

-----

誕生日当日。
客女「さて今日は誕生日。今日ぐらい、だらだら過ごしたっていいよね」
従兄「誕生日おwめwでwとwうwwwwww」
客女「ギャーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!いきなりでてくんなwww」
従兄「そんなに驚くなよwww俺は客女の誕生日を
ありとあらゆる手で祝いたいのに…っ!」
客女「『…っ』とかキモイwww従兄のくせにwww」
従兄「…( ゚д゚ )」
客女「アハハ、冗談だよ。やっぱり祝ってもらえると嬉しいね。ありがと。」
従兄「気が利く俺からのプレゼントは工画堂の某ゲームだ。俺の清き明き心もセットになってるぞ!」
客女「!!!!!!まさか、ついつい後回しにしちゃってまだ買ってなかったパレドゥ…」
従兄「AS・ラビィ☆愛蔵版おkwww」
客女「…('A`)」

323:名無しって呼んでいいか?
07/01/30 18:42:36
GJ!
従兄それ、自分がほしいやつじゃn(ry
従兄から自分がほしいソフトプレゼントしてもらうには、
ときめかせないとだめなんだ!と思った自分は末期かもしれん…


324:名無しって呼んでいいか?
07/01/30 21:56:08
ってことは

ギャルゲー→RPG→乙女ゲー

と変わっていくんだなw

325:名無しって呼んでいいか?
07/01/31 06:29:30
もしくは
一年目→ギャルゲ
二年目→RPG
三年目→乙女ゲ

とか?w

326:320分岐 新人ルート①
07/01/31 10:26:24
>>317みて思い浮かんだので誕生日ネタとあわせてみた
かなり長くなってしまったスマソ

>>320分岐 新人ルート

<客女誕生日二日前の金曜日>

女共と校舎から校門への道をたわいも無い会話を交わしつつ歩く客女。
最初にそれに気づいたのは女友。

女友「あれ?あの制服、隣の学校じゃん?」
客女「ん?あ、本当だ」
女友「だれかまってるのかな?彼女とかww」
校門のところで人待ちをしているらしい人物に校門を通り過ぎていく女子が黄色い歓声を上げている。
このあたりで一番ランクが高い学校の制服は否が応でも目を引く。

女友「なんか、かっこいいみたいだね。早く近くに行ってみよww」
客女「え~、どうでもいいじゃん」
女友「あんたホントに二次元しか興味ないんだねぇ……だからカレシできないんだってw」
客女「そんなん、オマイにいわれたくないw」
??「客女さ~ん」
女友「あれ?」
客女「ん?」
女友「ちょ、あの人アンタのこと呼んでるよ!?」
客女「まさかwww隣の学校に知り合いいないよwwww」
女友「でも、ほら……」
??「客女さん!」
客女「ぬ……?」
今度は客女にも聞こえた。

客女「ホントに知り合いなんていな……げっ!」
ぶんぶんと手を振る人物を良く見ると新人だった。

新人「客女さ~~~~ん」
女友「アンタ!いつの間にあんなイイ男捕まえてるのよ!?」
客女「誤解すんな!あれはゲーム屋の店員だ!(てか、はずかしい!!!)」
真っ赤になった客女はダッシュで新人のところへ走るとその口を塞いだ。

客女「大声で人の名前叫ぶなぁぁぁ!恥ずかしい!」
女友「いまその状況のほうがよっぽど恥ずかしいと思うけど……?」
客女の後からついてきた女友が冷静に突っ込みを入れる。
隣の学校の男子の口を思いっきり両手で塞いでいる女子の姿。
言われて客女は、ますます真っ赤になり手を離す。
そして、不機嫌この上ない顔と声で新人に向かう。

327:320分岐 新人ルート②
07/01/31 10:27:01
客女「……なんでこんなとこいんの?」
新人「デートのお誘いに来ました^^」
客女「へ?」
女友「ええぇぇぇぇ!?」
にこにこといつものわんこスマイルで新人。
そしてその言葉で客女よりも過剰反応している女友。
そんな女友を思いっきり叩いて、客女は頭痛のする頭を抑えた。

新人「あさっての日曜日、客女さんお誕生日ですよね?」
客女「まぁ、うん……」
新人「お祝いしましょう!二人で^^」
女友「うん!するする!」
客女「ちょ、おま、なに勝手に返事してんの!?」
本気であわてる客女の腕をグイっとひっぱり、女友が小声でささやく。

女友「あんた!こんないい物件そうそう転がってないよ!?顔良し!頭良し!性格もよさそう!
   ゲーム屋の店員ってことは、アンタの趣味趣向知った上で誘ってきてるってことでしょ!?」
客女「いや、まぁ、そうかもしれないけど……」
口ごもる客女をほおっておいて、女友は新人に向き合う。

女友「私が責任をもってデートに行かせますから!」
その言葉に、新人がちょっと困惑したように客女を見る。

新人「えーっと、良いんですか?」
女友「いいのいいの」
客女「……仕方ないなぁ」
ため息をつきつつ、客女は新人に頷く。
新人がパッと笑った。

新人「ありがとうございます!日曜日11時に家に迎えにいきます!」
新人は言うとバイトがあるからと走っていってしまった。
それを見送って、客女は大きくため息をついた。


<誕生日当日>
11時ぴったりに客女の家のチャイムがなった。

女友「はーい」
客女「コラ!ここはオマイの家か!?」
嬉々として玄関を開けに行く女友に客女はため息をつきつつついていく。
今日は女友に9時に家に押しかけられた。
問答無用で着替えをさせられ、髪型まで整えられ、さらに薄く化粧までさせられた。
朝からぐったりの客女はのろのろと玄関へ歩く。

新人「あ、客女さ……ん………!」
女友「どう?」
目を丸くする新人と、得意げな女友。
何も言わずに固まっている新人に客女は不安になる。

328:320分岐 新人ルート③
07/01/31 10:27:52
客女「えーっと……やっぱり似合わないよね?うん……自分でもそう思うし」
その言葉に、新人が我に返ったように首を振った。

新人「いいえ!すごい似合っています!あんまり綺麗だから言葉にならなくて…!」
客女「そ、そう……?」
女友「そうそう、似合ってるんだから自信持っていってきなさい!それじゃ、この子をよろしくお願いします」
客女「オマイはオカンか!?」
女友に見送られ、二人は家を出た。


新人「面白い人でしたね」
客女「まぁ、悪い奴じゃないんだけどね…」
新人「でもあの人に感謝です」
客女「……ん?」
新人「おかげですごく綺麗な客女さんとデートできます^^
   あ、もちろんいつもの客女さんも大好きです^^」
客女「恥ずかしいこと言うな!」
顔を赤らめつつ、なれないハイヒールに意識を集中する。

新人「…靴大変そうですね。転んだら大変なのでつかまってください」
客女「ご、ごめん…(うぅ、もっとこういうの履いておくんだった(-_-;))」
なれない靴に四苦八苦する客女に、新人が手を差し出す。
いつもなら拒否するところだが、本当に転んでしまいそうなのでありがたくつかまる。
新人はうれしそうににこにこと笑いながら客女に合わせてゆっくり歩く。
他愛もない会話を交わしながら食事をしたり、移動しながらウィンドウショッピングを楽しむデート。
なれない靴の客女を気遣ってか、新人は余り歩かなくても良いようなコースにしてくれた。
ゆっくりといろいろな場所に回り最後に人気のケーキ屋さんでケーキを食べる。

客女「こういうデートは初めてだなあ(いやむしろ、デートほとんどしたことnry)」
ケーキを食べながら向かい合った新人に笑う。

新人「そうなんですか?楽しんでもらえたならうれしいです」
客女「うん……楽しかったかな」
客女の言葉にうれしそうに新人が笑う。
つられて笑い返すと思い出したように新人がポケットを探った。


329:320分岐 新人ルート④
07/01/31 10:28:30
新人「あ、忘れるところでした。はい、これプレゼントです」
客女「え?」
ケーキがすでにプレゼント扱いになってると思っていた客女は驚く。
手のひらサイズの小さな箱を渡され、客女は困惑する。

新人「家に帰ってからあけてくださいね^^」
客女「あ、うん。ありがとう」
ケーキを食べ終わって、店を出る。
ゆっくりと帰り道を歩きながら、ふと新人がつぶやいた。

新人「本当は、客女さんのお誕生日は祝いたくなかったんです」
客女「へ!?」
新人「だって、客女さんが誕生日になると、僕と年が少しだけ離れちゃうんです」
少し目を伏せた新人が言葉を続ける。

新人「客女さんがどんどん先に行ってしまう気がして、寂しいです」
客女「そんな事は……」
新人「えぇ、そんなの僕の勝手な思い込みです。でも……」
じっと見つめられて、客女は息をつめる。

新人「不安なんです。……なんで客女さんと同じ年に生まれなかったんでしょう」
ため息をついた新人は、すぐになんでもないことのようにわんこスマイルに戻った。

新人「気にしないでください^^ちょっとしたグチです」
客女「えー…っと(なんか言わないと……)」
客女はとっさに口走る。

客女「えっと、ほら、あれだ!あれ!女のほうが長生きするから、男は年下の方がちょうどいいんだよ!(ってぇぇ、あんまり関係ねえぇぇぇ)」
目を丸くした新人は、それからうれしそうに笑った。

新人「そうですね!……あ、もう付いちゃいました」
客女「うん、それじゃ。今日はありがとう」
新人「はい……あ、客女さん」
客女「?………!?」
玄関の扉を開けようとして呼び止めらた。
振り返ろうとして、後から抱きしめられる。

新人「絶対言えないと思ったんですけど、客女さんのおかげでいえます」
耳元で新人がささやく。

新人「お誕生日おめでとうございます」
それだけ言うと、新人は走って行ってしまった。
客女は、しばらく呆然と立ちすくんで、思い出したようにのろのろと玄関の扉を開ける。

客女「(そういえば、新人くん一回もおめでとうって言ってなかったんだ)」
ハイヒールで痛む足をさすりつつ、ベッドに転がる。
もらったプレゼントの箱を開けてみた。

客女「あ、かわいい……(新人くんに似てるかもw)」
あけてみると、子犬のピンブローチ。
首輪に綺麗な淡いピンク色の石が輝いていた。

      スチル2枚ゲット:「誕生日デート」「苦悩の果て」

長すぎスマソorz

330:名無しって呼んでいいか?
07/01/31 13:16:04
ぬおおぉおおー、新人萌えー!
それ以上に客女に萌えー!


女友は、客女たちを見送ったあと、客女の家で茶でもすすっていたのだろうかww

331:名無しって呼んでいいか?
07/01/31 13:41:28
GJ!イイヨイイヨー!

女友、お茶すすりながら「どうだった~?」みたいなw
家に従兄がいたらどうしてたんだろ…修羅場?

332:名無しって呼んでいいか?
07/01/31 14:53:44
従兄が来ても、女友にいいようにあしらわれて追い出されてるとオモw

333:名無しって呼んでいいか?
07/01/31 17:04:36
>客女「ぬ……?」

客女www流石だなwwwww

334:名無しって呼んでいいか?
07/01/31 17:33:38
GJ!新人いいな、可愛いな!
客女も新人も好きだがこれを読んで女友が大好きだと思った自分w

335:名無しって呼んでいいか?
07/01/31 17:48:24
バレンタインでもでてきたし、女友はもしや、レギュラー昇格!?

実は従兄と犬猿の仲で、客女が二次元に興味しか興味なくなったのが
従兄のせいだと思い込んでいる…とかいう設定だったら、禿げ萌ゆる。


336:名無しって呼んでいいか?
07/01/31 18:34:15
友女がいれば、ダブルデートイベントができるな!

友女はもちろん最初からカレシ付で。

337:名無しって呼んでいいか?
07/01/31 18:34:58
友女じゃねえ……女友だorz


338:名無しって呼んでいいか?
07/02/01 07:39:12
>>335
ソレイイ!(・∀・)

339:名無しって呼んでいいか?
07/02/01 12:25:43
女友、立ち絵化ケテーイ!!

それにしても女友、客女とくっついて欲しいのは眼鏡なのか?新人なのか??w

340:名無しって呼んでいいか?
07/02/01 12:37:24
>>339
あれじゃね?
そのとき一番客女と好感度高い人との仲を応援するw

従兄だった場合も、イヤイヤ応援。但し邪魔はするw

341:名無しって呼んでいいか?
07/02/01 15:11:59
女友大人気だな!>>336私もWデートイベント見たいw

そして>>320分岐 眼鏡ルート 投下

~誕生日当日~

客女「誕生日かぁ、あんまり実感ないなぁ」
ぶつぶつとグチを言いながら、客女はケーキ屋に向かって歩く。
客女「……大体なんで自分の誕生日ケーキを自分で買いに行かなきゃ行けないんだ?」
母に誕生日ケーキを買ってくるように言われたのだ。
客女「まぁ、自分の好きなケーキ買えるから問題ないっちゃないんだけどさ…」
ぶつぶつぶつぶつ。
客女「でも、良く考えたら私が食べたいケーキを聞いて自分で買いに行けばいいんじゃね?なんで、本人に買いにいかせるよ?」
ぶつぶつぶつぶつぶつ。

眼鏡「……君は独り言が多いな」
客女「…っにょわっ、たぁ!?……め、眼鏡!び、びっくりさせんな!」
急に声をかけられあわてて振り替えると、あきれた顔の眼鏡がいた。
眼鏡「ただ声をかけただけだ。普通はそこまで驚かないだろう?」
客女「……誰も居ないと思ってたんだよ!」
独り言を聞かれた照れくささに怒ったような顔で言う。

眼鏡「君は注意力散漫なんだ」
客女「はいはい、そうですね。……で、眼鏡なにしてんの?」
雲行きが怪しくなってきたので、強引に違う話題を振る。
眼鏡「あぁ、ちょうど君の家に行くところだった」
客女「私の?なんで?」
眼鏡「君の誕生日だと聞いてな。ちょうどいい機会だ、気になる店が出来たんだ。付き合ってくれ」
客女「は!?(何がちょうどいいの?)」
眼鏡「もちろん、僕のおごりだ」
客女「なに?また一人じゃ行きにくいような店なわけ?www」
眼鏡「そうだ。せっかく誕生日を祝ってやろうというのに不満でもあるのか?」
客女「ぜんぜん、お祝いムードじゃないよ、アンタ。それにケーキなら今から買って帰るから……」
眼鏡「だれがケーキだといった?まぁ、ケーキもあるだろうが……」
客女「…ふぅ~ん(まぁ、ケーキはすぐかって帰らなくてもいいか)」
眼鏡「どうする?嫌なら他をあたるが?」
客女「誰も嫌とはいってねぇwおごりなら行くwww」
眼鏡「そうか、では行こう」
ほっとしたほうに笑った眼鏡はスタスタと目的地へ歩き出した。
それを追いつつ、どんな店かとついていくと……。

342:名無しって呼んでいいか?
07/02/01 15:13:01
続いた

客女「ここ……?」
眼鏡「そう、ここだ」
かわいらしい外観、かわいらしい内装、かわいらしい制服の店員。
何もかもが、女性をターゲットにしています!といわんばかりだ。
客層も若い女性客が大半。
客女「(たしかに、これじゃ眼鏡は入りにくいわな…)」

窓際の席に通され、メニューを見る。
眼鏡「何を頼む?」
客女「えーっと…、眼鏡は決まってるの?」
眼鏡「ああ。これだ」
客女「ぶっ!?……げほげほ」
メニューをみて、眼鏡が指差したものを確認すると、客女は水も飲んでいないのにむせた。

眼鏡「……おい、大丈夫か?」
客女「げほっ、だ、いじょ、ぶ、げほげほ、て、マジそ、れ?げほ、頼むの?wwww」
眼鏡「そうだが?」
何か問題があるのか?といわんばかりの顔に、客女は笑って良いのかあきれて良いのか微妙な顔をする。
客女「いや、うん……、いいんだw私はこっちにするwww」
眼鏡「そうか」
眼鏡はちょうど通りかかった女性店員に注文を言う。

しばらくして女店員が商品を運んできた。
女店員「こちらレディースセットBでございます」
当然のように客女の前に皿が置かれる。
女店員「こちらは、本日のセットです」
そして、眼鏡の前に皿をおく。
女店員が居なくなってから、客女は盛大に噴出した。

客女「あはははははwwww」
眼鏡「こうなることはわかっていた」
眼鏡はそういいながら、客女と自分の皿を交換する。
客女「まぁ、普通そうだよなwwwww」
眼鏡「このセットのゼリーが食べたかったんだ…、単品では出していないから……」
そういいながら、早速ゼリーにスプーンをつける眼鏡。

客女「そうなんだwまあ、いただきます」
客女も本日のセットを食べ始める。
客女「うまい!」
眼鏡「そうだろう?」
得意げに眼鏡が言うのが妙におかしくて、客女は笑う。

343:名無しって呼んでいいか?
07/02/01 15:13:52
更に続いた

眼鏡「客女、誕生日おめでとう」
たべおわって、紅茶を飲んでるところに唐突に眼鏡に言われ、客女は一瞬きょとんとする。
客女「……あ、ありがとう(そういや誕生日だったな)」
眼鏡「それで、ずっと言いたいことがあったんだが…」
客女「ん、なに?」
眼鏡「最近気になっていたんだ」
客女「へ?(……な、なに?まさか告白タイム??www)」
眼鏡「誕生日だし、丁度いいと思ってな」
客女「ちょ、丁度いいって?(え?マジなの?)」
眼鏡「君自身は気にしていないかもしれないが、僕は気になって仕方がない」
そういいながら、眼鏡は小さな袋を取り出した。
眼鏡「というわけで、誕生日プレゼントだ」
客女「あ、ありがとう……?(話の流れが意味不明なんですけど!)」
商品をそのまま入れただけといった感じの、小さな包みを開けてみる。

客女「あ、かわいい…」
眼鏡「どういったものが好みか分からなかったから、君に似合いそうなのを選んでみた」
入っていたのは、紺色のヘアピン。控えめに花が浮き彫りになっている。
花の中心には、これまた控えめに深い紺色の石がはめ込まれていた。
早速つけてみる。が、眼鏡にダメだしされた。
眼鏡「それだと意味がないだろう。貸してみろ」
そう言って、客女からヘアピンを受け取ると、器用に客女の前髪をサイドにとめた。
眼鏡「これでいい」
満足そうに、眼鏡がいう。
客女「(あれ?視界が明るくなったような…)」
眼鏡「君の前髪が伸びているのが気になって仕方なかったんだ」
客女「なるほど…(そういうことか……って、なにがっかりしてるんだ私!)」
なんとなくがっかりする客女に気づかず、眼鏡は言葉を続ける。
眼鏡「それなら、学校にもつけていけるだろう?」
客女「うん、そうだね(でも、眼鏡がこういうヘアピン選んでる姿って…www)」
想像すると自然と口元が緩む。眼鏡はそれを好意的に解釈したらしい。
眼鏡「喜んでもらえたようで何よりだ。さて、君はケーキを買うように頼まれていたんだったな。そろそろでるか」
客女「あ、そうだった、忘れてた」
あきれたように眼鏡は客女を見たが、客女は気づかないふりをして店を出た。

眼鏡「それじゃ、僕は本屋によっていくからここで」
客女「うん、じゃ、今日はありがとう」
眼鏡「礼をいうのはこっちだ。付き合ってくれて助かった」
客女「助かったって…wそんな大げさなww」
眼鏡「いや、こんなこと頼めるのは君しか居ないからな」
客女「あははwまあ、おごりならいつでも付き合ってやるよ、それじゃ!また明日学校で」
眼鏡「ああ、また」
背を向けて歩き出そうとして、ハタと客女は足を止めた。

客女「あ、眼鏡!」
眼鏡「なんだ?」
客女「私しか頼める人いないのに「他をあたる」なんて言ったら次からつきあわないからね?w」
眼鏡「!?」
一気に真っ赤になった眼鏡に笑いながら、客女は今度こそケーキ屋に向けて歩き出した。


        スチルゲット:【君に送る花】

びみょーでスマソ

344:名無しって呼んでいいか?
07/02/01 15:14:39
あぁ、スチル名「送る」じゃなく「贈る」だよ(-_-;)

345:名無しって呼んでいいか?
07/02/01 18:02:18
いつの間にか女友達が登場していたorz
喫茶店が出てきたときと同じくらいの衝撃だ…逆ハーレムな生活が…生活が…
このスレが1のときから住人だったが、もう巣立つときが来たらしいな…


さよならage

346:名無しって呼んでいいか?
07/02/01 18:05:42
女友なら初代スレから居たが

347:名無しって呼んでいいか?
07/02/01 18:18:19 jXN7o7PH
しかも女友はお助けキャラ的な存在だけど

348:名無しって呼んでいいか?
07/02/01 18:18:56
>>346
さほどメジャーじゃなかったからジャマイカ?
しかし久しぶりに上がってんの見たwww

349:名無しって呼んでいいか?
07/02/01 18:26:48
2chは厨房の集まりだな。
そうゆうのはヌルーすんのが普通だろ。

350:名無しって呼んでいいか?
07/02/01 18:52:11
眼鏡の誕生日イベGJ!だがなんだか眼鏡よりも客女に萌えたw

351:名無しって呼んでいいか?
07/02/02 11:53:02
誕生日 >>320分岐 オールキャラ鉢合わせ√投下
この√は好感度が全員平均的&特定の過去のイベントを見た
&追加ディスクインスコしている場合に発生します(うそ)

客女「(誕生日こそ二次元マンセー!新たな私は最萌から始まる!)」
ほくほくと最萌キャラを落とすべく、ゲーム機の前に座る。

??「………!」
??「…………!」
客女「ん?ケンカか?」
なにやら外が騒がしい。
客女「ま、どうでもいい……む?」

  ぴんぽ~ん

無視しようと決めたとたん、チャイムがなった。
客女「(あ~、オカンさっき出かけるって言ってたっけ)マンドクセ…」
のろのろと立ち上がり、玄関へと向かう。

??「……!なに勝手に入ろうとしてるんですか!?」
??「なにって、いつものことだもんw両親公認だしぃ~ww」

客女「ん?(なんかイヤな予感がする)」
忘れたくても忘れられない聞き覚えのある声。

  ぴんぽ~ん

このまま居留守を使ってしまおうかと思ったが、またチャイムがなった。
??「あんまりならすと、客女不機嫌になっちゃうよ~?w」
??「アンタみたいに勝手に家に入るほうが、どうかとおもう…」
客女「んん?(なんか声増えてる)」

客女は恐る恐る、玄関の扉を少しだけ開けて見る。
案の定そこには、店員、新人、従兄が立っている。
新人「あ、客女さん!おはようございます^^」
真っ先に新人が気づいて、わんこスマイルを向けてくる。

客女「なにしてんの……?」
従兄「俺が、今日くる理由なんてひとつよ?w誕生日おめっとー、客女ww」
新人「誕生日のお祝いに来たんです!良ければ一緒に出かけませんか?^^」
店員「誕生日なのに誰にも祝ってもらえないんじゃ可哀想だと思ってきてやった」
新人「先輩、それなら心配無用です。僕が祝いますので、どうぞお帰りください^^」
従兄「俺が祝うから大丈夫よwwアンタかえっておkwwwww」
店員「………っ!(あぁぁぁぁしくじったぁぁぁぁorz)」

眼鏡「……ずいぶんとにぎやかだな」
客女「眼鏡!?」
新人「ん?(誰です?)」
新たな人物の登場に、一瞬眼鏡に視線が集まる。
眼鏡はそれに動じる様子もなく、静かに一行を眺めている。

従兄「あ!事故チュー野郎!なにしにきた?」
客女「従兄!人が忘れてるのに思い出させるな!!」
新人「事故チュー…ですって?あなた誰です?」
店員「(図書館のときの……唇が触れたとかって、そういうことか)」
眼鏡「そう、事故だ。気にすることではない。
   誰かといわれれば客女くんのクラスメイトだが?
   そして、何をしに来たかという質問だが…、客女くんの誕生日だから祝いに来た。
   また付き合ってくれ、いい店を見つけた」
浴びせられた、質問に答えつつ眼鏡は自分の用件もちゃっかりと言う。

352:名無しって呼んでいいか?
07/02/02 11:54:03
その2

新人「また?(何度も客女さんとデートしてるってことですか!?)」
店員「(クラスメイトだったのか!コイツが一番のライバルか?)」
従兄「だめだめ!客女は今日俺とケーキたべるんだから!あんたはお呼びじゃないよw」
新人「何いってるんですか?客女さんは僕と出かけるんです!」
店員「いや、俺と……」
新人「あ、先輩はどうぞお帰りください」
従兄「あれ?アンタまだいたの?」
店員「………」
店長「誰とでかけるか決めるのは君たちじゃないだろう?」

客女・店員・新人「店長!?」
眼鏡・従兄「(誰だ?)」
店長「おまえたち、こんなところで騒いでいたらご近所様に迷惑だぞ」
従兄「そうそう、だからみんなさっさと帰ってねww」
新人「あなたも帰ったらどうですか?^^」
店員「というか、店長、なぜここへ?」
店長「ん?決まっている。彼女の誕生日のお祝いにきた」
新人「店長、店はいいんですか?点検だっていったって、店に一人は居ないといけないでしょう?」
店長「あぁ、それなら問題ない。他のヤツに頼んできたから」
眼鏡「それで、君はどうするんだ?」
周りの騒ぎを気にする様子もなく、マイペースで眼鏡は客女へ話しかける。

従兄「コラ、おまえ!モノには順番ってものがあるでショ?最初ココに来たのは俺よ?」
新人「何言ってるんですか?あなたと僕は同時にここに付きました!」
眼鏡「そこの、おっさんが言ったように決めるのは、客女くんだ」
店長「おっさん………」
眼鏡「で、客女くんは誰と出かけたいんだ?」

客女「…………」
視線が客女に集まる。
客女は無言で玄関を締め鍵をかけた。

客女「今日は最萌くんを落とすんだ。オマイらに付き合ってる暇はない!」

こうして、客女の誕生日は終わった。

         スチルゲット:「誕生日バトル」


出番少ないキャラ萌の人スマソ

353:名無しって呼んでいいか?
07/02/02 12:21:30
GJ!不器用な店員に萌えた自分はへたれ好きw
個人のイベントも好きだがこうやってわいわいしてるのも好きだな
そして悩んだ様子も見せずに二次元を選ぶ客女に惚れたw

354:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 09:32:09
本当は新人√にしようか迷ったが、あえて店長√にしてみますた(`・ω・´)
>>319分岐 店長√
嫌ならヌルー推奨。


客女「うはwwwやっぱりダイエットネタ最高ジャマイカ。病○イイヨイイヨー(´д`*)ハァハァ
   ……って、あれ?…もうないや。ちょっくら、買ってくるかな」

先程から傍らに置き、口に運んでいたお菓子が空になったことに気づくと、
どうしようかと一瞬迷うが、次の瞬間には財布を手に、外に出ており。

客女「…そういえば、今日誕生日だったなー。折角だからケーキでも……って、あれ…?…」

アーケードの入り口に差し掛かった時、見覚えのある背中が視界に入り。
隣には脚のきれいな女性が、楽しげに腕を絡ませている。

客女「……あ……あれって……ッ!……」

店長だ。
丁度後ろを向いている形になっているから、店長の表情までは見えないものの、
隣の女性が時折男性に向ける笑顔から、親しい仲であることは傍から見ても判る。
瞬間自分のなかに、暗く重たいものがコールタールのように駈け巡るのを感じた。

客女「……それにしても……」

綺麗な人、だったな。
ぽつりと消え入りそうな声で呟く。
自分よりも遙かに、大人の女性…だった。

店長は、自分よりもずっと大人の男性だ。
そういう人だっていたって、おかしくはないはずで。
恐らく店長は、こんな風に感じてしまう自分のことを、なんとも思っていないと感じると…

客女「……………ああーッ!!!なんかすっごく面白くないーっ!!11!!ヽ(`Д´)ノ 」

人目もはばからず叫んだかと思えば、ふと客女の頭にある考えが頭をよぎり。
ずんずんとある店に向かって脇目もふらず歩いていった。



355:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 09:32:49

女店員「………本当に、此方で宜しいのでしょうか?」
客女「いいんです」

迷いなくキッパリと言い切る客女に、不安げな表情を浮かべつつも、
頼まれた商品をテーブルに置けば、ペコリと頭を下げつつ後にする女店員。

客女「うはwww思ったよりスゴスwwwクオリティ高いなー(゚∀゚)アヒャ
   ……とりあえず写メでも撮っとこ」

目の前には通常の10倍以上の大きさのどら焼きがあり。
あまりの大きさに眼を丸くしつつも、記念撮影を済ませば、早速一口千切って口に運び。

客女「……ぁー…やっぱりこの○勝小豆の品の良い甘さが絶妙だわー。
   量は多くてもいい仕事してるネェー(*´д`*)ホクホク」

最初は悦に浸りつつ、スムーズに進んでいたどら焼きも、
3分の1を制覇した辺りから、雲行きが怪しくなり。

客女「やっぱり、罰金払わないと駄目かなー……(´・ω・`)」
???「お前さん、何やってるんだ?」

財布の中身と相談しつつ溜息をつけば、不意に聞き覚えのある声が頭上から降ってき。
顔を上げなくても、声だけでわかってしまう自分を恨みがましく思いながら、
再びどら焼きへと視線を向けつつ答える。

客女「見れば判るじゃないですか。……ジャンボどら焼きに挑戦してるんです」
店長「…へぇー…面白そうなことやってるじゃないか(´ー`)………隣、いいか?」
客女「………………や、です」

思わず呟いた声の冷たさに、自分でも驚いたのか、慌てて顔を上げれば、
そんなことは意に介さずといった様子で、向かいの席に腰を下ろす店長。

店長「…それにしても…今日中にお前さんに逢うことができて、よかったよ。
   家の人に聞いたら、さっき出掛けたって言うしな」
客女「どうして家を知ってるwwwww」
店長「…え?……ま、まぁ…アレだ。店長特権ってヤツだ。
   それより、家にいたのは…お兄さんか?……随分怖い顔して、こっちを見ていたが」
客女「………………orz(絶対従兄だYO!)」
店長「ま、ちゃんと”妹さんとは健全なお付き合いをしています”と
   伝えたから安心しろ?( ´ー`)y─┛~~~~」
客女「……ッ!……なんてこと言いやがるんだゴ━━ヽ(#゚Д゚)ノ┌┛Σ(ノ´Д`)ノ━━ルァ!!
   つーか、恋人いるくせにそんなこと言うなッ!ヽ(`Д´*)ノバーヤバーヤ」
店長「………………恋人?」


356:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 09:33:28
きょとんとした表情を浮かべる店長の顔を見て、うっかり口が滑ったことに気付けば、
しまった、といった表情を浮かべつつ、誤魔化すようにどら焼きを口に運び。
やがて合点がいったように、あぁ、と呟けば、肩を揺らしつつ笑い声を漏らし。

店長「お前さん…もしかして、さっき見ていたのか?あれはな…姉貴だよ、アネキ。」
客女「…………お姉さん?」
店長「姉貴の子供の誕生日が近くてな。アレ買ってコレ買ってって、たかられていた訳。
   玩具だとか結構大荷物で歩いていただろ?」
客女「…………………そういえば…」

確かに店長は荷物を抱えていた気がする。
女性の笑顔に気を取られて、すっかり気付けないままだったけれど。

店長「……もしかして…妬いていてくれていたのか?(´ー`)」
客女「…っ……ななななんでそんなk(ry」
店長「あははッ……やっぱり、お前さんは…可愛いな」

囁くような声で呟かれれば、不意に店長の指が此方へと伸び。
顎下へと添えられれば、指先で口元を拭われ。
そのまま、す、と手を引かれれば、ぺろりと指先を舐め。

客女「……ッ!……」
店長「…ん……小豆はいいものを使っているな。……しょうがないな。俺も協力してやるか」
客女「誰も協力してくれとは言ってn(ry」
店長「それ、全部食べられるのか?」
客女「……………お願いしまつorz」
店長「よしよし、素直でよろしい。……ま、俺としては、それ全部制覇してくれたほうが、抱き心地が良くn(ry」
客女「100回氏に晒せやゴ━━(#゚Д゚)=○)`Д)、;'.・━━ルァ!! 」


357:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 09:34:29

客女「……っげふ…も、お腹いっぱ……」
店長「…お前さんな。すこしは女らしいことは出来ないのか?」

どうにかして二人で制覇できれば、罰金だけは免れる形になり。
すこしでも刺激を与えられれば危うい状況のなか、
結局、店長の腕に掴まりつつ、頼りなく歩く形になってしまい。
ようやく玄関まで送り届けてもらえば、礼を述べつつ、ぺこりと頭を下げる客女。
そんな客女の様子に、やや呆れたような表情を浮かべつつも、気にするなとばかりに、ひらりと手を振り。
そのまま小さくなっていく後姿を眺め。

客女「(誰のせいでこうなったと思ってるんだYO!(゚Д゚#)ゴルァ)……ぁ…あれ…?…」

心の中で叫び声をあげつつ、家の中に入ろうとすれば、ポケットが異様な重さを感じることに気付き。
慌ててポケットの中を探れば、綺麗な包装紙に包まれた箱が顔を覗かせた。
瞬間、柔らかい香りが風に乗って運ばれてくる。

客女「…これって、もしかして……ッ!……ぁ……」

丁寧に包みを開けば、そこには愛らしいフォルムの香水が入っており。
手首に馴染ませると、一瞬柑橘系の爽やかな匂いが鼻を掠めたかと思えば、
肌に馴染ませるとそれは花の匂いから大人びた官能的な匂いへと変化していき。

客女「………店長が、選んでくれたのかな……」

ぽつり、そんなことを呟き。
その日の夜は、甘い匂いに包まれたまま眠りにつく客女の姿があったとか。


従兄「(ドンドンッ)きゃーくーおーんーなー♪俺の手作りのケーキ食べr(ry」
客女「(布団に入ったまま)うっさい!今甘い物は見たくないんじゃ(゚Д゚)ゴルァ!!」
従兄「(´・ω・`)」


従兄スキーな姐さん方スマソ。



358:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 10:01:21
GJ!
なんだか店長はどんどんかっこよくなってくなw

ところで、店員スキーなのに毎回姐さんたちのショボン従兄に萌えてしまうんですがどうしたら

359:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 10:09:31
>>358
実は当て馬ポジションに魅力を感じるタイプだったとか

360:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 18:20:05
店長GJ!
報われない従兄テラモエスwww

361:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 20:05:37
誕生日イベントコンプですな。皆さん乙です。
コンプしたばかりですが、この時期ならではのネタを投下させて頂きます。


客女「……憎い……この現世(うつしよ)が憎い……」
女友「(客女……珍しく静か……ってかダウナー系だな。どうしたんだろ?)」
客女「……いちまーい、にまーい……さんまーい……」
女友「ちょwwwww お岩さんktkrwwwww」
客女「一枚……どころじゃなく足りねぇよゴ━━(#゚Д゚)=○)`Д)、;'.・━━ルァ!! 」
女友「グハァッ!!!!!」
客女「……はっ!!! ゴメン女友ー!!!」
女友「良いパンチだな、貴様。……で、何が足りないの?」
客女「き、聞かれてたか。いやぁ、実は3月の発売ラッシュでお金が、さ。決算期が憎いわー」
女友「なんだ、そんな理由か」
客女「だって、合奏したいしタッチペンで触れたいしタイピングも捨てられないし王になったり馬鹿な生徒(オトコ)ほど愛しい!!」
女友「相変わらず脳内は二次元だらけッスねwwwww」
客女「サーセンwwwwww はぁ、馬鹿やってないで対策考えなくちゃ」
女友「それなら、貴様にコレを差し上げよう」

 きゃくおんな は アルバイト雑誌 を 手にいれた

客女「何故DQ風味!?」
女友「細かいこと気にしないで。さ、決算期までに稼げるバイト探そ」
客女「そうだね。うーん……どれにしようかな」

 ・ゲーム屋
 ・和菓子屋
 ・家庭教師
 ・ファミレス
 ・コンビニ
 ・やっぱりしない


今の自分の気持ちを客女に代弁してもらいつつ職人の皆様お願いします。
駄ネタなので受け付けない方はスルーお願いします。

362:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 20:14:05
ネタ㌧

でも、コンプはしとらんようなw

店員イベントマダー?

363:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 20:16:09
>>361

店員ルートがまだだも(つД`)

364:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 20:17:38
鉢合わせルートやったけど、店員ルートって王道過ぎて考えるの大変なんだよな…

だれか王道好きなひと、店員プリーズ

365:361
07/02/04 20:27:25
サーセンwwwww普通に店員スルーしてた。
お詫びに今からちょっと店員書いてくるわ

366:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 20:38:25
そのお詫びイイ!(゚∀゚)

367:>>320分岐誕生日イベ店員√ 1/3
07/02/04 21:25:15
できましたー。投下行きます。


誕生日当日

客女「……あー、何か昼とかに起きちゃったし。どうしようかなー。ゲームでもしてようかなー」

そう言いながら下に降りて食料を漁る客女。

客女「おかーさーん。居ないの?おかーさーん……あれ?」

いくら呼べども母親は居ない。そして不在の母親の代わりに食卓の上に書き置きがあった。

客女「何々?『お母さんお買い物に行ってきます☆誕生日プレゼントは一葉さんで我慢してね、ニャハ☆』
   うはwwwwww わが母親ながら果てしなくウゼェwwwww ま、この金で外ご飯でもするか」

防寒対策を万全にし、一葉さんを持って外に出る客女。と、その次の瞬間!!

店員「よう、お前今寝起きって顔してるぜ」
客女「悪いか。……って、何でアンタがココにいる訳?」
店員「誕生日を寂しく過ごしているお前を祝いに来てやったんだよ」
客女「えっ……(誕生日イベントキタ━(・∀・)━!!)」
店員「か、勘違いするなよ!こ、これは慈善事業だ、ボランティアな訳であって決してデートじゃないぞ!!」
客女「はいはいw(このツンデレめ)」

そう言いながら客女は店員に近づく。そして店員は顔を少し赤くしながら聞いてきた。

店員「あの、だな。まずお前どっか行きたい所あるか?」
客女「食事できる所で。駅前のカフェとか」
店員「良いぜ。じゃあ、行こ……」

言葉を言いかけて、店員の身体がグラつく。

368:>>320分岐誕生日イベ店員√ 2/3
07/02/04 21:26:16
客女「ちょwwwwwどうしたwwwwww」
店員「あんま大声出すな……頭に響く……」
客女「あんたまさか……」

手袋を外して店員の額に触れる客女。その熱さに思わずシャウトする。

客女「風邪ひいてるじゃない!! もしかして……」
店員「お前が早く起きればこんなに悪化しなかったっつーの」
客女「そりゃ悪かったわね。……立てる?」
店員「えっ……」
客女「私のせいなら、看病くらいしてあげるわよ。ほら」

店員を助け起こしながらそういう客女に、店員はいつもの意地の悪い笑顔で言った

店員「とか言って『看病イベント(゚Д゚)ウマー』とか思ってるんじゃねぇの?」
客女「病人を前にそんなこと思う訳無いでしょ。ったく、素直じゃないんだから」

家の玄関を開け、店員をリビングまで通す。救急箱にあった冷え●タを渡しながら言った。

客女「うがいする元気ある? まあ、無くても出来るだけするべきだけどさ」
店員「まあ、それくらいなら」
客女「ならした方が良いね。悪いんだけど休むのソファーで良い?」
店員「……あのウザい人は今日居ないんだな」
客女「ああ、従兄? 別に近所に住んでるだけだし、気まぐれにくるだけだよ。ほら、うがい!」
店員「ハイハイ」
客女「途中で倒れないように気をつけてねw」
店員「倒れるかバーローwwwww」

と、言いつつも壁に頼りながら洗面所にたどり着く店員。コップでうがいを済ませると再びリビングに戻る。

369:>>320分岐誕生日イベ店員√ 3/3
07/02/04 21:27:27
客女「はい、毛布。しばらくしたら起こすから」
店員「……」
客女「起きたらホットレモンでも作ってあげるから」
店員「ああ、サンキュな。折角のお前の誕生日なのに」
客女「(し、しおらしい態度(゚∀゚) イイ!)別に、帰ったらゲームしようと思ってただけだし……」
店員「相変わらず寂しい女だな。……ほら」

そう言いながら、小さな可愛らしい店員には不釣合いな箱を取り出してくる。

店員「わざわざ買ってやったんだから、付けろよな」

少しだけ弱弱しい笑顔を浮かべ、そのまま眠りにつく。受け取った客女はゆっくりと包みを開いていく。

客女「……わ、シルバーのネックレスだ。可愛いけど……高そう」

店員の少し疲れたような寝顔を見ながら客女は思わず呟く。

客女「これを買うために働いてぶっ倒れたってこと……ある訳無いかw」

立ち上がって大きく伸びをする。そして小さな声で決意した。

客女「とりあえず、ネックレスのお礼に看病でもしてやりますかね!!」


    スチルゲット:『素直な寝顔』




正直本文投下は初めてなので微妙かも分からんね。
が、店員派の姐さん方への罪滅ぼしになったでしょうか。改めてスマソ。

370:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 21:34:33
店員キターw GJ!
店員結構風邪ひいてるなw 案外病弱なのか?w

371:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 21:37:41
店員ごちそうさまでした!
いつも思ってたんだけど店員は貢ぎ体質なのか?w
ぜひ客女と幸せになってもらいたいもんだ

372:>>320分岐誕生日イベ店員√ 3/3
07/02/04 21:49:11
見返したらクリスマスにネックレス挙げてるじゃん店員!!!!!111111
しかもネタ被りとか……orz

>>370
高くて可愛いネックレスの為に無理して沢山シフト入れてたってことにしていて下さい


名無しに戻りますね

373:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 21:52:30
>>372
なるほどw

とりあえず、これでコンプしたね。

次のアルバイトネタも楽しみにしてるよ!
みんないつも萌をありがとう!
これからもがんばってください!!

374:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 23:18:09
店員ktkr
王道モエス!!

王道と言えば、転びかけたところを抱き止められたり事故チューしてみちゃったりラブレターもらったことを相談されてみちゃったり
とか来ないかなとつぶやいてみる

375:名無しって呼んでいいか?
07/02/04 23:41:33
>>374
事故チューは眼鏡としてなかったっけ?

376:名無しって呼んでいいか?
07/02/05 14:27:50
一番やりやすそうな和菓子屋で眼鏡√いってみる
眼鏡のイメージ崩してたらスマソ 

>>361 分岐 和菓子屋 眼鏡√

客女「和菓子屋、家から近いし時給もそこそこいいなぁ」
女友「どれどれ?あ、急募になってるね。これならすぐ働かせてもらえるんじゃない?」
客女「そうかも。早速電話してみよ」

<放課後>
客女「早速今日から来てくださいって……」
和菓子屋のレジに一人でぽつんと立っている客女。
客女「確かに、レジはすぐ覚えられた。うん簡単だった」
なんとなく釈然としないものを感じながら客女はぼんやりと店内を眺める。
客女「でも、レジ打つときがくるのか?」
そんなに忙しくないから、といわれ和菓子屋の女将さんは奥にひっこんでしまった。
客女「確かに、忙しくない。どころか、すごーーーーく暇なんですけど…」
客女がレジに立ってから30分、客は一人も来ない。
客女「ここ、バイト必要なの?」
ボーっと店内を眺めていると、チリーンと涼やかな音を立ててお客さんが入ってきた。

客女「いらっしゃいま……せぇぇ?」
入ってきた人物をみて思わず変な声を出してしまう。
眼鏡「………君?珍しいところで会うな(教室で話してるのを聞いて様子を見に来たんだが…)」
客女「えーっと、バイト始めたんだ……(あー、そうだよ甘いもの好きのこいつに遭遇する確立高かったんだ)」
眼鏡「バイト?君が?(まさか一人で居るのか?)」
ものめずらしいものでも見るように、眼鏡が客女を見る。
眼鏡「案外似合っているではないか」
客女「え?」
客女は自分を見下ろし、真っ赤になった。
客女「う、わ、これは!」
客女はパタパタと胸の前で無意味に手を振る。
眼鏡「ここの支給品だろう?何をそんなにあわててるんだ?」
客女「まぁ、うん、そうだけど(でも、まさか知り合いに見られるとは…)」
客女は自分の姿を見下ろしてため息をつく。
ここは服装は店に立つときに、割烹着と三角巾の着用がされていれば、中は何を着ていても良いということだった。
当然客女も今は割烹着に三角巾姿だ。
客女「(なんか、一生の不覚…て感じ)」

チリーンと音がして、新たにお客が来店したことを知らせる。
客女「あ、いらっしゃいませ」
眼鏡は入ってきた客のためにレジの前を空ける。
客女「お決まりでしたら、お申し付けください」
マニュアルどおりに対応する。
チリーンと、先ほどまでの静けさが嘘のように、次々とお客さんが入ってくる。
客女「(え、うそ!?急にいそがしく………!)」
客A「あまり甘くないのがいいのだけど、おすすめはある?」
客女「え!?(そ、そんな急にきかれても…)」
客B「ねえ、まだ?急いでくれない?」
客女「申し訳ございません、もう少しお待ち、ください(ど、どうしよう)」
あわてる客女の耳に、仕方がないな、というようなため息が聞こえた。

377:名無しって呼んでいいか?
07/02/05 14:28:24
続き

眼鏡「お客様、こちら甘さ控えめになっております。お茶だけではなくコーヒーにも良く合いますよ。いかがでしょうか?」
客女「(え!?め、眼鏡?)」
思わぬところからの助け舟に、思わず眼鏡を見る。
客女「(う、うそ……てかアンタだれ!?)」
視線の先には、にっこりと微笑みながらお客さん相手に話しかけている眼鏡の姿。
一瞬目が合う。「今のうちに」と、眼鏡の視線が後の客に向く。
客女「…あ、お決まりのお客様からどうぞ」
あわてて、後に並んでいる次の客に声をかける。
客C「羊羹をいただきたいのだけれど、良く出ているのはどれかしら?お土産にもっていきたいの」
客女「え……っと」
眼鏡「羊羹でございますか?羊羹でしたらこちらがお土産用に向いております。先方の好みがお分かりでしたら、お選びいたしますが?」
客C「あら、ありがとう。羊羹の好みはわからないけれど…よく番茶を飲む人なの」
眼鏡「それでは、こちらをお勧めいたします。よろしければ当店自慢の饅頭もいかがですか?番茶に良く合いますよ」
客C「そう?ではこちらと、そのお饅頭を10コください」
眼鏡「ありがとうございます。客女くん」
客女「あ、はい!えーっと、羊羹は1本でよろしいですか?……では5250円になります」
てきぱきと、客をさばいていく眼鏡に流されるように、客女もレジをこなす。

30分後、最後のお客が出て行くと、笑顔だった眼鏡がいつものむっつりとした顔に戻った。
完全に営業用の顔だったらしい。
客女「……眼鏡って、すごいんだね」
素直に関心する客女に、眼鏡はむっつりとしたまま言った。
眼鏡「たいしたことはしていない。それに僕はこの店の常連だ、ほぼ全部の商品を食べたことがある」
客女「(充分たいしたことだと思う……)…眼鏡って接客できるんだね」
眼鏡「失礼な…。僕は君よりずっと適応能力が高いと断言できるぞ」
言われ客女は言葉に詰まる。
客女「(う、確かにさっきの見たら、私のほうがヤバげ……)」
眼鏡「……だから君は目が離せないんだ(様子を見に来て正解だな)」
ため息をつきつつ言われる。
客女「(む!なんかむかつく…)…眼鏡もいつもああやって笑ってればいいのに」
眼鏡「なぜ仕事でもなく、楽しくもないのに笑わなくてはいけないんだ?」
客女「なんでって……笑ってたほうが…(断然かっこい……って、なに考えてる私!?)」
あわてて口からすべりでそうになった言葉を飲み込む。
急に無言になった客女に、怪訝そうな顔をしつつ眼鏡は時計を見た。
眼鏡「もうこんな時間か。僕は帰るよ、せいぜいがんばってくれ」
客女「言われなくても!」

チリーンと音を立てて眼鏡が出て行く。
それから少しして、客女は首をかしげた。
客女「そういえば、眼鏡、何もかって行かなかったな。何しに来たんだろう?」

心配した眼鏡がわざわざ様子を見に来たとは露とも思わない客女であった。


3月、客女は無事に欲しいソフトを手に入れることが出来た

378:名無しって呼んでいいか?
07/02/05 19:13:16
>>376-377 GJ!!
店長派の自分が完全に傾いた。
この眼鏡が今までの中で一番好きだw

379:名無しって呼んでいいか?
07/02/05 21:25:07
>>376-377
GJGJ!
さり気ない優しさがいいな眼鏡w
客女少しは気づいてやれよww

380:店長√1
07/02/05 21:34:27
GJ!
眼鏡の優しさが良いなぁ。

>>361、店長√書いてみた。
携帯及び初書きなので、無駄に長いけど投下。


→ファミレス

女友「あ、これなんか良いんじゃない?『週三日程。午後五時から十二時までで、三時間程度の方』だって」
客女「週三の三時間か。だったらゲームが出来るなw」
女友「……あんた…そればっかね」
客女「じゃ、早速電話してみようっと」


 ・
  ・

そしてバイト初日。
給料の良さについつい20時以降のシフトにしてしまったが、一番忙しい時間帯は過ぎているお陰か、大したミスもなく。

客女「(あ~、疲れた。でももうすぐ終りだし…。帰ったら速攻ゲームしよ)」

ぼんやりとそんな事を考えながらレジに立っていると、自動ドアの向こうに人影が。
リンゴーンと機械的な鐘の音と共に開かれたドアを潜り、姿を現したのは見知った人物で。

先輩店員「いらっしゃいませ~」
客女「いらっしゃいませえぇ?w」
店長「何だよ、その微妙な接客スマイルは」
客女「いや、だって……(何で店長が!?)」
先輩店員「お一人様ですか?」
店長「あぁ、喫煙席で」
先輩店員「かしこまりました。客女さん、ご案内して」
客女「あ、はいっ!(ちょっとちょっとぉ!)」

内心慌てるが先輩店員の目がギラリと光り、慌てて店長を案内し。
後ろを歩く店長の表情は何処か楽しそうでもあり。

381:店長√2
07/02/05 21:36:45
客女「こ、こちらのお席になりますぅwww」
店長「おー、見事に声が裏返ってんなぁ」
客女「うるさ…(っと! マズイマズイ。さっきから目ぇ光ってるよ、先輩ぃ)」
店長「バイトか。言ってくれりゃあ、ウチで雇ったのにw」
客女「(うるさいっ!ヽ(`д´)ノ こっちゃ仕事してんだよ!!)ご、ご注文の方はお決まりでしょうかぁ?www」
店長「ハンバーグプレートと食後にコーヒー。顔引きつってるぞ、お前さんwww」
客女「(ニヤニヤすんじゃねぇ!!) ラ、ライスとパンが選べますが…」
店長「ライス。あと、シーザーサラダも」
客女「ハンバーグプレートのライスにシーザーサラダ、コーヒーですね。以上でよろしいでしょうか?」
店長「おう」
客女「かしこまりました。少々お待ち下さいませ」

何とか注文を取り終えて戻り厨房に注文を伝え。
待つ事しばし。
用意された料理を手に、再び店長の元に戻れば、煙草をくゆらせる姿があり。

客女「お待たせいたしましたぁ…」
店長「おー、ご苦労さん。( ´ー`)y━┛~~~ そう言えばお前さん、何時上がりだ?」
客女「は?」

テーブルに料理を並べる手が思わず止まる。
店長を見れば、煙草を灰皿に押し付けながらニヤリと笑みを浮かべており。

店長「時間も時間だし、もうすぐなら送ってってやるよ」
客女「(送迎イベントキタ─(゚∀゚)─)…あ…十一時…(ボソボソ)」
店長「何考えてるか、手に取るように分かるなwww」
客女「なっ! 別に変な事は─」
先輩店員「んんっ!」
客女「(おっと、ヤバイヤバイ) ……以上でお揃いでしょうか?」
店長「おう。下の駐車場で待ってろ」
客女「(車・密室・二人きり! もしかしてフラグか!?(*´д`)ハァハァ) ……ごゆっくりどうぞぉ…」

先輩店員の眼差しは痛いが、ふと時計を見ると間もなく十一時。
ホールに一声掛けてスタッフルームに戻り、着替えを済ませると、言われた通り駐車場へと向かい。


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